あまねく愛を

 
 朝方は20℃を下回り、午後3時頃までの強い陽射しで最高気温は30℃を超えました。その後はどんより曇り空、蒸し暑い一日でした。
 
 
オオウラギンスジヒョウモン(♀ タテハチョウ科ドクチョウ亜科)
オオウラギンスジヒョウモン ♀
オオウラギンスジヒョウモン ♀
 夕方近く、オオウラギンスジヒョウモンの♂が不在の時間帯にブッドレアに吸蜜に来ました。かなり敏感で、これ以上近寄ることができません。
 待ちかねていたという感じですが、これまでも来ていて♂にスクランブルをかけられていたのだろうと思われます。
 でも、本日の記事の主役はこの方ではありません。
 
 
クロアゲハ(♂ アゲハチョウ科アゲハチョウ亜科)
クロアゲハ
 鉢植えのペチュニアで吸蜜中です。
 今季見かけたクロアゲハはヨレヨレのボロボロばかりでしたが、この個体はピカピカ、黒光りしていました。
 この方も、主役ではありません。
 
 
オオチャバネセセリ×4(セセリチョウ科セセリチョウ亜科 2014/7/1)
オオチャバネセセリ
 ブッドレア、マリーゴールド、フェンネル、鉢植えのペチュニアなどがチョウの主なレストランとなっていますが、開花し始めた庭のリアトリスにはオオチャバネセセリが群れています。
 庭ではオオチャバネセセリが30頭を優に超えるほど、東の畑のリアトリス近辺ではそれ以上が翔んでいますが、今のところイチモンジセセリは1頭も見かけていません。



 さて、主役の登場です。
 
 
左:ツマグロヒョウモン(♂ タテハチョウ科ドクチョウ亜科)
右:アカタテハ(♀? タテハチョウ科タテハチョウ亜科 2014/6/29)
ツマグロヒョウモン誤認求愛
ツマグロヒョウモン誤認求愛
 この前段でも、ツマグロヒョウモンがアカタテハにしきりにちょっかいをかけていました。諦めて翔び去ったのかと思えば、戻ってきて詰め寄り、いきなり押さえ込みました。
 
ツマグロヒョウモン誤認求愛
 ツマグロヒョウモンは腹端を曲げて、本格的な?交尾体勢です。ジャーマンアイリスの葉のすき間から、アカタテハの翅がのぞいています。
 結局、アカタテハが逃げ去って、事なきを得ました。^^;
 
 
左:ツマグロヒョウモン(♂ タテハチョウ科ドクチョウ亜科)
右:ミドリヒョウモン(♀ タテハチョウ科ドクチョウ亜科 2014/6/29)
ツマグロヒョウモン誤認求愛
 ツマグロヒョウモンが威嚇するようにミドリヒョウモンの周囲を翔び、ミドリヒョウモンは腹端を曲げて交尾拒否の姿勢です。
 
ツマグロヒョウモン誤認求愛
 そこに、白馬には乗っていない White Knight、オオウラギンスジヒョウモン(♂)の登場です。
 昔の映画館なら、このシーンに満場の拍手喝采だったことでしょうね。^O^
 
ツマグロヒョウモン誤認求愛
 オオウラギンスジヒョウモンがツマグロヒョウモンに体当たりして撃退しました。


 アカタテハならツマグロヒョウモンの♀に満更似ていないことはないとしても、ミドリヒョウモンにまでしつこく迫っていたのは何なんでしょう。誤認求愛というより、誰でもいいからという確信犯との印象です。
 ツマグロヒョウモンの♂は、手当たり次第アタックし、♀なら儲けものというスタンスなのでしょうか。
 
 
オオチャバネセセリ(♂♀ セセリチョウ科セセリチョウ亜科 2014/6/30)
テッポウユリ
 こちらは、テッポウユリの花で愛を語らっています。
 テッポウユリは数株を密植していますが、チョウもほかの昆虫も吸蜜していることがありません。香りが強すぎるからなのでしょうか。
 とにかく、この写真の主役は、オオチャバネセセリのカップルでないことは確かでしょうね。^O^
 
 
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Comment

No:6143|
オオチャバネセセリの4頭並んで止まるのが主役かと思ったら、ツマグロヒョウモンの行動も執拗ですごい。そこに、オオウラギンスジヒョウモンが現れて・・・
楽しく拝見しました。
毎日、色々な出来事があって、あっという間に時間が過ぎていきそうですね。
オオヒカゲ、聞いたことのない蝶でした。関東にはいないのですね。
No:6145|twoguitar さん
ミドリヒョウモンのシーンでは、ツマグロヒョウモンのしつこさに呆れながらも、まぁこの方はこういう方なんだと一応納得しますが、オオウラギンスジヒョウモンは何を考えてお助けマンになったのでしょうね、
若しかすると同族の♀と勘違いしたのかと考えましたが、この後ミドリヒョウモンにちょっかいをかける様子はありませんでした。
そうなると、また記事のネタに・・・(^^ゞ

