ムラサキシジミ覚醒(越冬蝶(2017-No.1))

  
 
 夜来の雨で朝方は5℃、どんよりとした空がやがて晴れ渡ったものの、ほぼ一日晴れたり曇ったりで、最高気温は14℃でした。



 気温上昇が鈍かったため午後パトロールに出ましたが、翔んでいるチョウは1頭も見かけず、本日もまた越冬ムラサキシジミの確認のみかとムラサキ・ポイントに向かいました。
 
ムラサキシジミ(♀ シジミチョウ科ミドリシジミ亜科 13:18~)
ムラサキシジミ
 ふと見上げると、カシ類の葉上に三角形が見えました。少し小さめの個体です。
 全体として翅の傷みが激しく、特に右後翅は大きく欠けています。越冬中に事件があって苦労したのでしょうか。
 
ムラサキシジミ
 気持ち開翅してくれました。
 
ムラサキシジミ
 高い枝に移り、光の加減で後翅外縁がボーッと青く光る幻光もどきを見せてくれました。
 
ムラサキシジミ
 開翅して日向ぼっこ中で、やっと♀らしいと分かりました。
 
 
ムラサキシジミ(13:22)
ムラサキシジミ集団越冬
 当然ながら、枯葉で越冬中の2頭を確認すると、どちらも残っていました。
 ずっと越冬していた葉の後側の葉に移動し、1頭は葉の間に頭部を突っ込んでいます。
 翔び出すムラサキシジミを確認したということは、この2頭も無事越冬できたと思われ、いついなくなるにしても越冬明けを迎えたと考えてよさそうです。

 成虫で越冬するチョウでは、ムラサキシジミが今季これまでで初めての一番手になりましたが、テングチョウ、キタキチョウやキタテハは撮影どころか翔んでいるシーンさえまだ見かけないのが不思議です。


[越冬蝶出現(初撮)日一覧表]
 20172016201520142013
 月日 順 月日 順 月日 順 月日 順 月日 順
ムラサキシジミ 3/27 1 3/31 6 4/24 6 3/17 3 3/9 4
テングチョウ   3/4 1 3/17 1 3/12 1 2/28 1
キタキチョウ   3/5 2 3/17 1 3/17 3 3/7 3
キタテハ   3/5 2 3/22 4 3/17 3 3/6 2
アカタテハ   3/21 4 3/22 4 3/12 1 3/9 4
ウラギンシジミ   3/29 5 3/21 3 3/28 6 8/26 6
ヒオドシチョウ   4/15 7 5/30 8 6/4 8  
ルリタテハ   7/3 8 6/3 9 5/17 7 10/5 9
ヒメアカタテハ   10/14 9 8/14 11 6/13 9 8/27 7
ムラサキツバメ   10/19 10 8/16 12 10/7 10 
イシガケチョウ     4/27 7    
クロコノマチョウ     7/11 10    
※ 過去5年間に我が家周辺で見かけた成虫で越冬するチョウを、今季の初撮日順
 で整理しています。
  今季まだ見かけていない場合は、原則として昨季の初撮日順です。
 
 
写真をクリックいただくと、大きくしてご覧いただけます。
 
関連記事

タグ: 蝶(越冬) 

Comment

No:8976|紫シジミ
こんばんは。

長い苦難の冬を、無事に、のりこえましたか。
よかったですね。
自然界の、生命力は、大したものです。

長い間、代々そうしてきたのだから、当たり前のことことなのかも
しれませんが、大したものです。
No:8977|mcnj さん
ブログ開設前には、成虫で越冬するチョウがいるなんて全く知りませんでした。それどころか、チョウの姿を見かけても、どのように命をつなげているのかすら考えたことがありませんでした。
人間だけがエライような気になってはいけませんね。
No:8978|蝶目撃
日付けが思い出せませんが3,4日前
カスミのビオトープへ行く道で
モンシロチョウ1頭、テングチョウが2頭
堂々川中流域山の茂みに入る前の広場です。
昨日は雹の大きさより少し小さいあられが一瞬落ちてきました。
今頃から5月初め時々起きるようです。
No:8979|自然を尋ねる人さん
当方では、テングチョウをさっぱり見かけません。越冬中のものも探しましたが、とうとう見つけられませんでした。
この時期までキタキチョウもキタテハも見かけないので、冬の寒さや強風で死滅してしまったのかなどと想像をめぐらしています。

本日は雲の少ない日ですが、風が冷たく、翔んでるチョウは1頭しか見かけませんでした。

コメントの投稿

Comment
管理者にだけ表示を許可する