風強まる(9月の虫たち ガ編 2/3)

 
 9:00頃から風が強まり始め、時おり竹林をざわめかすような突風が吹いています。

 昨日16日の日中は間断なく雨が降り、時間雨量の最大は6mmと大したことはありませんが、それでも16日7:00の降り始めから同日23:00までの16時間に39mmになりました。
 その後は今日お昼前にパラッきた程度で、とりあえずはホッとしています。

 ただ、台風18号は直撃にならなくても暴風圏は免れないようで、被害がないことを願うばかりです。




 この風ではチョウは翔べないだろうと思ってたら、弾丸状の体型のスズメバチが庭を元気に飛んでいました。^^;
 ガの続きですが、ガらしくない飛び物です。
 
 
ホシホウジャク(スズメガ科ホウジャク亜科 2017/9/5)
ホシホウジャク
 
(2017/9/13)
ホシホウジャク
 
(2017/9/15)
ホシホウジャク
 日にちは違っても、いずれも花壇のペンタスで吸蜜中です。
 ホウジャクの中では一番よく見かける種です。
 
 
オオスカシバ(スズメガ科ホウジャク亜科 2017/9/3)
オオスカシバ
 庭のブッドレアで吸蜜中です。
 翅が透けているのが特徴で、これもよく見かけます。
 
 
ヒメクロホウジャク(スズメガ科ホウジャク亜科 2017/8/28)
ヒメクロホウジャク
 庭のバーベナで吸蜜中です。これのみ8月の終わりのものです。
 ↑の2種とそれぞれ似通ったところがありますが、頭から胸にかけて暗めの黄緑色の毛で覆われていること、翅が透明でないことなどが相違点です。
 
 
コスズメ(スズメガ科ホウジャク亜科 2017/9/5)?
コスズメ
コスズメ
 夕方、庭のブッドレアで吸蜜中です。
 日中に翔んでいるのを見たことがありませんが、この日は曇り空で薄暗かったので姿を見せたのかも知れません。
 近縁のセスジススメとよく似ていてこの写真では識別し難いのですが、コスズメの可能性が大きいとの感触です。

 ホバリング中のホウジャクは飛翔撮影に最適な被写体だと思っていますが、猛スピードで翅を動かすので、1/4000程度のシャッタースピードで撮影しますが、明るくないとどうしても光量不足になります。
 
 
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昨日今日のチョウ

 
 朝方は18℃、陽が射したかと思うと薄曇りという一日で、最高気温は27℃でした。




 昨日はオニヤンマにぶっ飛ばされたので、昨日分も一緒にレビューです。
 
 
ナガサキアゲハ(♂ アゲハチョウ科アゲハチョウ亜科)
ナガサキアゲハ
 庭のブッドレアで吸蜜中です。
 少しスレが見え、脚や腹部は花粉まみれです。
 
ナガサキアゲハ
 右前翅に大きな引っかき傷がありますが、比較的青鱗粉は残っていて、青味がかった黒光りをしています。
 
ナガサキアゲハ
 翔び出しました。
 
ナガサキアゲハ
 花ガラがなければねぇ。(^^ゞ
 
 
ツマグロヒョウモン(♀ タテハチョウ科ドクチョウ亜科)
ツマグロヒョウモン
 朝、庭のロウバイの葉上でペタリ、目より高い場所なので手近の石に上がって撮影しようとしましたが、手ブレどころか身体ブレで諦めました。
 ピカピカで、今朝にでも羽化した個体のように思われます。
 
ツマグロヒョウモン
 ブッドレアのもっと高いところに移動し、吸蜜し始めました。
 
 
メスグロヒョウモン(♂ タテハチョウ科ドクチョウ亜科 2017/9/13)
メスグロヒョウモン
 これは昨日、庭のコクタンで180度超の開翅ですが、これも目よりかなり高くてこの程度の写真です。
 この秋の本ヒョウモンは、まだメスグロヒョウモンの♂しか見かけていません。
 
 
ルリタテハ(夏型 タテハチョウ科タテハチョウ亜科 2017/9/13)
ルリタテハ
ルリタテハ
 ジャノメ・ポイント南側で見かけました。
 ちょくちょく見かけるようになりましたが、まだ秋型は見かけていません。
 
 
コミスジ(夏型 タテハチョウ科イチモンジチョウ亜科 2017/9/13)
コミスジ
 庭の通路にとまっています。
 今季コミスジをよく見かけるようになった反面、昨季まであれほど見ていたホシミスジを滅多に見かけなくなりました。
 
 
キマダラセセリ(セセリチョウ科セセリチョウ亜科)
キマダラセセリ
キマダラセセリ
 昨日も今日も、石垣下のカラムシ畑で見かけました。
 
 
コチャバネセセリ(セセリチョウ科セセリチョウ亜科 2017/9/13)
コチャバネセセリ
 裏の畑のオミナエシです。
 手前はクマバチですが、お目当てのハチはさっぱり見かけません。
 
