初夏の虫たち(3/3 カマキリ、バッタほか編)

 
 朝方は21℃、朝から陽射しが強く、3日続きで最高気温33~34℃だったので今日も暑いのだろうと思っていると、とうとう35℃超え猛暑日になってしまいました。
 今晩は今季初の熱帯夜かと覚悟していると、午後7時を回ってごく短時間の夕立がありました。



 チョウ以外の昆虫などでも特定の種のほか形の面白いもの、色合いの変わったものなどは撮影するようにしています。あくまで主観的なものですから、何やと思われる向きもあるやも知れませんがご容赦くださいね。
 なお、同定できていないもの、極端な場合は目(もく)さえ怪しいものがありますので、ご承知の方は是非お教えください。(再掲)



 さて、カマキリですが、出たての頃や成虫のお初とともに交尾や捕食シーンなどについて撮影することにしています。
 
オオカマキリ?(幼虫 カマキリ科 2016/6/11)
カマキリ幼虫
 裏の畑で見かけました。
 これが今季の初カマです。
 
オオカマキリ?(幼虫 カマキリ科 2016/7/3)
カマキリ幼虫 捕食
 庭で見かけました。↑より大きくなってオオカマキリらしく見えますが、まだ翅は見えません。

 気づかないうちにアリらしきものを捕まえました。鎌を振り下ろしたのかと思ったら両前脚で挟み込んでいます。おいおい、それは反則でしょ、とツッコミを入れておきました。
 
カマキリ幼虫 捕食
カマキリ幼虫 捕食
 右の鎌で獲物をホールドし、トタン張りを登って反転して食べ始めました。
 よく見ると左の鎌がありません。ツッコミを謝っておきました。(^^ゞ



 さて、バッタですが、特に基準はありません。見かけた際の気持ち次第、行き当たりばったりです。(^^ゞ
 
ツチイナゴ(交尾 バッタ科ツチイナゴ亜科 2016/6/26)
ツチイナゴ交尾
 裏の畑で見かけました。
 国内のバッタの仲間では成虫で越冬する唯一の種ですが、冬くらいしか撮影したことがありません。

 交尾するため♂が♀を捕まえたようですが、向きが逆でどうするのだろうと見守っていました。
 かなり思案していたようですが、そのうち腹端を♀の前でフリフリし始めました。よく分かりませんが、♂のフェロモン(あるのか!)で交尾を促していたように見えました。
 
ツチイナゴ交尾
ツチイナゴ交尾
 ♂が♀の上で回転し始め、やっとマウント状態になれました。
 この間16分、草込みで腹端が見えず、交尾が成立しているかどうか確認できませんでした。一回りして、30分余り後で成立を確認しました。(^^ゞ
 
 
ヒメギス(幼虫 ♀ キリギリス科キリギリス亜科 2016/6/29)
ヒメギス ♀
 庭で草引きをしていると、手箕(てみ)の縁に乗ってきました。ご褒美だったのでしょうか。
 翅が伸びきっていないので、幼虫と思われます。

 ヒメギスの♀は黒い甲冑と太刀(産卵管)が精悍さをかもし出していて、見かけると必ず撮影するのですが滅多に見かけません。
 
 
ヒシバッタ(ヒシバッタ科 2016/6/26)
ヒシバッタ
 裏の畑で見かけました。
 10mm程度の小さなバッタですが、体型が菱形なのでこの名前がついています。背中の模様はバリュエーションがあり、ハデ目なものもあるそうですが、地味なものしか見たことがありません。



 そのほかには、
 
 
クワゾウムシ(ゾウムシ科 2016/6/11)
クワゾウムシ
 庭の通路上を歩いていました。
 ゾウムシは体型に妙があり見かけたら撮影しますが、近縁のオトシブミやチョッキリなどとともにほとんど見かけない種です。
 
 
シマサシガメ(サシガメ科モンシロサシガメ亜科 2016/6/20)
シマサシガメ
 裏の畑で見かけました。
 カメムシ亜目は余程のことがない限り交尾でも撮影しませんが、サシガメは何故か別格です。
 肉食性だそうですが、捕食シーンを見たことがありません。
 
 
アズチグモ??(カニグモ科 2016/6/30)
アズチグモ捕食
 裏の畑のヒメジョオンに、ベニシジミが奇妙な格好でとまっていました。目を凝らして、やっと小さなクモが見えました。
 体長3mmほど、この大きさでよくベニシジミを捕まえたものです。



 3回続いた初夏の虫たちにおつき合いいただいて、ありがとうございました。
 明日以降ネタ切れの見込みですが、こう暑くて陽射しが強いとパトロールもままなりません。^^;
 
