庭の住人(カマキリ・バッタ編)

 
 朝方は19℃、霧が降り込めていました。最高気温は32℃に達し、厳しい陽射しでしたが、案外カラッとした陽気でした。


 朝霧の日の日課、ソレッ!水滴コロコロ写真と裏の畑を歩いてみましたが、露営しているヤマトシジミやベニシジミは見かけませんでした。今の時期には昼間ですらそれぞれ2~3頭しか見かけませんので、絶対数が不足しているのでしょうね。


 代わりに・・・
 
コカマキリ(★ カマキリ科)
コカマキリ ★
 エライ黒いなぁと思ったら、★でした。特に大きな傷は見当たらなかったので、寿命でしょうか。
 前脚の膝?裏側に三色旗のタトゥーが見えますので、コカマキリのようです。
 水玉は触角にのみできているだけで、体表には繊毛がほとんどないということでしょうか。
 
 
オオカマキリ(カマキリ科 2012/8/29撮影)
オオカマキリ
 これは別口ですが、夕方鉢にシャワーを浴びせていると、泡を食ったオオカマキリが何頭も姿を見せます。こんなに大きなものでも、草に紛れると見えなくなるものと納得しました。

 それにしても、カマキリの撮影は難しいですね。もたげた頭、細長い胴体と長い触角や脚、どれもこれもクッキリとはならず、キモである眼がピンボケになることが多いのです。^^;
 
ハラビロカマキリ(カマキリ科 2012/9/2撮影)
ハラビロカマキリ
 ブッドレアで潜んでいました。ムシが集まる場所を、どうやって見定めているのでしょうね。
 
 
イボバッタ(バッタ科 2012/8/30撮影)
イボバッタ
 眼にピントを合わせようとしても、どこにあるのかよく分かりません。(^^ゞ
 
 
クルマバッタ(緑色型 バッタ科 2012/9/1撮影)?
クルマバッタ
 トノサマバッタかと思ったのですが、どうも違います。よく似たクルマバッタモドキというのもいるそうなので、自信はありません。
 
 
オンブバッタ(♂ バッタ科 2012/9/6撮影)??
オンブバッタ ♂
 花壇にはくさるほどいます。3cm足らずの小さなものなので、オンブされていないオンブバッタの♂と推測!しました。大きければショウリョウバッタと断言するのですが、区別がつきません。(^^ゞ
 
 
ヒガシキリギリス(キリギリス科 2012/9/9撮影)?
ヒガシキリギリス
ヒガシキリギリス
 これはヒカゲランドでの撮影です。
 子供の頃、よくキリギリスを捕まえましたが、こんなのだったか記憶があやふやです。らしきものは、みなキリギリスとしていたのかも知れません。

 ニシキリギリスというのもいるそうですが、当地では北キチョウにダイミョウセセリ関西型、そして今度は東、地域型を分ける線は東西か南北のいずれか1本のみに固定して欲しいものですね。^^;
 
 
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Comment

No:3916|生き物の名
生き物をたくさん発見するのですが
名前がどれかわかりにくいです。
昨日も生き物好きな報道記者さんと約1km
川の沿道を砂留と生き物調査で歩きました。
驚くべき数はいるのですが名前がわからないので
ほとんどスルーです。
おんぶバッタが水たまりでおぼれていましたが
助けられんせんでした。
No:3919|
水滴コロコロ撮影~確かに、早朝の車などには露が付き始めてきましたよね。
でも、蝶の水滴コロコロとは…楽しみにしてますよ。
★さんのカマキリにはビックリですよ。
枝をつかんだ状態でお★さん~そして、ミイラ状態に…まるで、化石ですね。
で、この「お★」さんは、今後、どうなるのかと気になりましたよ。
二枚目の写真のオオカマキリ…この葉っぱは何でしょうか?。
病気らしき症状も出てるのに放任みたいで、気になりましたよ。
No:3920|
カマキリは色が違っても同じカマキリと思っていましたよ。
カマキリにも沢山の種類があるあるんですね。
カマ首をもたげた状態で★になっているなんて、まるで弁慶の仁王立ちを真似たんでしょうかね。(=´∇`=)
それにしても、生きているような姿ですね。
チョコレート色をしたコカマキリは生前でもこんな色だったんでしょうね。

キリギリスも東、西キリギリスとそれぞれ違った名前があるんですか。ビクッ∑(*゚ェ゚*)
このキリギリスの姿は、もしかして産卵中だったのでは・・・
No:3921|自然を尋ねる人さん
>生き物調査・・・驚くべき数はいるのですが名前がわからないのでほとんどスルーです。
エッ、そんなぁ、もったいない。
調べることで、フィールドでもあぁあれかとなりますし、お忙しければブログでこれなぁにと投げれば、何とか答えが返ってくるのではないでしょうか。
ホタルでもそうでしょうけれど、珍しい昆虫は採集する人がいますので、場所を特定できない写真としておくことが大事ですね。

>おんぶバッタが水たまりでおぼれていましたが助けられんませんでした。
それも自然の営み、私はチョウがクモの巣にかかっていても助けないことにしています。好きな種や珍しいチョウの場合は、その時になってみなければ分かりませんが・・・(^^ゞ
No:3922|kucchan さん
>水滴コロコロ撮影~確かに
残暑は厳しくても、季節は確実に動いていますね。

>この「お★」さんは、今後、どうなるのかと気になりましたよ。
私は放置しておく主義ですが、誰かがエサにするか土に還るのでしょうね。一粒の麦もし死なずば(ちょっと違う?)ですよ。

>二枚目の写真の…この葉っぱは何でしょうか?
こぼれ種で次から次と芽を吹く枯れてほしい雑草(木)です。名前は思い出さずじまいですよ。(^^ゞ
No:3923|hitori-shizuka さん
>カマキリにも沢山の種類があるんですね。
私は、カマキリはバッタ目の中だと思っていましたよ。だって、ショウリョウバッタにカマと三角な顔を付けたらカマキリになりそうでしょ。(^^ゞ
カマキリ目なのですから、かなり離れているのですね。

>チョコレート色をしたコカマキリは生前でもこんな色だったんでしょうね。
黄土色から黒褐色まで個体差があるそうですから、もともとこんな色だったのでしょうか。一昨年見たときは、枯れ草色でした。
http://ukeminoengei.blog103.fc2.com/blog-entry-321.html

>キリギリスも東、西キリギリスとそれぞれ違った名前があるんですか。ビクッ∑(*゚ェ゚*)
近畿以東がヒガシのようですが、分離はそう古いことではなさそうで、オーソライズされているのかどうか分かりませんでした。

>もしかして産卵中だったのでは・・・
エッ!と原図を見直しましたよ。キリギリスは産卵管を土に差し込んで産卵するそうなので、ハッキリは確認できませんがそんな様子ではなさそうです。

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