優曇華の花

 
 朝方は5℃、日中は13℃に達し、風もなく、久しぶりに過ごしやすい一日でした。
 もしかするとと畑などをパトロールしましたが、チョウの姿は見かけませんでした。
 
 
クサカゲロウ(卵 クサカゲロウ科)
クサカゲロウ 卵
クサカゲロウ 卵
 玄関ドアの枠に産みつけられていました。写真左は外壁の白タイル、右はガラス、黒い枠の上に白い卵と白い柄、しかも陽光さんさん、どう撮影しても私のウデではこんなものです。^^;

 盲亀の浮木、優曇華の花、ここで会ったが百年目、いざ尋常に勝負、勝負!

の優曇華の花に見立てられますが、3000年に1回しか咲かない花とは別物ですね。^O^
 
 
キタキチョウ #8(♀ 8:49)
キタキチョウ #8 ♀
キタキチョウ #8 ♀
 雨や風にも負けずがんばっていて、私と一緒に年を越すのはどうもこのヒトだけのようです。
 暖かかった今日の昼過ぎでも、じっとしたままでした。


 特に事件のない限り、年内はこれが最後の記事です。

 何かとお教えいただいたり、激励、ツッコミその他もろもろ、本当にありがとうございました。
 よいお年をお迎えください。
 
 
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タグ: カゲロウ    シロチョウ科  蝶(越冬) 

頼みの綱と蜘蛛の糸

 
 深更には-3℃とかなり冷え込んだようですが、朝方は-1℃程度で、軒下の鉢では霜の影響は見受けられませんでした。


 一昨日(18日)、切なる願いにもかかわらず#6と#12が転居したようで、観察頭数が2頭になっていました。

 本日のパトロールでは、安定した場所にいてこのヒトだけは大丈夫と思っていた#1がいなくなっていました。^^;
 
 
アカエグリバ(ヤガ科エグリバ類 10:44)
アカエグリバ
 #1と同じ一角にいたのは、またアカエグリバです。前回とかなり離れた場所でもあり、翅脈の網目が異なっているように見えますので、別個体と思われます。
 いなくなった原因がこれだという物的証拠はありませんが、2回目ですので心証はクロです。^O^
 
アカエグリバ手乗り
 一応、さらし者にしました。直にはちょっと、で軍手のままです。(^^ゞ
 まぁこのヒトも成虫で越冬しているのだからと、元のワラビに戻しておきました。


 この調子なら#8が残っている訳ははないとあきらめ半分で見に行くと、
 
キタキチョウ #8(♀ 10:49)
キタキチョウ #8 ♀
 がんばっていました。
 週末は雨や雪の予報、観察個体はこの個体だけ残ったのに、どうするのかとても心配です。
 
 
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引っ越しシーズン

 
 朝方は1℃と冷え込みましたが、霧のため霜もありませんでした。日中は、陽射しも多く風もなくて、10℃を超える過ごしやすい一日でした。午後遅くには雨が降り出しました。


 寒さが緩んできたここ数日、この時期に本格的な越冬場所を探しているのか、15日にはお隣の敷地の#10がいなくなり、キタキチョウの観察個体は3頭になっていました。
 
 
キタキチョウ #12(♀ シロチョウ科モンキチョウ亜科 11:08)
キタキチョウ #12 ♀
 少し奥に潜った感じで、ここが安住の場所だろうかと心配でした。案の定、お昼過ぎに確認すると、いなくなっていました。

 いくら引っ越しシーズンでも、こう次から次に見えなくなると寂しくなります。観察個体は2頭になりましたが、それでもパトロールは欠かせません。
 
キタキチョウ #X(♀ 13:26)
キタキチョウ #X ♀
キタキチョウ #X ♀
 #6、#12のいる崖の続き高さ約3m、#6からは北側(写真右側)に5mほど離れた場所です。
 
