村八分?

 
  本日2コマ目です。
 
 
キアゲハ(幼虫 アゲハチョウ科アゲハチョウ亜科 7:55)
キアゲハ幼虫
 昨日、信州産のキアゲハ4齢幼虫をフェンネル苗から庭の薹立ちしたパセリに移したのですが、撮影し忘れて本日撮影に行くと終齢(5齢)幼虫になっているように見えました。
 我が家産より小さいのは当然ですが、少し緑色が薄いような気がしました。
 
キアゲハ(幼虫 9:05)
キアゲハ幼虫
 後方の3齢幼虫が、信州産終齢幼虫をつついているように見えました。

 この時の思考過程を振り返ると、

① よそ者だからといって、そんなにいじめるなよ。だけど、昨日探したの
 に、3齢幼虫君どこにいたの?
② 乗り越えて上に行きたいのだろうけれど、それにしては小刻みに体を動
 かしていて、まるでつついているように見えるなぁ。
③ (時間が経過して)あれ、3齢幼虫君またいない。信州産が怒って突き
 落としたのかな?

という具合でした。

 写真を見て、後方のものは脱皮殻だと気づきました。
 とすると、7:55 の段階は脱皮前の外皮が緩んでいた状態で、3齢幼虫(=脱皮殻)が小刻みに動いていたのは脱ぎ終えようとする動き、脱皮殻は食べてしまったものと思い至りました。

 キアゲハの幼虫なんてこれまで数え切れないほど観察しているのに、一旦思い込むとそこから抜けられないものですね。(^^ゞ
 
 
写真をクリックいただくと、大きくしてご覧いただけます。
 

タグ:   幼虫  脱皮 

初蝉(6月からの虫たち カメムシ目編)

 
 朝方は22℃、陽射しが強いわりに風が強いためか、最高気温は33℃ながらカラッと感じた一日でした。




 朝早めにパトロールしても目ぼしいものは見かけなかったため、困った時の虫頼みです。
 
 
ニイニイゼミ(セミ科セミ亜科 2017/7/9)
ニイニイゼミ
 東の畑で見かけました。今季お初のセミです。
 ヨタヨタして草の葉から落ちたりしていましたから、羽化間もない個体かもしれません。
 
ニイニイゼミ(2017/7/10)
ニイニイゼミ
 その翌日、玄関ポーチでひっくり返っていたので★かなと思ってたら、モルタル壁にとりつきました。

 カメムシ目(半翅目)には、カメムシのほかアブラムシ、カイガラムシなどのいわゆる害虫が多く、嫌われている目だと思われますが、何故セミが含まれているのか疑問を持っていました。
 改めて調べると、口が針状になっているのが特徴だそうでなるほどと思います。
 
 
アカサシガメ(サシガメ科モンシロサシガメ亜科 2017/6/9)
アカサシガメ
アカサシガメ
 ムラシ・ポイントで見かけました。

 サシガメは、この口で小昆虫の体液を吸汁するそうですが、人までは刺さないと思われます。ただ、手に乗せる気も起こらないので、定かではありません。(^^ゞ
 
 
クビアカサシガメ(サシガメ科クビアカサシガメ亜科 2017/6/23)
クビアカサシガメ
 大クヌギ下のワラビ畑で見かけました。初見です。
 色が黒い分、より獰猛な感じがします。
 
 
アカスジカメムシ(カメムシ科クロカメムシ亜科 2017/7/14)
アカスジカメムシ
 庭の薹立ちしたパセリで見かけました。
 これも初見ですが、シソ科に集まるようで、これまで気づかなかっただけかも知れません。
 沈んだ赤地に黒のストライプで渋みのある模様ですが、黒斑点の裏側はどぎつい感じがします。
 
(交尾)
アカスジカメムシ交尾
 これは本日、交尾していたカップルに別の♂が近づいてきたので、交尾♂が向き直って追い払おうとしましたが、結局上に乗られたり、結合部を離そうとされたり散々でした。
 
 
チャバネアオカメムシ(カメムシ科カメムシ亜科)
チャバネアオカメムシ
 これも本日、花ガラを摘もうとした鉢植えのサフランモドキにとりついていました。
 体長7mmほどと小さいですが、黄緑色の鮮やかな体色と翅の茶色がコントラストを見せています。
 
 
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タグ: 昆虫(蝶以外)  交尾 

ホッと一息(越冬蝶 2017-No.8)

  
 
 朝方は23℃、曇り空の上涼しい風も吹いて最高気温は29℃どまり、7月1日から続いていた真夏日がやっと途切れました。
 夕方、一時パラパラと小雨になりました。



 暑さに参ってパトロールもサボり気味だったからか、朝のうちに庭に珍しく訪問者がありました。
 
ヒメアカタテハ(タテハチョウ科タテハチョウ亜科)
ヒメアカタテハ
 庭に広がっているバーベナがお好みのようです。
 初めは敏感で証拠写真にしかならないかと思っていましたが、だんだん慣れてきて、かなり長い時間滞在していました。
 
