初氷と大霜

 
 朝方は-1℃、今冬初めての氷点下、強い霜の上、睡蓮鉢にも薄く氷が張っていました。陽が射しても空気は冷たく、最高気温は9℃どまりでした。
 大阪では初雪だったそうですが、当地では午前中時雨れた程度です。


 大霜であればソレッ!ですが・・・
 
(07:16)
霜
 
(07:32)
霜
 陽が射すまでの短い命のトゲトゲです。

 露営組の大部分が死滅してしまったせいか、昨日の日中も寒かったせいか、うっかり者のトゲトゲチョウは1頭も見つかりませんでした。



 で、昨日のことです。
 昨日は新たにウラギンシジミを2頭見つけましたが、キタキチョウにも変動がありました。
 
 
---------- (8) ----------
 
キタキチョウ(8)(♂ シロチョウ科モンキチョウ亜科 11:42 2013/11/28)
キタキチョウ (8)
キタキチョウ (8)
 前日の場所の少し上側でコシダにぶら下がっています。
 ♂で、居場所からも(8)だろうと思ったのですが、斑紋を見比べると相違はなさそうです。後日、比較図で再確認してみます。
 
 
---------- (7) ----------
 
(7)(♀ 12:50 2013/11/28)
キタキチョウ (7)
 (8)にちょっかいをかけられていたことから♀と推測しましたが、やはり♀でした。
 
左:(7)・右:#3
(7)・#3 比較図
 斑紋に相違があり、同一個体ではありませんでした。
 
 
20131128-gake-07.jpg
 (7)と(8)の崖です。ウオーリーには向きません。^O^
 下側の擁壁は高さ約1.8m、崖は真南に面し、高さ約2.5mがほぼ垂直で、その上は高さ約1mが45°ほどの緩斜面?です。
 
 
---------- (9) ----------
 
(9)(♀ 11:51 2013/11/28)
キタキチョウ (9)
 西にかなり離れた崖の窪地、(2)のすぐ近くです。
 てっきり(2)がまた移動したのかと思いましたが、♀で新顔でした。
 
 
---------- #2 ----------
 
#2(♂ 11:55 2013/11/28)
キタキチョウ #2
 相変わらず撮影に協力してくれる気はないようです。
 
 
20131128-gake-10.jpg
 手前に(9)、奥に#2が70~80cmほど離れて越冬中です。
 こちらの擁壁は途中に段差があって高さ2m余り、崖は南南東に面し、高さ4mほどでしょうか。


 本日は特段の変化がなく、キタキチョウも4頭を観察中ということになります。
 
 
写真をクリックいただくと、大きくしてご覧いただけます。
 

タグ: 自然・季節  シロチョウ科  蝶(越冬) 

ウラギンの木(ウラギンシジミ越冬 その4)

 
 朝方は8℃と暖かめに始まり、日中は9℃どまり、本日の最高気温は0時の10℃だったようです。
 夕方にかけて気温が下がり始め、最低気温は24時になるとのことで、明朝は氷点下かも知れません。


 キタキチョウとウラギンシジミの越冬観察中なので、残るのはムラサキシジミの集団越冬とばかりに出動しました。
 目指すは、進入路沿いのムラシ・ポイントの裏側(南側)でしたが、薮と化してほとんど入れず収穫はありませんでした。

 次は、以前にムラサキシジミやウラギンシジミを見かけた進入路かかりのアラカシです。
 
アラカシ
 樹高は5m程度ですが、根元は斜面でもっと大きく感じます。
 手前側の左上方向に我が家の進入路があり、杉林はお隣の敷地です。この付近はヒヨドリバナが群生していたのですが、お隣がマメに手入れするようになって激減しました。^^;
 
アラカシ
 葉とドングリです。アラカシで大丈夫ですよね。(^^ゞ

 セミの抜け殻はあっても、引っかかっている枯葉などがほとんど見当たらず、ムラサキシジミは見つからなかったのですが・・・
 
 
---------- #4 ----------
 
ウラギンシジミ #4(♀? シジミチョウ科ウラギンシジミ亜科 13:20)
ウラギンシジミ #4
ウラギンシジミ #4
 ほゞ真東側の地表から約1.8m、株元からなら1m余りの高さで、頭部を東側に向けて葉裏にぶら下がっています。
 大き目で、逆光気味でも翅表のオレンジ色は透けず、前翅翅頂のデボチンも見えるので♀と思われます。
 54cmの踏み台で接写してみましたが、特段の反応はありません。
 
