青い宝石 オオセイボウ

 
 朝方は18℃、曇り空でいつ降り始めるのかというような空模様でしたが、結局は降らず、最高気温は26℃でした。




 チョウでも収獲の多い一日でしたが、何と言ってもこれです。
 
オオセイボウ(セイボウ科セイボウ亜科 トリミング)
オオセイボウ
 
(↑の原図)
オオセイボウ
 
(トリミング)
オオセイボウ
 
(↑の原図)
オオセイボウ
 裏の畑のブッドレアで見かけました。実に5年ぶりです。
 体長は20mm弱、記憶の中でどんどん大きくなっていったのか、エライ小さいなという印象です。花穂をちょこまかと移動し、近寄ると逃げられました。
 裏の畑のオミナエシに日参していたのは、これ待ちでした。

 寄生蜂で、スズバチ、トックリバチなどの巣に産卵するそうです。
 
 
ハンミョウ(オサムシ科ハンミョウ亜科 2017/9/19)
ハンミョウ
 昨夜、玄関灯に誘われて軒下にとまっていました。日中なら年数回は見かけますが、夜の飛来は初めて確認しました。
 右上は、シロオビノメイガ(ツトガ科ノメイガ亜科)です。

 近寄ると飛ばれ、頭に追突されました。小さな虫を捕食していたようですが、撮影しきれませんでした。
 
ハンミョウ
 今朝も居残っていて、午前10時頃にいなくなりました。
 道教えと言われますが、帰り道は遠かった 来た時よりも遠かった ♪ なのでしょうか。(^^ゞ

 ところで、帰り道は遠かったは好きでよく歌ったのですが、誰の歌だったかさっぱり思い出せません。チコとビーグルスだそうですが、WIKIには項目すらありません。
 それよりも、作詞が藤本義一だったことにもっと驚きました。
 
 
アカアシオオアオカミキリ(カミキリムシ科カミキリ亜科 2017/9/4)
アカアシオオアオカミキリ
アカアシオオアオカミキリ
 ムラサキ・ポイント付近で見かけました。
 体長30mm程度で、よく見かけるゴマダラカミキリほどの大きさです。
 アカアシオオアオカミキリなんて見たままじゃん、芸はないんかい!ですね。(^^ゞ
 
 
ハエマンサス・コッキネウス(ヒガンバナ科ハエマンサス属)
ハエマンサス・コッキネウス
ハエマンサス・コッキネウス
 2鉢です。時期ですから。

 玄関の明かりとりの桟にニホンアマガエルが鎮座しています。
 ヤモリと並んで、この方も玄関ポーチでの捕食者の一人です。戸を開け立てしてもピクリとも動かず、夜目覚めて活躍しています。
 軒下にあるツバメの巣や、この方たちを狙って上位の捕食者であるアオダイショウが姿を見せるのが難儀ですが、これも自然の摂理と割り切って追い払う程度です。
 
 
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スケルトン(9月の虫たち カメムシ・シリアゲムシ・カマキリ編)

 
 昨日の朝方は18℃、最高気温は23℃と上がりませんでした。
 本日の朝方は19℃でした。



 ↓の記事の昨日の15:00頃と比べると、夜になって風がかなり強くなり、竹林がゴーゴーと音を立てていましたが、雨は17日20:00-本日3:00の12mm程度です。
 昨日10:58に暴風警報(知らなかった!)が、16:13に大雨・洪水警報が発令され、16:30に避難準備・高齢者等避難開始情報が出ました。

 昨夜遅くになって、京都府中北部では時間雨量何十mmという市町村がざらで、軒並み避難勧告が出されていましたが、当地では避難勧告には至りませんでした。
 警報は本日1:47に解除され、まだ強風注意報が残ったままですが、とりあえず台風の直接的な影響は過ぎたというところでしょうか。



 今朝、自宅の周辺を一回りしましたが、この程度の風雨でしたから被害らしきものは見当たらず一安心です。

 最大の被害は、昨日20:30頃、状況報告を兼ねてこの記事の下書きを作っている最中に停電!、そういうこともあろうと小まめに保存しながら作成していたのですが、佳境に入っていたため保存したかどうか記憶していませんでした。

 停電は1時間半以上続き、風呂も入れないので、諦めて寝室に入った途端復旧しました。都会ではこんなことは絶対許されないのだろうと思いながら、慌ててPCを起動し下書きを確認したところほぼ保存できていたため、台風そっちのけで心をなでおろしました。(^^ゞ

