Ah nevertheless(キアゲハ羽化)

 
 朝方は23℃、最高気温は32℃、強い陽射しにパトロールする気も起こりませんでした。


 朝庭を見回っていると、座敷前の犬走りに置いてある鉢の辺りからキアゲハが這うように出てきました。
 
キアゲハ(♀ アゲハチョウ科アゲハチョウ亜科 9:38)
キアゲハ ♀
 モルタルの壁を登り始めました。
 
キアゲハ ♀
 安定しました。
 羽化直後の新鮮な個体で、まだ尾状突起は伸びきっていないように見えました。

 すぐ近くで尻尾の切れたニホントカゲがウロウロしていて、追い立ててもそう遠くまで逃げません。一応の撮影を終え、どこで羽化したのかと考えていると、それまでゆっくりしか動かなかったニホントカゲが私の前を猛スピードで過ぎり、デッキ下に入りました。
 目で追うこともできないくらいの速さだったのでキアゲハを銜えていたかどうかは確認できていませんが、キアゲハの姿がありません。

 羽化直後の場合、翔ぶことができてもそう遠くへはいかないのが通例ですが、辺りを探しても見当たらず、その後翔ぶこともありませんでした。状況証拠で有罪とするのは難しそうですが、ニホントカゲの挙動から捕食されたものと思われます。

 改めて羽化場所を考えていて、昨季のことを思い出しました。
 
キアゲハ 蛹(抜け殻)
キアゲハ 蛹(抜け殻)
 鉢台代わりに座敷前の犬走りに置いてあるスノコの裏側です。
 右上がキアゲハ、左下は昨季のアゲハだったと記憶しています。アゲハも抜け殻です。

 脚は鉄製で高さは4cmありません。こんな狭い場所でキアゲハがよく羽化できたものだと感心します。


 Ah nevertheless nevertheless don't you?
 I would be angry. I would be angry. It is natulaly. ♪

 ところで、この歌は何でしょう。
 これで正しかったかどうか定かではありませんが、学生時代にこんなことが好きだった方がいたなぁと思い出しました。(^^ゞ
 
 
写真をクリックいただくと、大きくしてご覧いただけます。(あゝそれなのに)
 
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タグ:   羽化 

Comment

No:7176|なにもない初夏
少し忙しかったためかそれとも雨が多かったからか
ヒメホタルはあきらめ、オオムラサキは見に行けず
蝶よ花よと口にしても口説けず
今年の初夏は何だったのか考えてみましたが
良くわからない日々でした。
No:7177|
羽化直後の翅模様は見事ですね。
グラデーションになった翅模様がこんなに綺麗とは驚きです。
蛹が地面に近いスノコの裏で育っていたとは。
通常であれば雨水の被害も受けるでしょうが、その場所が犬走りで雨水の被害が無いことを察知しているのでしょうね。
そう思うと小さな昆虫にも沢山の不思議がありますね。
No:7178|自然を尋ねる人さん
ホタルを始めとしていろいろな分野でご活躍され、それだけお忙しかったということではないでしょうか。
人からも頼りにされ、事務局長さんなしではものごとが進まないということもあるのでしょうね。
いろいろチャチャを入れて申し訳ないですが、私の心配は唯一ご体調のこと、暑い上温度変化も激しいことがあるので、くれぐれもご注意をお願いします。
No:7179|hitori-shizuka さん
すっかり見慣れたあの幼虫がこんなふうに美しくなることに、いつも驚きの念を持ってしまいます。個々の鱗粉が整然と並んでいる顕微鏡写真を見るとそれなりにへぇ!?と思いますが、寄り集まってこんな美を形成する自然の妙には感嘆を禁じ得ません。

雨に打たれる場所でも平然と蛹化しますので、水やりくらいはへっちゃらなのでしょうね。産卵場所は親の責任でも、蛹化場所は自身の責任、もう少しまともな場所にすればよかったと反省くらいはするのでしょうか。(^^ゞ
No:7180|水車
今から40年前には水車を売っていた道具屋さんがあったし
村に一人は水車大工がおりました。
5年ほど前に堂々川に水車を復活させようと言う
運動が始まりましたが備後一円で一人しか
水車大工さんはいませんでした。
水車一基80万円の見積もりには納得したのですが
水利権と水車までで水を通す水路の確保が難しく
やめました。水利権は強大だと知りました。
No:7181|自然を尋ねる人さん
早速のご教示ありがとうございます。