 
---------- #5 ----------
 
ウラギンシジミ #5(13:31)
ウラギンシジミ #5
ウラギンシジミ #5
 ほかにもいるかも知れないと探してみると、ほゞ真南側の地表から2m余り、株元からなら1.5m弱の高さで、頭部を東側に向けて葉裏にぶら下がっています。
 少し奥まったところなので、接写は難しく、表翅が透けて見えるようなことはありません。#4より小さ目で前翅翅頂のデボチンも見えないので♂のように思われますが、定かではありません。
 
 
---------- #1 ----------
 
#1(♂? 07:23 2013/11/27)
ウラギンシジミ #1
 雨や風の強い日も多かったのですが、相変わらずです。
 
 
---------- #2 ----------
 
 奥まったところにいて、風などで枝が動くとどこにいるのか分からなくなります。最終確認日は11/22で、11/24から見当たりません。
 同じ場所でまた見つかるとしても、この状態では適切な観察が続けにくいですね。
 
 
---------- #3 ----------
 
#3(♀? 07:23 2013/11/27)
ウラギンシジミ #3
 風が当たりやすい場所で大揺れのこともありますが、辛抱強いものだと感心します。


 以上、本日の段階では、#2を除く4頭を観察中ということになります。
 
 
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キタキチョウ引っ越しシーズン

 
 朝方は2℃、微風で陽が射し日中は15℃になりました。午後2時過ぎから曇り始め、夜には通り雨がありました。


 この間、越冬キタキチョウに変化があったので、まとめておきますね。
 
 
---------- #2 ----------
 
キタキチョウ #2(♂ シロチョウ科モンキチョウ亜科 13:25 2013/11/22)
キタキチョウ #2
 
#2(15:48 2013/11/23)
キタキチョウ #2
 風を避けるためか、窪地奥のシダに移動しています。
 斑紋に特段の差異は見受けられないので、#2が移動したものと思われます。
 
#2(13:29 2013/11/27)
キタキチョウ #2
 一昨日の雨、昨日の風で枯れ草などが覆いかぶさったため、♂♀の識別や斑紋の詳細な確認はできませんでした。^^;
 
 
---------- #3・#4 ----------
 
 #3は11/21(最終確認は11/17)に、#4は本日(最終確認は11/24)裏の畑のチャの葉裏からいなくなっていました。
 風や雨の対策として、チャの葉裏は適当でなく、遠からず移動するものと考えていたので、それほどショックではありません。
 
 
---------- (6) ----------
 
(6)(16:04 2013/11/22)
キタキチョウ(6)
 ほゞ真南に面した崖で、コシダの葉裏にぶら下がっています。
 擁壁天面から高さ2m余り、足場が悪く、♂♀の確認が十分にできません。

 11/24の昼前友人にホラと見せたのに、同日昼過ぎにはいなくなっていました。
 
 
---------- (7) ----------
 
(7)(♀ 13:03 2013/11/27)
キタキチョウ(7)
 (6)と同じ崖でコシダにぶら下がっています。
 斑紋から#3と思えますが、改めて確認したいと考えています。
 
 
---------- (8) ----------
 
(8)(♂ 13:07 2013/11/27)
キタキチョウ(8)
 これも同じ崖、(6)の場所のごく近所です。
 近くでオツネントンボの撮影していたところ、翔び立たれました。(^^ゞ
 
 
静止:(7)・飛翔(8)(13:21 2013/11/27)
キタキチョウ求愛行動
キタキチョウ求愛行動
キタキチョウ求愛行動
キタキチョウ求愛行動
 崖に沿ってあちこちを翔び回っていた(8)が(7)を見つけ、求愛行動を2クールほど繰り返していました。(7)は嫌がって、あっちいけとばかり翅を震わせていました。
 これにより(7)は♀(8)は♂と推定したもので、個体ごとに♂♀の確認ができている訳ではありません。(^^ゞ