 もうupは無理と思いながら一段落するところまでと進めていると再度短時間の停電、その作業分はパァ!、やられたで諦めて眠りにつきました。
 最近PCの調子が悪く、2回の強制終了で不安でしたが、このとおり立ち上がっていて大丈夫のようです。




 さて、ミカン類やイチジクの木に並んでとまる淡緑色の美しいアオバハゴロモは、針状の口器で吸汁する害虫で、セミと同様のカメムシ目ヨコバイ亜目に分類されます。
 アオバハゴロモは開翅しません(できない?)が、他のハゴロモの仲間はほとんどが開翅してとまるので、一見してガと思われがちです。
 
スケバハゴロモ(ハゴロモ科 2017/9/13)
スケバハゴロモ
 石垣下のカラムシ畑で見かけました。初見です。
 一辺が10mmを切る小さいものですが、何と言っても翅が透けているのが特徴で、見たいと思っていたものです。

 ただ、ガだとオオスカシバやスカシバガ科のように「透かし」なのに、何故こちらは「透け」なのか不思議に思います。
 
ベッコウハゴロモ(ハゴロモ科 2017/8/16)
ベッコウハゴロモ
 8月に東の畑で見かけました。
 翅の文様は個体差が大きいので見かけたら必ず撮影しますが、この個体はよく見かけるタイプです。
 
 
ヤマトシリアゲ(♂ シリアゲムシ科 2017/9/4)
ヤマトシリアゲ
 ムラサキ・ポイントで見かけました。

 これまでヤマトシリアゲは頭部も腹部も黒いと思っていましたからシリアゲムシの別種だと喜びましたが、夏の終わり頃にはこんなベッコウ色のものが出現するそうです。
 かなり以前には別種としてベッコウシリアゲという名前がつけられていたそうですから、私だけではなくて安心しました。(^^ゞ
 
ヤマトシリアゲ(♀ 2017/9/11)
ヤマトシリアゲ
ヤマトシリアゲ
 お隣のワラビ畑で見かけました。
 腹部の色合いも異なるし今度こそ別種のシリアゲムシと思いましたが、よく見ると翅の紋様が同じでこちらが♀でした。^^;
 
 
ヒメカマキリ(ハナカマキリ科ヒメカマキリ亜科 2017/9/13)
ヒメカマキリ・フクラスズメ
 石段下のカラムシ畑で見かけました。多分初見です。(^^ゞ
 体長30mm前後小柄ながら態度は大きく、獲物を求めてカラムシの葉上であたりを睥睨していましたが、君ぃ大丈夫なのでした。
 
上:ヒメカマキリ・下:フクラスズメ(幼虫 ヤガ科シタバガ亜科 2017/9/13)
ヒメカマキリ・フクラスズメ
 フクラスズメの幼虫は体長70mm前後とヒメカマキリの倍以上あります。

 幼虫の同定は難しくて嫌いなのですが、一つ賢くなって食草のカラムシから逆引きしてみると、ガは2種しかなく案外簡単でした。これもクロアゲハ誤産卵の効用でしょうか。
 ただ問題は、植物の同定が先決ということで、それが大きな障害です。(^^ゞ
 
 
ハラビロカマキリ(カマキリ科カマキリ亜科 2017/9/15)
ハラビロカマキリ
 これも石段下のカラムシ畑で見かけました。
 体長は40mm前後でした。

 ハラビロカマキリは翅の白斑が特徴ですが、緑色型の翅は網目状の模様があるハズなので、これが成体か幼体かは知識がありません。
 
ハラビロカマキリ(2017/9/15)
ハラビロカマキリ
 こちらは同日、大クヌギ周辺のワラビ畑で見かけました。
 この個体は体長50mm前後と少し大きめでしたが、翅が透きとおっていて成長途上のように見受けられました。

 カマキリの成長過程等について、お教えいただけると助かります。



 台風18号の影響について、ご心配いただいてありがとうございます。

 まだ、終わった訳ではありませんので、被害がこれ以上拡大しないこと、被害を受けられた地域の皆さんが一日も早く日常を取り戻すことを願うばかりです。
 
 
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風強まる(9月の虫たち ガ編 2/3)

