樹液酒場開店(新生蝶 2017-No.24-25)

 
 朝方は10℃-、久方ぶりに陽射しが強く、最高気温は夏日の25℃+になりました。パトロールするだけでも暑いくらいでした。
 
 
 
樹液酒場No.1(2017/5/17)
樹液酒場
 昨日、ジャノメ・ポイント内の樹液酒場が開店しました。
 サトキマダラヒカゲが2頭(1頭はつるの下)いましたが、ヨツボシオオキスイ(オオキスイムシ科)も何頭か見かけました。
 こういう方が出てくると酒場を広げることになるので、先が楽しみになります。
 
樹液酒場
 これは本日、チョウの世界も5月場所なのか、仕切り中です。
 気になるのは行司の方で、特徴ある腹部の色合いと縞々の翅ですからミバエの仲間かと思いましたが見つからず、アブも併せて調べましたが同定できませんでした。(トリミング部分は別の写真からです。)
 
 
アサマイチモンジ(タテハチョウ科イチモンジチョウ亜科)
アサマイチモンジ
 庭先下に里道を隔てて柿の木があり、朝、滑空しながらチョウが翔んでいました。
 ここ数日来よく見かけていて撮影し損ねているコミスジに違いないと思ったのですが、写真を見ると一筋しかありません。

 我が家周辺のイチモンジ系は、ソックリさんのイチモンジチョウとアサマイチモンジがいるので、識別点を確認するためほかの写真を寄せ集め、前翅表の肩部分に白斑がクッキリ見えること(青○:イチモンジチョウは、ないかぼんやりしている。)、後翅裏つけ根にVマークがあること(赤○:イチモンジチョウは、この部分が平行になっている。)からアサマイチモンジと同定しました。

 頭の中で合成すると、ほら、アサマイチモンジになりましたね。(^^ゞ
 
アサマイチモンジ
 探しても姿を見せてくれなかったのですが、午後遅くにムラシ・ポイントで見かけました。
 敏感で回り込もうとしたら逃げられ、裏の畑の方向に消えました。

 アサマイチモンジは、2016/5/10、2015/6/15、2014/8/29、2012/5/28、2011/5/13がそれぞれお初で、2013年は見かけないままでした。
 我が家周辺では、2012年以前にはイチモンジ系のチョウと言えばほとんどがアサマイチモンジだったのに、2013年以降は珍しい部類になりました。
 その原因は何か、未だにさっぱり分かりません。
 
 
イチモンジセセリ(セセリチョウ科セセリチョウ亜科)
イチモンジセセリ
 お隣の裏のツツジに集まる黒系アゲハを崖上の元畑待っていると、その元畑に咲いているツツジにセセリチョウが飛来しました。
 先日、遠くからしか撮影できなかったコチャバネセセリの口直しかと思ったら、翅に一文字の白斑が見えました。

 イチモンジセセリは、2016/6/30、2015/5/13、2014/6/4、2013/5/24、2012/5/26、2011/6/15がそれぞれお初ですから、待ちくたびれた昨季とは大違いです。

 イチモンジセセリは幼虫で越冬した世代が北へ広がり、世代を重ねて北海道の中部まで見られるようですが、当地はぎりぎりで越冬可能範囲に含まれています。
 実際問題として当地の冬の寒さは厳しいので、越冬できた年には5月に一化個体が見られ、できなかった年には飛来した二化個体個体が6月中旬以降に見られることになるのではないかと推測していますが、確かではありません。
 
 
ジャコウアゲハ(♀ アゲハチョウ科アゲハチョウ亜科)
ジャコウアゲハ
ジャコウアゲハ
 アサマイチモンジを追いかけて裏の畑を回っていると、ムラサキ・ポイント近くで見つけました。
 黒っぽいのでてっきりアサマイチモンジと思いましたが、ファインダーをのぞくと黒系アゲハで、前翅表が白っぽく見えたのでジャコウアゲハの♀と分かりました。
 先日♂を見かけましたが、♀は今季お初です。

 とまってくれないので、得意の?飛翔撮影でちょいちょいと・・・(^^ゞ

 庭に御用達のウマノスズクサがあるのに、庭ではまだ姿を見たことがありません。
 
 
写真をクリックいただくと、大きくしてご覧いただけます。
 
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Comment

No:9240|
こんばんわー

樹液酒場の開店ですね。
この酒場を拝見して、我が地域の酒場が懐かしく
なりました。
現在、我が地域の樹液酒場は住宅建設で店は
倒壊(切り倒され)してしまいました。
以前は、この酒場でサトキマダラや、アカボシゴマダラ、
カブトムシ、クワガタなど多くの昆虫を見る事が出来たので
残念でなりません。
他の、離れた場所でも木が伐採されており、酒場の環境が
なくなりました(もっと探さなくては)。
イチモンジセセリは、今季、未だ、出会ってません。
No:9241|
こんばんは。
まずアサマイチモンジと同定された、その「本物」を探すのに一苦労でした。
ウォーリー並みに探しましたよ。かなりの難問でしたが、
左上の拡大と同じ角度のものがようやく見つかりました!
(さりげなくお楽しみを提供してくださって、どうも…)

良い天気で、雨の雫もないはずなのに、
イチモンジセセリさんは、一体何を吸っているのでしょうか?
ツツジの花びらに、蜜はあるんかい!
…と、『相棒』の右京さんのように「細かいことが気になってしまうのが、わたしの悪い癖」です。

いよいよジャコウアゲハの♀が登場しましたね!
お得意の飛翔写真の方が、♀だということがよくわかります。
今後の課題は、この♀をどうやって誘惑して自宅へと連れ込むか・・・ですよね!
こうなったら、昔取った杵柄とやらで頑張ってくださいね(^_−)−☆

新生蝶が25も・・・すごいですねぇ〜
こちらはまだツマキチョウ祭りです♪
…って、まだ一度もブログに登場させてませんが、まぁそのうちに・・・
とかなんとか言ってるうちに、『おみやさん』になってしまいそう。
あっ、あれはお蔵入りではなくて迷宮入りでしたっけ?

