久パト(越冬蝶 2017-No.9)

  
 
 このところ朝のうちは雨粒が落ちてきそうな曇り空、お昼前後から晴れて気温が急上昇という日が続いています。
 本日も朝方は24℃の曇り空、午前9時頃に少雨、午前10時頃から晴れ間が見えて、最高気温は31℃でした。



 この時期になると、庭でウスバキトンボばかり(と思う、ほとんどとまってくれません。)が20頭ほどの集団で翔んでいたので、朝方は蚊も少ないだろうと久方ぶりにパトロールに出ました。
 
 
ムラサキツバメ(シジミチョウ科ミドリシジミ亜科)
ムラサキツバメ
 ムラサキ・ポイントで見かけました。
 フィールドでは尾状突起が見えなかったので、ムラサキシジミだろうと思い、すぐ逃げられても執着しませんでした。
 
ムラサキツバメ(♀)
ムラサキツバメ
 こちらは夕方、ムラシ・ポイントで見かけました。
 ムラサキツバメをムラシ・ポイントで見かけたのはこれが初めてのような気がしますが、最近記憶があてになりません。(^^ゞ
 開翅してくれませんでしたが、翔ぶと翅表の青が見えたので♀です。

 ムラサキツバメの出現時期は下表のとおり2014が初見で、これでも今季が一番早くなっています。もっと早くパトしていれば、もっと早く見られたのかも知れません。

 なお、ムラサキツバメは成虫で越冬するので区分上は越冬蝶としていますが、春先に見かけたことがないので当地では越冬できず、時期から考えてどこかで羽化したものが飛来した二化個体だろうと思われます。


[越冬蝶出現(初撮)日一覧表]
 20172016201520142013
 月日 順 月日 順 月日 順 月日 順 月日 順
ムラサキシジミ 3/27 1 3/31 6 4/24 6 3/17 3 3/9 4
アカタテハ 3/29 2 3/21 4 3/22 4 3/12 1 3/9 4
キタキチョウ 3/30 3 3/5 2 3/17 1 3/17 3 3/7 3
キタテハ 4/4 4 3/5 2 3/22 4 3/17 3 3/6 2
ルリタテハ 4/5 5 7/3 8 6/3 9 5/17 7 10/5 9
テングチョウ 4/13 6 3/4 1 3/17 1 3/12 1 2/28 1
ウラギンシジミ 6/16 7 3/29 5 3/21 3 3/28 6 8/26 6
ヒメアカタテハ 7/14 8 10/14 9 8/14 11 6/13 9 8/27 7
ムラサキツバメ 8/12 9 10/19 10 8/16 12 10/7 10 
ヒオドシチョウ   4/15 7 5/30 8 6/4 8  
イシガケチョウ     4/27 7    
クロコノマチョウ     7/11 10    
※ 我が家周辺で過去5年間に見かけた成虫で越冬するチョウを、今季の初撮日順
 に整理しています。
  今季まだ見かけていない場合は、原則として昨季の初撮日順です。
 
 
ウラギンシジミ(♀ シジミチョウ科ウラギンシジミ亜科)
ウラギンシジミ
ウラギンシジミ
 ムラサキ・ポイントで見かけました。
 ぶら下がっていても近くを歩くと翔び出し、とまったらすぐ葉裏に潜ります。
 
 
アサマイチモンジ(タテハチョウ科イチモンジチョウ亜科)
アサマイチモンジ
アサマイチモンジ
 お隣のワラビ畑付近で見かけました。
 フィールドではメスグロヒョウモンの♀かとも思いましたが、流石にこの時期は避暑地で寝ている(夏眠)ようです。
 
 
ヒメウラナミジャノメ(タテハチョウ科ジャノメチョウ亜科)
ヒメウラナミジャノメ
 ムラサキ・ポイント付近で見かけました。
 どこか違和感があって撮影したのですが、翅裏は眼状紋以外全面波模様のハズが、この個体は前後翅とも外縁が黒っぽくなっています。
 これが個体差なのか異常型なのか知識がありません。
 
 
ジャノメチョウ(♀ タテハチョウ科ジャノメチョウ亜科)
ジャノメチョウ
 ムラサキ・ポイント付近などで2~3個体見かけました。
 
 
ヒカゲチョウ(タテハチョウ科ジャノメチョウ亜科)
ヒカゲチョウ
 東の畑で見かけました。
 
 
キアゲハ(幼虫 アゲハチョウ科アゲハチョウ亜科)
キアゲハ幼虫
 庭の薹立ちしたパセリをふと見たら、いるわいるわ!3齢から5齢までとり合わせて10頭余り、中には脱皮したてで脱皮殻を引きずっているもの、脱皮殻を摂食しているものなどいろいろです。

 なお、先に観察していた信州産は、逃亡シーンを見損ないました。
 
 
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村八分?