 
 9:00頃から風が強まり始め、時おり竹林をざわめかすような突風が吹いています。

 昨日16日の日中は間断なく雨が降り、時間雨量の最大は6mmと大したことはありませんが、それでも16日7:00の降り始めから同日23:00までの16時間に39mmになりました。
 その後は今日お昼前にパラッきた程度で、とりあえずはホッとしています。

 ただ、台風18号は直撃にならなくても暴風圏は免れないようで、被害がないことを願うばかりです。




 この風ではチョウは翔べないだろうと思ってたら、弾丸状の体型のスズメバチが庭を元気に飛んでいました。^^;
 ガの続きですが、ガらしくない飛び物です。
 
 
ホシホウジャク(スズメガ科ホウジャク亜科 2017/9/5)
ホシホウジャク
 
(2017/9/13)
ホシホウジャク
 
(2017/9/15)
ホシホウジャク
 日にちは違っても、いずれも花壇のペンタスで吸蜜中です。
 ホウジャクの中では一番よく見かける種です。
 
 
オオスカシバ(スズメガ科ホウジャク亜科 2017/9/3)
オオスカシバ
 庭のブッドレアで吸蜜中です。
 翅が透けているのが特徴で、これもよく見かけます。
 
 
ヒメクロホウジャク(スズメガ科ホウジャク亜科 2017/8/28)
ヒメクロホウジャク
 庭のバーベナで吸蜜中です。これのみ8月の終わりのものです。
 ↑の2種とそれぞれ似通ったところがありますが、頭から胸にかけて暗めの黄緑色の毛で覆われていること、翅が透明でないことなどが相違点です。
 
 
コスズメ(スズメガ科ホウジャク亜科 2017/9/5)?
コスズメ
コスズメ
 夕方、庭のブッドレアで吸蜜中です。
 日中に翔んでいるのを見たことがありませんが、この日は曇り空で薄暗かったので姿を見せたのかも知れません。
 近縁のセスジススメとよく似ていてこの写真では識別し難いのですが、コスズメの可能性が大きいとの感触です。

 ホバリング中のホウジャクは飛翔撮影に最適な被写体だと思っていますが、猛スピードで翅を動かすので、1/4000程度のシャッタースピードで撮影しますが、明るくないとどうしても光量不足になります。
 
 
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タグ: 自然・季節  ホウジャク 

蛾の交尾(9月の虫たち ガ編 1/3)

 
 強い雷鳴でも目を覚ますことがなく家内に呆れられたことのある私が、今朝、雨音で目覚めました。
 6:30前後の起床時刻が近かったせいで、眠りが浅かったのだろうと思います。

 当地の6:00-7:00の時間雨量は32mm、5:00前の降り始めから9:00までの累計雨量は47mmですから、大部分がこの1時間に降ったということですね。
 大雨警報は出されず、注意報だけでした。

 おおむね曇り空で時おり小雨の一日で、最低気温は22℃、最高気温は26℃でした。




 昨日の朝、クロアゲハの卵を確認のため石垣下のカラムシ畑にいくと、1回目の誤産卵の葉に何かぶら下がっていました。
 
エゾギクトリバ(トリバガ科カマトリバガ亜科 2017/9/11)
エゾギクトリバ
エゾギクトリバ
 寸詰まりの十字架のような奇妙な形状のトリバガを見たいものだと思っていましたが、これが初見です。
 エゾギクとはアスターのことですから、エゾだからといってもこのガは全国に生息しています。

 図鑑サイトなどで何度か見ていましたが大きさがイメージできず、これで開長10mmほどですから、こんなに小さいものだったかと驚きました。
 おかげで、この時間帯には、この葉裏のクロアゲハの卵を確認できませんでした。(^^ゞ
 
キアヤヒメノメイガ(ツトガ科ノメイガ亜科)
キアヤヒメノメイガ
 これは本日、同様にクロアゲハの卵の確認の際、カラムシの葉上にとまっていました。
 この姿で横幅15mm弱でしょうか。