左:#X・右:#12(2012/12/10撮影)
キタキチョウ #12 ♀
 お得意?の個体識別で、#12と確認しました。位置関係から言うと、
   元の場所―(3m)―#6―(5m)―#12
ですので、今回は翔んで移動したのでしょうか。
 この場所なら一冬を過ごせそうに思えますので、#12の流転生活もこれで幕です。(にして欲しい。(^^ゞ)


 これで元気が出て、観察していた個体2頭ともがいなくなったお隣の敷地も探してみました。
 
 
キタキチョウ #8(♀ 13:14)
キタキチョウ #8 ♀
キタキチョウ #8 ♀
キタキチョウ #8 ♀
 クッキリした斑紋から、#8だろうと推測しました。12月10日以来、中5日振りの再会です。
 地面からの高さは1mもなく、元の場所から東側(写真右側)に約5m離れています。元の高さと同じレベルから上側を集中的に探していましたので、見落としたのかも知れません。
 ただ、この場所では、一冬が凌げそうにありませんね。
 
左裏翅(右:2012/12/7撮影)
キタキチョウ #8 ♀
 
右裏翅(右:2012/11/25撮影)
キタキチョウ #8 ♀
 #8で大丈夫のようですね。^O^


 #1、#6には変化がありません。差し引き観察個体は4頭に戻りました。
 
 
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身代わり

 
 朝方は-3℃、強い霜でした。木津川から徐々に霧が上がってきて、午前7時頃には一面乳白色になりました。
 日中は陽射しにあふれ、久しぶりも久しぶり、10℃を超えました。


 こんな日はチョウが翔ぶかも知れないと、お昼過ぎ畑もパトロールしましたが、1頭も見かけません。
 その上、後翅の欠けた#11が見当たりません。
 3頭続けての無断引っ越しにがっくりし、残りの3頭の安否を確認しただけで庭仕事に戻りました。


 午後遅く家内とともに周辺の落ち葉集めをし、#12のいた萎れたヒヨドリバナを刈っていると、何かジタバタするものが・・・
 
 
アカエグリバ(ヤガ科エグリバ類 15:16)
アカエグリバ
 てっきり#12が隠れていたのかと勘違いしましたが、そこまで不注意ではありませんでした。目視確認だけでしたが、これなら見落としても非難されませんよね。(^^ゞ
 この写真は上からの撮影で、ぶら下がっている訳ではありません。
 
 
キタキチョウ #X(♀ シロチョウ科モンキチョウ亜科 15:21)
キタキチョウ #x ♀
 ふと上を見上げると、黄色いものが眼に入りました。ワラビにぶら下がっています。
 新顔でなければ、いなくなった中で#8と#11の2頭は明らかな特徴があったので、可能性としては#12しかありません。
 
キタキチョウ #x ♀
 ヒヨドリバナのあった場所のほぼ真上です。奥の竹やぶ下の斜面が#11のいたところです。
 
左:#X・右:#12(2012/12/10撮影)
キタキチョウ #12 ♀
 左裏翅の適当な写真がなかったのですが、斑紋の形や位置に相違はなく、私の見た範囲ではX=12と結論付けました。


 差し引きして、観察個体は4頭のままです。
 #12に再会できたので、この調子で#8や#11も見つけたいものです。
 
 
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転居先不明

 
 朝方は-2℃でしたが、陽射しにあふれた日でした。気温は8℃まででしたが、この寒さ続きの後では割に過ごしやすいと思えました。
 
 
キタキチョウ #12(♀ シロチョウ科モンキチョウ亜科 8:11)
キタキチョウ #12 ♀
 ヒヨドリバナはすっかり萎れて、奥のキタキチョウはどの方向からもほとんど見えない状況です。
 今年ほど、ヒヨドリバナの生態を観察したことはありません。(^^ゞ

 今日の天候だからと気をつけていましたが、7℃の段階の11:17にはいなくなっていました。付近を探しても見つかりません。
 親の心を分かってもらったようです。^^;


