早めのお出まし(新生蝶(2016-No.12~14))

 
 朝方は4℃、霜注意報が出ていましたが気がつくほどの霜はなかったようです。
 晴れの一日で最高気温は22℃になりましたが、午後には風が強くなりました。



 パトロールに出ても、穴場だった裏の畑の尾根付近では蝶影が薄く、目ぼしいものは見当たりませんでした。
 
 
 
キアゲハ(春型 ♀ アゲハチョウ科アゲハチョウ亜科)
キアゲハ ♀
キアゲハ ♀
キアゲハ ♀
キアゲハ ♀
 東の畑で見かけ、ほとんどとまらないので撮影しながら裏の畑まで追いかけました。飛翔撮影でも大型のチョウですから、流石に見られる写真もありました。

 我が家周辺ではキアゲハは比較希少種でしたが、羽化観察しようとフェンネル(ウイキョウ)を植え、家内が嫌がるにもかかわらずパセリやニンジンの幼虫を保護?してきたことから、かなり増えてきて見慣れたチョウになっています。

 にもかかわらず、キアゲハを4月中に見かけたのは、2011年からの6年間で初めてで、一番早い5/6から半月早くなっています。
 したがって、これまでの新生蝶初見(初撮)日一覧表には載っていなくて、久しぶりに項目を追加しました。
 
 
 
スジグロシロチョウ #1(春型 ♀ シロチョウ科シロチョウ亜科)
スジグロシロチョウ♀
 庭のカブ(ナズナ)の周りを翔び回っていたので産卵に来たのかと思いましたが、結局産卵はしませんでした。
 左後翅が大きく欠けています。

 スジグロシロチョウの出現時期は例年並みでしょうか。
 
左:スジグロシロチョウ #1(♀)
右:モンシロチョウ(春型 ♂ シロチョウ科シロチョウ亜科)
モンシロチョウ→スジグロシロチョウ誤認求愛
 何をどう勘違いしたのか、モンシロチョウがかなりしつこくスジグロシロチョウに求愛していました。
 スジグロシロチョウの翅表が見えるので♀と識別できますが、このような場合は交尾拒否の姿勢をとらないものなのですね。
 
モンシロチョウ(春型 ♂・♀(とまっている側) シロチョウ科シロチョウ亜科)
モンシロチョウ求愛
モンシロチョウ求愛
 こちらは正当な?求愛ですが、♀が腹部を反らして交尾拒否の姿勢をとっています。
 
スジグロシロチョウ #2(春型)
スジグロシロチョウ
 庭のネギ(下仁田)で吸蜜中です。
 左後翅に欠けが見えますが、右後翅もかなり傷んでいるようです。翅の傷み具合からも #1とは別個体ですね。

 春型の後翅のみによる♂♀識別は不安な点があるのですが、色合いなどから♂と思われます。
 
 
 
ツマグロヒョウモン(♂ タテハチョウ科ドクチョウ亜科)
ツマグロヒョウモン ♂
ツマグロヒョウモン ♂
 庭のカブ(ナズナ)で吸蜜中です。
 カメラの設定誤りで、ピントが怪しくなりました。