 
  本日2コマ目です。
 
 
キアゲハ(幼虫 アゲハチョウ科アゲハチョウ亜科 7:55)
キアゲハ幼虫
 昨日、信州産のキアゲハ4齢幼虫をフェンネル苗から庭の薹立ちしたパセリに移したのですが、撮影し忘れて本日撮影に行くと終齢(5齢)幼虫になっているように見えました。
 我が家産より小さいのは当然ですが、少し緑色が薄いような気がしました。
 
キアゲハ(幼虫 9:05)
キアゲハ幼虫
 後方の3齢幼虫が、信州産終齢幼虫をつついているように見えました。

 この時の思考過程を振り返ると、

① よそ者だからといって、そんなにいじめるなよ。だけど、昨日探したの
 に、3齢幼虫君どこにいたの?
② 乗り越えて上に行きたいのだろうけれど、それにしては小刻みに体を動
 かしていて、まるでつついているように見えるなぁ。
③ (時間が経過して)あれ、3齢幼虫君またいない。信州産が怒って突き
 落としたのかな?

という具合でした。

 写真を見て、後方のものは脱皮殻だと気づきました。
 とすると、7:55 の段階は脱皮前の外皮が緩んでいた状態で、3齢幼虫(=脱皮殻)が小刻みに動いていたのは脱ぎ終えようとする動き、脱皮殻は食べてしまったものと思い至りました。

 キアゲハの幼虫なんてこれまで数え切れないほど観察しているのに、一旦思い込むとそこから抜けられないものですね。(^^ゞ
 
 
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仕事が早い?

 
 朝方は雨模様の20℃、午前9時過ぎには上がり、陽も射す時間帯もありましたが、おおむね曇りの一日で、最高気温は26℃でした。
 
 
 
キアゲハ #1(蛹 アゲハチョウ科アゲハチョウ亜科 2016/9/29 21:03)
キアゲハ #1
 気をつけていたのに、蛹化を見逃しました。
 下のものは脱皮殻で、栄養豊富だから幼虫の時代なら摂食しているのですが、蛹には口がありません。
 フラッシュを焚いたら緑がかって見えたので、緑色型なら茶色型と比較できると楽しみにしていました。
 
キアゲハ #1(蛹 2016/9/30 7:20)
キアゲハ #1
 白と黒のストライプになってしまい、二重にガックリしました。
 明るい場所での脱皮殻の別写真を載せておきますね。
 
 
フェンネル(セリ科ウイキョウ属 11:18)
フェンネル
 昨日フェンネルの残っていたのは8頭、本日は4頭、小鳥も鳴いているので、いなくなった4頭のうちどれだけが脱走できたのか分かりません。

 残っている4頭のうち1頭は頭部と腹端から茶色っぽくなっていて、全く動きません。フィールドでは気がつきませんでしたが、小さなハチらしいものがたかっています。
 
フェンネル(14:15)
フェンネル
 全体が茶色になっていて、★になったものと思われます。ハチらしいものは見当たりません。
 ただ、ハチらしいものが寄生バチであるなら、宿主を殺しては産みつけた幼虫が育たないのでどんなものでしょうか。
 
 
キアゲハ #4(蛹 15:47)
キアゲハ #4
キアゲハ #4
 ほかのものを観察していて、ふと眼をそらしたら見つかりました。
 右側の#3のブロックの裏側の枯草の軸で、白と黒のストライプの蛹になっていました。
 
キアゲハ #4
 寄生バチの1種、アシブトコバチの仲間?に見つかりました。こうなると卵を産みつけられ、残念ながら羽化することができません。
 
 
キアゲハ #5(幼虫 11:21)
キアゲハ #5
 #3のブロックの反対側の端を歩いていて、結局内側に落ちました。
 
キアゲハ #5(前蛹 11:28)
キアゲハ #5
 追いかけて一旦見失ったのですが、再度見つけたのは低いヤマハゼの幹?、その間1分でしたが、ヤマハゼはウルシを採る木でかぶれるから困るなぁとの思いが先に立ちました。
 写真をみるとすでに帯糸を張っていて、それでもまだ仕事が早いなぁと感心していました。記事タイトルも決まりましたが、藤本義一が出演した「福屋工務店、仕事が早い」のCMは関西では流行っても、多分全国区ではなかったのでしょうね。(^^ゞ
 