 他の個体には変化がありません。観察個体は4頭になりました。
 #8といい、#12といい、越冬には不向きな場所と考えていたのですが、当たったと喜んではおれません。明日から雨模様ですが、改めてメッシュ調査を行う予定です。
 
 
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子知らず

 
 今朝も-2℃、軒下の鉢花もしおれ気味の強い霜でした。


 昨日行方が分からなくなった#8は、やはり見つかりません。
 
キタキチョウ #12(♀ シロチョウ科モンキチョウ亜科 7:32)
キタキチョウ #12 ♀
 ヒヨドリバナは霜でますます哀れな姿になってきて、正面からでも素通しの状態です。陽射しのある今日は移動するかも知れないと気にかけていると・・・
 
#12(12:44)
キタキチョウ #12 ♀
 奥に潜り込んでしまいました。そういうことじゃないのですけど・・・^^;
 枯れ枝などが落ちていますが、一昨日の経験からそのまま放置しました。(^^ゞ


 他の個体には変化がありません。観察個体は5頭のままです。
 
 
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行き方知れず

 
 朝方は-3℃でも最高気温は7℃までに、風もそれほど強くなかったので、少しは過ごしやすくなりました。午後には風花が舞っていました。


 今日も気になるお二方を中心に、キタキチョウ安否確認パトロールでしたが、
 
キタキチョウ #12(♀ シロチョウ科モンキチョウ亜科 9:57)
キタキチョウ #12 ♀
キタキチョウ #12 ♀
 昨日とほとんど変わりません。ヒヨドリバナの地上部が枯れてしまうのもあとわずかのようですが、いつまでここでがんばるのでしょうね。


 お昼前#8を見に行くと、チャの木にいません。足元を含め付近を探しましたが、見当たりません。裏翅の斑紋が特徴的なので、再会できれば識別できるものと思われます。


 他の個体には変化がありません。観察個体は5頭になりました。
 
 
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余計なお世話

 
 朝方は-2℃、最高気温は5℃、風も強く、寒い日でした。風花は舞っていましたが、白くなるようなことはありませんでした。


 気になるお二方のため、本日もパトロールです。
 
キタキチョウ #8(♀ シロチョウ科モンキチョウ亜科 11:59)
キタキチョウ #8 ♀
(13:20)
キタキチョウ #8 ♀
 元の場所よりは上側ですが、チャの葉裏につかまりました。
 とりあえずの越冬場所のようですが、まだ安定していないのか、触角も立て気味で前脚も使っています。
 
 
#12(♀ 11:47)
キタキチョウ #12 ♀
 ヒヨドリバナは今朝の霜で更にしおれていて、なかなか見つけることができませんでした。
 しかも、枯れ枝が落ちてきて乗っています。前側の枯れ枝も風で飛ばされて来たようで、こんなことが低い位置を越冬場所にする際のリスクの一つなのでしょうね。
 
#12(11:51)
キタキチョウ #12 ♀
 よかれと思って乗っている枯れ枝を除去したら、あわてて歩き出し、枯れかけている葉裏にぶら下がりました。(^^ゞ
 
#12(13:14)
キタキチョウ #12 ♀
 先ほどの葉は気に入らなかったのか、枯れた軸2本に器用にまたがっています。
 
#12(15:45)
キタキチョウ #12 ♀
 ほぼ同じ場所です。ヒヨドリバナを風よけにするため、手前側(北側)に寄ったようです。

 #12は引っ越しが必要と思われ、当分観察を続ける必要がありそうです。
 
 
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仮の宿?

