賑わいはまだまだ

 
 朝方は21℃、最高気温は29℃、真夏日になった昨日よりは少しだけ凌ぎやすい感じでした。


 ↓のようにオオヒカゲの♂♀を見たので、3日続けてジャノメ・ポイントを集中的にパトロールしているのですが、ジャノメチョウの♂を1個体見かけるだけで、オオヒカゲは影も形もありません。
 あの♂♀はどこから来てどこへ行ったのか、首を傾げています。


 昨季この時期の庭はヒョウモンわんさかだったのですが、今季はそれらしい兆候が見られず、昨日あたりから様相が変わってきました。


 まずはブッドレアです。
 
上からオオ♂・ミ♂
ブッドレア
 
 上からオオ♂・ツ♂(2015/6/24)
ブッドレア
 ツマグロヒョウモンは久しぶりに見かけました。ほかのチョウを追い払い、ツマグロヒョウモン♀と似たところがあるためかアカタテハにしつこく絡みます。
 
上からオオ♂・オオチャ
ブッドレア
 オオウラギンスジヒョウモンが吸蜜中のところへオオチャバネセセリが突進、オオウラギンスジヒョウモンは驚いて逃げ去りました。
 
上からクロ♀・オオチャ(2015/6/24)
ブッドレア
 クロアゲハはヨレヨレです。飛来した途端は、前翅が白く見え、後翅も長く見えたのでクロアゲハとは気がつかず、看板が来た!と思いましたよ。(^^ゞ
 吸蜜中も翅を開閉するため、オオチャバネセセリは迷惑そうな顔をしています。
 
クロ♀
クロアゲハ ♀
クロアゲハ ♀
 今日も来てくれましたので、鉢植えのペチュニア、カリブラコアのお披露目をしておきますね。



 次にマリーゴールドです。
 
左からミ♀・メ♂・オオ♂(2015/6/24)
マリーゴールド
 
左からメ♀・オオ♂・メ♂(2015/6/24)
マリーゴールド
 ワンクッションあると、メスグロヒョウモンの♂が♀に絡まないのもまぁ理解できますが、
 
左からメ♀・メ♂
マリーゴールド
マリーゴールド
 意識していないハズはないのですが、そっぽを向きました。メスグロヒョウモンの♀は気になっていたのか、時間をおいてこの場所をそっと離れました。

 昨季はミドリヒョウモンの♂と♀で同様のことがあったのですが、気が向かないこともあるのでしょうか。


 オオ:オオウラギンスジヒョウモン(タテハチョウ科ドクチョウ亜科)
 ミ :ミドリヒョウモン(タテハチョウ科ドクチョウ亜科)
 メ :メスグロヒョウモン(タテハチョウ科ドクチョウ亜科)
 ツ :ツマグロヒョウモン(タテハチョウ科ドクチョウ亜科)
 クロ:クロアゲハ(アゲハチョウ科アゲハチョウ亜科)
 オオチャ:オオチャバネセセリ(セセリチョウ科セセリチョウ亜科)
 
 
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Comment

No:7083|
今外は土砂降りの雨です。あぁー、梅雨なんだなぁ…と実感!

ツーショット写真がずらり…とは、やっぱりuke-enさんちのお庭は蝶天国ですね♪
「オオ♂・ミ」と「オオ♂・ツ」の画像タイトルですが、
「ミ」と「ツ」の文字違いに気付くのに数秒かかりました、わたし・・・

マリーゴールドでは、スリーショットですかぁ・・・なんとも羨ましい光景です。
美しく咲いてるこのマリーゴールド、やっぱりいいわぁ〜
この色、ヒョウモンが映えますねぇ〜♪

ペチュニアもカリブラコアも素敵に咲かせて・・・
『受け身の蝶』に改名したら? …とご提案申し上げようかと思ってましたが、
『受け身の園芸』のままでもよさそうですね(^_-)-☆
こちらで蝶とお花を拝見できるのも、密かな楽しみなのです♪
No:7085|みさとさん
当地の12時間の雨量累計は26mmで大したことはありませんが、やみ間は全然です。少しでもやみ間があると出てくるチョウもありますね。

>「ミ」と「ツ」の文字違いに気付くのに数秒かかりました
もしもし、似ているのは「ツ」と「シ」じゃないでしょうか。^O^
「ミド」と「ツマ」のように2字ずつにすればよかったのですが、昨季も同様なことをしたので踏襲しています。

