立冬の寝相(2の2)

 
 朝方は12℃、ほぼ一日晴れて最高気温は19℃、小春日和の一日となりました。
 ん?、小春とは陰暦の10月のことですが、今年の暦では閏9月となってます。閏月がある年はどうなるのか悩んでいます。^O^



 閑話休題、キタキチョウの寝姿、↓の記事の続き、東の畑の崖の様子です。

 この崖は裏の崖からほぼ直角にカーブした続きで、一部が裏の畑の法面、大部分は3~4m上方にある里道の法面になっています。東に向かって開けていて、ほぼ中央に裏の畑への通路があり、奥側が例年キタキチョウの越冬場所となっています。
 延長は20mほどで、地上高は約4~5m、切り立った崖になっていて、木や草、シダ類が勝手気ままに生えています。
 
 
キタキチョウ #4(秋型 シロチョウ科モンキチョウ亜科 2014/11/7 16:34)
20141107-kitaki004-01.jpg
20141107-kitaki004-02.jpg
 木の葉裏にぶら下がっています。ここでは越冬は無理だろうと思ってたら、翌日にはいなくなっていました。
 
 
キタキチョウ #5(秋型 2014/11/7 16:36)
20141107-kitaki005-03.jpg
 
#6(秋型 2014/11/7 16:38)
20141107-kitaki006-04.jpg
 いずれもワラビの葉裏にぶら下がっています。
 
左:#5・右:#6(2014/11/7 16:38)
20141107-kitaki005-006-05.jpg
 位置関係はこのようになっていて、地上高約2.5mの比較的見やすい場所です。
 右端は昨年9月の大雨で崩れた場所です。
 
左:#5・右:#6(2014/11/8 11:47)
20141108-kitaki005-006-07.jpg
 翌日、どちらも居残りでした。
 
#5(秋型 ♂ 2014/11/8 11:47)
20141108-kitaki005-06.jpg
 脚立を立てかけられたので、#5はクローズアップで♂と確認できました。
 
左:#5・中:#6・右:#X(11:51)
20141110-kitaki005-006-08.jpg
 本日の状況ですが、撮影した際#5と#Xにしか気づかず、#6には翔ばれてしまいました。
 なお、#9までは別個体と確認できていますが、#Xが別個体かどうかは分かりません。
 
 
キタキチョウ #7(秋型 2014/11/7 16:39)
20141107-kitaki007-09.jpg
 翌日には見つけられませんでした。
 
 
キタキチョウ #8(秋型 2014/11/7 16:45)
20141107-kitaki008-10.jpg
 翌日も居残っていて撮影したのですが、草ボウボウの状態はどれもよく似ていて、その日は気づきませんでした。(^^ゞ
 
#8(秋型 11:55)
20141110-kitaki008-11.jpg
 本日見つけて、改めて11/8の写真を確認して撮影済みだったことに気づきました。(^^ゞ
 
 
キタキチョウ #9(秋型 2014/11/7 16:47)
20141107-kitaki009-12.jpg
20141107-kitaki009-13.jpg
 これも翌日はいなくなっていました。


 本日、#1が奥まったところに潜っていたのでのぞき込んで翔ばれ、唯一の夏型#3はいなくなっていました。
 したがって、本日のところ継続観察個体は#5、#X、#8の3頭です。
 暖かい日にはまだまだ翔び出す場合もありそうで、定着するのはもう少し先のようです。
 
 
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タグ: 蝶(越冬) 

Comment

No:6638|
こんばんわー
いよいよ、越冬キタキチョウシーズンの到来ですね。
↓記事も含めて、葯10頭のキタキチョウを観察
されてるとは驚きです。
写真を見る限り、殆どのチョウが遠くですよね。
この様な遠くの蝶を見付ける事が出来るとは・・・
私も、庭内の小枝などの葉っぱの下等を注意深く
観察しましたが、一頭も見付ける事が出来ませんでした。
そもそも、居なかったのかもしれませんが。
uke-enさんの観察力には驚くばかりです。
No:6639|
キタキチョウの寝姿とは面白い表現ですね。
もう9頭も見つけたんですか。羨ましいです。

昨日、キタキチョウの3頭飛ぶのを見付け、薄日になってきたので寝床に入る場面が見られないかと期待したのですが、夏型らしいのを追っている間にいつのまにかほかの2頭を見失い、最後の1頭にも遠くに飛ばれて成果なしでした。越冬中の個体も多いでしょうが、舐めるように探すのは落ち着いてからにしようと思います。