 ツマグロヒョウモンの出現時期も、これまで一番早い4/29よりも1週間以上早くなっています。



[新生蝶初見(初撮)日一覧表]
 20162015201420132012
月日 順月日 順月日 順月日 順月日 順
モンシロチョウ 3/8 1 3/20 3/16 3/16 3/27
ベニシジミ 3/17 2 4/15 3/25 3/16 4/8
ルリシジミ 3/21 3 3/20 3/28 3/17 3/31
ヤマトシジミ 4/4 4 4/26 12 4/9 4/10 4/15
コツバメ 4/5 5 3/22 4/3 3/19 4/13
モンキチョウ 4/6 6 4/24 3/28 3/25 4/14
アゲハ 4/9 7 4/16 3/29 3/30 4/17
ツバメシジミ 4/9 7 4/24 4/12 10 4/1 4/17
ツマキチョウ 4/9 7 4/17 4/10 4/2 4/27 11
ヒメウラナミジャ
ノメ
 4/10 10 4/24 4/26 12 4/15 10 4/27 11
トラフシジミ 4/12 11 4/12 4/14 11 4/16 12 4/15
キアゲハ 4/20 12 5/6 16 5/6 15 6/9 16 9/22 17
スジグロシロチョ
 4/20 12 4/25 11 4/27 13 4/15 10 4/12
ツマグロヒョウモ
 4/20 12 5/4 14 5/11 17 5/13 14 4/29 13
コチャバネセセリ   4/26 12 4/27 13 6/27 17 5/5 14
クロアゲハ   5/5 15 5/6 15 5/13 14 5/7 16
ミヤマセセリ     3/31 5/8 13 5/5 14
※ 我が家周辺で2011年からの各季の4月末までに見かけた新生蝶を、今季の初
 見日順で5箇年分を整理しています。今季まだ見かけていない場合は昨季の初
 見日順です。
  ただし、初見が5月以降の場合、この17種内での相対的順位を表示している
 ことがあります。
 
 
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晴れ間のチョウ(2の1 アゲハ編)

 
 朝方は17℃、曇りがちではありましたが久方ぶりの陽射し、最高気温は26℃となりました。



 チョウも晴れ間を待ち兼ねていたのか、次から次へと顔を見せてくれました。
 2回に分けて掲載します。まずはアゲハ編です。
 
 
ミヤマカラスアゲハ(夏型 ♀ アゲハチョウ科アゲハチョウ亜科)
ミヤマカラスアゲハ
ミヤマカラスアゲハ
ミヤマカラスアゲハ
 東の畑のヒガンバナでミヤマカラスアゲハが吸蜜中だったのでしめたと思いましたが、左前後翅はガタガタ、鱗粉も大部分剥落しているようです。
 
 
アゲハ(夏型 左:♂・右:♀ アゲハチョウ科アゲハチョウ亜科)
アゲハ
アゲハ
 これも東の畑で求愛行動が見られました。
 下側の写真の背景は、進入路沿いのヒャクニチソウとキバナコスモスの草むらです。
 
 
ミヤマカラスアゲハ
ミヤマカラスアゲハ・アゲハ
 東の畑の法面のヒガンバナでミヤマカラスアゲハが吸蜜中です。花の向こう側ばかりで吸蜜するので翔ぶところを狙ってみました。
 翅の傷み具合からすると、↑と同一個体のようです。
 
手前:ミヤマカラスアゲハ・奥:アゲハ(♂)
ミヤマカラスアゲハ・アゲハ
 ミヤマカラスアゲハが吸蜜中のところへアゲハがやってきました。
 
ミヤマカラスアゲハ・アゲハ
ミヤマカラスアゲハ・アゲハ
ミヤマカラスアゲハ・アゲハ
 しつこくアゲハに絡まれ、辛抱できなくなったミヤマカラスアゲハも翔び立ち、一度は反撃していましたが、結局は右と左に泣き別れです。
 
ミヤマカラスアゲハ
ミヤマカラスアゲハ
 アゲハがいなくなった頃また戻ってきました。

 しかし、ミヤマカラスアゲハ♀に、アゲハ♀と似通ったところがあるとはとても思えません。誤認求愛にも程があると言いたいですね。
 
 
クロアゲハ #1(♀ アゲハチョウ科アゲハチョウ亜科)
クロアゲハ
 庭のモミジアオイで吸蜜中です。クロアゲハもヨレヨレですが、モミジアオイも萎れてクモの巣だらけです。(^^ゞ
 
クロアゲハ #2(♀)
クロアゲハ
 庭のブロッコリーの防虫網で珍しく全開翅してくれました。
 色褪せた感じはしましたが、欠けも見えずこんなとまり方をするのだからてっきり羽化間もない個体だと思いましたよ。PCに落とすとスレが目立ちました。(^^ゞ
 
