クロアゲハ蛹化

 
 夜半の雨は本降りでしたが、雨量はトータルでも30mm未満で心配したほどではありませんでした。
 雨のせいか朝方は21℃、20℃を超えたのがいつだったか忘れてるくらい久しぶりです。(単なる物忘れのせい?)(^^ゞ
 日中は27℃に達しましたが、お昼の一時的な激しい雨で気温は下がり始めました。



 ↓の続き、これも9/23のことです。
 
クロアゲハ(前蛹 アゲハチョウ科アゲハチョウ亜科 2014/9/23 13:13)
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 昼食休憩後、体を縮めたりねじったりし始めたのでよく見ると、皮がひび割れして白い筋が横方向に走っています。脱皮して蛹になるようです。
 
(2014/9/23 13:13)
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 頭部に角が見えてきました。
 
(2014/9/23 13:14)
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 脱皮が始まりました。
 魚の浮き袋状のものは内臓かと思いましたが、そんな訳はないので、頭部の殻のようです。
 オレンジ色のものは何でしょうか。クロアゲハ終齢幼虫の臭角は小豆色ですから、ほかのものなのでしょうね。
 
(2014/9/23 13:15)
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 体を前後し、伸び縮みしながら徐々に脱いでいきます。
 
(2014/9/23 13:16)
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 ほとんど脱げました。
 
(2014/9/23 13:17)
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 あと少しに苦労しています。
 
(2014/9/23 13:18)
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 やっと脱ぎ終わりましたが、ぶら下がった脱皮殻が落ちません。
 
(2014/9/23 13:22)
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 何とか脱皮殻を落とそうと体をよじったりしますが、どうしても落ちません。
 
(2014/9/23 13:33)
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 諦めたようで、腹端側から蛇腹を畳み始めました。腹端は固定されているので、頭部側から縮こまるように畳みます。
 
(2014/9/23 13:36)
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 蛇腹を畳み終わり、体をそらし始めました。
(2014/9/23 13:49)
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 体を目一杯そらし、体色も少し黒っぽくなりました。
 
(2014/9/23 16:00)
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 蛇腹の境目は目立たなくなり、まだ緑色も残ってはいますが蛹の出来上がりでしょうか。


 たまたま前蛹を見つけた日に蛹化ショーを繰り広げてもらい、こんな嬉しいことはありません。

 蛹化場所が場所ですから匍匐スタイルで撮影したので、水平がとれていないことがあります。しかも、今日になっても首筋から脇の下、背中まで張りが残っています。^^;
 
 
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タグ: アゲハチョウ科  前蛹    蛹化  脱皮 

Comment

No:6460|蛹
ありがたいライブ放送、
楽ちんの」羽化を見せてもらいました。
我が家でもフエンネルの葉や茎に沢山にいた幼虫がどこで蛹になっているのでしょう。
こんな姿を見てみたいですが、頸筋だの肩だのが痛む作業はしたくないです。
No:6462|自然を尋ねる人さん
羽化を観察できたキアゲハでも、蛹化は夜中で見たことがありませんでした。
今回のクロアゲハの場合、日中に逃亡したキアゲハと異なり、夜中の逃亡でしたから蛹化場所がさっぱり不明だったのですが、たまたま見つけてこんなシーンが観察できて嬉しい限りです。

>頸筋だの肩だのが痛む作業はしたくないです。
そうでなくても、いろいろやっておられますからね。舌は凝ったことがないのでしょうか。(v^ー゜)
なかなか張りが取れないので今は二度とやりたくないと思っていますが、羽化に出会ったら性懲りもなく同じようなことになるのでしょうね。(^^ゞ
No:6465|
こんにちは。
クロアゲハ蛹化の瞬間、一部始終の撮影おめでとうございます♪
わたしもキアゲハで蛹化の瞬間に立ち会ったことはあるのですが、
その時はすでに2/3程蛹化が進んだ状態でした(^-^;

