転んでもただでは

 
 小雨の朝方は15℃、午前9時頃から薄日が射すようになり、最高気温は20℃に達しました。



 一昨日から昨日の強い風で落下したウラギンシジミが地表近くで雨を凌ぎ風をよけて潜んでいることを確認するため、午前9時前にムラサキ・ポイントに出かけました。
 地表近くや草、低木などでは見当たらず、元いた葉裏を中心に辺りの場所を探したのですがそれでも見つからず、スズメバチが飛び始めたので撤収しました。
 
 
ウラナミシジミ(シジミチョウ科ヒメシジミ亜科 9:03)
ウラナミシジミ
 裏の畑の通路近くで寝ていて、私の気配で翔び立ったようです。行き掛けの駄賃みたいなものです。
 ダブリがあるかも知れませんがこの秋4頭目、例年に比べるとどうなっているのだろうと思うくらい少ないですね。

 ほかにこの時刻には、ベニシジミ1頭、ヤマトシジミ数頭、キタキチョウも叩き起こしたものが翔んでいました。



 これでは終われないとばかりに、午後3時を回ってから再度ウラギンパトです。
 やはり地表付近にも葉裏でも見つけられませんでした。半分以上諦め気分で少し離れて見てから引き上げようと思っていると、
 
 
ウラギンシジミ No.1(シジミチョウ科ウラギンシジミ亜科 15:18)
ウラギンシジミ
 #1や#2がぶら下がっていたのと同じ樹の別の枝ですが、大樹で東に5mほど離れた場所の地表3mほどの葉裏にぶら下がっています。
 葉の縁近くにぶら下がっていて、触角は先端をのぞかせているだけです。

 大きさを考えるとこれが #1ではないかと思われましたが、個体識別は困難なので↓のことも含めてナンバリングし直すことにします。


 まぁ1頭見つけたからいいやと視線を移動すると、
 
 
ウラギンシジミ No.3(15:20)
ウラギンシジミ
 2mよりかなり高い場所でもう1個体見つけたので近寄って撮影しました。
 #1 がぶら下がっていた場所の少し西側、地表2mほどの葉裏です。穴のあいた葉にぶら下がっているように見えますが、奥(上)の葉の中央寄り、縁には距離があります。
 触角は完全格納の状態です。


 あれ?ちょっと低すぎるなぁと思い起こしてまた離れると、
 
 
ウラギンシジミ No.2(15:38)
ウラギンシジミ
 遠くから見つけたのは実はこの個体で、No.3のほぼ真上30cmほどの場所です。
 何かに大きく摂食された葉裏の主脈をまたいでぶら下がっています。欠損した縁にそれほど距離はありませんが、口吻が葉表に届くかどうかは微妙なところです。
 触角は完全格納の状態です。
 
 
上:No.2・下:No.3
ウラギンシジミ
 No.2とNo.3の位置関係はこうなっています。
 No.1との3ショットはアングルの関係で撮影できませんでした。


 もうこうなると、どれが#1や#2なのか、どれも違うのか(それはなさそう)さっぱり識別できず、御破算で願いましてはと新たにナンバリングした次第です。

 落下した後の様子も撮影でき、結局1個体増えたのですから、焼け太りそのものですね。
 執念でしょうか、人徳でしょうか。(^^ゞ
 
 
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タグ: シジミチョウ科  ウラギンシジミ  蝶(越冬) 

Comment

No:7539|
こんにちわー
今日の最高気温は22℃位でまるで小春日和を思わせる
一日になりました。
で、我が家の庭にも色んな蝶が遊びにきました。
が、ヒラヒラ舞ったり、機敏で、殆んど撮影出来ませんでした。
最初の写真のウラナミシジミみたいな方はサンドリームの
花びらに・・・ウラギンシジミは庭の上空を飛び回ってました。
他にはツマグロヒョウモン、ヒマアカタテハ、シロチョウ、キチョウなどが遊びにきました。
この22℃への気温上昇で蝶も慌てて飛び出したみたいです。
No:7540|
>執念でしょうか、人徳でしょうか。
人徳?と言いたい所ですが日々の努力のたまものでしょうかね。神徳かも(^^ゞ
今日はこちらも暖かく21度で八栗寺で数種類のチョウが飛んでいるのを確認しましたよ。
南に面した樫の木付近ではウラギンシジミ♂(今年初)が活発に飛んでました。
この他、キタキチョウ、アカタテハやイシガケチョウ(?)を見ましたがこの時季でもイシガケチョウが見られるのでしょうかね。
No:7541|kucchan さん
当地でも今日は21℃まで気温が上がりましたが、そうそうチョウは翔んではいませんでしたよ。日頃の気温も関係ありそうで、中には越冬のスイッチが入ったり、もう★になったりなのでしょうね。