 
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ハラキリ

 
 朝方は23℃、昨日からの雨で締め切ったままだったので寝苦しい夜でした。
 お昼前からまた小雨、一時的には薄日も射しましたが、夜には本降りになりました。最高気温は結局27℃どまりでした。



 懲りもせずアゲハチョウ科の話題です。
 
 
蛹(アゲハチョウ科)
蛹
 8/20に発見以来、ほとんど変化がありません。気づいたことといえば、左脇?の裂け目から黒いものが見えることで、黒系アゲハの蛹との意を強くしました。

 経験則上、アゲハチョウ科は蛹化しておおむね10日前後で羽化するもので、その前日には表面の色が変化すると思っていますが、見つけてから11日目になっても羽化の兆候らしきものが全く見えません。
 
蛹
 しかも、腹側が縦に大きく裂けています。
 まさか、某国副首相の発言で国民の身代わりに切腹した訳ではないでしょうけれど、発見時にこの裂け目があったかどうか気づきませんでした。

 これはもう★になったかとそっと持ち上げてみると、持ちおもりするし、ピクピクと動いたので安心しました。
 
 
ミヤマカラスアゲハ(♂ アゲハチョウ科アゲハチョウ亜科 2015/8/28)
ミヤマカラスアゲハ ♂
ミヤマカラスアゲハ ♂
 ペチュニア・カリブラコアで吸蜜中です。
 庭で撮影させてくれる黒系アゲハはほとんどが♀という印象ですが、♂は婚活に忙しいのでしょうか。
 
 
キアゲハ(♂ アゲハチョウ科アゲハチョウ亜科 2015/8/27)
キアゲハ ♂
キアゲハ ♂
 ペチュニア・カリブラコアで吸蜜中です。フィールドでは新鮮そうに見えましたが、後翅には傷みが見えます。
 
左:キアゲハ・右:アゲハ(♂ アゲハチョウ科アゲハチョウ亜科 2015/8/28)
キアゲハ ♂・アゲハ ♂
 そこに似たチョウが絡みに来たので、見たことのないキアゲハの交尾が見られるかと期待しました。
 よく考えると、キアゲハは♂ですから♀が逆ナンする訳がなく、すぐアゲハの♂と気がつきました。
 アゲハはキアゲハの進路を遮り、翅表を見せつけているので、アゲハの♀と誤認して求愛しているものと思われます。
 
左:キアゲハ・右:アゲハ(2015/8/28)
キアゲハ ♂・アゲハ ♂
 誤認求愛に気づいたアゲハがヒオウギで吸蜜していると、キアゲハが猛然と逆襲しました。余程腹に据えかねたのでしょうか。^O^
 
 
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ウラナミシジミ!・キアゲハ産卵(新生蝶(2015-No.37))

 
 朝方は19℃、昨夜来の雨が午前9時過ぎまで残り、最高気温は30℃、とにかく蒸し暑い一日でした。



 いろいろあった一日ですが、何と言ってもこれです。
 
 
ウラナミシジミ(♀ シジミチョウ科ヒメシジミ亜科)
ウラナミシジミ産卵
ウラナミシジミ産卵
 赤いスイトピー(マメ科)で吸蜜中です。^O^

 ウラナミシジミは2014/9/27、2013/9/29、2012/9/24、2011/10/3がそれぞれお初で、これまで我が家周辺では完全に秋のチョウでした。

 ウラナミシジミが越冬できるのは九州から関東の太平洋沿岸で、発生を繰り返しながら分布を北に拡大していくという特徴を持っています。
 我が家周辺にその広がりが到達するのは秋だったハズなのに、今季はどういうことなのでしょう。潮岬辺りからでも長躯翔んできたのでしょうか。