 
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Comment

No:8146|昆虫
オオカマキリにしては、小さいとおもったら、子供でしたか。

カマキリは、卵から出ると、すぐ、自立するのですね。
No:8147|mcnj さん
オオカマキリ(だけではない。)は♀が大きく♂は一~二回りくらい小さいですが、♂でももう少し大きく、翅が生え揃っています。どこから成虫とするのかは知識がありません。

卵鞘(卵胞)からは200匹ほど孵化するそうですから、親がかりなんて到底無理で自立するしかないでしょうね。
共食いもするし、成虫になるのはそのうちの1%程度と言われていますが、たくさん産むことが生き残り戦略なのでしょうね。
No:8149|サシガメ
赤と黒の混色で見た目は綺麗です。
これが毛虫に口を刺している様子はかっこよいです。
我が家の桃の木に毛虫がいますがこれを狙って飛んできます。
ところで今年は蜘蛛が非常に少ないです。
No:8151|
オオカマキリかどうかは判りませんが我家でも体長1.5センチ位の茶系とグリン系の2種類を最近よく見かけますが最終的には1~2匹になってますよ。
ツチイナゴの交尾行動をその場で16分とは、探求心の強いuke-enさんには頭が下がります。
暑がりの私では少し汗ばむと直ぐに退散ですよ。
ひし形に見えるバッタがいること自体知りませんでしたよ。たとえ見ていたとしてもバッタ?で終わって記憶にありませんね。
花によくいる小さなクモが大きな翅を持つチョウを捕獲するのにはマヒさせる毒を持っているのかカニのような鋭い爪(脚力)でチョウが飛び立てないのでしょうかね。
それとも一気にチョウ(昆虫)の急所を噛むんでしょうかね。

No:8152|自然を尋ねる人さん
赤と黒の混色ってアカシマサシガメかアカヘリサシガメでしょうか。我が家周辺では、そんなカラー豊富なものは見かけずもっぱらモノクロです。
毛虫を捕食した写真なんてそちらで見かけた記憶がないので、是非載せてくださいね。

今季はチョウの種類も個体数も少なく、ヒョウモンがあふれていた昨季とは大違いです。データに裏打ちされていない感覚的なものですが、昆虫全般に例年より少ない印象を持っています。
No:8153|hitori-shizuka さん
カマキリには緑色型と褐色型がありますが、どの種がそうなのか、孵化したときからかその後脱皮してからかなどの知識がありません。捕食者としてよく見かけるカマキリも、食物連鎖からは免れないようですね。

ツチイナゴは、交尾成立だったらせいぜい写真1~2枚で終わってますよ。逆向きだったため、逃げられてしまうのか、大願成就か気になりました。EXIF情報で16分も見ていたのかと驚きました。(^^ゞ

クモは大なり小なり毒をもっているそうですが、強毒で人の皮膚を貫通するようなのものは特定種だけのようです。消化液を注入する際その毒も一緒に昆虫の体内に入るというイメージでしょうか。
No:8154|
こんばんわー

今日の京都地域は大変な暑さだったみたいですね。
(予報より)
初夏の虫たち・・・
どの昆虫たちも私には懐かしい虫です…そー言えば
この様な虫も居たなぁーと、幼少時代を思い出しました。
が、名前は思い出せずサッパリです。
で、もう、カマキリが出たのですね。
カマキリは我が家庭でも見かけますが、今の所、まだ、
見かけてません。
特に、クワゾウムシは・・・
桑の木で見かけたような記憶が・・・
でも、間違いかも・・・。
そうそう…昆虫たちに、カブトムシやクワガタなども
追加して頂ければ・・・我がままですみません。

No:8155|kucchan さん
当地は京都市内ほどではなく、昨日も今日も最高気温は32℃どまりでした。真冬の時期は別にして、奈良北部並みといったところでしょうか。

我々が子どもの頃と言えばもう半世紀にもなりますが、虫の種類も数も今よりもっと多かったのでしょうね。その後の開発や農薬の多用などで激減し、徐々に回復しているような気がします。

カブトやクワガタ、当方の虫探しは水商売ですから、相手さん次第です。これまで見かけたのはコクワガタくらいですよ。
No:8156|しばらく
少し早い夏休みを取ったつもりですが
私に負けない人がいました。
その人は先生、よろしくご指導くださいね。

あのー『水商売』のことですが
本当によく経営者が変わりますね。
No:8157|自然を尋ねる人さん
そちらは珍しく更新に間があいていると思っていましたが、お休みされていたとは結構なことです。いつもお忙しくされているので、そのくらいは当然許されますよ。

当方はお休みをいただいたという意識はないのですが、相手さん次第の水商売、ネタ切れ+珍しく小忙しで記事になりません。
例の件もさっぱり進んでいなくて、申し訳ないことです。

ところで、そちらの水商売はさっぱりご無沙汰ですよ。店が残っているのかどうかすら知りません。何せ、お酒を飲むのが年数回ですからね。

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