 
ダイミョウセセリ(セセリチョウ科チャマダラセセリ亜科 2017/9/13)
ダイミョウセセリ
 庭のシソが開花し始めると、早速飛来しました。
 一見では傷みが少ないようでしたが、右前後翅が破れています。
 
 
ムラサキシジミ(シジミチョウ科ミドリシジミ亜科 2017/9/13)
ムラサキシジミ
 ムラシ・ポイントで見かけました。
 傷みが少なく見えたので開翅してと念じました。翅裏の斑紋が薄いことの多いムラサキシジミですが、何故かこの個体は斑紋がほとんど見えません。
 
 
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オニヤンマ(9月の虫たち トンボ編)

 
 朝方は19℃、ヒンヤリ目のスタートでしたが、陽射しが厳しく最高気温は29℃でした。




 チョウでもそのほかの虫でも収獲があった一日ですが、何と言ってもこれです。
 
オニヤンマ(♂ オニヤンマ科オニヤンマ属)
オニヤンマ
 庭のメドーセージ(サルビア・グァラニチカ)に何か来てないかと見ていると、どこからかオニヤンマが飛来してとまりました。
 慌ててカメラを取りに戻り、何とか3枚撮影できましたが、この程度で逃げられました。

 8月下旬から、毎日のように飛んでいるの見かけていたのですが、やっとという感じです。
 
 
アキアカネ(♀ トンボ科アカネ属)
アキアカネ
 東の畑の崖上の里道沿いで見かけました。
 この写真の主役は、何と言ってもポーポーじゃないアケビの実ですね。
 
 
ノシメトンボ(♂ トンボ科アカネ属)
ノシメトンボ
 裏の畑で見かけました。
 飛んでばかりいるからか、ほとんど見かけません。
 
 
シオカラトンボ(交尾 トンボ科シオカラトンボ属)
シオカラトンボ交尾
シオカラトンボ交尾
 夕方、進入路沿いでチョウ探しをしていると、本日の掉尾を飾るためとばかりに姿を見せてくれました。
 足元から飛び立って、キバナコスモスの軸に横型?でとまり、更に進入路反対側の斜面で縦型?にとまるなど思ったより敏感でした。

 ところで、掉尾(とうび)を飾るが漢字変換できませんでした。本来の読み方は「ちょうび」で、ちょうびをかざるなら変換できました。
 慣用的には「とうび」が一般的なので、間違いではないそうです。知らなかったぁ。
 
 
シオカラトンボ(捕食 ♀ 2017/9/1)
シオカラトンボ捕食
 東の畑で見かけました。これだけが在庫です。
 複眼が毛だらけでどうなっているのかよく分からなかったのですが、ガを捕食中のためこうなっているようです。

 ところで、シオカラトンボの♀らしくない模様で、調べるとホソミシオカラトンボにソックリですが、ホソミシオカラトンボは南西諸島にだけ生息しているようですから、いくら私がずうずうしくてもそれと同定することはできませんでした。(^^ゞ
 更に調べて、やはりシオカラトンボの♀で決着しました。
 
 
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タグ: トンボ  交尾  捕食 

蛾の交尾(9月の虫たち ガ編 1/3)

 
 強い雷鳴でも目を覚ますことがなく家内に呆れられたことのある私が、今朝、雨音で目覚めました。
 6:30前後の起床時刻が近かったせいで、眠りが浅かったのだろうと思います。

 当地の6:00-7:00の時間雨量は32mm、5:00前の降り始めから9:00までの累計雨量は47mmですから、大部分がこの1時間に降ったということですね。
 大雨警報は出されず、注意報だけでした。

 おおむね曇り空で時おり小雨の一日で、最低気温は22℃、最高気温は26℃でした。




 昨日の朝、クロアゲハの卵を確認のため石垣下のカラムシ畑にいくと、1回目の誤産卵の葉に何かぶら下がっていました。
 
エゾギクトリバ(トリバガ科カマトリバガ亜科 2017/9/11)
エゾギクトリバ
エゾギクトリバ
 寸詰まりの十字架のような奇妙な形状のトリバガを見たいものだと思っていましたが、これが初見です。
 エゾギクとはアスターのことですから、エゾだからといってもこのガは全国に生息しています。

 図鑑サイトなどで何度か見ていましたが大きさがイメージできず、これで開長10mmほどですから、こんなに小さいものだったかと驚きました。
 おかげで、この時間帯には、この葉裏のクロアゲハの卵を確認できませんでした。(^^ゞ
 
キアヤヒメノメイガ(ツトガ科ノメイガ亜科)
キアヤヒメノメイガ
 これは本日、同様にクロアゲハの卵の確認の際、カラムシの葉上にとまっていました。
 この姿で横幅15mm弱でしょうか。