 しかも、
 
ウラナミシジミ(産卵 9:38~10:46)
ウラナミシジミ産卵
ウラナミシジミ産卵
ウラナミシジミ産卵
 ずっと見守っていた訳ではありませんが、翔び移っては産卵、少し休むということを1時間以上繰り返していました。
 最後の写真の赤丸部分が卵のようです。

 この1個体だけの特殊事情でなければ、この卵から更に北へ広がり、その地域でも今季はウラナミシジミ早く見られることになりそうです。
 
 
キアゲハ(産卵 アゲハチョウ科アゲハチョウ亜科 13:22~13:31)
キアゲハ産卵
キアゲハ産卵
 キアゲハ様御用達のフェンネル(ウイキョウ セリ科)で産卵中です。

 撮影はこの時間帯でしたが、実際は間欠的に午後4時過ぎまで産卵、スイセンノウやブッドレアなどで吸蜜というパターンを繰り返していました。

 薹の立ったパセリも1株だけあるのですが、今回は産卵しなかったようです。
 
キアゲハ産卵
キアゲハ産卵
キアゲハ産卵
キアゲハ産卵
キアゲハ産卵
キアゲハ産卵
 動き回り翔び回るのですが、これだけ大きなチョウですから飛翔撮影は歩留まりが比較的良好でした。
 
アゲハ→キアゲハ誤認求愛
アゲハ→キアゲハ誤認求愛
アゲハ→キアゲハ誤認求愛
 アゲハの♀とキアゲハは似ていると言えばそうも言えるのですが、まぁようやるよという感想です。

 もっといいシーンもあったのですが、オッ!と力が入ったからか歩留まりは悲惨な状態です。^^;



 以下は載せそびれていたものです。
 
 
ルリシジミ(産卵 シジミチョウ科ヒメシジミ亜科 2015/6/10)
ルリシジミ産卵
 この植物何だったですかね。思い出しません。お願いします。(^^ゞ
 
 
アカシジミ(産卵 シジミチョウ科ミドリシジミ亜科 2015/6/10)
アカシジミ産卵
 今季2度目の産卵シーンです。今回は高い場所だったもので、写真はこの程度です。



 本日いろいろの残りは別記事にしますね。
 
 
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やっと会えたね、あぁよかった ♪(新生蝶(2014-No.44))

 
 朝方は19℃、最高気温は26℃と秋めいてきましたが、夕方から秋雨になってしまいました。秋晴れが待ち遠しく感じますが、そうなればそうなったで暑い!と言うのでしょうね。


 それでも日中、雲間から陽がのぞくと、チョウを見かけるようになりました。
 
 
アサマイチモンジ(タテハチョウ科イチモンジチョウ亜科)
アサマイチモンジ
アサマイチモンジ
 進入路途中のヒャクニチソウ畑?で見かけました。本当に待ち焦がれていました。

 新生蝶44番手、昨季は見かけないままで、2012/5/28、2011/5/13がそれぞれお初ですから、我が家周辺では希少種になっているのかもしれません。

 これで今季我が家周辺で見かけたのは、全64種のうち、新生蝶44種、越冬蝶9種の計53種で、残るは11種、内訳は次のとおりです。
 
アゲハチョウ科ナガサキアゲハ
シロチョウ科
シジミチョウ科ウラナミシジミ
タテハチョウ科アサギマダラ・イシガケチョウ・※コミスジ
※ヒメジャノメ・クロコノマチョウ・ヤマキマダラヒカゲ
セセリチョウ科アオバセセリ・ホソバセセリ・ヒメキマダラセセリ
 ※印は、今季我が家周辺以外の場所で見かけています。

