そして誰もいなくなった のか?(2/2)

 
 朝方は19℃と高め、最高気温は25℃、陽射しはなく少し蒸しましたが、やはり秋、大したことはありませんでした。
 夕方にお湿り程度の雨、夜半には強い雨の予報です。



 さて、昨日の続きです。
 朝、花の点検をしていると、
 
 
クロアゲハ(前蛹 アゲハチョウ科アゲハチョウ亜科 2014/9/23)
クロアゲハ前蛹
 玄関ポーチの壁面に異様なものが、よく見ると見慣れたクロアゲハの終齢幼虫でした。
 
クロアゲハ前蛹
 ちゃんと糸で支えられ、腹端も糸の塊状のものでくっついています。蛹になる前、前蛹です。

 この場所は、ウンシュウミカンの鉢から直線距離で9m弱、その間にはデッキや段差などがたくさんあり、玄関を出入りする私たちに踏まれもしないでよくここまで来られたものだと思います。
 しかも、斜め上方には玄関灯があってガなどが飛来するため、夜間にはヤモリが複数で待ち受けています。

 壁面の段差のあるところまでタイル面からの高さは約6cm、奥行きは約2cmの場所で、水平になっていますが、こんなに低いところではいろいろなものに襲われそうな気がします。
 キアゲハの場合垂直方向に上っていたので、縦型になっているのだろうと思い込んで探したのですが、これでは見つからなくて当たり前です。
 
クロアゲハ前蛹
 黒ずんでいるので★になっているのではないかと心配しましたが、動きました。

 キアゲハは日中逃亡し、その日の夜半に前蛹になり、次の日の夜半には蛹化しました。
 今回の場合、#1は8/23、#2は9/18、#3は9/21の夜半にそれぞれ逃亡したので、前蛹になったのがいつにしても、この段階までに最低でも2日は経過していることになります。


 これまでキアゲハの羽化観察経験をもとにクロアゲハの蛹化場所を探していましたが、異なる視点で探してみると、
 
 
クロアゲハ(蛹 2014/9/23)
クロアゲハ蛹
クロアゲハ蛹
 ベンチ座面の裏側で見つけました。このベンチの脚や背板の裏側などは丁寧に点検しましたが、ここは見上げもしませんでした。
 
クロアゲハ蛹
 糸で支えていて、どこも破れてはいないようですから羽化前だと思われます。干からびてしまっているのかと思いましたが、ピクンと動きました。
 アゲハの蛹とよく似ているそうですが、クロアゲハのようです。

 この場所は、ウンシュウミカンの鉢から直線距離で約2m、コンクリート面から座面までの高さは約39cmです。
 この個体は#1か#2と思われますが、場合によれば8/23に逃亡した#0の可能性もないとはいえません。


 秋に蛹化したものは蛹のまま越冬する場合もあるようですが、どちらも注意深く観察し、無事羽化まで見届けたいものです。
 
 
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タグ: 前蛹   

Comment

No:6459|
こんばんわー・・・
クロアゲハとアゲハ…皆さん無事な様子で
安心ですね。
クロアゲハの大冒険が9m弱ですよね。
家はアゲハでしたが、一昨年頃に大移動を
観察した事があります。
やはり、10m弱くらいだったと思います。
同じ場所を行ったり、戻ったりで…その内、
行方不明になりました。
uke-enさんちみたいに、冒険先が判明するとは
私からすれば珍しいです…と、同時に羨ましいです。
現在、我が屋ではツマグロヒョウモンの幼虫⇒蛹⇒羽化を
観察してますが、この方達は、殆ど幼虫時代と同じ場所で
蛹になるので、行方不明の方は少ないです。
蝶によって、この様に差が有るのかと驚いてます。
後は、羽化の瞬間の確認ですね。
楽しみにしてます。



No:6461|kucchan さん
アゲハの仲間は遠征して蛹化するので、蛹を見つけても抜け殻か★の場合が多いですね。アゲハなんか我が家では珍しくもないのに、まだ生きている(と思われる)蛹を見かけたことがありません。
今回のクロアゲハの場合も、鉢植えだから大丈夫だろうと高をくくっていたのですが、皆行方不明になり、見つけることができたのはたまたまですよ。

kucchan さんちであんなにぶら下がっているツマグロヒョウモンも、生きている蛹を見かけたことがありません。ノスミレはそこら中にたくさん生えていますが、庭では引いてしまってるからからでしょうね。

蛹化のショーと結末を載せておきました。。・゚゚・(≧д≦)・゚゚・。

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