 特徴的な紋様と下唇鬚が長めだったので撮影しましたが、図鑑サイトのサムネイルを軒並み見て回るなど同定には苦労しました。
 
キアヤヒメノメイガ
 ふと横を見ると、隣の葉に前日とは異なるトリバガがぶら下がっていました。
 
キンバネチビトリバ(トリバガ科カマトリバガ亜科)
キンバネチビトリバ
 これも開長10mmほどで、オレンジ色が鮮やかで、長くてストライプの後脚が特徴的です。
 
キンバネチビトリバ交尾
 キアヤヒメノメイガを接写したりして3分ほど経過すると、キンバネチビトリバが3頭になっていました。
 
キンバネチビトリバ交尾
 そのうち1頭が移動し、こんな位置関係になりました。
 4ショットに執着していたのですが、若しかして交尾と気づきました。
 
キンバネチビトリバ交尾
 やはり交尾中でした。
 
キンバネチビトリバ
 ということは、離れた場所にいるこの方はお邪魔虫だったようです。
 つまり、最初の1頭は♀で、飛来した♂と交尾していると、遅れてやってきた♂がすねたという構図でしょうか。

 ガの交尾は、これまで見かけたことが稀です。記憶がありません。チョウは日中活動しますから交尾をよく見かけても、夕方から夜間に活動するものが多いガについては見かけなくて当然の気がします。

 ここまで書いて風呂に入っていると、日中活動するガらしくないガで交尾を見たかもしれないと考え、我が家周辺のことではなかったですがカノコガを思い出しました。
 自戒の意を込めて、見え消しにしておきますね。^^;

 寝て起きると、そういやぁマドガはどうやったかなで検索して、今季の6月にやはりありました。
 私の記憶は3箇月と持たないということですね。(2017/9/13追記)


 いずれにしても、誤産卵の件がなければカラムシ畑なんてパトしないので、これもクロアゲハのおかげです。
 
 
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タグ: 自然・季節    交尾 

違いが分かる

 
 朝方は20℃、一時陽の射したこともありましたがほぼ一日中曇り空で、最高気温は27℃でした。




 昨日の今日ですから、朝パトに出て、当然一番にムラシ・ポイント付近でゴイシシジミを探しましたが見つかりません。
 
ヤマトシジミ(♀ シジミチョウ科ヒメシジミ亜科)
ヤマトシジミ
 ムラシ・ポイント付近でコウゾリナ?、ヤクシソウ?、ノゲシ?にとまっていました。
 斑紋がクッキリしていて、前後翅外縁の黒線枠も見えなかったので、何だろうと撮影しましたが、写真を確認すると緑毛部分がスレた、何の変哲もないヤマトシジミでした。(^^ゞ

 ただ、腹端に丸いものがくっついていて卵のように見えますが、ヤマトシジミの卵は白っぽくて網目があり、球状でなく幾分扁平で中央部が窪んでいます。
 腹端から出る段階はこんな色と形状かも知れませんが、卵だとすると産卵しようとして食草のカタバミにくっつかず、腹端に残ったものかも知れません。
 いずれにしても怪我の功名でしょうか。(^^ゞ
 
 
キタキチョウ(夏型 ♂ シロチョウ科モンキチョウ亜科)
キタキチョウ
 ムラシ・ポイント付近で翔んでいたので、もう夏秋中間型や秋型が出現しているかとパシャパシャやってみました。
 キタキチョウの季節は、まだ夏のようです。
 
 
ダイミョウセセリ(♂ セセリチョウ科チャマダラセセリ亜科)
ダイミョウセセリ
 ジャノメ・ポイント付近のワラビ畑で見かけました。
 もう1個体見かけましたが、こちらは後翅の白斑が比較的明瞭だった個体です。
 
 
ヒメアカタテハ(タテハチョウ科タテハチョウ亜科)
ヒメアカタテハ
 進入路沿いのキバナコスモス畑?で見かけました。
 
アカタテハ(タテハチョウ科タテハチョウ亜科 2017/9/10)
アカタテハ
 これは昨日、庭のブッドレアで吸蜜中です。
 比較用です。近縁ではあるでしょうけれど、後翅の翅表が全然違いますよね。



 お蔵入りしそうなものを少し載せておきます。
 
 
クロアゲハ(♂ アゲハチョウ科アゲハチョウ亜科 2017/9/10)
クロアゲハ
 庭のブッドレアから翔び立つ瞬間です。
 吸蜜の際翅を開閉しますが、ここまで平開してくれません。
 
クロアゲハ
 同一個体です。
 目一杯近づいてみました。クロアゲハは見慣れているので、それほど緊張せず翔ばれてもいいやのスタンスですが、逆に相手方も危険を感じないのかもしれません。(逃げられたとしても、苦情は受け付けません。)
 
 
モンキアゲハ(♂ アゲハチョウ科アゲハチョウ亜科 2017/9/7)
モンキアゲハ
 花壇のニチニチソウの上を翔んでいます。
 折角の飛翔写真ですが、ここまで傷んでいると・・・^^;



 「違いが分かる男」はネスカフェ・ゴールドブレンドのキャッチ・コピーですが、当然のように芦田伸介が浮かびました。
 「あれはクリープを入れないコーヒーなんて」だったのですね。記憶の方は違いが分かっていません。(^^ゞ
 
 
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