 記憶を頼りにリストアップしてみましたが、数は何とか合っているようです。(^^ゞ
 
 
コチャバネセセリ(♂ セセリチョウ科セセリチョウ亜科)
コチャバネセセリ
 東の畑のオミナエシで見かけました。
 
 
アゲハ(アゲハチョウ科アゲハチョウ亜科)
アゲハ
 ヒャクニチソウにとまっている♀と♂2頭です。空高く舞い上がることもなく、案外あっさり引き上げました。
 
左:キアゲハ(♀ アゲハチョウ科アゲハチョウ亜科)
右:アゲハ(♂ 2014/8/25)
キアゲハ・アゲハ
 お隣のキバナコスモスで吸蜜していたキアゲハに、アゲハが誤認求愛していました。
 雨が多い時期ですので、それらしいものにはとりあえずちょっかいをかけとこうというところでしょうか。
 
 
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あまねく愛を

 
 朝方は20℃を下回り、午後3時頃までの強い陽射しで最高気温は30℃を超えました。その後はどんより曇り空、蒸し暑い一日でした。
 
 
オオウラギンスジヒョウモン(♀ タテハチョウ科ドクチョウ亜科)
オオウラギンスジヒョウモン ♀
オオウラギンスジヒョウモン ♀
 夕方近く、オオウラギンスジヒョウモンの♂が不在の時間帯にブッドレアに吸蜜に来ました。かなり敏感で、これ以上近寄ることができません。
 待ちかねていたという感じですが、これまでも来ていて♂にスクランブルをかけられていたのだろうと思われます。
 でも、本日の記事の主役はこの方ではありません。
 
 
クロアゲハ(♂ アゲハチョウ科アゲハチョウ亜科)
クロアゲハ
 鉢植えのペチュニアで吸蜜中です。
 今季見かけたクロアゲハはヨレヨレのボロボロばかりでしたが、この個体はピカピカ、黒光りしていました。
 この方も、主役ではありません。
 
 
オオチャバネセセリ×4(セセリチョウ科セセリチョウ亜科 2014/7/1)
オオチャバネセセリ
 ブッドレア、マリーゴールド、フェンネル、鉢植えのペチュニアなどがチョウの主なレストランとなっていますが、開花し始めた庭のリアトリスにはオオチャバネセセリが群れています。
 庭ではオオチャバネセセリが30頭を優に超えるほど、東の畑のリアトリス近辺ではそれ以上が翔んでいますが、今のところイチモンジセセリは1頭も見かけていません。



 さて、主役の登場です。
 
 
左:ツマグロヒョウモン(♂ タテハチョウ科ドクチョウ亜科)
右:アカタテハ(♀? タテハチョウ科タテハチョウ亜科 2014/6/29)
ツマグロヒョウモン誤認求愛
ツマグロヒョウモン誤認求愛
 この前段でも、ツマグロヒョウモンがアカタテハにしきりにちょっかいをかけていました。諦めて翔び去ったのかと思えば、戻ってきて詰め寄り、いきなり押さえ込みました。
 
ツマグロヒョウモン誤認求愛
 ツマグロヒョウモンは腹端を曲げて、本格的な?交尾体勢です。ジャーマンアイリスの葉のすき間から、アカタテハの翅がのぞいています。
 結局、アカタテハが逃げ去って、事なきを得ました。^^;
 
 
左:ツマグロヒョウモン(♂ タテハチョウ科ドクチョウ亜科)
右:ミドリヒョウモン(♀ タテハチョウ科ドクチョウ亜科 2014/6/29)
ツマグロヒョウモン誤認求愛
 ツマグロヒョウモンが威嚇するようにミドリヒョウモンの周囲を翔び、ミドリヒョウモンは腹端を曲げて交尾拒否の姿勢です。
 
ツマグロヒョウモン誤認求愛
 そこに、白馬には乗っていない White Knight、オオウラギンスジヒョウモン(♂)の登場です。
 昔の映画館なら、このシーンに満場の拍手喝采だったことでしょうね。^O^
 
ツマグロヒョウモン誤認求愛
 オオウラギンスジヒョウモンがツマグロヒョウモンに体当たりして撃退しました。


 アカタテハならツマグロヒョウモンの♀に満更似ていないことはないとしても、ミドリヒョウモンにまでしつこく迫っていたのは何なんでしょう。誤認求愛というより、誰でもいいからという確信犯との印象です。
 ツマグロヒョウモンの♂は、手当たり次第アタックし、♀なら儲けものというスタンスなのでしょうか。
 
