ホッと一息(越冬蝶 2017-No.8)

  
 
 朝方は23℃、曇り空の上涼しい風も吹いて最高気温は29℃どまり、7月1日から続いていた真夏日がやっと途切れました。
 夕方、一時パラパラと小雨になりました。



 暑さに参ってパトロールもサボり気味だったからか、朝のうちに庭に珍しく訪問者がありました。
 
ヒメアカタテハ(タテハチョウ科タテハチョウ亜科)
ヒメアカタテハ
 庭に広がっているバーベナがお好みのようです。
 初めは敏感で証拠写真にしかならないかと思っていましたが、だんだん慣れてきて、かなり長い時間滞在していました。
 
ヒメアカタテハ
ヒメアカタテハ
 吸蜜中は翅を忙しく開閉させますが、通路にとまってしっかりポーズをとってくれました。

 ヒメアカタテハの越冬態は成虫または幼虫とされていますが、当地での一番早い出現時期は6/13で、春には越冬明け個体を見かけたことがありません。一応越冬蝶に区分していますが、当地では成虫で越冬できないのではないかと思われます。


[越冬蝶出現(初撮)日一覧表]
 20172016201520142013
 月日 順 月日 順 月日 順 月日 順 月日 順
ムラサキシジミ 3/27 1 3/31 6 4/24 6 3/17 3 3/9 4
アカタテハ 3/29 2 3/21 4 3/22 4 3/12 1 3/9 4
キタキチョウ 3/30 3 3/5 2 3/17 1 3/17 3 3/7 3
キタテハ 4/4 4 3/5 2 3/22 4 3/17 3 3/6 2
ルリタテハ 4/5 5 7/3 8 6/3 9 5/17 7 10/5 9
テングチョウ 4/13 6 3/4 1 3/17 1 3/12 1 2/28 1
ウラギンシジミ 6/16 7 3/29 5 3/21 3 3/28 6 8/26 6
ヒメアカタテハ 7/14 8 10/14 9 8/14 11 6/13 9 8/27 7
ヒオドシチョウ   4/15 7 5/30 8 6/4 8  
ムラサキツバメ   10/19 10 8/16 12 10/7 10 
イシガケチョウ     4/27 7    
クロコノマチョウ     7/11 10    
※ 我が家周辺で過去5年間に見かけた成虫で越冬するチョウを、今季の初撮日順
 に整理しています。
  今季まだ見かけていない場合は、原則として昨季の初撮日順です。


 これに味を占めてパトロールに出たのですが、
 
ムラサキシジミ(♀ シジミチョウ科ミドリシジミ亜科)
ムラサキシジミ
 ムラシ・ポイントで見かけました。
 目ぼしいとは言えませんが、よく見かけていた一化個体もほとんど見かけなくなった時期ですから、おお久しぶりだねという具合です。



 この間見かけたチョウたちです。
 
 
ウラギンシジミ(♀ シジミチョウ科ウラギンシジミ亜科 2017/7/9)
ウラギンシジミ
 ムラサキ・ポイントで翔び出したと思ったら、また葉裏に潜り込みました。
 
ウラギンシジミ(♂ 2017/7/11)
ウラギンシジミ
 庭に姿を見せてくれました。
 あちこちに翔び移っても開翅してくれませんでしたが、かなり傷んでいて翅の欠けた部分から翅表のオレンジ色がのぞいています。
 
 
ジャノメチョウ(♂ タテハチョウ科ジャノメチョウ亜科 2017/7/8)
ジャノメチョウ
 ムラサキ・ポイント近くのアカメガシワの葉上で見かけました。
 ずい分傷んでいて、眼状紋はどこに状態です。
 
ジャノメチョウ(♀ 2017/7/8)
ジャノメチョウ
 ほぼ同じ時間帯に、ジャノメ・ポイントで見かけました。
 毛もフサフサの新鮮な個体ですが、ほぼ全開翅してくれても草込みで葉陰が映り込みました。
 
 
キマダラセセリ(セセリチョウ科セセリチョウ亜科 2017/7/7)
キマダラセセリ
 ジャノメ・ポイントで見かけました。
 
 
 
キアゲハ(4齢幼虫 アゲハチョウ科アゲハチョウ亜科)
キアゲハ幼虫
 「いつもiらしく」の信州のみさとさんから、5色のうち我が家に欠けているピンクのブッドレア苗を送っていただきました。その際、我が家のフェンネルが枯れたことを覚えておられて、フェンネルの苗が同梱されていました。
 みさとさん、ありがとうございました。

 ただ、みさとさんもお気づきではなかったようですが、そのフェンネルにキアゲハの幼虫が1頭くっついていました。
 輸送のトラックの荷台はかなり高温になると思うのですが、開封した際は3齢幼虫がフェンネルの葉をもりもり食べていて、いつのまにか4齢になりました。

 気が早いのですが、この個体が羽化するとDNAの異なる個体を人為的に放蝶したことになるのかななどと心配しながら見守っている状態です。(^^ゞ
 ただ、フェンネルは苗ですから、この幼虫の食欲に耐えるのか思案しています。
 
キアゲハ(終齢(5齢)幼虫)
キアゲハ幼虫
 そう思って、庭の薹立ちしたパセリを確認すると、いつ産卵したのかこちらにも幼虫がいました。
 
 
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Comment

No:9460|
こんにちわー

えっ…ホッと一息ですかー・・・
我が地域は、7月に入り30℃を切った事がなく、
連日の猛暑にウンザリ状態です。
この猛暑ですから、庭に遊びに来る蝶はアゲハ、ツマグロヒョウモンくらいです。
ヒメアカタテハを始め、今回登場してる蝶はさっぱり
見かける事がありません。
で、みさとさんからキアゲハの幼虫を宅急便で送って
頂いたのですね。
送り状には、まさか、キアゲハ幼虫とは記入されてないですよね。
なんと、微笑ましい事でしょう。
無事に羽化させるよう幼虫の見守りお願いしますね。