 特徴的な紋様と下唇鬚が長めだったので撮影しましたが、図鑑サイトのサムネイルを軒並み見て回るなど同定には苦労しました。
 
キアヤヒメノメイガ
 ふと横を見ると、隣の葉に前日とは異なるトリバガがぶら下がっていました。
 
キンバネチビトリバ(トリバガ科カマトリバガ亜科)
キンバネチビトリバ
 これも開長10mmほどで、オレンジ色が鮮やかで、長くてストライプの後脚が特徴的です。
 
キンバネチビトリバ交尾
 キアヤヒメノメイガを接写したりして3分ほど経過すると、キンバネチビトリバが3頭になっていました。
 
キンバネチビトリバ交尾
 そのうち1頭が移動し、こんな位置関係になりました。
 4ショットに執着していたのですが、若しかして交尾と気づきました。
 
キンバネチビトリバ交尾
 やはり交尾中でした。
 
キンバネチビトリバ
 ということは、離れた場所にいるこの方はお邪魔虫だったようです。
 つまり、最初の1頭は♀で、飛来した♂と交尾していると、遅れてやってきた♂がすねたという構図でしょうか。

 ガの交尾は、これまで見かけたことが稀です。記憶がありません。チョウは日中活動しますから交尾をよく見かけても、夕方から夜間に活動するものが多いガについては見かけなくて当然の気がします。

 ここまで書いて風呂に入っていると、日中活動するガらしくないガで交尾を見たかもしれないと考え、我が家周辺のことではなかったですがカノコガを思い出しました。
 自戒の意を込めて、見え消しにしておきますね。^^;

 寝て起きると、そういやぁマドガはどうやったかなで検索して、今季の6月にやはりありました。
 私の記憶は3箇月と持たないということですね。(2017/9/13追記)


 いずれにしても、誤産卵の件がなければカラムシ畑なんてパトしないので、これもクロアゲハのおかげです。
 
 
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タグ: 自然・季節    交尾 

カブト!?(8月の虫たち・クイズつき)

 
 昨日の朝方は19℃とヒンヤリでしたが、今朝は23℃と平常に戻りました。日中は曇りがちで蒸し暑く、最高気温は30℃でした。
 午後3時を回ってから、一時小雨になりました。

 
 
 
カブトムシ(♀ コガネムシ科カブトムシ亜科 2017/8/27)?
カブトムシ
 昨日の夜、玄関灯に誘われて外壁にへばりついていました。

 物差しをあてると体長50mmをほんのわずか切る大きさで、重厚な印象でした。物差しを写し込めたらよかったのですが、フラッシュを使用していますから、私のウデでは片手でカメラをホールドすることが困難です。^^;

 この大きさならほかに該当する甲虫類に心当たりがありませんからカブトムシだろうとは思いますが、♀は黒っぽくて翅(背中)は光沢のある黒色だと承知していたので、つや消しでまだらになっている点が気になります。
 
 
ニジュウヤホシテントウ(テントウムシ科マダラテントウムシ亜科 2017/8/16)
ニジュウヤホシテントウ
 裏の畑で見かけました。
 ナナホシテントウより少し小さめでくすんだ色合いですが、写真で確認すると無数の白っぽい短毛が生えています。

 子どもの頃、ニジュウヤホシは大害虫、ナナホシはアブラムシを捕食するから益虫と習いましたが、実物は見たことがなかったし、何の害虫だったかもさっぱり覚えていません。(^^ゞ
 ナスやトマトなど(ナス科)が幼虫の食草で、成虫も食害するそうです。



 我が家周辺には水辺らしい水辺がなく、トンボは種類も個体数も多くありません。ただ、この時期になると群れて翔んでいるものをよく見かけます。
 
ウスバキトンボ(♂ トンボ科ハネビロトンボ亜科 2017/8/12)
ウスバキトンボ
 庭でも、多いときは30~40頭の群れが見られますが、ほとんどとまってくれません。
 
 
オオシオカラトンボ(♂ トンボ科ヨツボシトンボ亜科 2017/8/13)
オオシオカラトンボ
 シオカラトンボより一回り大きく、単独で行動しているようです。
 
 
マユタテアカネ(♀ トンボ科アカネ亜科 2017/8/14)
マユタテアカネ
 ウスバキトンボの群れに、1~2頭混じっているような印象です。

 ♂は赤トンボですが、♀はこんな色です。ただ、未成熟の♂も同じような色をしているので、注意が必要です。
 ♂♀とも顔の中央に▲が2個並んでいてこれがマユタテアカネの識別点ですが、眉と言われても私には鼻の穴にしか見えません。(^^ゞ