チョウは受け身ばかりじゃないですからね。でもないか、狭い我が家周辺だけで探すのですから、エリア内で発生するかエリア外から飛来するかじゃないと見られませんね。
今が盛りのこの花に来てほしいと思っても、相手にも都合があるようでままならないことが多いですね。
No:7086|蝶は絡むのに
蝶が近くにいると気になるらしくすぐ絡んで
居ますがこんなに近くにいても平気とは!
最近ヒカゲチョウが多くなった気がします。
近いうちにアップして見ます。
名前を教えてください。
No:7087|
一種の花に3種ヒョウモンチョウチョウのお出ましとはマリーゴールドの蜜は美味しいのでしょうね。
おとなしい色合いのマリーゴルドの花で吸蜜のチョウよりも、朱色のヒョウモンチョウにはブットレアの花とが一番引立って綺麗に見えますよ。私には(贅沢をいうな!でしょうね)
クロいアゲハとピンクの花~まさに看板になる姿だったですね。
昔、一重のペチュニアは育てましたが八重咲の花綺麗ですね。
No:7088|
まさに、ヒョウモン三昧と言えますね。
私には、写真を見るだけでは読み変えの
「オオ」「ミ」「メ」「ツ」「オオチャ」の識別は
到底、無理ですよ。
多分、どの写真を見ても、身近なツマグロヒョウモン♂しか
思い付きません。
uke-enさんの蝶知識には、ただただ、驚きます。
マリーゴールドでのスリーショット・・・これも驚きです。
我が屋のマリーゴールd-では、追い払い合戦が始まり、
下手をすると全部が逃げて行きます。
ブットレアは、益々、欲しくなりました。
No:7089|これで「まだまだ」?
凄いヒョウモンチョウの仲間の賑わい
ですね!我が家の猫のひたいのような
ベランダには稀にツマグロヒョウモン
、数年間で一度だけミドリヒョウモン
と言った来訪者しか来てくれません。
No:7090|自然を尋ねる人さん
♀がいれば♂は見境なくからむものだとの思い込みは、チョウ蔑視なのかも知れませんね。
私の考えでは
1 一日一善
  交尾は時間がかかることからかなりエネルギーを消費しそうなので、ノルマは果たした、もういいや。
2 振られ疲れ
  あっちでもこっちでも振られたし、今日は日が悪い。
3 選択の権利
  好みじゃない。
珍説、奇説、怪説をお待ちしていますね。

当地でもヒカゲチョウは今季多く、盛時のサトキマダラヒカゲほど翔んでいます。「堂々谷の生きもの」には載っていませんが、そんなことはないだろうと思っていました。
No:7091|hitori-shizuka さん
ヒョウモンはブッドレアと色がマッチするかもしれませんが、少しの風でも揺れる上、小さい花の寄り集まりですからちょこまかと動くし、下にも回るため撮影し難い点があります。
そのことからすれば、マリーゴールドは安心です。
マリーゴールドは、昨季の経験から、色取りもそこのけでヒョウモン用にクリーム色一手にしましたが、好みは変わっていないようです。
アゲハ用の一重ペンタスは閑散としていて、ペチュニアやブッドレアが人気です。植えた場所は昨季と異なり、閑散としていた八重の場所です。(^^ゞ
No:7092|kucchan さん
図鑑で相違点を知っても、なかなか識別できませんでした。実物を見て、図鑑に回帰していると、フィールドでも何とか識別できるようになりました。偉そうに言ってても、思い込みがあるとやはり間違えます。(^^ゞ

ツマグロヒョウモンを除けば、ヒョウモンは♂♀関係以外追い払ったりしないですね。
No:7093|ヒメオオさん
昨季は、ヒョウモンも1種3頭とか、アゲハが複数からんだり、他のチョウも含めて7種とか、クリーム色のマリーゴールドが今季の半数だったこともあって、とにかく大混雑でした。
100mmマクロでは画角がとれず、まともな広角レンズは(未だに!)ないし、何と何と何だから撮影ではチャンスを逃し、とにかく撮影すると後の整理が大変だし、てんやわんやでしたよ。

我が家は標高200m前後、屋上庭園と称してチョウを呼ぶ草花や木を植えてはいかがでしょう。

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