ヒメアカタテハ
ヒメアカタテハ
 吸蜜中は翅を忙しく開閉させますが、通路にとまってしっかりポーズをとってくれました。

 ヒメアカタテハの越冬態は成虫または幼虫とされていますが、当地での一番早い出現時期は6/13で、春には越冬明け個体を見かけたことがありません。一応越冬蝶に区分していますが、当地では成虫で越冬できないのではないかと思われます。


[越冬蝶出現(初撮)日一覧表]
 20172016201520142013
 月日 順 月日 順 月日 順 月日 順 月日 順
ムラサキシジミ 3/27 1 3/31 6 4/24 6 3/17 3 3/9 4
アカタテハ 3/29 2 3/21 4 3/22 4 3/12 1 3/9 4
キタキチョウ 3/30 3 3/5 2 3/17 1 3/17 3 3/7 3
キタテハ 4/4 4 3/5 2 3/22 4 3/17 3 3/6 2
ルリタテハ 4/5 5 7/3 8 6/3 9 5/17 7 10/5 9
テングチョウ 4/13 6 3/4 1 3/17 1 3/12 1 2/28 1
ウラギンシジミ 6/16 7 3/29 5 3/21 3 3/28 6 8/26 6
ヒメアカタテハ 7/14 8 10/14 9 8/14 11 6/13 9 8/27 7
ヒオドシチョウ   4/15 7 5/30 8 6/4 8  
ムラサキツバメ   10/19 10 8/16 12 10/7 10 
イシガケチョウ     4/27 7    
クロコノマチョウ     7/11 10    
※ 我が家周辺で過去5年間に見かけた成虫で越冬するチョウを、今季の初撮日順
 に整理しています。
  今季まだ見かけていない場合は、原則として昨季の初撮日順です。


 これに味を占めてパトロールに出たのですが、
 
ムラサキシジミ(♀ シジミチョウ科ミドリシジミ亜科)
ムラサキシジミ
 ムラシ・ポイントで見かけました。
 目ぼしいとは言えませんが、よく見かけていた一化個体もほとんど見かけなくなった時期ですから、おお久しぶりだねという具合です。



 この間見かけたチョウたちです。
 
 
ウラギンシジミ(♀ シジミチョウ科ウラギンシジミ亜科 2017/7/9)
ウラギンシジミ
 ムラサキ・ポイントで翔び出したと思ったら、また葉裏に潜り込みました。
 
ウラギンシジミ(♂ 2017/7/11)
ウラギンシジミ
 庭に姿を見せてくれました。
 あちこちに翔び移っても開翅してくれませんでしたが、かなり傷んでいて翅の欠けた部分から翅表のオレンジ色がのぞいています。
 
 
ジャノメチョウ(♂ タテハチョウ科ジャノメチョウ亜科 2017/7/8)
ジャノメチョウ
 ムラサキ・ポイント近くのアカメガシワの葉上で見かけました。
 ずい分傷んでいて、眼状紋はどこに状態です。
 
ジャノメチョウ(♀ 2017/7/8)
ジャノメチョウ
 ほぼ同じ時間帯に、ジャノメ・ポイントで見かけました。
 毛もフサフサの新鮮な個体ですが、ほぼ全開翅してくれても草込みで葉陰が映り込みました。
 
 
キマダラセセリ(セセリチョウ科セセリチョウ亜科 2017/7/7)
キマダラセセリ
 ジャノメ・ポイントで見かけました。
 
 
 
キアゲハ(4齢幼虫 アゲハチョウ科アゲハチョウ亜科)
キアゲハ幼虫
 「いつもiらしく」の信州のみさとさんから、5色のうち我が家に欠けているピンクのブッドレア苗を送っていただきました。その際、我が家のフェンネルが枯れたことを覚えておられて、フェンネルの苗が同梱されていました。
 みさとさん、ありがとうございました。

 ただ、みさとさんもお気づきではなかったようですが、そのフェンネルにキアゲハの幼虫が1頭くっついていました。
 輸送のトラックの荷台はかなり高温になると思うのですが、開封した際は3齢幼虫がフェンネルの葉をもりもり食べていて、いつのまにか4齢になりました。

 気が早いのですが、この個体が羽化するとDNAの異なる個体を人為的に放蝶したことになるのかななどと心配しながら見守っている状態です。(^^ゞ
 ただ、フェンネルは苗ですから、この幼虫の食欲に耐えるのか思案しています。
 