 さて問題です。(^^ゞ
 
私は誰?(2017/8/16)
私は誰?
私は誰?
 大クヌギの周囲のワラビ畑で見かけました。

 種を尋ねている訳ではありません。私は目(もく)すら分からなかったもので、皆さんの印象をお聞きしたいのです。
 お分かりにならなくても、えいや!で○○の仲間のようにお答えくださいね。できれば何故そう思ったかも付記いただけると嬉しい限りです。

 正解は明日か明後日に追記しますね。



[解答編]
 
ヒメクモヘリカメムシ(ヘリカメムシ科ヒメクモヘリカメムシ亜科 2017/8/16)
ヒメクモヘリカメムシ
 これまでの学習効果?で、目すら見当がつかないこういう見慣れない虫は、まずガだろうと当たりをつけるようになりました。

 今回も図鑑サイトでガのサムネイルを斜め読みし、探しても見当たらなかったので、らしい科を詳しくあたりました。
 それでも見つけられず、窮余の一策でガの聖地?の掲示板に投稿した結果、ヒメクモヘリカメムシと教えていただきました。

 ガ(チョウ(鱗翅)目)でなければバッタ(直翅)目か甲虫(鞘翅)目くらいかなと思った程度で、コメントいただいた方のようにナナフシ目は思い浮かびませんでした。
 ガガンボ(ハエ(双翅)目)は得意分野ですから、一応探しました。(^^ゞ

 ただ、本日追加掲載したトリミング画像をご覧いただければお分かりのように、カメムシ(半翅)目の特徴である針状の口器を有しているので、しっかり確認すればカメムシやセミの仲間であると識別できたのですが、この口器を見落としました。

 あの方ならとお出ましいただいた方は的確にカメムシの仲間と識別され流石と思いましたが、何よりヒメクモヘリカメムシと正解を出された方がいて脱帽です。
 皆様ありがとうございました。

 ただ、9割方ヒメクモヘリカメムシと思われますが、ここにもニセヒメクモヘリカメムシ(ヒメクモヘリカメムシ亜科)というソックリさんがいて、腹部の紋様などで識別するようで、この写真では必ずしも同定しきれないようです。(2017/8/30追記)
 
 
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タグ: 甲虫  トンボ  カメムシ 

三日目坊主(7-8月の虫たち)

 
 朝方は雨の22℃、一時的には陽の射すこともありましたがおおむね雨模様で、最高気温は27℃どまりでした。



 せめて三日坊主まではと、三日連続して昨日も朝のうちにパトロールに出ましたが、めぼしいものはほとんどいなくて、結局三日目は坊主でした。

 雨ではパトロールにも出られず、困ったときの虫頼みです。
 
オオトモエ(ヤガ科シタバガ亜科 2017/8/13)
オオトモエ
 車庫に迷い込んでいました。
 開長100mmに近く、アゲハとほぼ同じくらいの大型のガで、これが翔び回ると流石に腰が引けます。逆光だと翅が透け、案外薄いものだという印象です。
 玄関灯には大型のガが翔んでくることがほとんどなくて、オオトモエも初見です。
 
オオトモエ
 シンクの底にとまりました。
 前後翅を突き抜けた白条が印象的で、前翅の紋は眼状紋ではなく巴紋と言います。

 ちなみに、開長とは赤で図示した長さで、青で図示したものが前翅長です。したがって、両前翅を一直線に開いている場合、開長=前翅長×2+腹部の幅となります。
 ただ、開長の場合は自然な開翅姿で計測するのが主流ですが、一番長くなる(自然な開翅姿でなくても両前翅を一直線に開く。)よう展翅して計測することも並存していて、大きさを示す場合そういうことを考慮しなくて済む前翅長を採用するケースも増えているようです。
 
 
オオスカシバ(産卵 スズメガ科ホウジャク亜科 2017/7/14)
オオスカシバ産卵
 東の畑で食草のクチナシに産卵中です。
 これは同じオオでも開長50mm余り、ホウジャクの仲間で、日中姿を見せホバリングしながら花で吸蜜してくれるので、私にとっては格好の被写体になっています。
 
 
カノコガ(ヒトリガ科カノコガ亜科 2017/7/9)
カノコガ
 東の畑のシュウメイギクの葉上で見かけました。
 開長30mm程度と小さく、日中に姿を見せるガらしくないガなので年1回は撮影します。
 