ところで、一旦消えた個体がどこかから再発見、ていうこともあるわけだから、9頭の識別管理は大変ですね。
翅裏の斑点には特徴があるからやる気になれば写真照合でできますが、tef_teffさんのようにマーキングしていないと大変ですよね。
No:6640|黄色の蝶
今日も黄色の蝶は何頭も飛んでいました。
道路の端の方では亡くなった黄色の蝶も2頭発見しました。
こちらの管理者のように対応すれば
面白いデータが取れるのでしょうが今日の予定の参加行事が3件
仕方がないのでつきあいました。
6時間も付き合いとは情けないなー!
明日は例年通りの定期検診で又時間がつぶれます。
No:6641|
昨年同様やはりシダの裏は確率が高いようですね。
折角見つけたキタキチョウも日中の気温が高かったのでまだ越冬体制が確立してないんですね。
しかし、こちらは昨日(12日)夕方から強風が続き今日は寒い一日でした。
そちらも強い風が吹き荒れたのでは。
残ったキタキチョウは無事に宿を守り切れたでしょうか。
No:6644|kucchan さん
この時期には個体数も多く、割りに見やすい場所で寝ているので見つけやすいのですが、その場所に定着しないのが難点です。今回の9(10頭)が3頭に激減したのは、私が驚かせた場合もありますが、大部分は気温上昇で翔び出したものと考えています。
昼日中は草や葉に紛れるので、薄暗くなった頃に探すとキタキチョウの黄色がボウッと浮かび上がって、案外見分けられます。それでも黄葉した葉を見間違えることもしばしばです。
No:6645|twoguitar さん
この時期寝ているキタキチョウを見つけることが仕事と思っていますから、熱心かつ結構集中していますよ。これまでの観察経験から慣れもありますから、このくらいは当たり前だと思っていますよ。(^^ゞ

例年定着した頃から本格的に探し始めていたのですが、早くから越冬態勢のものもいるのか、夏型はどうなっているのかなどからこの時期に探してみました。
畑のチャなどの木の葉裏でも寝ているとは思いますが、そこまで探しても定着するのは少ないし、すぐ翔ばれるしで今回はパスしました。

数個体までなら個体識別も可能ですが、接写できないと黒斑での識別は難しいですね。なかなか♂♀さえ分かりません。
No:6646|自然を尋ねる人さん
ヤマトシジミのほうが個体数は多いのでしょうけれど、この時期の暖かい日にはキタキチョウが目立ちますね。我が家では死骸が見つかりませんが、見つけられたら翅を開いて、夏型か秋型(翅の外側に幅の広い黒帯があれば夏型)か、性標(前翅と重なって見えない後翅の部分に青斑があれば♂)はあるか調べてみてくださいね。
夏型だと寿命?秋型だと天敵か事故でしょうか。

相変わらずお忙しそうですが、冬ごもりはされないのでしょうか。(v^ー゜)
No:6647|hitori-shizuka さん
この間、野暮用でそちらに行ってましたので、返コメが2回続きになって申し訳ないことです。そちらはやはりこちらより暖かいなぁという印象ですね。

ウラギンシジミは葉肉に爪を立ててぶら下がるのでツバキなど厚手の葉が越冬に適しているようですが、キタキチョウは爪を軸や葉の縁(特に鋸)に引っ掛けていますので、そのどちらもカバーしているシダ類が適当なのでしょうね。しかも雪や風でも案外しなやかに回復するので、思ったよりいいベッドのようです。

木枯らしが吹き荒れるようになると、撮影も難しくなる上、私の引きこもり症状も増幅されますので、無風、陽射し、低温の日が観察日和です。(^^ゞ
No:6648|
このところなかなか更新されないので、
蝶の越冬前に、uke-enさんが冬眠に入っちゃったのかと思いました(^_^)

このような斜面のキタキチョウ越冬場所は、
観察する方にとっては見やすくていいですよねぇ〜
でも、接写の際には、くれぐれも足元にお気を付けくださいね(^_-)-☆

我が家の庭では、近頃キタキチョウはほとんど姿を見せず、
暖かな日にはベニシジミ・ヤマトシジミ・ヒメアカタテハくらいでしょうか。
(キタキチョウは、どこかで越冬態勢に入ってしまったのでしょうね…)
やがてはヒメアカタテをチラホラ見かける程度になって、
お楽しみは、蝶から野鳥へと変わっていくのですね・・・
No:6649|みさとさん
用事もありぃの、急に寒くなってきて身体が寒さに対応できず臨時?休業でした。そちらでは、時おり景色が白くなっているというイメージですが、札幌ほどではないのだろうと思ってますよ。
このようなことを申し上げると、お隣の甲州の方からも認識不足とご一言いただくのでしょうけれど、上杉謙信も武田信玄も天下を取れなかったのは、場所と雪という話が頭にこびりついていて離れません。(^^ゞ

昨日今日と朝方は2℃3℃、これだけ寒くなると日中も気温が上がらずチョウの姿もまばらです。越冬キタキチョウだけではネタふそくなので、ムラサキシジミやウラギンシジミも探さなくては・・・

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