キアゲハ(終齢(5齢)幼虫)
キアゲハ幼虫
 そう思って、庭の薹立ちしたパセリを確認すると、いつ産卵したのかこちらにも幼虫がいました。
 
 
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タグ:   幼虫 

デカイ!(6月からの虫たち 甲虫編)

 
 朝方は21℃、陽射しが強く最高気温は34℃と猛暑日一歩手前でした。




 こんな気温だと朝のうちしかパトロールできませんが、お目当ても姿を見せず、ジャノメチョウが増えたかなぁという印象です。
 
 
オオフタモンウバタマコメツキ(コメツキムシ科サビキコリ亜科 2017/6/27)
オオフタモンウバタマコメツキ
オオフタモンウバタマコメツキ
 大クヌギの樹液酒場No.4で見かけました。
 体長40mm近くの大きさで、名前は知っていてもコメツキムシなどは見たことがなくギョッとしました。

 5月にアカヒゲヒラタコメツキを見かけ同定に苦労したハズなのに、もうスッパリと忘れています。
 え~~~と責任転嫁先は、アカヒゲヒラタコメツキは黒くて15mm程度だったから、違い過ぎですよね。しかも、コメツキムシかどうか確かじゃないし・・・^^;(2017/7/9追記)
 
 
エグリトラカミキリ(カミキリムシ科カミキリ亜科 2017/6/16)
エグリトラカミキリ
 庭のコクタンで、花を食べているようでした。
 
ヤツメカミキリ(カミキリムシ科フトカミキリ亜科 2017/7/2)
ヤツメカミキリ
ヤツメカミキリ
 ムラサキ・ポイントの葉上で見かけました。

 気をつけていると、今まで見過ごしていたカミキリムシもいることが分かります。
 
ラミーカミキリ(カミキリムシ科フトカミキリ亜科 2017/6/26)
ラミーカミキリ
 庭の花壇のウマノスズクサで見かけました。
 前回の甲虫編でも載せた我が家では見慣れたカミキリムシで、今回はウマノスズクサの花のお披露目のつもりです。
 
 
アカハネムシ(アカハネムシ科 2017/6/18)???
アカハネムシ
 ムラサキ・ポイント付近のアカメガシワの葉上で見かけました。
 触角が櫛状になっています。

 アカハネムシは有毒のベニボタルに擬態しているそうですが、ベニボタルそのものの仲間でヒゲナガベニボタルかも知れません。
 
 
セマダラコガネ(♂ コガネムシ科スジコガネ亜科 2017/6/23)
セマダラコガネ
 大クヌギ下のワラビ畑で見かけました。
 
(2017/7/1)
セマダラコガネ
 こちらは庭のフラワースタンドで見かけました。

 セマダラコガネは色合いや紋様に変異が多く、この2個体も同種とは思えません。
 
 
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タグ: 昆虫(蝶以外) 

これもガ あれもガ たぶんガ きっとガ(6月からの虫たち ガ編)

 
 朝方は19℃、陽射しが強く最高気温は32℃に達し、夕方には一時雨になりました。




 パトに出ても暑いばかりで、これといったチョウにはお目にかかりませんでしたが、中で収穫は・・・
 
ビロードハマキ(♀? ハマキガ科ハマキガ亜科)
ビロードハマキ
ビロードハマキ
 といっても、これなのです。(^^ゞ
 ムラサキ・ポイントの葉上で見かけました。

 図鑑サイトを見ているとエライ目立つガだったので、一度は見たいものだと思っていました
 天保通宝より一回り小さくて、オレンジ色の側が頭かと思いましたが、反対側に触角が見えました。
 
 
ヒメアトスカシバ(スカシバガ科スカシバガ亜科 2017/6/18)?
ヒメアトスカシバ
 ムラサキ・ポイント付近のチャノキの葉上で見かけました。
 今となっては何故だったか思い出せませんが、ハチやアブとは考えず、一見してガと思いました。
 
 
モモブトスカシバ (スカシバガ科スカシバガ亜科 2017/7/2)
モモブトスカシバ
 ムラサキ・ポイントで見かけました。

 最近、目(もく)すら分かりにくいものは、皆ガと思って探しています。オドリハマキモドキの画像を見たばかりだったので親戚と思い、スカシバガ科にたどり着くのに時間がかかりました。
モモブトスカシバ
 これは本日、お隣のワラビ畑の僅かな残地で見かけました。