出身は香川でため池利水、今は山あいで水車には縁遠く、他所で見かける程度ですから、全くと言っていいほど知識がありません。

水利権は水利組合またはその上部組織としての土地改良区が保有していて、地域のためであっても代償(協力金)を求められます。
稲作に用水は欠かせませんし、先人のご努力と維持管理の手間や費用を考えると理解できないことはありませんが、もう少し弾力的に運用できないかと考えてしまいます。
No:7182|
こんにちわー
今日の暑さは・・・ため息ばかりです。
キアゲハ・・・
しかも、羽化したばかりが・・・
羨ましいですと、言いたいのですが、トカゲの
餌食とは悲し過ぎますよ。
なぜ、uke-enさんがトカゲを見かけた時に
追い払うか、捕獲してくれなかったのかと
残念です。
我が地域では、相変わらず今季のキアゲハは見かける事が
ありません。
キアゲハがベンチ下で蛹化ですか・・・
しかも、沢山の形跡がありますね。
アゲハの蛹化の場所の参考になりましたよ。






No:7183|kucchan さん
当地も今季2度目の猛暑日になりましたよ。それでも2日前ほど蒸し暑く感じなかったのは、晴れの日が続いたことと身体が慣れてきたことによるものでしょうか。

キアゲハの羽化は我が家では見慣れたものになっていますが、それでも見かけるたびに自然の妙とキアゲハの美しさを感じます。
捕食されるのも、ある意味自然の妙ではないでしょうか。アゲハの場合100の卵が成虫になるのは0.6頭だそうですが、それでも連綿と生き残っているのは、それに対応して生き残り戦略を構築してきたからでしょうね。

このスノコの下はよくトカゲなどが隠れるので、蛹化場所に適しているとは考えられないのですが、私が見つけたのは都合3個体、考えの及ばない要因があるのでしょうね。
No:7184|羽化しても・・・
無事羽化しても舞い上がるまで
蝶も多難なんですね!
我が家のベランダに産み付けら
れた卵も、空に飛び立つ蝶は稀
です。
No:7185|ヒメオオさん
平成13年にキアゲハの羽化観察した際は、追跡して羽化場所を突き止めた3個体は皆無事に羽化に成功したので、案外前蛹→羽化の成功率は高いのかなと思っていました。
逃亡段階からかなりしつこく観察を続けたので、期せずして天敵を防いだことになったのかも知れません。

その後は前蛹段階でも蛹の段階でも皆×、羽化を見届けたものはなく、その瞬間は見逃したにしても今回が久し振りでした。
前途は多難であると改めて認識しましたよ。
No:7186|
こんばんは。
美しいキアゲハですねぇ〜

羽化直後で、翅が短くてくしゃくしゃのキアゲハを見た時、
思わず可愛そう〜って、涙が出ました。
(奇形キアゲハが誕生しちゃったのかと思ったもので…)
考えてみれば、小さな蛹の中からこんなに大きな翅が出てくるのですからね。
上手に畳み込まれて収納されているのでしょう〜♪

スノコの裏側で蛹になってたのですか?
そのような場所で、どうやって羽化できたのでしょうね。
やっぱり自然界は謎だらけですね・・・

うちのジャコウさんは、どのような場所で蛹になっていたのかわかりませんが、
探す場所があまりにも多過ぎて見当もつかず、捜索は早々にギブアップしました。
お礼参りならぬ、お礼舞いに来てくれたのですから、
わたしに似て律儀なジャコウ姫です♪
No:7187|みさとさん
スノコの裏側では、殻から脱出する際体を反らすと地面に触れそうです。それでもなんとか脱出して、翅を展開する前に這い出してきたように思えます。
それにしてもよくこんなところでと思います。蛹化場所で、低いところは鳥などからは有効ですが地面を這うトカゲやアリなどには関係なさそうです。少し高いベンチの裏側などであれば、どちらもある程度大丈夫そうです。
その後捕食されたとしても現に羽化したのですから、我々には思いが及ばない利点があるのでしょうね。

ジャコウアゲハの蛹、お菊虫は、水平近くに広がる木の枝などに鈴なりになっていて案外見つけやすいように聞いていますが、そうじゃなかったのでしょうか。お庭の一部の写真は時々拝見しますが、全体像を脳内で合成する能力はありませんから、ウマノスズクサと周囲の状況がどうなっているのか理解できていません。

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