ツマグロヒョウモン、ウラナミシジミ、モンシロチョウ以外はみな成虫で越冬しますから、これからも暖かい日には姿を見せるのでしょうね。
No:7542|hitori-shizuka さん
人徳だとしてもその効果は長続きしないようで、今日の暖かさでかウラギンシジミはみな出払ってしまいました。

八栗さんは五剣山の中腹だから結構高いところかと思ったら、讃岐平野の山だから我が家(海抜200mほど)と変わらないのですね。だとすると、チョウもかなり見られそうですね。

イシガケチョウの越冬態は成虫だそうですよ。当地では越冬は無理ですが、四国なら全域で十分可能なようです。これからでも暖かい日には姿が見みられるのでしょうね。
No:7543|ウラギンシジミ
ウラギンシジミ、3匹が同じ姿勢で視野に入っている
なんぞ、いい光景ですね~。
濃い常緑樹葉のなかにシルバーが映えます。
落下した個体もまた復活とは嬉しいですね。
ぜひ追跡して、雪降る中のウラギンシジミ期待しています。
自分ではとても無理なシーンですが、ある方が撮られているのを見て
感嘆しました。
過去年に撮影しておられたらごめんなさい。
↓↓のアカタテハ、子供の頃自宅で越冬させたことを思い出しました。
マイフィールドでは秋冬には滅多に見ません。
No:7544|うらぎん
道路の路肩の草に止まっていました。
最近キタキチョウとともにちょくちょくみます。
久しぶりに空の綺麗を見ましたので自慢しに来ました。
雲海も綺麗です。
No:7545|
こんにちは。
今朝の最低気温は8.9℃。
少し前の氷点下2℃という、あの寒さはどこ行った?
…そんな気まぐれな陽気に、蝶たちもきっと戸惑っているのでしょうね。

散歩途中でもお庭訪問も、蝶シーズンにはそこそこの数は見るのですが、
何ゆえ越冬態勢の蝶は見つけられないのでしょうか・・・
今年こそはと探してもみたのですが、やっぱり見つかりません。
キタキチョウだって、今でも庭で飛び回っているのですよ。
ワラビの葉やシダ類は、寒さで枯れてしまう我が地域。
-15℃という厳寒の中、いったいどこで越冬してるのでしょうね・・・
春になると越冬明けの蝶に出会うのですから、どこかにはいるはず。

uke-enさんち周辺は、蝶にやさしい環境なのですね(^_-)-☆
No:7546|grassmonblue さん
少なくても2頭のうち1頭は完全に越冬態勢に入っていると思っていたのですが、復帰してくれてもどれがどれやら分からなくなり、おまけにこの翌日(11/16)が暖かくてみないなくなってしまいました。

改めてこの雨続きが終わってから探すつもりですが、ここではダメと思ったかもしれませんね。

雪中のウラギンシジミは↓です。

http://ukeminoengei.blog103.fc2.com/blog-entry-971.html

一冬に何度も積雪がある地域ではありませんので、朝積もっていると完全武装でソレッ!です。

アカタテハ、ヒメアカタテハの越冬シーンは、先輩諸氏のブログに載ってるのを見たことがありません。どんなところで越冬しているのでしょうね。
No:7547|雪中のウラギンシジミ
失礼しました。
やはり撮影済みでしたか。
雪中のウラギンシジミ、期待にたがわず良いですねえ。
さすがです。 
No:7548|自然を尋ねる人さん
感ずるところがあって、風景そっちのけで珍しく真面目なコメントをしておきました。
皆さん気にかかっていることのようですね。
No:7549|grassmonblue さん
何かPRの場を与えていただいたという感じで、むしろお礼を申し上げたい気分ですよ。(^^ゞ

撮影のウデ(機材!も)が伴わなくて、雪は雪らしく、チョウはくっきりととはなかなかなりません。^^;
No:7550|みさとさん
こちらも暖かいですねぇ。お陰でまたウラギンシジミはいなくなるし、キタキチョウの寝場所はさっぱり安定しませんよ。
極度の寒がりですからありがたいといえばそうなのですが、晩秋からの恒例行事が遅れ遅れになって、痛し痒しですね。