 
オオチャバネセセリ(♂♀ セセリチョウ科セセリチョウ亜科 2014/6/30)
テッポウユリ
 こちらは、テッポウユリの花で愛を語らっています。
 テッポウユリは数株を密植していますが、チョウもほかの昆虫も吸蜜していることがありません。香りが強すぎるからなのでしょうか。
 とにかく、この写真の主役は、オオチャバネセセリのカップルでないことは確かでしょうね。^O^
 
 
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タグ: ヒョウモン  アゲハチョウ科  セセリチョウ科  タテハチョウ科  誤認求愛 

新生蝶(2014-No.3~4)

 
 朝方は3℃、霜注意報が出ていましたが特に影響は見られませんでした。
 午前9時前まで濃い霧で、鳥たちの姿も見かけましたが写真にはなりません。
 最高気温は22℃と今季の最高を更新、一日中お日さまさんさんで風もなく、パトロールしていても暑いくらいでした。


 そんな中、たくさんのチョウを見かけました。明日、明後日と雨の予報ですので、雨の日対応で2回に分けて掲載します。
 まずは、新生蝶です。
 
 
ルリシジミ(♀ シジミチョウ科ヒメシジミ亜科)
ルリシジミ ♀
ルリシジミ ♀
ルリシジミ ♀
 東の畑で山勝手から降りてきて、スイセンで吸蜜しています。
 とりあえずの証拠写真は抑えましたがすぐ逃げられ、どの写真もトリミングが必要です。
 チラリと伺える翅表から♀のようです。左右の翅ともシワがよったり、たくれたりしていて、羽化不全と思われます。

 ↓の初見(初撮)日一覧表のとおり、サクラも早く開花した昨季を除き、3月下旬の出現、おおむね三番手です。
 
 
左:キタキチョウ(シロチョウ科モンキチョウ亜科)
右:モンキチョウ(♂ シロチョウ科モンキチョウ亜科)
左:キタキチョウ・右:モンキチョウ ♂
 証拠写真以前ですが、モンキチョウがとまってくれず、この写真1枚きりです。

 モンキチョウが誤認求愛しているのか、しつこく求愛してきたキタキチョウにモンキチョウが堪忍袋の緒を切ったのか、私は後者ではないかと推察しています。
 なぜかと言えば、モンキチョウ♀の翅はほとんどが白く(少ないが黄色の個体もある。)、黄色いキタキチョウを♀と誤認する可能性は少ないと思われるからです。
 しかも、過去に、翅の白いモンキチョウの♀がモンシロチョウに追われ、反撃したシーンを見かけたことも考慮すると、私の鼻では識別できないフェロモンだけでなく、翅色も求愛の相手探しの要件になっているのではないかと思っています。

 モンキチョウの初見(初撮)日早まってきているように見えますが、以前には翔んでいる場合キタキチョウと区別できなかったからだと思っています。


[新生蝶初見(初撮)日一覧表]

 2014201320122011
 初見日 順 初見日 順 初見日 順 初見日 順
モンシロチョウ  3/16 1  3/16 1  3/27 1  3/17 1
ベニシジミ  3/25 2  3/16 1  4/8 3  3/26 2
ルリシジミ  3/28 3  3/17 3  3/31 2  3/28 3
モンキチョウ  3/28 3  3/25 5  4/14 6  4/12 8
コツバメ     3/19 4  4/13 5
アゲハ     3/30 6  4/17 9  4/10 7
ツバメシジミ     4/1 7  4/17 9  4/5 4
ツマキチョウ     4/2 8  4/27 11  5/2 12
ヤマトシジミ     4/10 9  4/15 7  4/7 6
ヒメウラナミジャノメ     4/15 10  4/27 11  4/18 10
スジグロシロチョウ     4/15 10  4/12 4  4/5 4
トラフシジミ     4/16 12  4/15 7  4/21 11
ツマグロヒョウモン     5/13 13  4/29 13  5/9 13
クロアゲハ     5/13 13  5/7 14  4/16 9
※ 各季の4月末までに見かけた新生蝶を、今季の初見日順で整理しています。
  今季まだ見かけていない場合は、昨季の初見日順です。


