マスプロ

 
 朝方は23℃と涼し目でした。
 15年ほど前なら、熱帯夜は一夏に3度くらいだった当地でも、最近は2日に一度ほど熱帯夜となり、ねを上げています。


 この暑さでチョウもほとんど見かけず、ネタ切れの夏休みをしていました。身体もこの暑さに慣れてきたのか、体調を崩していた訳ではありません。
 ただ、日中は引きこもりがち、ただでさえ少ないチョウに出会う機会が激減して当然です。(^^ゞ


 そんな中ですが、25日パセリでキアゲハの幼虫を9頭見つけました。いつ産卵したのか気づきませんでしたが、3齢以上でないとどうも私には見つけられないようです。
 26日には11頭、27日には13頭、本日は14頭になっていました。(^^ゞ
 
 
キアゲハ(5齢幼虫 アゲハチョウ科アゲハチョウ亜科)
キアゲハ 5齢幼虫
 5齢が5頭、4齢が7頭、3齢が2頭、この個体が一番大きいようです。ただ逃げ出すまでには、もう少し食べる必要がありそうです。


 まぁ、これだけの数だと、いろいろのシーンが見られます。
 
(4齢幼虫)
キアゲハ 4齢幼虫
 脱皮殻を摂食中です。
 どこが眼の跡か定かではありませんが、残さず食べていたみたいですよ。
 
コガネグモ(コガネグモ科)
コガネグモ 捕食
 コガネグモが巣を張ってたことは幼虫を見つける前から承知していましたが、自然の摂理にまかせました。
 コガネグモはハシリグモのように巣を作らず移動する種類ではないので、キアゲハの幼虫が捕まることはないと思っていましたが、どのような経緯か5齢幼虫?がかかっていました。


 タイトルはアンテナでなく mass production、2巡目が全滅だったことを知ってか知らずか、3巡目は数で勝負のようです。
 
 
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タグ: アゲハチョウ科  幼虫  脱皮  クモ  捕食 

Comment

No:5183|
今回の観察で羽化羽化した3頭は余程運が良かったようですね。
フェンネルの幼虫はほぼ全滅、その後体の大きな5齢幼虫までクモに捕食されたりするのは意外でした。
幼虫からチョウになるまで多難続きの連続の中から生き延びるのはよほどラッキーなチョウだったんですね。
弱いものほど子孫を残すため「数で勝負」でしたね。
自然の法則だったことを思い出しましたよ。 (^^ゞ

No:5184|hitori-shizuka さん
>羽化羽化した3頭は余程運が良かったようですね。
羽化羽化してたら生き残れませんね。^O^
まだ運の度合いが分かるほど観察できてませんが、1巡目の5齢の頃、どうなるか分からずに始終私がそばにいたので、天敵も近寄りにくかったのかも知れませんね。(^^ゞ
No:5185|
な・る・ほ・ど…キアゲハ幼虫のmass productionでしたか。
広い畑が有れば、パセリ、ニンジン、ミツバ、セリなどセリ科の野菜が栽培でき(奥様担当)、その副産物として「キアゲハ幼虫のmass production」が可能ですね。
「mass production」ならば、少々歩留まりが悪くても「副産物」の生産も可能ですね。
次回の羽化観察記録を楽しみにしてます。
No:5186|講演
どこの公園で講演するのかは未定ですが
シイタケとかぶと虫の話をしながら歴史を教えてほしいと
難しい注文の予約が入りました。
どうも私の2枚目半ぶりが勢い余ってどこかでしゃべったのを
聞き洩らさない人が居た見たいです。
公園で講演するとなると
マスプロアンテナは必要不可欠な道具となります。
さて歩留まりとはなんでしょうか。
No:5187|kucchan さん
今回は、思考過程をまるまるたどられていますね。
ちょっと違うのは・・・

>広い畑が有れば
裏の畑は無暗に広くて草引きが大変だし、東の畑程度の広さでも我々二人の賄いなら十分なほどですが、シカが来て木の枝まで扱いて食べる、イノシシが来て根っこまで掘り返す、ですから無用の長物です。
庭を折半して(畑が2/3)やりくりすれば、間に合いますね。(^^ゞ
No:5188|自然を尋ねる人さん
シイタケの学名は、Lentinula edodes で、「江戸です」という説もあります。その辺を糸口にされ、いつものとおりあることないことを話されてはいかがでしょうか。^O^

>さて歩留まりとはなんでしょうか。
舟をこぐ人、呆れて帰る人、さて何人残るでしょうね。(^-^)v
No:5197|
確かに造網性のクモがキアゲハの幼虫を捕らえたのは不思議ですね。こんな話は聞いたこともありません。一体どんなプロセスがあったのでしょう?捕らえられた昆虫が網を振動させ、その振動をクモが感知するのですから網の端っこにでも触れたのでしょうか?
No:5201|clossiana さん
造網性と徘徊性を思い出さず、苦労して表記しました。(^^ゞ

キアゲハの幼虫は、ほとんど見えてないようです。蛹化のため移動する場合も、あちらにハンモックに適当な草や木があるとはならず、場所を選択してもこの草はもっと昇れるかどうかなどは、手さぐり(じゃなくて体さぐり)で確認しているようです。

葉や花を食べる時は、そこが丸坊主かどうか、別個体がいるかどうかなどはそっちのけですし、このケースではclossiana さんがおっしゃるように、網に触れたのだろうと思っています。
ただ、クモは糸も巻かず、どうやって中央に運んだのか(引きずったとしても、幼虫が糸にひっつく?)など、プロセスには興味がありますね。

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