まだ頑張りますか(新生蝶 2017-No.20-21)

 
 朝方は15℃、陽射しは弱めで最高気温は24℃どまり、午後遅くには薄曇りになりました。



 裏の畑の尾根のムラサキ・ポイント付近には、アゲハの仲間が通過する蝶道があるので、パトロールごとに空を見上げています。
 狙いは黒系アゲハです。
 
 
カラスアゲハ(♂ アゲハチョウ科アゲハチョウ亜科)
カラスアゲハ
カラスアゲハ
 林縁をかなりのスピードで通過するので、離れないとフレームに入らず、しかも前方を待ち受けて狙うと途中で引き返したりと悪戦苦闘しました。

 カラスアゲハは、2016/6/10、2015/5/17、2014/6/15、2013/9/13、2012/6/10、2011/5/16がそれぞれお初です。我が家周辺ではカラスアゲハよりミヤマカラスアゲハのほうが個体数が多く、出現時期にはかなりバラつきが見られます。



 今朝、家内から、庭で白い丸のある黒いアゲハがいると呼ばれました。
 丸くはないけど、一にモンキアゲハ、二にナガサキアゲハくらいかなと思いながら庭に出たのですが、仏の顔も二度までだったのか、姿も見ないまま翔び去っていました。

 午後、庭から見える下隣りの元畑で、ウンシュウミカンの周りを黒いアゲハが翔び交っていました。
 
ナガサキアゲハ(♀ アゲハチョウ科アゲハチョウ亜科)
ナガサキアゲハ
ナガサキアゲハ
 まだ蕾が膨らんだ段階のウンシュウミカンやキンカンの周囲を翔び回って産卵しているようでしたが、とまっても向こう側の枝込みですぐ翔び立ち、産卵は確認できませんでした。

 ナガサキアゲハは、2016/8/3、2015/5/25、2014/9/3、2013/5/20、2012/7/25(初見)がそれぞれお初で、時期にバラつきが大きいのは我が家周辺で個体数が極端に少ないからだと思われます。


 我が家周辺でこれまでに見かけた黒系アゲハは、多い順にクロアゲハ>モンキアゲハ>ミヤマカラスアゲハ>カラスアゲハ>アオスジアゲハ>ナガサキアゲハ>ジャコウアゲハだろうと推定しています。
 ただ、今季はまだクロアゲハを見ておらず、カラスアゲハやナガサキアゲハがそれより早くなったのはこれまでで初めてです。



 さて、タイトルですが、西の方のことでは決してありません。(楽屋落ち)(^^ゞ
 
ムラサキシジミ(シジミチョウ科ミドリシジミ亜科)
ムラサキシジミ
 ムラシ・ポイントで見かけました。傷み具合から、昨日と同一個体と思われます。
 開翅してくれても、どこが紫なんやねんとツッコミたくなるような姿です。
 
(産卵 13:11~13:51)
ムラサキシジミ産卵
 何と産卵し始めました。
 
ムラサキシジミ産卵
 芽のつけ根右側に↑で産卵した卵が見えます。
 
ムラサキシジミ産卵
 葉裏にも産卵していました。

 ムラサキシジミ越冬個体の産卵は4/14に見かけているので、今回のものが別個体にしてもちょうど1箇月の差があります。気温差があるので、一化個体の羽化がそのまま1箇月遅れるわけではないにしても、かなりの幅があることになりますね。
 
 
サトキマダラヒカゲ(春型 タテハチョウ科ジャノメチョウ亜科)
サトキマダラヒカゲ
 ムラサキ・ポイントの木の下闇で、幹に2頭が奇妙な並びでとまっていました。
 右の♂が左の♀に愛をささやいているのではないかと思われましたが、振られたのか結局右の個体が翔び去りました。

 なお、↓の記事の個体は、やはりサトキマダラヒカゲでした。
 今度こそ割り切りました。^^;
 
 
樹液酒場 No.1
樹液酒場
 ジャノメ・ポイント内の樹液酒場で、オオスズメバチが作業中でした。
 例年5月中旬から下旬に樹液酒場が開店するので、その準備に来ているようです。

 この方やお仲間には近づかないようにしながらも、パトロールが楽しみです。
 
 
写真をクリックいただくと、大きくしてご覧いただけます。
 
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Comment

No:9219|黒いアゲハ蝶
お早うございます。

カラスアゲハに、ナガサキアゲハでしたか。
いいですね。

こちらは、まだ、クロアゲハ、しか、撮っていません。
オニユリが咲くのが、待ち遠しいです。
No:9220|
こんばんわー

腕と機器がよいと黒系アゲハが、この様に
撮れるのですね。
今日、庭で頭上を飛び回る黒系アゲハが
いました。
真っ黒と、白紋のある二種類でした。
uke-enさんなら、撮影出来たのに、私では
到底無理でした(コンデジ&腕)。
撮影出来ないのが悔しいですが、私には
撮影出来る体制に撮影…と、諦めてます。
No:9221|mcnj さん
コメントをいただいた時刻には、クロアゲハをまだ見ていなかったのですが、本日何とか証拠写真になりました。
そろそろミカンの花が咲く頃ですが、近辺にはありませんか。