 この順番を狂わせているコツバメを探すため一日に何回も3株のアセビを確認していますが、アカタテハやテングチョウ、アブの仲間ばかりで、気にかかっています。
 
 
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夏型

 
 昨日に続き本日も一日雨、我が家裏にはキタキチョウ越冬観察用?の垂直に近い崖があるので、降水量がそれほど多くなくてホッとしています。
 
 
キアゲハ(4齢幼虫 アゲハチョウ科アゲハチョウ亜科)
キアゲハ 4齢幼虫
 雨のやみ間に、薹立ちのパセリで6頭を確認しました。何故か同じ花穂で3頭が寄合していました。
 大きいもので20mm弱、既に4齢になっているので、一昨日は3齢だったようです。(訂正しました。)


 こんな雨の日でも、やみ間にルリシジミを2頭見かけました。命をつなぐためとはいえ、すぐに雨粒が落ちてきてゆっくり吸蜜できなかったようです。


 見慣れたチョウの夏型を載せますね。
 
モンシロチョウ(夏型 ♀ シロチョウ科シロチョウ亜科 2013/6/17撮影)
モンシロチョウ 夏型 ♀
 オレガノ・ケントビューティーに吸蜜に来た瞬間です。
 ピンクのものは苞葉で葉の変形したもの、その上の紫色の小さいものが花です。今季はできがよく、場所をとって困ります。
 
(左:モンキチョウ(♀ シロチョウ科モンキチョウ亜科)・
右:モンシロチョウ(夏型 ♂) 2013/6/16撮影)
モンキチョウ ♀・モンシロチョウ 夏型 ♂
 モンシロチョウ♂がしつこく誤認求愛を繰り返すので、堪忍袋の緒を切らしたモンキチョウ♀が反撃に転じました。
 折角ピントがあったのに、APS-Cサイズのカメラですからフレームからはみ出ています。フルサイズのカメラだとバッチリだったのですが・・・(^^ゞ
 
 
キタキチョウ(夏型 ♂ シロチョウ科モンキチョウ亜科 2013/6/12撮影)
キタキチョウ 夏型 ♂
キタキチョウ 夏型 ♂
 春翔んでいるキタキチョウは越冬した秋型で、夏型は裏翅の黒点が目立たず、前翅外縁の黒斑が大きくなります。
 
 
ベニシジミ(夏型 ♂ シジミチョウ科ベニシジミ亜科 2013/6/16撮影)
ベニシジミ 夏型 ♂
 夏型は前翅のオレンジ色エリアが小さくなる(黒い縁取りの幅が広くなる)のですが、オレンジ色の部分は黒っぽいものから春型と同じくらいオレンジ色味が強いものまでいろいろです。
 黒っぽいものを選んでみました。
 
 
ツバメシジミ(高温期型 ♀ シジミチョウ科ヒメシジミ亜科 2013/6/16撮影)
ツバメシジミ 高温期型 ♀
 ツバメシジミは、春秋の黒地に青鱗粉の低温期型と茶色地の高温期型に区分されます。
 ♂は全くといっていいほど変化がありません。
 
 
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思い込み

 旧聞に属する話、アサギマダラ滞在中の10月16日のことです。
 載せよう載せようと思いながら、ついついサボったものが・・・(^^ゞ

 思い込みなんて、私をご存知の方からは、お前の代名詞やないかと言われそうです。^^;
 