例年になくヒョウモンが多いので、チョウそのものでなく、その生態を余裕を持って(焦らずに)観察できますね。

>オオヒカゲ、聞いたことのない蝶でした。関東にはいないのですね。
関東、関東と申しましても、いささか広うござんす、ヒメオオさんが埼玉にはいないから栃木に遠征するとおっしゃってましたよ。^O^
No:6146|(◎-◎;)!!
わっ!
たん♪たん♪タヌキの~だぁー!!
いつだったか・・・以前にもお見かけしたような?
うちにも都合5匹おりますよ~^m^
信楽に行った時に土産に買ったでっかいタヌキが
ご縁でまた別のタヌキを呼び寄せ、勝手口で狛狸してます。
花に蝶も素敵ですが、狸に蝶も期待してよろしいでしょうか。(^^ゞ
よろしく!
No:6147|今日は
1日中雨でした。
1時間12ミリですが強い時期の雨は
古い我が家の瓦を通して畳にポツリの雨漏りでした。
少し余裕がないのでしょうかここ数日蝶を追いかけていません。
No:6148|
こんばんは。
昨日は、ホント暑かったですね!
(我が地域は、30℃までは上がらなかったですけど…)
今回のヒットはキョンキョンの曲に乗りながら、
 ♪なんてったって オオチャバネセセリの「リアトリス de ランチタイム〜」
なのかなぁ? …と思ったのですが・・・

あれっ? 主役は別蝶たちでしたか? これは失礼致しました!
許されぬ恋路ストーリーですね。
実況中継付きでの臨場感溢れるドラマ展開には、ハラハラドキドキ・・・
楽しませていただきましたぁ〜♪

それにしてもテッポウユリが見事だこと! 素晴らしいですねぇ〜
そっかぁ〜 こうして数株を密植すれば、
テッポウユリがカサブランカのように、華やかに咲くのですね。
(久々に、受け身の園芸を垣間見た気がします…)
…で、オオチャバネセセリのカップルは、ユリの甘い香りにむせびながら、
「君の瞳に乾杯」なんてやってるのでしょうかね・・・
No:6149|
おはようございます。
当地の気温は水曜日31℃…木曜日28℃。。。
両日とも湿度が高く蒸し暑い日でしたよ。
この暑さでも、蝶の訪問は何時もと変わらず、
新たな出会いはありませんでした…タイミングが
悪かったかもしれませんが。。。
所が、uke-enさん地域では、次から次へと蝶が
沢山…私にはどれが何だか、頭がゴチャゴチャに。
それにしても、ツマグロヒョウモンの♂の行動・・・
人間社会で例えるならば、TVや新聞報道になりそうな
ストーカー事件に当てはまりそうですね。
蝶世界のオオウラギンスジヒョウモン(♂)は、人間社会の
警察官と同じ職業かもしれませんよ。
で、テッポウユリの豪華なこと…我が屋はカサブランカが
消滅したみたいで、この代わりとして、テッポウユリを
来季は植えつけたく思ってます。
No:6151|Matsu さん
お気づきになられましたか。
あれ、写ってるでしたよ。

以前は玄関前で鎮座してたのですが、ムカデよけに鉢をフラワースタンドに載せるようになってから目立たなくなり、庭の一角で花を眺めてもらっています。
ギョロッとした眼が怖いのか、アブやハチですら近づきません。
No:6152|自然を尋ねる人さん
昔はしっかり雨が降ると、必ずと言っていいほど洗面器やバケツ、雑巾などの出番でしたね。今もとなると、ずい分大事にお使いなのですね。

これから更に暑くなると、平野部にはチョウが少なくなってきて、山地ではむしろ増えてくるようです。珍しいものにも会えるかもしれませんので、一旦ゆっくり休養されてから、チョウ見に出かけてくださいね。
No:6153|みさとさん
リアトリスで待機していれば、オオチャバネセセリも1花穂10頭近くになる瞬間がありそうですが、たまたま見かけてパチリだとこの程度です。
右側の一番上は♀で下の2頭が♂だと思われますが。この手のセセリの♀は一旦避難してもすぐ戻ってきますね。

ツマグロヒョウモンはまだ珍しい時期ですが、これから増えてくると何やになります。しかし、♂だけはどんなシーンを見せてくれるか楽しみなので、ちょっと見直しますね。
ただ、突っかかる相手が減るので、皮算用になってしまうかもしれません。

>久々に、受け身の園芸を垣間見た気がします
折角のお褒めのお言葉ですが、これは家内の仕事ですよ。(^^ゞ
私なら絶対にこんな密植をすることはありませんが。こうなってくると園芸の常識も眉にツバをつけなくてはなりません。
No:6154|kucchan さん
雨の日はそうでもないですが、季節が進むとやはりどんどん暑くなってきてますね。また35℃が当たり前の盛夏になるかと思うと、ゾッとしませんね。
夏の間は、余り珍しいチョウも出てきそうにありませんし、状況次第でペースを落としたいなんて考えていますよ。

>ストーカー事件に当てはまりそうですね
ストーカーなら相手が嫌がってもとことん一人ですが、ツマグロヒョウモン♂は無差別殺人事件みたいなもの、誰でもよかったなのでしょうか。

>オオウラギンスジヒョウモン(♂)は、警察官
本日もオオウラギンスジヒョウモンの♀を見かけたのですが、♂がすぐ翔んできました。私情をはさむようですから、公僕失格ですね。^O^

株間何cmとかあっても、密植すればこれはこれで見栄えしますね。ただ、球根を充実させるとすると、どんなものでしょうか。

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