 以上、本日の段階では、#2と#3と思われる(7)の2頭を観察中ということになります。
 
 
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愛に生き、愛に・・・(水滴コロコロ 2013-06)

 
 朝方は3℃、霧が出ていました。日中は16℃に達し、微風、作業していると汗をかくほどでした。


 いつになく早め、午前8時前には陽が射してきたので、慌ててとび出しました。

 見渡すと数十頭が寝ていたヤマトシジミも、探さなければ見つからない以上の探しても見つからない状態になってきています。
 ベニシジミは1頭も見かけませんでした。
 今季まだ出会ったことのないウラナミシジミの水滴コロコロは、出会えないままになるのでしょうか。
 
 
ヤマトシジミ(交尾 シジミチョウ科ヒメシジミ亜科 08:00)
ヤマトシジミ 交尾 水滴コロコロ
 やっと見つけた1頭目、ヤマトシジミよりかなり大きいので、ウラナミシジミかと喜びました。
 何と、ヤマトシジミが交尾中でした。

 ヤマトシジミの交尾もどきで、昨季「なんでそうなるの?」と題して出題し、素直なブロ友さん方に一杯喰わせたことがありました。
 (出題編)(解決編)並びにそれぞれのコメントを併せてお読みいただくと、ニヤッとできるのではないかと思っています。

 ただし、今回はだまし無しの本物です。(^^ゞ

 裏の畑のチャの葉上で横たわっています。水滴も翅にベタッ付着しているところから、川霧が上がってくる前に霜が降りていたのかも知れません。
 
(08:04)
ヤマトシジミ 交尾 水滴コロコロ
 のぞいている翅表から左が♂右が♀と思われますが、結合部分がどうなっているのかよく見えません。
 
(08:33)
ヤマトシジミ 交尾 水滴コロコロ
 一回りして↑から30分後です。動きはないようですが、生気が戻っているような気がします。(^^ゞ


 さて、結末は・・・残念ながら知らないのです。午前中はずせない用事があって観察を続けることができませんでした。
 午後にはいずれの姿も見えず、周辺に★などは見当たりませんでした。

 ウラナミシジミの例ですが、大霜でトゲトゲになっても生き抜いたことがあります。
 「愛に生き、愛に死ぬ」でなく、「愛に生き、愛に目覚める」だと信じたいのです。
 
 
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タグ: シジミチョウ科  交尾  水滴コロコロ 

ただいま越冬中?

 
 朝方は4℃、陽射しはあったのですが曇りがちで、最高気温は14℃でした。午前中は東風で、午後は西風に変わって幾分強くなりました。


 ウラギンシジミとキタキチョウの越冬状況確認のためパトロールすると、キタキチョウに変化があったのですが、明日再確認した上でアップする予定です。
 
 
 
ホシホウジャク(スズメガ科ホウジャク亜科 15:30)
ホシホウジャク
ホシホウジャク
 玄関ポーチにつながる通路の西側の段にとまっていて、脇を通ってもピクリともしません。
 ホシホウジャクは常に翔んでいるかホバリングしているものと思っていて、静止状態は初見です。見慣れない姿なので、ホシホウジャクかどうかずい分迷いました。(^^ゞ
 右前翅だけ立てて、時おり細かく動かしています。翔んでいる姿を見ないままだったので、左右いずれかの翅に致命的な傷みがあるのかも知れません。
 
 
ホシホウジャク 手乗り
ホシホウジャク 手乗り
ホシホウジャク 手乗り
 たまたま手袋をしていたので、そのまま乗ってもらいました。もっとガらしいものも平然と素手に乗せる若師匠から、厳しいお叱りを頂戴しそうです。^^;

 手袋が嫌だったのか、ずっと右の翅を小刻みに動かしますが、翔び立つことはありませんでした。
 
 
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タグ:   手乗り 

寝相あれこれ(水滴コロコロ 2013-05)

 
 朝方は5℃、深更は3℃だったようです。朝から時雨れて、木枯らしが強く、最高気温は11℃どまりでしたが、体感は寒っ!でした。



 11/16、11/17は2日続きの霧だったので、朝出動しました。
 
 
ヤマトシジミ(シジミチョウ科ヒメシジミ亜科 08:31 2013/11/16)
ヤマトシジミ 水滴コロコロ
 チャの葉にぶら下がっています。
 
(08:52 2013/11/16)
ヤマトシジミ 水滴コロコロ
 ヒメムカシヨモギかな?
 
