二頭を追うものは(1の3)

 
 昨日(8/1)のことです。
 昨日は朝方の雷雨で比較的涼し目でしたが、陽射しはやはり夏のもので、日なたではそう長くは過ごせません。
 
 
キアゲハ #11(5齢幼虫 アゲハチョウ科アゲハチョウ亜科 14:22
2013/8/1撮影・最下段の2枚を除き同じ)
キアゲハ幼虫 #11
 パセリの株元を向いて動き出し、追跡劇の始まりです。
 これまで#3~#5の3頭では、この瞬間が確認できていませんでした。
 
(14:29~14:30)
キアゲハ幼虫 #11
キアゲハ幼虫 #11
 パセリの主茎を伝って真っ直ぐ下に降りればいいのに、わざわざ斜め上を向いた枝から、ケイトウの葉を伝って移ります。
 
(14:32~14:33)
キアゲハ幼虫 #11
キアゲハ幼虫 #11
 ケイトウの主茎を伝って降りればいいのに、葉先から降りられない確認してバック、ついには隣の小さなケイトウに再移動です。
 
(14:38)
キアゲハ幼虫 #11
 どうしても主茎を降りるのが嫌なのか、地面近くの葉まで来ています。
 こっちはダメか、あっちもダメかとやっていて、転げ落ちました。^O^
 
(15:25)
キアゲハ幼虫 #11
 まぁこの時刻まであれやこれやあって、密植していて倒れているダリアの葉柄に落ち着きました。

 ここまで63分、#3~#5では20分~47分でしたから、#11も大変だったろうと思いますが、追いかけている私も時々日陰に入ったりしてはいましたが、暑さと気苦労で疲れました。
 しかも、14:35には#12が動き出し(別記事の予定)、家内の応援をもらったとはいうものの、こっちを撮影、あっちを撮影と大童、余計に大変でした。
 
(15:41)
キアゲハ幼虫 #11
 少し休憩してから再確認すると、隣にあったプラ支柱に移って安定していました。
 
(16:27)
キアゲハ幼虫 #11 ★
 まだ糸を吐いて足場を固める作業には着手していません。
 周りはこんな様子で、撮影場所の確保も困難ですので、前蛹の段階で支柱ごと移動させようと算段していました。
 
 
(7:15・7:29 本日撮影)
キアゲハ幼虫 #11 ★
キアゲハ幼虫 #11 ★
 何者かに襲われたのか、移動に長時間を要した過労死なのか分かりませんが、★になってアリやヤブキリ?がたかっていました。折角幼虫時代を生き抜き、長旅を乗り越えたのにと無念さを共感しました。
 いずれにしても、蛹の殻もなく、かつ、動けない前蛹段階が、天敵に対しては一番無防備だと思われます。

 30分くらいして確認すると、落ちてしまったのか跡形もありません。★を確認していなければ、また移動したのかと思って辺りを探したことでしょうね。
 
 
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タグ:   幼虫  昆虫(蝶以外) 

Comment

No:5203|
こんにちは。
キアゲハ#11の登場で、しかもタイトルが(1の3)ということは、
まだまだ真夏の観察劇は続くのですね・・・
今後どのような場面が登場するのか予想もできませんが、
とりあえず、今回の記事を見てのコメントです。

3頭が無事に羽化した後、新たな幼虫たちの様子を拝見してきましたが、
やはり自然界は厳しいんだなぁ…と、つくづく思いました。
クモの巣にやられたこともショックでしたが、
一番驚いたのが、『花茎に挟まれての圧死』でした・・・
鳥やクモなどの天敵だけではなく、
自然界には、風雨などの思わぬ敵も潜んでいるのですね。

炎天下での過酷(?)な追跡で、前蛹になりつつある姿まで見届けたというのに、
このような結末になってしまうとは…、本当にやりきれませんねぇ〜
無事に蛹になったとて、蜂(アオムシコバチ)の仕業で、
蛹の中で★になってしまうものもあるみたいですから・・・
(羽化できなくて蛹に小さな穴があいてる場合は、大抵そやつの仕業かと…)