No:9461|ヒメアカタテハ
こんにちは。

この蝶は、見たことありませんねえ。

この暑さで、あれだけいた、モンシロチョウさえも、少なくなってしまいました。

今日は、オニユリで、アゲハを撮ってきました。
No:9462|
こちらも相変わらず暑い毎日が続いています。
高松も7月に入って30℃を割った日は5日の1回だけです。
外で植木の水やりをしただけで汗だく状態なので、室内にこもる時間が増えてますよ。(歳のせい??)
アゲハチョウは毎日の様に訪問して卵を産み付けたりしてますが、卵を発見した場合はuke-enさんとは違い、容赦なく掻き落としですよ。
昨日、植木の水やりをしていてサトキマダラヒカゲを見ましたが自宅裏では初めてでしたし、ハグロトンボも時々見かけるようになりました。
やはり、農薬の使用が減った影響でしょうね。

野山散策が減ったのでウラギンシジミやキマダラセセリの姿はまだ見てませんが、ブットレアの花にイチモンジセセリの訪問がありましたよ。
ブットレアのフラワーパワーのおかげでしょうね。
No:9463|
こんにちは。
今日もまた30℃を超えて、暑い信州です。曇っているのに蒸し暑い!
(こんな陽気だから、ギンバカゲロウソウも蒸れちゃうんだよね…)
「uke-enさんも パトで歩けば 蝶に当たる…」ってことみたいですから、
涼しい時間帯にはせっせと通ってくださいね(^_−)−☆

ところで、わたしはキアゲハの幼虫さんをお送りしたつもりは全くないのですが、
こんなこともあるんですねぇ〜 本当に驚いています(◎_◎;)
そういえば、「購入してきたパセリにキアゲハの幼虫がいた…」
なんて話も聞いたことがあるけれど・・・
もう4齢幼虫? こんなに大きくなったのですか? ウチの子は・・・
そちらに到着した時点では、黒い幼虫だったってことですよね。
だって、こんな色だったら、いくらなんでも見逃さないと思いますよ〜
フェンネルを抜いたわたしも、梱包した主人も全然気付かなかったもの・・・
そうそう、主人は「フェンネルの根が心配で、オレは根っこしか見てなかったぞ」って、
言い訳してましたが…(笑)
まぁ信州のキアゲハさんはわたしに似て、きっと「べっぴんさん」だと思いますから、
無事に羽化させてあげて、「べっぴんさんDNA」を広めてくださいね。

そちらにも先輩幼虫さんがいたのですね・・・
仲良くしてもらうように、よ〜く言い聞かせておいてくださいよ〜
そして、パセリを分けてもらえますように、頼んでくださいね。

ところで、「我が家のブッドレアが枯れたことを覚えておられて…」・・・
枯れたのはフェンネルですよね!
わぁーい、いつもやられっぱなしだもの、たまには逆襲しなくっちゃあ〜♪
No:9464|kucchan さん
当地の最高気温は34℃と真夏日に戻ったどころか、猛暑日一歩手前になりました。今季はまだ猛暑日になっていないので、ならないで欲しいと願うばかりですが、こんな気温ではなかなかパトロールにも出られません。

我が家でも、今季庭で見かけるチョウは少ないですよ。網戸掃除人もいないので、網戸が汚れっぱなしです。(^^ゞ

>送り状には、まさか、キアゲハ幼虫とは記入されてないですよね。
ザブトン1枚ですね。
No:9465|mcnj さん
愛知県の大雨はそちらに届かなかったようで、よかったですね。雨は欲しいけどたくさんはいらない、難しいですね。

ヒメアカタテハは秋口から増えてきますので、そちらもその頃でしょうか。

そちらでオニユリがたくさん咲いてきたのは承知していますが、アゲハの仲間の訪問はまだかなと思っていましたよ。
No:9466|みさとさん
当地でも真夏日が戻ってきました。パトで歩けば、暑さに当たりそうですよ。健康第一で今日もサボりましたが、墓地の掃除に駆り出されました。

キアゲハの幼虫は、すぐ見つかりましたよ。だって緑の葉と茎なんですから、黒い3齢幼虫はよく目立ちます。
送ってやろうという温かいお気持ちが先行して、フェンネルの堀り上げ?と梱包に集中された結果だと拝察していますよ。

逆襲なんてみさとさんに似合いませんよ。
そんな小さなことにかかずらって、おおらかで優しいみさとさんの名が泣きます。(^-^)v
No:9467|hitori-shizuka さん
暑さボケか、返事の順番を間違えてしまいました。スミマセン。

高松の暑さも全国レベルなんですね。温暖化で昔とは比べられないとしても、瀬戸内海の海風が讃岐平野を吹き抜け、真夏でも戸を開け放っておけば涼しかったという思い出しかありません。雨は少なかったですが・・・

歳のせいだろうと何だろうと、暑いことに変わりありません。無理をして体調を崩されるようなことがないよう、お気をつけくださいね。
No:9484|
やはり人為的な要因で蝶が移動するってことがあるのですね。関東では今はクロ系アゲハの中ではナガサキアゲハが一番、多くなってしまったのですが、これも温暖化のためではなくて園芸店で売られている柑橘類の苗木によって運ばれたのではないか?との説が有力になっています。今、話題におなってるヒアリもそうですし。。でもキアゲハには「長旅、お疲れさま。。」と言ってあげたいです。

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