 
フタテンオエダシャク(シャクガ科エダシャク亜科 2017/8/14)
フタテンオエダシャク
 お隣のワラビ畑で見かけました。
 開長25mm前後、斑紋がスッキリしていたため、シャクガ科でも同定可能と判断して撮影しました。
 
 
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捕食者(7月の虫たち ムシヒキアブ・トンボなど編)

 
 未明に時間雨量17mmの強い雨と雷で心配しましたが、1時間余りで上がりホッと一安心でした。
 朝方は曇りの25℃-、雨の影響で気持ち悪いくらいムシムシしていました。
 午前中はほとんど気温が上がらなかったのですが、午後になって晴れ間が広がると急上昇して、最高気温は32℃になりました。



 陽射しが強いとパトロールも億劫になり、庭で待ち構えている状態ですが、チョウはほとんど見かけなくなりました。
 困った時の虫頼みも在庫が払底してきていて、先が不安です。
 
 
シオヤアブ(♂ ムシヒキアブ科シオヤアブ亜科 2017/7/2)
シオヤアブ
 東の畑で見かけました。
 腹端に白いポンポンがあるので♂、被害者は口器の形状からサシガメのようです。
 
シオヤアブ(♀ 2017/7/9)
シオヤアブ
 裏の畑で見かけました。
 こちらは♀、被害者はマメコガネのようです。
 
シオヤアブ(♀ 2017/7/15)
シオヤアブ
 こちらも裏の畑で見かけました。
 被害者は、小型のハナバチかハナアブのようです。
 
 
ウスグロムシヒキ(♀ ムシヒキアブ科ムシヒキアブ亜科 2017/7/2)??
ウスグロムシヒキ
 裏の畑で見かけました。
 被害者はヒゲナガガの仲間のようで、こんなユニークな形状のものを捕食するなよと言い聞かせておきました。(^^ゞ

 これまでなら、こういうタイプはマガリケムシヒキではい終わりでしたが、マガリケムシヒキは腹部が全体に黒く、脚の下半分はオレンジ色気味、腹端の産卵器の形状も異なるので、別種と思われます。
 似ているサキグロムシヒキは、腹部がこの個体のように灰色ではなくオレンジ色気味で、困った挙句ウスグロムシヒキとしましたが、ご存知の方はご教示くださいね。
 
 
クロスジイシアブ(♂ ムシヒキアブ科イシアブ亜科 2017/7/9)??
クロスジイシアブ
 ムラサキ・ポイントで見かけました。
 捕食していませんが、口器の形状からムシヒキアブと思われます。
 この同定にも苦労し、とりあえずクロスジイシアブとしました。クロスジイシアブであれば、口ヒゲが黄色なので♂、♀は白いそうです。
 これについてもご教示ください。
 
 
 
コオニヤンマ(サナエトンボ科コオニヤンマ亜科 2017/7/2)
コオニヤンマ
 東の畑で見かけました。
 我が家周辺には水辺がなく、トンボの種類も個体数も少ないのですが、コオニヤンマは時々見かけます。
 
 
コシアキトンボ(♀ トンボ科 2017/7/2)
コシアキトンボ
 東の畑で見かけました。初見です。
 コシマキトンボなら納得しますが、♂の腰巻が白くて腹部が空いて見えるからその名になったそうです。この個体は腰巻が黄色ですから♀です。
 
 
シオカラトンボ(交尾 トンボ科 2017/7/1)
シオカラトンボ交尾
 交尾したまま庭に飛来しました。
 我が家周辺ではトンボの交尾シーンを見ることは極めて少なく、比較的よく見かけるシオカラトンボの場合ですら過去2~3回でしょうか。
 
 
 
ハイイロチョッキリ(♀ オトシブミ科チョッキリ亜科 2017/7/17)
ハイイロチョッキリ
ハイイロチョッキリ
 ムラサキ・ポイントで見かけました。
 体長は10mmほど、体表は淡黄色の毛で覆われ、口吻は長く伸びて中央部分あたりに触角があります。ドングリに卵を産みつけ、成虫はクヌギなどの葉を摂食するそうです。

 近縁のゾウムシは時々見かけますが、オトシブミ科そのものが初見です。
 口器から触角が出ているこの奇妙な形態にやったぁでしたが、風が強い日だったので何枚も撮影し、歩留まりを何とかと神にでも仏にでも祈りたい気分でした。(^^ゞ
 