(↓)ダイミョウセセリの吸い戻し行動には驚きました。
執念で撮られた写真もすごいですね!
そして遅くなりましたが、3年振りのコンプ、おめでとうございます♪
自然を相手のことですから、毎年同じってわけにもいかないでしょうし、
気候や生息環境も変わってくれば、過去と同じような出会いも難しいと思うのですが・・・
今年コンプできたというのは、そちらの自然は変わらずに残されているってことで、
素晴らしいことなんだと思いました。
No:9242|サトキマダラヒカゲ
お早うございます。

こちらでは、見かけない蝶です。

ジャコウアゲハ、これも、食草の関係で、こちらには、おりません。
No:9244|kucchan さん
都会では開発で木が切り倒されたりすることが多いですが、当地はナラ枯れの問題があります。まだクヌギは大丈夫のようで、ブナ科全体に広がっている訳でもなさそうです。

また、高齢化などにより手入れが行き届かず、山が深くなって入れなくなっていることが多く、今まで見られた場所でも薮をかき分けることが必要になります。
スズメバチ、マムシ、イノシシなどのことを考えると、そこまでは踏みこめません。
No:9245|みさとさん
アサマイチモンジは、回りを埋めてあるので見れば分かると思ったのですが、それでも見つけにくいですね。ウォーリーだと考えると、逆に見つけにくいかも知れませんね。

え?ツツジはアゲハの仲間の立ち寄り場所だし、花をさわるとベタッとした感じだし、そりゃぁ蜜もあるでしょう。逆にして花の底からチューチューされたことはなかったでしょうか。(ん?ツツジやったかなぁ。)

昔取った杵柄?相手さんから寄ってくるばかりで、私は箸より重いものは持てません。(^^ゞ

昨季の今日で新生蝶24種類、まぁ似たようなペースでしょうか。ただ蝶口密度は昨季の方がずっと大きかった気がします。ですから、コンプもなかなか実感が伴いません。
初夏がなくなって夏に突入したような今日の陽気ですから、ゼフ・シーズンやジャノメチョウの仲間の出現具合はどうなるのか気にかかります。
No:9246|mcnj さん
サトキマダラヒカゲは、割りとポピュラーなチョウですよ。
ただ、名前に日陰とついているように、日の当たる場所は好まず、このように樹液を吸ったり、木の幹や枝にとまっていることが多いですね。その辺りを透かしてみれば三角印が見えるので、案外見つけやすいですよ。
No:9247|キマダラヒカゲどちらも素敵です。
幼虫の形状から里と山を分けた先人たちの
叡智には頭が下がります。
単純にチョウの写真を撮って楽しんでいる
ヒメオオにとって里であれ、山であれ、ア
ースカラーの素敵なキマダラヒカゲは区別
は付けれないものの何れも大好きな蝶です。
No:9248|ヒメオオさん
ハッキリさせないと気の済まない性格の上、いろいろデータ化してるとあれもこれもと欲心が生じて、美しければ、楽しければどちらでもいいじゃないと割り切れません。

どなたからも教えていただけなかったので、幼虫がこんなにも違っているとは知りませんでした。これが何故そっくりになるのでしょうね。
No:9249|
今季、盆栽場の整理などで野山散策がおろそかになってしまい、野山で見られるサトキマダラやイチモンジチョウなどまだ出会ってませんよ。
しかし、自宅裏ではツマグロヒョウモン、コミスジやジャコウアゲハが確認出来ました。
ジャコウアゲハはやはりウマノスズクサ目当てに訪問していたようです。
葉裏を確認するとオレンジ色のジャコウアゲハの卵が確認されましたよ。
我家のウマノスズクサは草丈10センチ位と小さいのでジャコウアゲハの幼虫にあげると裸木になってしまい、幼虫はいずれ逃走されるのが明らかなので育てられないでしょうね。
No:9250|hitori-shizuka さん
ジャコウアゲハを呼ぶためにウマノスズクサを植えつけ、首を長くしてお待ち申し上げているのに、産卵に来たら追い立てる方のところにはしつこくやって来くるのですから皮肉なものです。

今季♀が翔んでいるのを見かけたし、ウマノスズクサは繁殖力旺盛とはいってもどこにでもある植物ではないハズだし、見つけることができないのでしょうか。
まぁ、我が家周辺ではジャコウアゲハを2年前に見かけたのが初見で、今季が2回目、まだまだ稀少種なので個体数が少ないのではないかと思っています。

ほかにウマノスズクサを食草とするのものの中で、ベニモンアゲハは無理にしても、優雅に翔び回るホソオチョウは要注意外来生物であっても見たいですね。

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