ルリタテハ(秋型 タテハチョウ科 2011/10/16撮影 以下同じ トリミング)
ルリタテハ
 実はこの2~3日前、メスグロヒョウモンについて、コメント欄で話題になったことがありました。ですから、メスグロヒョウモンの♀に違いないと、とりあえずパチリ。
 おまけに・・・
 
ウラギンシジミ(♂ シジミチョウ科)
ウラギンシジミ♂
 足元の石で、はいポーズをしてくれました。
 どちらを選ぶかとなると迷わずこちら、すぐ翔び立ち、さて先程のチョウは・・・
 PCに落としてアチャー、ルリタテハなんて我が家では滅多に見かけません。
 
ツマグロヒョウモン(タテハチョウ科)
上:ミドリヒョウモン・下:ツマグロヒョウモン ♂
 傷みがほとんど見えないツマグロヒョウモンの♂が、元気に翔んでいると・・・
 これでは分かりませんね。
(↑のトリミング)
上:ミドリヒョウモン 下:ツマグロヒョウモン♂
 ♀を追いかけていると思いましたが、どうも追いかけられている様子です。
 
上:ミドリヒョウモン(♀ 暗色型 タテハチョウ科)
下:ツマグロヒョウモン(♂ タテハチョウ科 トリミング)
上:ミドリヒョウモン 下:ツマグロヒョウモン♂
 この辺で、相手はツマグロヒョウモンの♀ではないと気づきました。(^^ゞ

 ミドリヒョウモンは、かなりしつこく追い回していました。
 タイトルの意味は、このことですよ。^^;

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悩ましい季節

 自然観察会は、お休みです。

 午後、車庫にチョウが2頭迷い込んでいました。この車庫は、シャッターを下ろすのは台風の時だけ、裏も開いていますので、何とでも逃げられるのですが、窓から出たいとジタバタしています。
 
モンシロチョウ(♀ シロチョウ科)
モンシロチョウ
 指に乗れば連れ出してあげるよと言い聞かせると、気安く?乗ってくれました。
 指の腹を差し出すとよかったのですが、背を出したのでシワシワ、せめてと指を曲げています。(^^ゞ
 モンシロチョウの手乗りなんてよそで見かけたことがないですが、ありふれ過ぎていて、どなたもトライしないのでしょうか。(^^ゞ
 
メスグロヒョウモン(♂ タテハチョウ科)?
メスグロヒョウモン ♂
メスグロヒョウモン ♂
 もう1頭は、このヒトです。
 昨年、何が何だかわからなくなったヒョウモン系のお出ましです。^^;
 メスグロヒョウモン♂だと思います。昨年は、間違って載せたため、初見もどきです。(^^ゞ
メスグロヒョウモン ♂
 ガラス越しの裏翅です。
メスグロヒョウモン ♂
 このヒトは、言い聞かせてもウンと言ってくれませんでしたので、少し疲れていただきました。(^^ゞ
 
メスグロヒョウモン(♀ タテハチョウ科)
メスグロヒョウモン ♀
メスグロヒョウモン ♀
 アザミで吸蜜中ですが、近づくと逃げられます。
メスグロヒョウモン ♀
 全裏翅です。(^^ゞ
メスグロヒョウモン♀+ホシミスジ(タテハチョウ科 トリミング)?
メスグロヒョウモン♀+ホシミスジ
 裏翅に黒点がありましたので、ホシミスジと判断しました。
 メスグロヒョウモンを同類(ホシミスジ)の♀と思ったのか、マウンティング?しました。すぐ気づいたようで離れましたが、遠くからは目視で判別しているのかも知れません。
 
ウラギンヒョウモン(♂ タテハチョウ科)?
ウラギンヒョウモン
ウラギンヒョウモン
ウラギンヒョウモン
 何でこんなに続けざまに出てくるのと、嬉しい悲鳴です。
 これもアザミで吸蜜中ですが、熱中していてここまで近づけました。下2枚は、コンデジによる撮影です。

 間違いがありましたら、ご遠慮なくご指摘、お教えくださいね。\(^O^)/

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