ムラサキツバメの葉舐め

 
 朝方は小雨の12℃と暖かめ、午前10時を回ってから陽が射し始め、最高気温は21℃になりました。



 昨日は一日雨模様だったので、陽が射し始めるとともにムラサキ・ポイントに急ぎました。
 越冬中のムラサキシジミなど気にかかることもあるのですが、次の記事にさせていただきますね。


 で今回は、ムラサキツバメ特集です。^O^
 
ムラサキツバメ #1(♀ シジミチョウ科ミドリシジミ亜科)
ムラサキツバメ
ムラサキツバメ
ムラサキツバメ
 ムラサキ・ポイントで、長時間熱心にカシ類の葉の表面を舐めていました。
 開翅を待っている私は、もう雨も乾いてるし早くしてよと心の中で叫んでも、小さな虫を払う際少し翅を開く程度で、葉全体を歩き回って舐めることを繰り返していました。
 この行動が、葉に付着しているアブラムシ類の分泌物(排泄物)を舐めとっているのではないかと気づいたのは、戻ってPCに向かってからでした。(^^ゞ

 実は、昨日ダンダラさんの「小畔川日記」で「小畔川便り(ムラサキツバメのストローの先端:2016/11/9)」の記事を拝見し、へぇそうなんだと思ったばかりだったのですが、開翅待ちの気持ちが先走りそのことに思い至りませんでした。

 それによると、口吻の先の部分はブラシ状になっていて、その部分で排泄物を擦り取っているそうです。そう思ってこちらの写真を眺めると、擦り取った排泄物かも知れませんが、先に極小さな突起があるように見えてきます。
 ダンダラさんの写真ではブラシがクッキリと撮影されていて、知識もウデも機材もレベルが格段に違い、高望みとは承知していても羨ましい限りです。
 
ムラサキツバメ #1
ムラサキツバメ
ムラサキツバメ
 開翅してくれましたが、前翅左右の翅頂付近が欠けていて、右の尾状突起がありません。
 
ムラサキツバメ
 本日の2ショットその1です。
 ヒメバチかジガバチの仲間と思われるハチが、#1の葉にしつこく寄って来ていました。やはりアブラムシ類の排泄物狙いのようです。
 
ムラサキツバメ
 本日の2ショットその2です。翔んでいます、ハチが。(^^ゞ
 
 
ムラサキツバメ #2(♀)
ムラサキツバメ
ムラサキツバメ
 こちらは開翅したままだったり、葉裏にぶら下がったりしながら、やはりアブラムシ類の排泄物を舐め取っているようです。
 
ムラサキツバメ #2
ムラサキツバメ
ムラサキツバメ
 こちらも開翅してくれましたが、傷みがほとんど見えない比較的キレイな個体です。
 
 
ムラサキツバメ(左:#1・右:#2)
ムラサキツバメ
 本日の2ショットその3です。
 
ムラサキツバメ(どちらも 左:#1・右:#2)
ムラサキツバメ
ムラサキツバメ
 本日の2ショットその4、5です。
 隣の花は赤いと思ったのか、#2が#1の葉に来て、排泄物を舐め取っているようです。結局は#1だけが残ったのですが、#2を追い払ったのかどうかは見損ないました。
 
 
写真をクリックいただくと、大きくしてご覧いただけます。
 
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No:8636|写っていますね
ムラサキツバメの吸汁の写真、興味深く拝見しました。
実は私も自分の撮影した吸汁中の写真を見直してみたのですが、あの写真以外はあまりはっきりした写真がなく、撮り直さないといけないなと思っています。
3番目の写真などはかなりはっきりと映っていて、これがブラシのまわりに着いたカスなのか、排出した液体なのか興味があります。
No:8637|ダンダラさん
記事中のリンクの件も含めて、温かいお言葉ありがとうございます。
記事を黙って拝見させていただいて、示唆に富んだ内容で及びもつかないと思うと、ついつい足が遠のいてしまいました。上を向いたらきりがない♪でも、向かなきゃ進歩もないので、よろしくお願いします。

ただ、いくら知識が増えても、フィールドでは悪い意味で一期一会と思ってますから、どうしても焦りが出てそんなことは忘れてしまっています。何とか直したいと思いながら、その繰り返しです。

3枚目の写真ですが、ブラシ状ものの突起じゃなさそうだから、擦り取った排泄物が集まっているのではないかと思っていて、液体の排出なんて思っても見ませんでした。
セセリチョウの吸い戻しなんて、へぇそんなこともあるのかと何度か撮影したことがあるのですが、口からの吸い戻しやブラシ部分からの吸汁なんてことが解明できればと考えるとワクワクしますね。
No:8638|
身近なチョウやヒョウモン柄の綺麗なチョウを見るだけでも沢山の種類のチョウがいることを知りましたがその後、吸蜜だけでなく動物などの糞尿や吸い戻し、越冬、集団越冬などuke-enさんのブログで色々知りましたよ。
小さな昆虫にもまだまだ未知の世界がありますね。
私ならカシの葉上で口吻を伸ばしていても別に「何故」とは思わないですね。
アブラムシなどの排泄物を舐めとっているとは、もしセセリチョウのように自分の排泄物で薄め吸っているのを見れば少しは判ったかもしれませんよ。(uke-enさんの知識の横取り)(^∇^)
意外な発見、今後も参考にさせてもらいます。
No:8639|
こんばんわー

こうも、毎日、蝶の撮影ができるとは羨ましいです。
ムラサキツバメは、近所のクヌギの木が植わってた
場所で昨年までは見かける事が出来たのですが・・・。
今季は、木が伐採されて住宅の建設が進んでます。
よって、見かける事が出来ず残念です。
ムラサキツバメが「アブラムシ類の排泄物を舐め取る」とは
初めて知りました。
出来るなら、我が家のバラの蕾近辺のアブラムシ類の排泄物を
取ってくれないかと願うばかりです。
(アブラムシなら沢山いるのに・・・)
No:8640|hitori-shizuka さん
私の知識も受け売りばかりですが、それが必ずしも悪いとは思いません。
なんでもそうですが、自ら体験しないと上滑りすることが多いのは確かで、チョウの場合でも自ら観察することにより、耳から聞き目で読んだ知識が、自らの考えや言葉で表現することができるようになると思っていますよ。

ただ、何もかも体験できることばかりではないので、演繹や敷衍も必要ですが、うっかりすると独善になってしまいそうです。よっ、哲学者!

ムラサキツバメ(ムラサキシジミも)がアブラムシ類の排泄物を摂食するとは考えたこともなく、文中でリンクしたダンダラさんの記事を拝見していなければ、いつまでも水分補給しているものと思っていたに違いありません。そんなものです。
No:8642|kucchan さん
アブラムシなどは吸汁性害虫で植物の生育を阻害する上、その排泄物はすす病の原因になりますから、園芸や果樹栽培をするものにとっては大敵ですね。

昔「元から絶たなきゃダメ!」というCMがありましたが、排泄物をチョウに食べてもらうより、アブラムシそのものを捕食するチョウ界唯一の純肉食性のゴイシシジミのほうが効き目は大きそうです。タケやササのアブラムシを食べるそうですから、直接的には役に立ちませんか。
タケやササはその辺に一杯だし、北海道の北部を除き本土に住んでいるハズなのですが、私はまだ未見です。(^^ゞ

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