寝相たち

 
 夜半からの雨で朝方は16℃と久方ぶりに暖かめでしたが、お昼前に通り雨があり最高気温は21℃どまりでした。
 いつ雨が落ちてきても不思議でない曇り空、薄日も一瞬だけでした。



 こんなお天気だったので、アサギ君は姿を見せてくれませんでした。それならと、ムラサキ・ポイントを執念深くパトロールしました。
 
 
寝相たち(15:13)
寝相たち
 それなりにインパクトのある写真だと思うのですが、ウオーリーだと大サービス問題ですよね。(^^ゞ
 
 
ホシミスジ(タテハチョウ科イチモンジチョウ亜科)
ホシミスジ
 フラッシュを焚くと↑と色合いが大きく異なりますね。
 イチモンジチョウ亜科の寝姿を見かけたのは初めてです。キタキチョウやウラギンシジミと同様に、葉裏にぶら下がるとは想像していませんでした。
 
 
ウラギンシジミ(シジミチョウ科ウラギンシジミ亜科)
ウラギンシジミ
 こちらのほうが先に目に入りました。
 ホシミスジと異なり、触覚は前翅に半格納の状態です。

 高柳芳恵さんのウラギンシジミ越冬に関する10年間の観察結果によれば、越冬の始期は早くて11月下旬、観察したもので一番早く越冬を開始したものは10/27ですから、まだまだ先のことのようです。(「葉の裏で冬を生きぬくチョウ-ウラギンシジミ10年の観察 (わたしの研究) 」高柳芳恵著 偕成社)
 
 
キタキチョウ(秋型 ♀ シロチョウ科モンキチョウ亜科)
キタキチョウ秋型 ♀
 この時期チャノキの間を歩くと、キタキチョウが次々翔び出してきます。
 この個体もそうですが、すぐ別の葉裏に潜り込みます。


 寝相たちなんて日本語かいと突っ込まれそうですが、こんなお天気だから見られたシーンですね。
 
 
ムラサキシジミ #1(シジミチョウ科ミドリシジミ亜科)
ムラサキシジミ
 高い場所の葉上で見つけました。
 薄暗い上葉込みですから100mmマクロではピントが合わず、18-270mmズームに換装しフラッシュを焚いてやっとこの程度です。
 
ムラサキシジミ #2
ムラサキシジミ
 #1より少し低い場所ですが、条件はほとんど変わりません。

 フラッシュを焚くと一度目だけ開翅しました。ゼフなどミドリシジミ亜科にはその傾向があると聞いていたのですが、観察できたのは初めてです。
 実は#1も開翅してくれたのですが、葉込みにボ~~~ッと青い塊が見えるだけで何かすら判別できない写真になりました。^^;


 撮影に苦心惨憺の中、眼の辺りの高さの葉上で何か動くものがありました。
 
キイロスズメバチ(スズメバチ科)
キイロスズメバチ
 桑原、桑原。
 この方も葉上でおねむ中だったようですが、私の気配で目を覚ましたようです。



 ほかには、
 
 
クロヒカゲ(♂ タテハチョウ科ジャノメチョウ亜科)
クロヒカゲ ♂
 裏の畑を歩いていると、ササの藪から翔び出してきました。
 青紫色の鱗粉もよく残っていて、この秋羽化した三化個体のようです。
 
 
コミスジ(タテハチョウ科イチモンジチョウ亜科 2015/10/10)
コミスジ
 昨日、これも裏の畑で見かけました。
 昨季はイチモンジチョウ亜科の9割方がホシミスジだったのですが、今季はホシミスジが減りコミスジが増えたのか、両種を見る機会はほぼ等しくなっています。



 フジバカマでは、
 
ヒメウラナミジャノメ(♂ タテハチョウ科ジャノメチョウ亜科)
ヒメウラナミジャノメ ♂
 裏の畑の下の段のフジバカマはまだまだキレイですが、チョウがどんどん見慣れたものになってきています。(^^ゞ
 
 
写真をクリックいただくと、大きくしてご覧いただけます。
 
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タグ:   寝相 

Comment

No:7420|最初の画像凄いですね!
ホシミスジそのものも数回しか出逢った
ことがありませんが、「寝姿」は写真も
含めて初めて拝見しました。
それもウラギンシジミと寝姿のツーショ
ットとは素晴らしいですね!
No:7421|ヒメオオさん
今朝は陽が射していたので、午前7時過ぎに出てみました。ウラギンシジミはまだぶら下がっていましたが、残念ながらホシミスジはいませんでした。
折角の機会だったのに、こんな時いい機材の必要性を強く感じます。(^^ゞ

それでも昨日は見つけられなかったウラギンシジミを追加で2頭見つけました。

昨季、ホシミスジはまたアンタか状態だったので、どこでも見慣れたチョウと思い改めて生息範囲図を確認して驚きました。ヒメオオさんの余り見かけないをやっと理解しましたよ。(^^ゞ
No:7422|
こんにちわー
ちょっと留守の間に、沢山の蝶の登場に驚いてます。
我が地域では見かける事の出来ないアサギマダラや
テングチョウ、ルリタテハなど懐かしく拝見しました。
今回の記事ですが
・一枚目の写真の「ホシミスジ」はわかりました。
が、
・三枚目の写真のウラギンシジミはさっぱりです。
何処に居るのかわかりません。
No:7423|kucchan さん
1枚目の写真のウラギンシジミはお分かりですよね。3枚目の写真の角度はほぼ同じですから、見えないハズがないと思いますよ。
と申し上げながら、3枚目のウラギンシジミをつらつら眺めていて、これを葉っぱと見るように努力しました。
なるほど上の葉と似ていて、カムフラージュの効果は万全ですね。^O^

フィールドで探すと特に陽射しで明るい場合は見えません。いるかいないか分からないものを探すから余計です。
写真なら必ずいるのですから、比較すると探しやすいですよ。
1頭見つけると、コツみたいなものが分かり、次が見つけやすいです。今朝、ウラギンシジミが2頭増加、都合3頭になりましたよ。
No:7424|
uke-enさん
>1枚目の写真のウラギンシジミはお分かりですよね。
はい…確かにわかりましたよ(v-8)。
No:7425|
こんにちは。
一枚目のウオーリーは、2種類の蝶を探すってことだったのですね。
わたしはてっきり、ホシミスジのウオーリーかと・・・
(だって、大サービス問題だということでしたから…)
…で、ヒメオオさんのコメントで初めて2種類いることを知り、
慌てて探しました・・・
結果、葉っぱの光った物がウラギンシジミだと分かるまでには、
そこそこ時間がかかりましたよ〜!
最近、出題が上手になりましたね(^_-)-☆
No:7427|みさとさん
寝相たちとキャプションを入れてあるけど、読まれてませんね。確かに、ホシミスジの寝姿だけでもインパクトはありそうですが、自分で自分を褒めるほどじゃないですよ。(でもないか)(^^ゞ

薄暗かったから、フィールドではホシミスジのほうが見つけにくかったですよ。ウラギンシジミの上の葉が光を反射している効果でウラギンシジミそのものも葉と見えなくもないですね。

最近、探すのが下手になりましたね(^_-)-☆

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