今になって思えば、あの3頭の羽化を、
わくわくハラハラしながらも、uke-enさんと一緒に無事に見届けられたことが、
まるで奇跡のように感じます・・・
No:5204|
いやー…驚きましたよ・・・。
・猛暑の中の63分間の観察・・・私には真似ができません。
・蜘蛛や、アリ等の餌食に・・・自然界の原理といえども。
私は、キアゲハの様な綺麗な蝶と言えない「ツマグロヒョウモン」の幼虫を追っかけてますが、全て、見失ってますよ。
でも、その後に、蛹を偶然に発見…てな具合いです。
まぁ、この蛹が見失った幼虫かは分かりませんが・・・。
で、今も、蛹の経過観察を実施中です(三日目)。
てな、状況なもんで、63分間の連続観察なんて手が届きませんね。
次の「2の3」「3の3」が何が登場するのか楽しみにしてます。
No:5205|
昨夜は元同僚と久しぶりの飲み会で見てなかったのですが、その間、暑い最中キアゲハ幼虫の追跡捜査?を実施されていたんですね。
それも応援要請までされて、それも理解のある奥さんなので強力な助人ですね。
我家なら即座に拒否されていますよ。
幼虫の移動は茂みばかり通っているので今回はまた羽化まで確認できると思って見ていましたよ。
キアゲハの生存率0.6%ですか。
それにしても自然界の昆虫の世界では生存競争が本当に厳しいことがよく分かりました。
就職率より厳しい。バカーヾ(*д*)ノ゛例えが悪い
3頭連続の羽化自体が珍しくラッキーだったんですね。
No:5206|みさとさん
>真夏の観察劇は続くのですね
3回はノルマですが、続、続々なんてのも・・・(^^ゞ

>クモの巣にやられたこともショック
造網性のクモだからと残していたのですが、近寄らなければ無事なのに、食欲を満たすためには構っちゃおれないのでしょうね。

>一番驚いたのが、『花茎に挟まれての圧死』でした
これは全くの想定外、ですがオォッという気もしました。(^^ゞ
風や雨に叩き落されたらどうするのかなんてのも興味がありますが、案外落ちないものです。

>羽化できなくて蛹に小さな穴があいてる場合
#3の蛹右側下部に小さな穴があいていて、アオムシコバチについては気になっていました。支障なく羽化したので、その時は触れませんでした。
http://ukeminoengei.blog103.fc2.com/blog-entry-897.html

>3頭の羽化・・・まるで奇跡
スムーズにいき過ぎたのでそれが当たり前のように思っていましたが、今回のシリーズ?ではいろいろあります。楽しみ?にしていてくださいね。^^;
No:5207|kucchan さん
感心(呆れて)いただいて、ありがとうございます。
暑い中日なたでのことですから適当に済まそうと思っていたのですが、そこはそれ、観察者の責務というか執念というか、ついつい力が入ってしまいます。(^^ゞ

折角ツマグロヒョウモンの前蛹~蛹を観察されているのですから、暑さも何のその、羽化の瞬間を捉え、どうだ!とやってくださいよ。
その際は、どんな笑い方でも構いませんから・・・^O^
No:5208|hitori-shizuka さん
>理解のある奥さんなので強力な助人ですね。
流石に暑かったのか、途中で断りもなしに引っ込んでしまいましたよ。(^^ゞ
家内は、日なたで草刈りもしますが、じっと見ているのは辛抱できなかったようです。

>3頭連続の羽化自体が珍しくラッキーだったんですね。
当たり前と思っていたことが稀有なことだったのか、それが天敵も増えてきた時期の問題なのか、もう少し観察を続けないと分からないように思います。
まだ続編がありますので、おつき合いくださいね。

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