 
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タグ: 昆虫(蝶以外)  捕食  交尾 

初蝉(6月からの虫たち カメムシ目編)

 
 朝方は22℃、陽射しが強いわりに風が強いためか、最高気温は33℃ながらカラッと感じた一日でした。




 朝早めにパトロールしても目ぼしいものは見かけなかったため、困った時の虫頼みです。
 
 
ニイニイゼミ(セミ科セミ亜科 2017/7/9)
ニイニイゼミ
 東の畑で見かけました。今季お初のセミです。
 ヨタヨタして草の葉から落ちたりしていましたから、羽化間もない個体かもしれません。
 
ニイニイゼミ(2017/7/10)
ニイニイゼミ
 その翌日、玄関ポーチでひっくり返っていたので★かなと思ってたら、モルタル壁にとりつきました。

 カメムシ目(半翅目)には、カメムシのほかアブラムシ、カイガラムシなどのいわゆる害虫が多く、嫌われている目だと思われますが、何故セミが含まれているのか疑問を持っていました。
 改めて調べると、口が針状になっているのが特徴だそうでなるほどと思います。
 
 
アカサシガメ(サシガメ科モンシロサシガメ亜科 2017/6/9)
アカサシガメ
アカサシガメ
 ムラシ・ポイントで見かけました。

 サシガメは、この口で小昆虫の体液を吸汁するそうですが、人までは刺さないと思われます。ただ、手に乗せる気も起こらないので、定かではありません。(^^ゞ
 
 
クビアカサシガメ(サシガメ科クビアカサシガメ亜科 2017/6/23)
クビアカサシガメ
 大クヌギ下のワラビ畑で見かけました。初見です。
 色が黒い分、より獰猛な感じがします。
 
 
アカスジカメムシ(カメムシ科クロカメムシ亜科 2017/7/14)
アカスジカメムシ
 庭の薹立ちしたパセリで見かけました。
 これも初見ですが、シソ科に集まるようで、これまで気づかなかっただけかも知れません。
 沈んだ赤地に黒のストライプで渋みのある模様ですが、黒斑点の裏側はどぎつい感じがします。
 
(交尾)
アカスジカメムシ交尾
 これは本日、交尾していたカップルに別の♂が近づいてきたので、交尾♂が向き直って追い払おうとしましたが、結局上に乗られたり、結合部を離そうとされたり散々でした。
 
 
チャバネアオカメムシ(カメムシ科カメムシ亜科)
チャバネアオカメムシ
 これも本日、花ガラを摘もうとした鉢植えのサフランモドキにとりついていました。
 体長7mmほどと小さいですが、黄緑色の鮮やかな体色と翅の茶色がコントラストを見せています。
 
 
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デカイ!(6月からの虫たち 甲虫編)

 
 朝方は21℃、陽射しが強く最高気温は34℃と猛暑日一歩手前でした。




 こんな気温だと朝のうちしかパトロールできませんが、お目当ても姿を見せず、ジャノメチョウが増えたかなぁという印象です。
 
 
オオフタモンウバタマコメツキ(コメツキムシ科サビキコリ亜科 2017/6/27)
オオフタモンウバタマコメツキ
オオフタモンウバタマコメツキ
 大クヌギの樹液酒場No.4で見かけました。
 体長40mm近くの大きさで、名前は知っていてもコメツキムシなどは見たことがなくギョッとしました。

 5月にアカヒゲヒラタコメツキを見かけ同定に苦労したハズなのに、もうスッパリと忘れています。
 え~~~と責任転嫁先は、アカヒゲヒラタコメツキは黒くて15mm程度だったから、違い過ぎですよね。しかも、コメツキムシかどうか確かじゃないし・・・^^;(2017/7/9追記)
 
 
エグリトラカミキリ(カミキリムシ科カミキリ亜科 2017/6/16)
エグリトラカミキリ
 庭のコクタンで、花を食べているようでした。
 
ヤツメカミキリ(カミキリムシ科フトカミキリ亜科 2017/7/2)
ヤツメカミキリ
ヤツメカミキリ
 ムラサキ・ポイントの葉上で見かけました。

 気をつけていると、今まで見過ごしていたカミキリムシもいることが分かります。
 
ラミーカミキリ(カミキリムシ科フトカミキリ亜科 2017/6/26)
ラミーカミキリ
 庭の花壇のウマノスズクサで見かけました。
 前回の甲虫編でも載せた我が家では見慣れたカミキリムシで、今回はウマノスズクサの花のお披露目のつもりです。
 