キアゲハ #5(前蛹 12:39)
キアゲハ #5
 頭部側から緑色が抜けてきて、やっとアレッと気づきました。
 
キアゲハ #5(蛹 14:15)
キアゲハ #5
 昼食を終えてゆっくり目に確認すると、案の定蛹になっていました。
 いくら仕事が早いといっても、これはスピード違反です。この近くで幼虫を見失ったので、入れ替わったのでしょうね。
 
キアゲハ #5(蛹 16:46)
キアゲハ #5
 やぶ蚊の襲来に音を上げて、これが#5の観察の本日最終分です。
 希望的観測も混じっていますが、緑色型になりそうです。(^^ゞ
 
 
キアゲハ #6(幼虫 14:27)
キアゲハ #6
 フェンネルから2mほど離れた枯れ枝などを寄せてある場所で、水平に近くなって固まっていました。草の葉上のものは、少し多めに思いますが幼虫の糞のようです。
 
キアゲハ #6(幼虫 15:06)
キアゲハ #6
 反対を向いて糸座を作り始めました。
 
キアゲハ #6(幼虫 16:23)
キアゲハ #6
 また元に戻り、帯糸を作りました。輪になっているのがよく分かりますね。
 
キアゲハ #6(幼虫 16:33-16:34)
キアゲハ #6
キアゲハ #6
キアゲハ #6
キアゲハ #6
 頭部を反らしたりして、帯糸にくぐらせることに成功しました。うまいものです。

 一連の観察の中で帯糸をくぐらせるシーンを撮影したいとの課題だけは何とかクリアできした。
 
 
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タグ: アゲハチョウ科  幼虫  前蛹    蛹化  脱皮  ハチ 

緑と黒、白、白と黒、脱走、迷走、前蛹、蛹化

 
 朝方は21℃、ほぼ一日中降り詰めで最高気温は24℃、本日の最低気温は深夜になりそうです。



 以下は昨日のことが中心で、本日の様子を追加しました。

 今季まだキアゲハの産卵シーンを見かけていないのですが、庭のフェンネルにキアゲハの幼虫が鈴なりなのを数日前に気づきました。
 
フェンネル(セリ科ウイキョウ属 2016/9/28 11:16)
フェンネル
 そろそろ脱走の時期かと確認すると、終齢(5齢)幼虫が10頭ほど見つかり、中には十分大きくなっているものも数頭見かけました。
 写真には目印をつけませんので、興味のある方はお探しください。^O^
 
 
キアゲハ #1(幼虫 アゲハチョウ科アゲハチョウ亜科
左上から13:01・13:18・13:36・13:49 2016/9/28)
キアゲハ #1
 昼食を終えて玄関を出るとポーチを歩いていて、危うく踏みそうになりました。ここはフェンネルから20m近く離れていますが、歩き出すとかなり早いので、お昼前の確認後に脱走したものと思われます。
 玄関前に置いてあるプランターの台に上りました。プランターにも登ろうとしたのですが、滑り落ちました。
 今度は離れのモルタル壁を登り始め、玄関庇の軒下に回って右往左往していましたが、また落ちました。
 
キアゲハ #1(幼虫 2016/9/28 15:33)
キアゲハ #1
 落下の衝撃は感じさせずさらに歩き、花台の鉢で停止しました。身を縮めたり伸ばしたり、頭部を左右に曲げたりし、ここを蛹化場所に決めたようです。
 私が確認してからだけでもこの間4時間余り、大変な運動量です。
 
キアゲハ #1(幼虫 2016/9/28 15:50)
キアゲハ #1
 糸座を作るため逆さまになりました。
  糸座(いとざ):口から吐いた糸を固め、腹端を固定するための台座
 
キアゲハ #1(幼虫 2016/9/28 17:09)
キアゲハ #1
 頭部を上にして静止したまま動きません。
 玄関先は玄関灯に集まってくる虫を捕食するためヤモリが3頭ほど常駐していて、パクリの危険性が大きいので、鉢を屋内に入れました。
 
キアゲハ #1(幼虫 2016/9/28 19:56)
キアゲハ #1
 吐糸を2本?重ねて帯糸を作りましたが、まだ前蛹になっていません。
  帯糸(たいし):輪状でこれに体を通し、寄りかかってハンモック状態になる。
     背中部分では糸が体にくっつくので、一方が切れても落ちることはない。
  前蛹(ぜんよう):蛹になるまでに姿勢を安定させ、その後脱皮して蛹になる。
 
キアゲハ #1(前蛹 7:21)
キアゲハ #1
 これは今朝です。明るいうちは屋外に出てもらいました。
 やはり夜のうちに前蛹になったようです。一向に蛹化する気配がないので、これもやはり夜のことでしょうか。
 
 
 
