新生蝶(2014-No.2)

 
 6℃と穏やかな朝、気温はグングン上がり午前10時までには15℃になっていました。お昼前から曇りがちになり、冷たい風も強く吹いて、結局のところ最高気温は18℃どまりでした。


 それでもこの時期、新生蝶探しのためパトロールは休めません。
 
 
ベニシジミ #1(シジミチョウ科ベニシジミ亜科)
ベニシジミ #1
ベニシジミ #1
 東の畑の法面で翔んでいて、とまってくれました。近づくと一旦逃げられましたが、何とか半開翅を撮影できました。
 この場所は、フキやオオイヌノフグリを始め草ぼうぼうですが、上の写真なら見方によっては野草園と言えなくもありませんね。(^^ゞ
 
ベニシジミ #2
ベニシジミ #2
 #1とは離れた府道向かいの野菜畑で翔んでいたので、別個体だと思われます。
 本日見かけたのは、この2頭だけでした。

 ベニシジミの初見日は下表のとおり幅がありますが、おおむねはモンシロチョウに次いで見られます。


[新生蝶初見日一覧表]
 
 2014201320122011
 初見日 順 初見日 順 初見日 順 初見日 順
モンシロチョウ  3/16 1  3/16 1  3/27 1  3/17 1
ベニシジミ  3/25 2  3/16 1  4/8 3  3/26 2
ルリシジミ     3/17 3  3/31 2  3/28 3
コツバメ     3/19 4  4/13 5
モンキチョウ     3/25 5  4/14 6  4/12 8
アゲハ     3/30 6  4/17 9  4/10 7
ツバメシジミ     4/1 7  4/17 9  4/5 4
ツマキチョウ     4/2 8  4/27 11  5/2 12
ヤマトシジミ     4/10 9  4/15 7  4/7 6
ヒメウラナミジャノメ     4/15 10  4/27 11  4/18 10
スジグロシロチョウ     4/15 10  4/12 4  4/5 4
トラフシジミ     4/16 12  4/15 7  4/21 11
ツマグロヒョウモン     5/13 13  4/29 13  5/9 13
クロアゲハ     5/13 13  5/7 14  4/16 9
 
※ 4月末までに見かけたことがあるチョウを、昨季の初見日順で整理しています。順次今季の初見日順に修正の予定です。


 で、本日のアセビには、
 
テングチョウ(タテハチョウ科テングチョウ亜科)
テングチョウ
 何度も見かけていたのですが、敏感ですぐ逃げられ、やっと馬酔木天狗になりました。ウメは散り始めましたので、梅天狗は次季以降になりそうです。(^^ゞ
 
ビロウドツリアブ(ツリアブ科)
ビロウドツリアブ
 赤花に来てくれたのはこの方、主役はもちろんアセビです。

 後は、コツバメを待つばかりですね。
 
ビロウドツリアブ(交尾)
ビロウドツリアブ(交尾)
ビロウドツリアブ(交尾)
 昨季に続いて、交尾シーンを見ることができました。ということは、もう相当な数が生まれているということかも知れません。
 しかしまあ、こんな枯草、枯葉の場所でウロウロしてくれなくても・・・^^;
 
 
写真をクリックいただくと、大きくしてご覧いただけます。
 
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Comment

No:5746|
こういう初見日一覧表はわかりやすくて良いですね。
年による発生日の違いを定点で記録されているのですから貴重な資料だと思いました。個人的にはコツバメやツマキチョウの発生日が年によって極端に違うことが興味深かったです。
No:5747|昆虫館
25日広島市の昆虫館に行き、堂々川に住む生き物の写真を並べ名前を教えてもらうことで訪問しました。
そこに蝶が沢山おり手乗りを試しましたがダメでした。
蝶の初見データー見せていただきました。
教えてもらうことばかりです。
追伸
我が環境保護基金の会が図鑑を作る為に頑張っています。
言いにくいのですがもしかしたらお願するかも!
その際はよろしくお願いします。
No:5750|clossiana さん
この初見日一覧表は、昨季から始めました。珍しいチョウはほとんど見られませんが、定点観測だからこそ意味あることと一人思っています。
そうは言っても初撮日で、見ただけでは自身でも確信が持てないことがよくありますので、実際の初見日から幾分かズレはありそうです。
また、これを始めてから初見蝶はとことん追いかけるようになりましたので、早まっているかも知れませんね。(^^ゞ

>コツバメやツマキチョウの発生日が年によって極端に違う
昨季はソメイヨシノの開花日が観測史上の記録になったほどなので、その関係もあるのでしょうね。ただ、気温より日長の影響の度合いが大きい種もありそうで、順番の入り繰りに現れているのかと思うと興味深いです。

更に、コツバメは2012が初見で、前の年にアセビを植えつけました。2013には白の花数も増え、赤やピンクも用意したので、匂いが早く届いたのかも知れません。
ツマキチョウは、ああモンシロチョウかぁだったのを、昨季ツマキチョウかも知れないと目視確認したので、その影響が大きそうです。