そちらのダイミョウセセリが気にかかっていたのですが、行きそびれています。後刻オジャマしますね。
No:9222|kucchan さん
>腕と機器がよいと黒系アゲハが、この様に撮れるのですね。
そうですね。(余裕!)(^^ゞ

何十枚も撮って、中で一番いいと思われるのがこれですから、大したことはありません。
もっといいカメラやレンズが欲しいと思うことは何度もありますが、使いこなせないだろうと思うと前進みしませんね。

今の地域環境の中で、今ある機材をもっと使いこなして、もっといい絵をモノにする、これに尽きるようですね。
No:9225|
おはようございます。
記事が更新されてますが、昨夜書きかけで寝てしまったこちらへのコメントを・・・
新生蝶が20の大台を超えましたね!
「虎か豹のようなチョウが来てる」とか「白い丸のある黒いアゲハがいる」など、
奥様の功績も大きいようですが・・・
我が家も同じで、「おぉーい、黒い蝶がいるぞぉ〜」などと、ご注進してくれます。
お互い、持つべきは理解ある伴侶・・・ですかね(^_−)−☆

ムラサキシジミは、越冬明けて早めに産卵となるのかと思っていましたが、
この時期になって産卵するとは・・・
それを見過ごさないuke-enさんの洞察力に、またまた脱帽です!
わたしでしたら、「どこが紫なんやねん」と悪態をついたら、
そのままさっさと引き上げてしまいますよ〜
卵を見せてる写真は、ムラサキシジミさんのお顔の表情までよくわかって、
素晴らしいですね。
40分も粘った甲斐がありましたね♪

↓里山論争、お疲れ様でした。(論争ではないかっ!)
今度はサトカップル発見ですか?
よくもまぁー、こんな場所にいるところを見つけたものですね!
これは間違いなく愛の囁き・・・
♀は恥ずかしそうにお顔を隠し、♂は口説き顔に見えます。
(口説かれた経験はないけど、たぶんこんな顔かなぁ〜と…)
…で、uke-enさんはまたお邪魔虫やっちゃったのですか?
そのうちに、オオスズメバチからのお仕置きがあるやもしれませんよ〜!
No:9229|みさとさん
家内が教えてくれるのはいいのですが、いい加減なぞなぞみたいな呼び方はやめて欲しいものです。いくら考えても、なかなか正解にたどり着きませんよ。
本人はキレイかそうでないかが基準のようで、必ずしも興味を持っている訳でもないようです。
花より団子ならぬ、羽化観察よりミカンか野菜で、シークワーサーのアゲハ幼虫が目につくくらいの大きさなったら消えていくのも、その辺ではないかとの疑惑を持っています。^^;

ムラサキシジミは挙動不審でしたから、まさか今頃とは思いながら見守っていました。ただ、一応撮影できたので、40分ずっとではなく中抜き、それ以降も抜きです。

ヤマキマダラヒカゲはいないと結論付けていたのに、いざらしいものを見るとやっぱりダメですねぇ。
まぁ、可能な限り生態を観察して、お茶を濁しますよ。
No:9239|
このムラサキシジミの仲間は3種とも長生きですね。房総でも産卵している母蝶がいる一方ですでに終齢となった幼虫が同時に見られます。母蝶は6月末まで生き残る個体もいるようですので、次世代と混生することも考えられます。そうなると年何化か?と一概には言えなくなります。関東ではクロコノマも長生きします。こういうややこしいのはかなわんですね。
No:9243|clossiana さん
見たことはありませんが、ムラサキシジミの越冬明け個体と一化個体が若し並存するなら、ピカピカが一化個体だと判断しますね。
一化個体に傷みが見えるような時期になれば、越冬明け個体はいなくなっていると・・・(^^ゞ

年三~四化と言われていますが、当地がどうなのかすらはっきりしたことは分かりません。DNAを調べてすら分からないのでしょうから、時期的に見て○化らしいと推定するほかありませんね。

クロコノマチョウは季節型もありますし、我が家周辺では滅多に見かけませんのでそれほど気になりません。
ムラサキツバメは、早くて8月にしか見られません。当地では越冬が困難と思っています。

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