(09:02 2013/11/16)
ヤマトシジミ 水滴コロコロ
 この日(11/16)の霧が濃かったためか、水玉がずい分大きくなっています。
 
(09:22 2013/11/17)
ヤマトシジミ 水滴コロコロ
 翌日(11/17)の霧は薄目でした。

 全て別個体で、たくさん撮影した中のまぁまぁのものを選びました。
 
 
ベニシジミ(シジミチョウ科ベニシジミ亜科 08:48 2013/11/16)
ベニシジミ 水滴コロコロ
ベニシジミ 水滴コロコロ
 右と左です。水玉は、逆光の方が美しく見えますね。
 
(08:56 2013/11/16)
ベニシジミ 水滴コロコロ
 ↑のヤマトシジミのヒメムカシヨモギと同じ株だったのですが、離れすぎていて2ショットは載せられません。(^^ゞ
 
(09:07 2013/11/16)
ベニシジミ 水滴コロコロ
 滑り落ちても大丈夫なように、前にもチャの葉がある場所を選んだようです。
 
(09:19 2013/11/16)
ベニシジミ 水滴コロコロ
 チガヤ(かな?)の葉裏の毛が長いので、水玉が盛っています。
 ベニシジミの伸ばし(仕舞い?)かけた口吻にも水玉がぶら下がっていて、こんなシーンは今まで気づきませんでした。
 
(09:14 2013/11/17)
ベニシジミ 水滴コロコロ
 前日(11/16)霧が晴れたのは午前10時過ぎだったので、この日も大丈夫だとゆっくり目に出動したのですが、午前9時頃晴れて、ベニシジミは活動し始めていました。
 触角と翅の外縁に水玉が少し残っているだけですね。
 
 
セスジツユムシ(キリギリス科 09:44 2013/11/16)?
セスジツユムシ 水滴コロコロ
セスジツユムシ 水滴コロコロ
 ウラギンシジミがよくテリ張りしていたヤブニッケイで越冬個体を探していると、こんな方がおねむ中でした。
 毛が薄いのか、触角と脚に小さな水玉だけで寂しい限りです。(^^ゞ
 
 
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タグ: シジミチョウ科  水滴コロコロ  バッタ 

あれに見えるは(ウラギンシジミ越冬 その3)

 
 朝方は9℃、曇りがちで最高気温は13℃どまりでした。木枯らしが時おり強く、午後遅くには時雨ました。


 3日続きで動きのあったウラギンシジミの越冬状況をまとめておきます。

 11/15の段階では、#2の行方が分からなくなり、#1のみ1頭の越冬観察中となっていました。
 
 
---------- #1 ----------
 
ウラギンシジミ #1(♂? シジミチョウ科ウラギンシジミ亜科
12:40 2013/11/16)
ウラギンシジミ #1
 足場が階段に続く角度のある坂なので脚立は使用できず、54cmの踏み台を使って撮影しました。
 本日(11/18)も同じ姿勢で静止したままです。
 
#1(13:48 2013/11/16)
ウラギンシジミ #1
 
(↑のトリミング)
ウラギンシジミ #1
 それでも足元は不安定、ウラギンシジミの脚先クッキリとはなりません。(ウデ?)
 転倒事故などを起こさない範囲で、もう少し工夫できないか思案してみますね。

 ツバキの葉裏に爪を突き立てているようで、周囲の葉が黒く変色しているように見えます。高柳さんの観察では、風の強い日に落下したウラギンシジミの脚の一部が葉裏に残っていたことがあったそうですから、それほど柔らかいとは思えないツバキの葉に爪を突き立てることもできるようです。
 
 
---------- #2 ----------
 
#2(♀ 12:03 2013/11/16)
ウラギンシジミ #2
 11/15に行方が分からなくなった#2を探していたところ、枝込みの間からぶら下がっているのが見えました。
 
#2(12:53 2013/11/16)
ウラギンシジミ #2
 昼食を終えて反対側から探しましたが、なかなか見つからなかった上、撮影角度がほとんどなく、この程度の写真にしかなりません。
 それでも右後翅の大きな欠けが見え、#2と確認できました。