まぁ、いい加減かつ気分家の私がやってることですから、科学的とは・・・(^^ゞ
No:5751|自然を尋ねる人さん
私でお役に立つことがありましたら、協力させていただくのはやぶさかではありません。ただ、一知半解の知ったかぶり、かつ、自己流ですので、当てにはできないかと存じます。

ご承知のとおり、学芸員でも得意分野以外は素人と変わりないケースは珍しくなく、造詣の深い方が思い込みでこうだと言うと疑いなく信じ、外部から誤りを指摘されることが多々あります。
ですので、セカンドオピニオン、サードオピニオンはこういう場合も必要かと存じます。そちらでしばしばお見かけした(最近見かけない)例の方などにもご協力を求められてはいかがでしょうね。
No:5752|
相変わらず、次から次へと蝶のお出ましですね。
今季の我が地域は、蝶の外れ年かも・・・。
何せ、今季、一頭も我が家の花にきません。
そろそろ、イライラ…てな感じですよ。
No:5753|kucchan さん
あれ?遠くで白いものが翔んでいるのすら見かけられませんか。kucchan さんちに来ない場合でも、関東なら園芸店の道すがらご覧になっているハズだと思いますが・・・
よそ見事故にはお気をつけくださいね。^O^
No:5754|
ベニシジミがもう確認されたのですね。
こちらはそちらより暖かいと思いますが未だ見かけていませんよ。
「新生蝶初見日一覧表」いつも「そうなんだ」と感心して見せてもらっています。
uke-enさんの探究心と几帳面さが分かりますね。

数年前から、今まで自宅周辺で見たことが無いアカシジミ、コミスジ等を自宅裏で見かけましたが、本日もルリタテハが裏のツバキやボケの花で吸蜜しているのを初めて確認しましたよ。
自然環境が少し良くなったのでしょう?
それとも今まで私だけが気付かなかったのでしょうかね。(^^;


No:5755|hitori-shizuka さん
今のところ、我が家前の庭にくるチョウは少なくて、アカタテハにテングチョウ、本日アブラナでモンシロチョウを見た程度です。
畑では食草も吸蜜源も豊富?ですので、羽化もすれば吸蜜にも訪れてくれるということでしょうね。(^^ゞ

探究心はありますが、すぐ飽きます。狭い範囲のことについては几帳面と言えなくもないでしょうが、生活全般についてなら家内から大ツッコミが入ること請け合いです。^^;

ルリタテハは樹液吸汁ばかりで、花での吸蜜は見たことがありません。ツバキについて軽くググッて見ても、見つかりませんでした。もしかすると新発見?!
No:5756|
こんばんは。
今朝は氷点下の我が地域も、日中には17℃まで上がりました。
でも、庭に蝶の姿はあらず・・・なんで?
(もっとも、今日は来客でしたから、庭の監視はチラ見ですが…)
そちらは今日、夏のような陽気だったのではないですか?

わたしの目は、ベニシジミよりも美味しそうなフキノトウに釘付け!
摘んで、お天ぷらにして食べたい開き具合ですね♪

一覧表によれば、コツバメよりもベニシジミの方が早いのですねぇ〜
我が家の庭は、シジミチョウではコツバメが一番乗りです。
その次がルリシジミでしょうか。…と言っても単なる記憶ですが・・・

赤いアセビで吸蜜してるビロウドツリアブは、
「あなたはどなた?」って問いたくなるような、不思議な昆虫に見えますね(^-^;
No:5757|
初見日一覧表、興味深く拝見しました。
2012年に比べて暖かだった2013年の初見日が軒並み早まっているのは近畿地方でも同じなんですね。
ヒメアカタテハとかミヤマセセリは観察できないのでしょうか。

こちら、今年はなかなか思うようにフィールドに出られず、そのせいで初見日が遅れそうです。
No:5760|みさとさん
17℃!そちらだと真夏の気温では・・・(^-^)v
越冬蝶なら、今日は暖かいから散歩でもとなるでしょうが、新生蝶は羽化という大仕事がありますので、準備期間が必要なのでしょうね。だから、羽化して翔び出したら雪中蝶ということもありそうです。

コツバメは、本日も見かけません。どんどんランクダウンして、来季はシードされず入賞も危ういことに・・・???

こんなフキノトウでも、天ぷらにするとおいしいのですか。開花前なら柔らかくて苦味も少ないから、珍重されるものと思っていましたよ。
No:5761|twoguitar さん
>ヒメアカタテハとかミヤマセセリは観察できないのでしょうか。
ミヤマセセリは、GW明けにしか見られません。2011が5/7(初見)、2012が5/8、2013が5/8と計ったような状態です。

ヒメアカタテハは、ウラギンシジミと並んで昨季までは秋のチョウ、どこかで越冬しているハズなのに、春には見かけません。アカタテハならシーズンを通じてよく見かけるのに、ヒメアカタテハは晩秋のチョウの印象です。

5月末くらいまで新生蝶の出現日まで広げるとともに、越冬蝶の出現日も整理したいとつもりしています。

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