細部まで本当によく観察されてますねぇ〜
uke-enさんの解説付きですから、とても分かりやすいですよ!
キアゲハの場合は、あの縞模様の前蛹から黄緑色の蛹への蛹化なので、
その様子も一目でわかるのですが・・・
クロアゲハの場合は、どこが前蛹部でどこが蛹化した部分なのか、
蛹化の進み具合がよくわからないですもんね。
説明文を読みながら写真を見て、感心したり納得したり…でした。
「腹端側から蛇腹を畳み始めました。」←このようにして、あの蛹の形が形成されるのですね!
そんなこと、ちっとも気にかけてませんでしたから、そんなところにも感動です・・・

貴重な瞬間の一場面ごと、じっくりと拝見させていただきました♪
(蛹化はほんの数分のできごとなので、とっても貴重な瞬間だと思う…)
素晴らしい蛹化ショーを見せていただき、ありがとうございます。
No:6469|みさとさん
この記事を載せた段階では結末が分かっていたので、ご注進の気が起こりませんでしたよ。

キアゲハは日中に逃亡し、前蛹化、蛹化は我が家では全て夜(起床までの早朝かも)でしたから、いずれも観察できませんでした。
クロアゲハは夜間に逃亡したので、逃亡先を探し出すのが難しいですね。
食草は全く異なりますが、同じアゲハの仲間なのにこの違いは何なのでしょうね。

>細部まで本当によく観察されてますねぇ〜
とおっしゃっていただき恐縮しますが、リアルタイムでは見えないものも多く、実際は写真を見ての後付けです。ただ、現場に立ち会っているだけに、雰囲気や流れはある程度理解できていると思っています。

>腹端側から蛇腹を畳み始めました
これは私にとって一番大きな新発見です。イモムシのどこからが腹部か分かりますよね。
蛹を見てたら大抵畳まれた部分は短いので、その長さの部分がそのまま渦巻き(じゃないけど)状になるのだろうと思っていました。

まだまだ知らないことばかり、生態観察は面白いですよ。
No:6475|
こんばんは。
遅ればせながらこちらにコメントを。
蛹になる姿の貴重な資料ですね。
「前蛹」段階もよくわからない私ですが わが家の幼虫たちもどこぞに行って(逃亡ですか!)こういう作業をしていたのですねえ。
あ、ツマグロヒョウモンだけは私の見える場所に蛹としてあったので あそこでこういう変化をとげていたのですねえ。
身をかがめて見なければいけない場所でした。
観察するのなら ほんとに「匍匐スタイル」・・スマホスタンドを設置して動画まで狙っていたのですが・・留守中に羽化してしまい残念。

そして、続けられた観察が意外な展開で終えられてこちらも残念な思いです。それもこれも自然の観察日記でしょうが・・・。
No:6480|take さん
4齢までは脱皮しても動けますから、食草の枝(茎)や葉上などで脱皮するのですが、終齢の次は蛹ですから動くことができません。ですから、蛹生活に適当な場所まで移動し、脱皮して蛹になります。蛹の態様はいろいろですが、大半はアゲハの仲間のように糸で支えます。
移動すると、粘着性の糸をたくさん吐いて糸座を作り、そこに腹部端を固定します。体を支える帯糸(たいし)を回して輪を作り、最後に体を通して安定します。ここから脱皮までが前蛹ですが、正確な始期と終期はどの時点かということはハッキリしていません。(例えば、脱皮が始まったときまで、脱皮し終わったときまで etc.)

ツマグロヒョウモンは逃亡しないで鉢の回りなどでも蛹化するようですね。追跡しなくてもいいのは魅力的ですが、追跡劇の記事になりませんね。(^^ゞ

羽化できなかったのは残念ですが、蛹化場所を選び損ねるとまず生き残れませんね。歩く方向が少し違っていたら、こんな低いところで蛹化しなくて済んだようにも思え、運の世界です。

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