冬の寒さの厳しいそちらでは、ルリタテハのようにタテハチョウの仲間は人の近くで越冬しているのではないかと思われます。
葉裏では、積雪に耐えられないでしょうね。
No:7551|ご破算で願いましては
この時期には出入りが激しいので、ご破算で願うことがありますね。
ナンバリングするというから、サインペンで番号をふるのかと思いました。ある程度落ち着いたら、微妙な黒点の位置とか筋の入り方、欠けなどを頼りに、写真判定で追跡したこともありましたっけ。

ウラギンシジミの生きている落下個体を見たのは一度だけあります。弱り切った個体でした。
No:7552|忙しすぎて
1週間ほど雑念を捨てて人集め、段取り、自分の挨拶、
はたまた会場主へ依頼と使い方の打合せ
何でここまで沢山の内容をひとりでしないといけないのか
いやいや心配なのでしょうね
でも日本3大新聞が掲載(備後版)地元有力2紙が掲載と
想像以上の報道協力があり350人が集まり大盛況。
講師の先生から地元の文化力は素晴らしいと言われ
鼻を高くしています。
No:7553|twoguitar さん
ウラギンシジミのぶら下がる場所は樹冠の南側から東側の間がほとんどで、冬の西風や北風には比較的耐えられる場所なのですが、今回の風は東南方向からの強い風だったため、ひとたまりもなかったようです。
移動したといえばそのとおりなのですが、No.1は完全に越冬態勢だと思われたため残念でなりません。その場合落下は命取りで、今回の場合再度ぶら下がっても越冬明けを迎えるのは難しそうです。

キタキチョウはまだ落ち着き先を決める時期ではなさそうです。

ナンバリングは一に越冬場所、二に斑紋などによる個体識別で、キタキチョウは一定時期になると暖かい日であっても翔び出すことがなくなるので、ほぼフォローできているのではないかと思っています。
No:7554|自然を尋ねる人さん
忙しいのは何でもいっちょ噛みしようとするからで、管理職となれば部下?に任すことことができるかどうかが評価の分かれ目だと思います。事務局長や副会長は使い走りかも知れませんが・・・^O^

講演会が成功裏に終了すれば万々歳だと思うのですが、越冬に入るというのはきっと性に合わないのでしょうね。
No:7555|こちらさんも
しばらくブログの更新が忙しいを理由に出来ませんでした。
あちらもこちらも更新がとどこっているように見えました。

どこで調べられるかわかりませんが私の活動している事を書いた新聞をタイミングよく探して来られます。
活動している本人以上に詳しい事を皆さんが分かるようにしてくださり感謝しております。
お礼に1冊差し上げたいと思っていませんが作者が3人、監修者が一人いますのでごまかしが出来る日までお待ちください。
No:7556|自然を尋ねる人さん
当方は忙しいから滞っているわけでなく、ネタ切れです。
テキヤ殺すにゃ刃物はいらぬ 雨の3日も降ればいい、と似たり寄ったりですね。

自主申告だけでは針小棒大なんてこともありますので、客観的な見方はどうかなと記事探しをしています。^O^
簡単に言うとどう書かれているかなの興味ですが、折角見つけたのだから、ほかの方の探す手間を省こうという次第です。関心の高いものには見た見たの反応があって、まぁ少しはサポートになってるのかなと思っています。

冊子をどのようにして購入しようか思案中で、クレジットカード番号をまた登録するのもイヤだし、Amazon なら送料無料なんだけど・・・
もう少し先の落ち着かれた頃を見計らって、そちらに直接注文したいと思っています。
No:7557|ウン!人徳
埼玉県南部では今秋少ないウラナミシジミ観察に
次いで
3頭に観察越冬ウラギンシジミが増えたようで、
まさに貴兄の人徳という感じですね!
No:7558|ヒメオオさん
あちこちでウラナミシジミが少ないと聞きますが、そちらも同じ状況でしょうか。どうなっているのでしょうね。
当地では、今季、初夏に初めてウラナミシジミを見かけたかと思えば、秋のしょっぱなは初見の交尾だし、この調子なら例年より多いかと思っていたら格段に少なくて当てが大外れでした。

どうも人徳も底が浅いようで、この翌日にはみな出払ってしまいました。自ら人徳云々と言うようでは、当然の帰結でしょうか。^^;

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