越冬状態との区別

 
 朝は14℃と最近になく暖かく、未明にしっかり降った雨が朝一まで残っていました。雨も午前7時過ぎには上がり、時おり陽も射すようになりました。
 とは言え、気温は18℃まで、風もあって、日向なら過ごしやすく感じる程度でした。


 昨日の続きで気になっているキタキチョウはどうしているかと、雨上がりにパトロールに出ました。
 
キタキチョウ #1(♂ シロチョウ科モンキチョウ亜科 8:20)
キタキチョウ ♂
 昨日との違いは、90度左に回転していること、触角を後ろに倒して前翅に格納気味であることの2点で、雨の影響は特に認められませんでした。
 
#1(12:00)
キタキチョウ ♂
 お昼になってもぶら下がったままで、朝と違っているのは、90度右に回転して昨日と同じ姿勢に戻ったこと、触角を少し立てたことでした。

 しかしこれだと、越冬中の日中の状態との違いが認められず、いつから越冬を開始したのかの判断が難しいですね。
 当然のことながら、キタキチョウが翔んでいるのを見かけなくなることが、越冬開始の一つのメルクマールであることは言うまでもありません。
 
#1(13:21)
キタキチョウ ♂
 触角を更に立てたことがお昼との相違点で、陽が陰るころまでこのままでした。
 
キタキチョウ #2(♀ 13:16)
キタキチョウ ♀
 こちらの個体はチャの木の周りを翔び回り、葉裏にとまってはまた翔び出すことを繰り返していました。そろそろ就寝時刻だと寝床探しをしていて、チャの葉が思ったより硬かったのでしょうか。
 
 
ヤマトシジミ(シジミチョウ科ヒメシジミ亜科 8:37)
ヤマトシジミ
 こちらは雨をものともせず、露営していたようです。
 
(13:54)
ヤマトシジミ
 特に脈絡はありませんが、写真が気に入っているので・・・(^^ゞ


 ところで、本日午後のパトロールで、ウラナミシジミをたくさん見かけました。ヤマトシジミの数に負けないほどで、こんな経験はこれまでで初めてのことです。
 交尾が見られるかも知れないとずい分探してみましたが、そうは問屋が卸しません。ただ、こういうヒトもいてくれました。
 
ウラナミシジミ(♂ シジミチョウ科ヒメシジミ亜科)
ウラナミシジミ ♂
 
(♀)
ウラナミシジミ ♀
 ♀は後翅が欠け、かなりスレています。

 今季、ウラナミシジミを見かける機会が例年より多く、頭数も格段に増えています。一方で、この時期のベニシジミの頭数は、かなり減っているように思えます。
 チョウの観察を始めてまだ3季目ですから確定的なことは言えませんが、今後注意深く観察を続けていきたいと思っています。
 
 
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Comment

No:4208|
キタキチョウもuke-enさんのように越冬の時期を精巧な触角レーダーで判断(観察)しているのでしょうね。

今から越冬状態でしたら春先まで身が持たないでしょうね。
今後の観察も楽しみに待たせてもらいますよ。
その結果を、昨年同様孫に教えてやらなくてはね。(^▽^)/
No:4209|蝶
今日は黄色の蝶が10頭以上乱れ飛んでおりました。
1頭に2頭が寄り添いかけて別れたり蝶の舞の
色々を見せてもらいました。
この場所は猪のはこわなをしかけている所です。
今日も餌はすべて食べられているのですが戸は開いたままです。
檻の10mの所を掘っていてあたまに来ました。
No:4211|hitori-shizuka さん
>キタキチョウも越冬の時期を精巧な触角レーダーで判断
だろうと思いますが、#1は今日のような陽射し燦々の日でもワラビにぶら下がったままです。どこかの気象レーダーと一緒で、修繕が必要なのかも知れません。

>孫に教えてやらなくては
こんなフンドシでよろしければ、どうぞ使ってください。^O^
No:4212|自然を尋ねる人さん
>黄色の蝶が10頭以上乱れ飛んで
昨冬、キタキチョウ7頭の成虫越冬を観察したのですが、今年は見かける数がかなり減っているような気がします。さて、どうなりますか。
キタキチョウの交尾シーンを見たことがないので、交尾して受精したまま越冬するのか、越冬明けに交尾するのか、気になっています。ご覧になれば載せてくださいね。

今日は、庭のはずれをあちこち少しずつ掘られていました。アライグマがイヌのどちらかだと思っています。隣り合わせで住んでいるので、お互い様かなぁと思っています。クソッ!^^;

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