 
 今朝も氷点下、最高気温は5℃、風も強く、こんなに寒さの続く12月は、ここ10年以上記憶にありません。


 昨日、#6のいる崖の続き北側部分のメッシュ調査を行い、また越冬キタキチョウの新顔を見つけました。
 
キタキチョウ #12(♀ シロチョウ科モンキチョウ亜科 10:22
2012/12/8撮影(以下5枚について同じ))
キタキチョウ #12 ♀
 裏の畑に上がる道沿いに、たまたまヒヨドリバナが刈り残っていました。メッシュ調査ですから一応見ておこうと、葉裏をのぞいたらいました。
 
キタキチョウ #12 ♀
 写真左下の道を上がれば裏の畑です。こんな低い場所のしかもヒヨドリバナですから、いる訳がないと思ってました。この道はよく上がり降りしますので、いつからいるのか分かりませんが、よくじっとしていたものと感心します。
 
キタキチョウ #12 ♀
 ヒヨドリバナの向こうの崖の続き3mほどが#6の居場所、正面奥の竹やぶ下の斜面が#11の居場所です。

 昨冬からこれまで、キタキチョウが崖のこんなに低いところで越冬していたことはありませんし、ヒヨドリバナの葉にとまっていたこともありません。しかも、ヒヨドリバナの上部は枯れてしまいますので、そのことを知ってか知らずか宿とし、この寒さ続きで身動きがとれなくなっているのではないかと思います。
 
#12(16:08)
キタキチョウ #12 ♀
キタキチョウ #12 ♀
 昨日も風が強かったので、それをしのぐため動いたのだろうと思われます。崖面に頭部を向けていて、他の個体ではほとんど例がありません。

 例外のないルールはないと言いますが、この個体は掟破りばかりです。
 
#12(11:23)
キタキチョウ #12 ♀
キタキチョウ #12 ♀
 今朝の霜で、ヒヨドリバナがずい分しおれています。頭部を上に向けていますが、これは動いたのではなく、ヒヨドリバナがしおれたためと思われます。
 この宿はどうなるのか、どう対応したらいいのかひどくとまどっているようです。(^^ゞ
 
#8(♀ 11:28)
キタキチョウ #8 ♀
 昨日とほぼ同じ場所です。この寒さでは、翔ぶこともできませんね。


 観察個体は、これで6頭になりました。
 他の4頭に目立った変化はありませんが、明日は雪の予報、気がかりです。
 
 
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懸念的中

 
 朝方は3℃、夜半にみぞれでもあったのか庭が濡れていました。昼過ぎには急に気温が下がり、風花が舞いました。風もゴォッーと吹きすさび、とにかく寒い一日でした。


 キタキチョウ安否確認パトロールで、#1、#6、#10、#11は相変わらずでしたが、
 
キタキチョウ #8(♀ シロチョウ科モンキチョウ亜科 10:53)
キタキチョウ #8 ♀
 昨日までの場所にいたのに、の場所に移動していました。風で吹き飛ばされたのではないかと推測され、懸念したことが現実になってしまいました。
 
キタキチョウ #8 ♀
 裏翅の斑紋からも、#8に間違いありません。どうしようか戸惑っている様子でした。
 
#8(12:52)
キタキチョウ #8 ♀
 ↑の写真の右上側に移動し、小枝につかまっています。今日の最高気温は7℃で、この時刻には既に下がり気味ですので、翔ぶことは難しそうで、今夜の仮の宿を決めたのかと思いました。
 
#8(15:57)
キタキチョウ #8 ♀
キタキチョウ #8 ♀
 夕方再確認すると、元のチャの裏側まで上がり、枯れたススキ?につかまっています。昼過ぎの場所は枯草ばかりでしたから、目立つことを本能的に嫌ったのでしょうか。ただ、このススキは直立しているのでぶら下がることができず、改めて越冬場所を探すのだろうと思われます。

 昨季も風で飛ばされたと思える個体がありましたが、越冬場所の選択は命をつなぐことに直結していると改めて感じました。
 #1のいる崖の窪んだ場所は、シダも十分茂っていて風もよけられるので、余程そちらへ移動させようかと考えましたが、これも自然の習いと思い返しました。
 安定した越冬場所を見つけ、長い冬を乗り越えることを切に願うだけです。
 
 
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タグ: シロチョウ科  蝶(越冬)