 探し物に熱中してると、足元の草むらからはタテハチョウ(ヒメアカタテハかキタテハのように思えた。)が翔び立つし、こんなものも。
 
キイロスズメバチ(捕食 スズメバチ科 12:55 2013/11/16)
キイロスズメバチ 捕食
 何かモグモグやってたので、どちらかのウラギンシジミが犠牲になったのかと思いました。どちらも無事で、何を捕食したのか分からずじまいでした。

 こんなに苦労して再会したのに、11/17にはまた行方が分からなくなりました。チラリと見えた気がしたのですが、撮影しようと探しても見つかりませんでした。(^^ゞ
 
#2(13:47 2013/11/18)
ウラギンシジミ #2
 で本日、再再会です。右後翅の大きな欠けですぐ分かります。
 11/16よりは少し表側の葉裏にいますが、アングルはないに等しい状態です。
 
 
---------- #3 ----------
 
#3(♀? 13:13 2013/11/17)
ウラギンシジミ #3
 この日#2を探していて、いたいたでしたが、少し小ぶりで右後翅の欠けも見当たりません。
 
#3(14:04 2013/11/17)
ウラギンシジミ #3
 念のため反対側も撮影しましたが、これも見つけるのに手間がかかり、アングルも厳しい状態です。
 
#3(14:54 2013/11/17)
ウラギンシジミ #3
 中央下部にうっすら電柱が見えているように、写真はほとんど傾いていません。(^^ゞ
 ウラギンシジミは中央にいますが、階段面からは1m余り、隣の敷地面(撮影位置)からは3m近くの高さでしょうか。いると分かればこちらからは見つけやすく、本日(11/18)もこのままでした。


 以上の結果、現在観察中のウラギンシジミ越冬個体は、♂1頭(#1)♀2頭(#2・#3?)の3頭立てになっています。
 ツバキの開花が越冬期間中に間に合うかどうかは不確かですが、これから寒さが厳しくなって霜が降りたり、雪の中のウラギンシジミが見られると思うと楽しみです。
 
 
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タグ: ウラギンシジミ  蝶(越冬)  ハチ  捕食 

キタキチョウ越冬状況

 
 朝方は7℃、厚い霧が消えたのは午前10時を回ってからでした。当地ではこれからこういう日が珍しくなくなります。
 その後は陽射しにあふれ、ほぼ無風、最高気温は17℃と過ごしやすい一日でした。


 霧なら水滴コロコロ、ウラギンシジミにも動きが見られ、いろいろあったのですが、宿題としていたキタキチョウの越冬状況を整理しておきますね。


 11/13の段階では、(2)と(3)の2頭を確認しています。
 #1は、11/4に見つけ11/7に行方不明となっています。
 
 
---------- (2) → #2 ----------
 
キタキチョウ #2(秋型 ♂ シロチョウ科モンキチョウ亜科
11:45 2013/11/14)
キタキチョウ #2 ♂
 小春日和だった日中も、崖面窪地のシダの葉裏でじっとしています。触角は、先端をのぞかせた半格納状態です。
 
#2(16:20 2013/11/14)
キタキチョウ #2 ♂
 触角を全格納にした以外は変化が見られません。
 この段階で、越冬個体#2と認定しました。^O^
 
#2(16:02 2013/11/15)
キタキチョウ #2 ♂
 昨日は昼過ぎまで雨でした。
 中脚の位置が少し動いていて、触角は全格納状態です。
 本日(11/16)も、ほぼ同じ状態です。
 
 
---------- (3) → ? ----------
 
(3)(秋型 ♀ 11:49 2013/11/14)
キタキチョウ(3) ♀
 裏の畑の一番崖に近く、東西に延びた20株ほどあるチャの木の列の西側から2株目の葉裏にぶら下がったままです。こんなに日が当たっているのに、接写してもピクリともしません。
 ところが、夕方にはいなくなっていました。ですが、続きがあるので後述しますね。
 
 
---------- (4) → #4 ----------
 
#4(秋型 ♀ 12:01 2013/11/14)
キタキチョウ #4 ♀
 (3)から間に2株をおいたチャの葉裏にとまっています。
 右後翅に破れが見え、触角は格納していません。(3)の撮影のため南側を往復したのですが、陽を遮っても反応しませんでした。
 