 今回は翅と足が離れています。モジャモジャというかトゲトゲというか、この毛は脚についているようです。
 
 
タケノホソクロバ(♂ マダラガ科クロマダラ亜科 2017/6/11)
タケノホソクロバ
 庭のコクタンで、ヒメキマダラセセリを撮影中に見かけました。
 
 
マダラマドガ(マドガ科マダラマドガ亜科 2017/6/19)
マダラマドガ
 ムラサキ・ポイントの下草で見かけました。立ち姿でとまっています。

 特徴ある網目模様の上、変わったとまり方をするので、メイガ科かツトガ科ノメイガ亜科と目して探し、当てにしていなかったマドガ科では見落として、jpmoth に助けを求めました。
 
 
ホタルガ(♂ マダラガ科ホタルガ亜科 2017/6/26)
ホタルガ
 見慣れたガで、年に一度は撮影するようにしています。
 
 
キモントガリメイガ(メイガ科シマメイガ亜科 2017/6/23)
キモントガリメイガ
 
オオウスベニトガリメイガ(メイガ科シマメイガ亜科 2017/6/23)
オオウスベニトガリメイガ
 いずれも玄関灯に飛来しました。
 これらはまともな?とまり方をしていますが、キモントガリメイガは背を反らせて立ったようなとまり方をしていたのを見たことがあり、ですから↑のマダラマドガを探しそこなった訳です。責任転嫁でしょうか。(^^ゞ
 
 
マエキオエダシャク(シャクガ科エダシャク亜科 2017/6/18)
マエキオエダシャク
 これも玄関灯に飛来しました。

 何の変哲もなさそうに見えますが、前翅前縁が黄色で、全面に銀箔が張りつめられたような光沢が美しく感じました。
 シャクガ科は基本的に敬遠しており、シャクガ科と思っていたら探さなかったのにと反省?しきりです。(^^ゞ
 
 
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タグ: 昆虫(蝶以外) 

後知恵(新生蝶 2017-No.39)

 
 22℃と寝苦しかった朝、晴れたり曇ったりでも気温はぐんぐん上昇して32℃、2日続きの真夏日になりました。




 9時台にパトロールに出ても立ちくらみしそうになり、それ以降は庭を眺める程度しかありません。
 
 
ジャノメチョウ(タテハチョウ科ジャノメチョウ亜科)
ジャノメチョウ
 大クヌギ下のワラビ畑で見かけました。
 傷みはほとんど見えず、眼状紋の中央は瑠璃色に輝いていました。

 ジャノメチョウは、2016/6/23、2015/6/22、2014/7/5、2012/7/9(初見)がそれぞれお初で、2013は見かけていません。出現時期は例年並みといったところでしょうか。
 村内他地域ではよく見かけても我が家周辺では個体数が少なかったのですが、昨季あたりからグッと増えて見慣れたチョウになりつつあります。
 
 
ウラギンシジミ #1(シジミチョウ科ウラギンシジミ亜科)
ウラギンシジミ
 ムラサキ・ポイントで葉裏に潜り込みました。
 
ウラギンシジミ #2
ウラギンシジミ
 #1の近くに飛来して、この個体も葉裏に潜り込みました。
 
ウラギンシジミ(左:#2・右:#1)
ウラギンシジミ
 どちらからもちょっかいをかけるでなく、翔んでいてもオレンジ色は見えなかったのでいずれも♀と思われます。
 
ウラギンシジミ #3
ウラギンシジミ
 ジャノメ・ポイントを南側から形成するシキビの葉裏にとまっていました。たまたま葉裏が見えたので、葉が光を反射しているのかもしれないと思いながら撮影したら、これ1枚で翔び立たれました。
 右後翅に破れは見えず、#2より一回り小さく見えたので、別個体と思われます。
 
 
クロアゲハ(アゲハチョウ科アゲハチョウ亜科 2017/6/30)
クロアゲハ
 庭の花壇のブッドレアが咲き始めると、久しぶりに黒系のアゲハが来訪しました。
 ずい分傷んでいて、フィールドではモンキアゲハに見えましたが、写真で見るとクロアゲハのようです。
 
クロアゲハ
 同じ花穂にいたヤブキリクサキリ(かな?)に、突き落とされたような感じになっています。
 アゲハの仲間は吸蜜などを終えると、上ないし後方に離れるのが通例で、このように真っ逆さまに翔ぶようなシーンは見た記憶がありません。

 ヤブキリと書いたつもりでしたが、「沓ちゃん家庭園芸」の kucchan さんからコメントいただいて、クサキリとなっていたことに気づきました。(^^ゞ(2017/7/5 追記)


 ところで、庭の花壇のブッドレアは生育がよすぎるほどで、伸ばしに伸ばしたままにしていると樹高が2m以上になってしまいました。
 開花が遅れるのは覚悟の上でしたが、花壇の天面まで約50cm、通路側から撮影すると遠い上空ヌケ、反対側だと天面まで約1m余り、どこかの段階で芯止めでもしておけばと後悔しきりです。^^;
 
 
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