新装開店(ヒカゲランド)

 
 未明の雨で朝方は22℃、曇り続きで30℃に届かない過ごしやすい一日でした。


 午前中は地域の恒例行事で、村道の草刈りゴミ拾いと農道の補修(穴ぼこなどをレミファルトで埋める。)を行いました。
 村道はともかくも、農家でない私には、年1回も利用しない農道の補修になぜ参加しないといけないのかなと思われてなりません。地域のほとんどが農家だった時代から連綿と続いているものですが、サラリーマンが農家より多くなった時代には、どうしても義務参加になってしまい、陰では不満が渦巻いているようです。表だって批判的な意見を表明するのは、私くらいですが・・・(^^ゞ
 こういうものは、キレイになりました、使いやすくなりましただけでなく、稀少なチョウが増えました(例示)とかいった具体的な二次的成果がないと、意義が感じられにくいのでしょうね。^O^


 暑さも和らいでいたので、午後久しぶりにヒカゲランドに出かけました。下草が刈られ、下枝も払われていたので、林床は乾いていてマムシなどの心配もなく観察には都合がいいのですが、環境の変化で樹液酒場やチョウ達がどうなっているのか心配でした。
 
 
オオヒカゲ(♀ タテハチョウ科ジャノメチョウ亜科)
オオヒカゲ ♀
オオヒカゲ ♀
 薮に潜んでいたのですが、出てきてモデルになってくれました。翅の傷みが見えない新鮮そうな個体でした。
 オオヒカゲに会いたいとは思っていましたが、期待薄だろうと予想していたので大喜びでした。


 樹液酒場 #1、#2、#3のどこにも、チョウだけでなく甲虫すらもいませんでした。心配が当たったのかと探していると、
 
樹液酒場 #4(上:サトキマダラヒカゲ・下:ジャノメチョウ)
樹液酒場 #4
 #1、#2、#3とは別の一角に開店していて、ホッとしました。
 実は、ジャノメチョウしか目に入らず、見えないところに更にもう1頭いました。ジャノメチョウに逃げられてサトキマダラヒカゲに気づき、サトキマダラヒカゲに逃げられてもう1頭に気づきました。幸い3頭とも撮影できましたが、視野は広く持たないとダメですね。(^^ゞ
 
ジャノメチョウ(タテハチョウ科ジャノメチョウ亜科)
ジャノメチョウ
 欠けもなく比較的キレイな個体です。
 別にもう1頭かなり傷んだ個体を見かけました。
 
サトキマダラヒカゲ(夏型 タテハチョウ科ジャノメチョウ亜科)
サトキマダラヒカゲ
 かなり傷んでいます。眼状紋が比較的明瞭ですが、この時期のサトキマダラヒカゲで間違いなさそうです。
 別にもう1頭同じくらい傷んだ個体を見かけました。
 
ルリタテハ(夏型 タテハチョウ科タテハチョウ亜科)
ルリタテハ
ルリタテハ
 翅を開いたり閉じたりしながら吸汁していました。


 スズメバチを1頭も見かけず、ゆとりを持って撮影できましたが、この酒場にはチョウにとって恐いヒトが・・・
 
樹液酒場 #4(上:ハラビロカマキリ(カマキリ科)?・下:ルリタテハの翅の残骸)
樹液酒場 #4
 ルリタテハを捕食した犯人がこのカマキリという証拠はありませんので、推定無罪です。^O^
ハラビロカマキリ(カマキリ科)?
ハラビロカマキリ
 前翅?に白い模様が入っているので、ハラビロカマキリと推定しました。
 
ヒメジャノメ(♂ タテハチョウ科ジャノメチョウ亜科)
ヒメジャノメ ♂
 これも比較的キレイな個体です。刈り残された小木の葉上で休憩中でしょうか。
 別に♀も見かけました。


 オオヒカゲに再会でき、見慣れたチョウとはいえこの時期に5種を確認できたことは大収穫でした。
 
 
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タグ: ヒカゲランド  樹液酒場  オオヒカゲ  ジャノメチョウ亜科  タテハチョウ科  カマキリ 