#4(16:28 2013/11/14)
キタキチョウ #4 ♀
 少し奥に移動したようです。
 
#4(16:10 2013/11/15)
キタキチョウ #4 ♀
 
#4(16:10 2013/11/16)
キタキチョウ #4 ♀
 昨日と本日の状態です。陽が当たろうが、私が南側を横切ろうが、ほとんど変化がなく、越冬個体#4に認定しました。
 
 
---------- (5) → #3 ----------
 
(5)(秋型 ♀ 16:26 2013/11/14)
キタキチョウ(5) ♀
キタキチョウ(5) ♀
 (3)と#4のチャの列の東側から4株目の葉裏にぶら下がったままです。(3)がいなくなったのを確認した際見つけました。
 これも♀のようです。触角は半格納の状態です。
 
(5)(16:07 2013/11/15)
キタキチョウ(5) ♀
 昨日の状況です。
 
(5)(08:27 2013/11/16)
キタキチョウ(5) ♀
 今朝、霧の中です。下側に大きな落とし穴ができていて、見つけやすくなりました。(^^ゞ
 
(5)(14:26 2013/11/16)
キタキチョウ(5) ♀
 これだけ陽が当たっていても、静止したままです。触角は格納していません。


 ところで、(5)の斑紋に何か見覚えがあるような気がしてきて、というのは後付け、#2と#4は(3)と併存していたので、若しかすると(5)は(3)が移動したものではないかと斑紋を調べてみました。
 
左:(3)・右(5)
キタキチョウ比較図
 斑紋はそっくりで、異なる点は見当たりません。

 これまで2年間のキタキチョウの越冬観察で、裏翅の斑紋は個体差があると考えています。ただ、斑紋が異なれば別個体の証明にはなっても、逆は必ずしも真ならずで、斑紋がそっくりだから同一個体とは言い切れないということも併せて認識しています。

 この2頭は、どちらも♀で、数m離れたチャの葉裏で越冬していることを考え合わせれば、同一個体と判断しても差し支えないものと思われます。
 したがって、#3の越冬個体と認定します。ご異見があれば、対話の窓口はいつも開いています。(^^ゞ



 以上の結果、♂1頭(#2)♀2頭(#3・#4)が現在観察中のキタキチョウ越冬個体ということになります。
 
 
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タグ: シロチョウ科  蝶(越冬) 

再見(ウラギンシジミ越冬?その2)

 
 朝からの雨で10℃と比較的暖かめに始まりましたが、雨が上がったのはお昼過ぎ、日照時間が短かったため日中の気温は14℃どまりでした。


 ウラギンシジミに動きがあったので、またまたキタキチョウは後回しにさせてもらいます。(^^ゞ
 
 
ウラギンシジミ #1(♂? シジミチョウ科ウラギンシジミ亜科 12:56)
ウラギンシジミ #1
 雨が上がってすぐ250mmで撮影してみましたが、曇り空でもあり解像度不足です。
 雨で出られなかったのかも知れませんが、いてくれてありがとうの感じです。
 
(13:15)
ウラギンシジミ #1
 いると分かっているから見つけられますが、探すとなると葉が光ってウラギンシジミと同じように見え、天敵にもそうそうは見つからなさそうです。
 久しぶりのウオーリーにしますね。^O^
 
(13:33)
ウラギンシジミ #1
 
(↑のトリミング)
ウラギンシジミ #1
 陽が射してきたので脚元中心に撮影しましたが、葉陰になるのでもう一つですね。
 後脚は見えませんが、中脚を広げ爪を立て体を保持しているようです。触角は全格納の状態です。

 明日はお天気のようですが、日中もここにいれば越冬中と認定?する予定です。



 一方、ヒサカキにぶら下がっていた♀?の方が見当たりません。
 
ウラギンシジミ #2(♀ 13:06)
ウラギンシジミ #2 ♀
 ヒサカキのほぼ真下の枯草にとまっていました。
 昨日上部に葉の大きいツバキがあるのに、何故ヒサカキにとまっているのか疑問に思ったのですが、雨で落ちたのではないかと思われます。