 
アカハネムシ(アカハネムシ科 2017/6/18)???
アカハネムシ
 ムラサキ・ポイント付近のアカメガシワの葉上で見かけました。
 触角が櫛状になっています。

 アカハネムシは有毒のベニボタルに擬態しているそうですが、ベニボタルそのものの仲間でヒゲナガベニボタルかも知れません。
 
 
セマダラコガネ(♂ コガネムシ科スジコガネ亜科 2017/6/23)
セマダラコガネ
 大クヌギ下のワラビ畑で見かけました。
 
(2017/7/1)
セマダラコガネ
 こちらは庭のフラワースタンドで見かけました。

 セマダラコガネは色合いや紋様に変異が多く、この2個体も同種とは思えません。
 
 
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これもガ あれもガ たぶんガ きっとガ(6月からの虫たち ガ編)

 
 朝方は19℃、陽射しが強く最高気温は32℃に達し、夕方には一時雨になりました。




 パトに出ても暑いばかりで、これといったチョウにはお目にかかりませんでしたが、中で収穫は・・・
 
ビロードハマキ(♀? ハマキガ科ハマキガ亜科)
ビロードハマキ
ビロードハマキ
 といっても、これなのです。(^^ゞ
 ムラサキ・ポイントの葉上で見かけました。

 図鑑サイトを見ているとエライ目立つガだったので、一度は見たいものだと思っていました
 天保通宝より一回り小さくて、オレンジ色の側が頭かと思いましたが、反対側に触角が見えました。
 
 
ヒメアトスカシバ(スカシバガ科スカシバガ亜科 2017/6/18)?
ヒメアトスカシバ
 ムラサキ・ポイント付近のチャノキの葉上で見かけました。
 今となっては何故だったか思い出せませんが、ハチやアブとは考えず、一見してガと思いました。
 
 
モモブトスカシバ (スカシバガ科スカシバガ亜科 2017/7/2)
モモブトスカシバ
 ムラサキ・ポイントで見かけました。

 最近、目(もく)すら分かりにくいものは、皆ガと思って探しています。オドリハマキモドキの画像を見たばかりだったので親戚と思い、スカシバガ科にたどり着くのに時間がかかりました。
モモブトスカシバ
 これは本日、お隣のワラビ畑の僅かな残地で見かけました。

 今回は翅と足が離れています。モジャモジャというかトゲトゲというか、この毛は脚についているようです。
 
 
タケノホソクロバ(♂ マダラガ科クロマダラ亜科 2017/6/11)
タケノホソクロバ
 庭のコクタンで、ヒメキマダラセセリを撮影中に見かけました。
 
 
マダラマドガ(マドガ科マダラマドガ亜科 2017/6/19)
マダラマドガ
 ムラサキ・ポイントの下草で見かけました。立ち姿でとまっています。

 特徴ある網目模様の上、変わったとまり方をするので、メイガ科かツトガ科ノメイガ亜科と目して探し、当てにしていなかったマドガ科では見落として、jpmoth に助けを求めました。
 
 
ホタルガ(♂ マダラガ科ホタルガ亜科 2017/6/26)
ホタルガ
 見慣れたガで、年に一度は撮影するようにしています。
 
 
キモントガリメイガ(メイガ科シマメイガ亜科 2017/6/23)
キモントガリメイガ
 
オオウスベニトガリメイガ(メイガ科シマメイガ亜科 2017/6/23)
オオウスベニトガリメイガ
 いずれも玄関灯に飛来しました。
 これらはまともな?とまり方をしていますが、キモントガリメイガは背を反らせて立ったようなとまり方をしていたのを見たことがあり、ですから↑のマダラマドガを探しそこなった訳です。責任転嫁でしょうか。(^^ゞ
 
 
マエキオエダシャク(シャクガ科エダシャク亜科 2017/6/18)
マエキオエダシャク
 これも玄関灯に飛来しました。

 何の変哲もなさそうに見えますが、前翅前縁が黄色で、全面に銀箔が張りつめられたような光沢が美しく感じました。
 シャクガ科は基本的に敬遠しており、シャクガ科と思っていたら探さなかったのにと反省?しきりです。(^^ゞ
 
 
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