Comment

No:3874|
こちらでは、「地域の恒例行事の村道の草刈りゴミ拾いと農道の補修」等はありません…以前は、定期的に公道の草むしりがありましたが、今では、「各自の好きな時に」てな感じですよ。
私も、昨日は、ブツブツ文句を言いながらゴミ収集箱の交換作業に立ち会いですよ。
それにしても、そちらには沢山の樹液酒場がありいいですね。
当地では、行かない(好きでない)酒場は沢山あるのですが、大好きな樹液酒場が少なくて(知ってるのは一カ所)悲しい限りですよ。
で、オオヒカゲ~可能ならば、識別の特徴なども記載されると助かるのですが…我がままいってすいません。
No:3875|
新装開店した樹液酒場に5頭ものお客が訪れるヒカゲランドはどんな酒場か、今後の参考に観察してみました。
最初のオオヒカゲはカシの仲間の木、サトキマダラ・ジャノメとルリタテハはクリ又はカシワ?の木、ヒメジャノメはカシの仲間の木のように見えますが、当たっているのは有るでしょうか。
もし当たっていればそんな場所を探さなくては。(^▽^)/
クリの木であれば、この時期からは間違われるおそれがありますね。
No:3876|kucchan さん
>定期的に公道の草むしりがありましたが、今では、
>「各自の好きな時に」てな感じですよ。
都会ではそうでしょうね。ただ、みんなが使う公道などは税金でやるべきか、租庸調の庸で納めるのか、難しいところですね。
当地でも受益が目に見えない川の清掃は、希望者を募ります。おかしな話です。

>沢山の樹液酒場
といっても、遊び場に残された雑木林の名残で、次々移っているようです。我が家周辺の樹液酒場は、スズメバチが不法占拠中ですよ。
当地では、スギ、ヒノキか常緑樹の林がほとんどで、落葉樹が大半の雑木林がもしあっても、手入れがされずうっそうとしていそうです。都会の公園のほうがずっと適地です。

>オオヒカゲ~識別の特徴
そうおっしゃられても、大きいことでしょうか。^O^
湿性草原が生息地ですので、そちらでは見かけるのが難しそうですね。
No:3877|酒場
人も酒場に集まりますが
チョウをはじめとした昆虫も同じ酒場好きですね。
しかもいずれの世界にも悪い奴はつきものです。
堂々川のホタルは多くの人の協力で毎年増えています。
することと言えば草刈りとビオトープの更新です。

お尋ねのアドレスは堂々川ホタル同好会のホームページ
砂留の部の全容です。別にホタルの事を書いたものがあります。
写真が多いので開くのに時間がかかります。
尚、講演などは良くしておりますが今年3月には東京の砂防会館で
40分ほど話しました。何を話したかは覚えていません。
趣旨を書いた部分が記載されている本は発行されています。
No:3878|hitori-shizuka さん
>ヒカゲランドはどんな酒場か、今後の参考に観察してみました。
開発する際、遊び場に周囲に既存の木を残すよう設計されたものではないかと思っています。暖かくなってくると下草刈りや下枝打ちがされるので、結果として昔の里山のような管理が続けられているようです。

>当たっているのは有るでしょうか。
そうおっしゃられても、正解を持ち合わせていませんよ。^^;
樹液酒場になっているのは、コナラ?クヌギかも・・・
オオヒカゲは、口吻を伸ばしておらず吸汁していませんね。この木にはキズがほとんどなく、チョウは穴をあけられませんので、休憩中でしょうか。

>クリの木であれば、この時期からは間違われるおそれがありますね。
栗(り)下にピントを正さず、と昔から言いますね。(^^ゞ
クリは花にチョウが集まり、幹での吸汁は見たことがありませんので、弁護はできかねます。

産卵は当然食樹でしますが、成蝶は花に集まったり、樹液を吸ったり、新芽の蜜をなめたりといろいろで、植樹と異なる場合も多いですね。
No:3879|自然を尋ねる人 さん
>人も酒場に集まります
私は、一夏2~3回(缶ビール1缶以下)ほどしかたしなみませんが、酒場は好きです。オネーチャンのちやほやは、もっと好きです。(^^ゞ

>お尋ねのアドレスは堂々川ホタル同好会のホームページ
同好会のホームページでホタルの資料も見せていただきました。
自然を尋ねる人 さんのご意見と同じでしたから、ご講演のスライドかと思いました。役員を務めておられるのですから、同じで不思議はありませんね。^O^

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