 昨日はベッピンさんに見えたのですが、後翅には大きな欠けが2箇所、前翅もかなり傷んでいて別個体かとも見えます。のぞいた翅表からやはり♀のようです。
 
ウラギンシジミ #2 ♀
 反対側からは、昨日のベッピンさんです。それからすると、右裏翅の傷みは落ちたことによるものでなく、以前のものと思われます。
 触角は先端をのぞかせた半格納状態で、これでもおねむ中なのでしょうか。
 
(13:15)
ウラギンシジミ #2 ♀
 自然がつくったオベリスクに、遠目なら絵になるようにとまっています。左上部が昨日のヒサカキです。

 陽が射してきたので再確認したところ、付近の葉裏にも見当たりません。
 無事生き延びて再会できることを願っています。
 
 
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タグ: ウラギンシジミ  蝶(越冬) 

ウラギンシジミ越冬?

 
 朝方は4℃、霜が降りていたかどうかは気づきませんでしたが、この秋(立冬は過ぎたけど・・・)一番の冷え込みです。日中は15℃まで上がり、陽射しさんさん、風も弱く、小春日和の一日でした。


 昨日のキタキチョウのその後も気にかかる方がいらっしゃるとは存じますが、何と言ってもウラギンシジミの寝姿、初見です。
 
 
ウラギンシジミ #1(シジミチョウ科ウラギンシジミ亜科 15:48)
ウラギンシジミ #1
 我が家の庭先の崖には、隣組を訪れる時くらいしか使用しない階段の進入路があり、その一番下付近の「さいめん木」のツバキがかなり大きくなっています。
 「さいめん木」とは敷地境界の目印として植えた木のことで、「境面木」か「際面木」と書くのだと思いますが、当地の方言かネットでは見つかりません。

 さいめん木として一定間隔に植えられたツバキのうち、この木だけは藪に呑み込まれておらず、スズメバチの心配をしないで観察できますので、折に触れてウラギンシジミがぶら下がっていないかと注意していました。

 雲も増えて少し薄暗くなってきた午後4時前、キタキチョウの2回目の確認に出ようとして、方向は反対ですが寄り道することにしました。で、ウン?という次第です。
 
ウラギンシジミ #1
 株元からなら3m余り、階段面からは約2.5m辺りの、南西側の葉裏にぶら下がっています。頭部をほぼ真西に向け、右裏翅が真南に向くようにとまっています。
 うっすらぼんやり表翅のオレンジが透かして見え、翅頂に尖りもないので♂のような気がしますが、思い込みの可能性が大です。(^^ゞ

 ところで越冬状態かどうかについては、この道の権威「葉の裏で冬を生きぬくチョウ―ウラギンシジミ10年の観察」(amazonへのリンク)の著者である高柳芳恵さんによれば、「早くても十一月下旬ころからで、十二月下旬になると、ほとんどのウラギンシジミが移動しなくなります。」とのことです。
 高柳さんのフィールドは当地より暖かい関東地方のようですので、当地ではこれより早いのかなと思っていますが、観察を継続することでその当否は明らかになってくるものと思われます。
 
ウラギンシジミ #1
 フラッシュを焚いて撮影した写真のトリミング画像です。
 脚先の爪を葉にたててぶら下がっているようです。触角は全格納しています。



 このツバキの南側も開けているので、お隣の敷地に入らせてもらいました。
 
#2(15:47)
ウラギンシジミ #2
 ツバキには見当たりませんでしたが、その下に植えられているヒサカキ(と思う。常緑 ツバキ科)の南側の葉裏にぶら下がっていました。
 地上から約1.8m、頭部をほぼ東に向けているので、左裏翅が南に向くことになります。

 この木が分からなかったので家内に聞くと、仏事に使うビシャコとのことで、ビシャコで検索してヒサカキと判明しました。サカキのない地方では、代わりとして神事に使うそうです。
 
ウラギンシジミ #2
 こちらはオレンジを感じず、翅頂の尖り方から♀と思われます。(^^ゞ


 この2個体が越冬状態か、♂♀の識別、葉のとまり方などについて、明るいうちに撮影して検討みたいと考えています。もし翔び出したとしても、このツバキ付近で越冬する個体がありそうです。
 今冬の楽しみが増えました。(^-^)v
 
 
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