キアゲハ #2(幼虫 2016/9/28 13:16)
キアゲハ #2
 以前の観察の際は、例外なく食草の株元まで下りてから脱走していたのですが、この個体は横着者のようで花茎の先から隣のヤマボウシに移り、枝込みで見失いました。
 後刻フェンネルの株元付近を歩いていたのが同一の個体と思われますが、それも見失いました。
 
 
 
キアゲハ #3(前蛹 2016/9/28 14:53)
キアゲハ #3
 庭の外れの土止めのブロックで前蛹になっていました。時間的には前夜か昨日の早朝に前蛹となったと思われます。
 
キアゲハ #3(前蛹 2016/9/28 15:16・16:09)
キアゲハ #3
キアゲハ #3
 緑色部分が頭部からだんだん白くなり始め、体全体が白と黒のシマシマになりました。
 脱皮して蛹になる準備で、これまで観察したことないキアゲハの蛹化が観察できると期待したのですが、雨が降り出しここで水入りです。
 
キアゲハ #3(蛹 2016/9/28 17:10)
キアゲハ #3
 雨の中で蛹化したようですが、これまでこんなに白っぽい蛹は見たことがなく、蛹化直後ではないかと思われます。
 
キアゲハ #3(蛹 10:30)
キアゲハ #3
キアゲハ #3
 本日午前中のやみ間に確認すると、白と黒のストライプになっていました。
 この色は、前蛹の段階で蛹化場所の色や質感などを感じとって、頭部からホルモンを出すことにより変化させるそうです。アゲハチョウ科の場合蛹の色は緑か茶ですので、この個体も茶色になるのかも知れません。


 キアゲハについては、2013年に3個体(その1その2その3)の脱走から羽化まで観察したことありますが、それでも気づかなかったことの発見がありますね。
 この蛹が今季羽化するのであれば、蛹化から羽化までに10日前後かかりますが、越冬態は蛹ですから羽化は来季になるかも知れません。
 
 
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タグ: アゲハチョウ科  幼虫  前蛹    蛹化  脱皮 

クロアゲハ蛹化

 
 夜半の雨は本降りでしたが、雨量はトータルでも30mm未満で心配したほどではありませんでした。
 雨のせいか朝方は21℃、20℃を超えたのがいつだったか忘れてるくらい久しぶりです。(単なる物忘れのせい?)(^^ゞ
 日中は27℃に達しましたが、お昼の一時的な激しい雨で気温は下がり始めました。



 ↓の続き、これも9/23のことです。
 
クロアゲハ(前蛹 アゲハチョウ科アゲハチョウ亜科 2014/9/23 13:13)
20140923-kuroa-youka-01.jpg
 昼食休憩後、体を縮めたりねじったりし始めたのでよく見ると、皮がひび割れして白い筋が横方向に走っています。脱皮して蛹になるようです。
 
(2014/9/23 13:13)
20140923-kuroa-youka-02.jpg
 頭部に角が見えてきました。
 
(2014/9/23 13:14)
20140923-kuroa-youka-03.jpg
 脱皮が始まりました。
 魚の浮き袋状のものは内臓かと思いましたが、そんな訳はないので、頭部の殻のようです。
 オレンジ色のものは何でしょうか。クロアゲハ終齢幼虫の臭角は小豆色ですから、ほかのものなのでしょうね。
 
(2014/9/23 13:15)
20140923-kuroa-youka-04.jpg
20140923-kuroa-youka-05.jpg
20140923-kuroa-youka-06.jpg
20140923-kuroa-youka-07.jpg
 体を前後し、伸び縮みしながら徐々に脱いでいきます。
 
(2014/9/23 13:16)
20140923-kuroa-youka-08.jpg
 ほとんど脱げました。
 
(2014/9/23 13:17)
20140923-kuroa-youka-09.jpg
 あと少しに苦労しています。
 
(2014/9/23 13:18)
20140923-kuroa-youka-10.jpg
 やっと脱ぎ終わりましたが、ぶら下がった脱皮殻が落ちません。
 
(2014/9/23 13:22)
20140923-kuroa-youka-11.jpg
 何とか脱皮殻を落とそうと体をよじったりしますが、どうしても落ちません。
 
(2014/9/23 13:33)
20140923-kuroa-youka-12.jpg
 諦めたようで、腹端側から蛇腹を畳み始めました。腹端は固定されているので、頭部側から縮こまるように畳みます。
 
(2014/9/23 13:36)
20140923-kuroa-youka-13.jpg
 蛇腹を畳み終わり、体をそらし始めました。
(2014/9/23 13:49)
20140923-kuroa-youka-14.jpg
 体を目一杯そらし、体色も少し黒っぽくなりました。
 
(2014/9/23 16:00)
20140923-kuroa-youka-15.jpg
 蛇腹の境目は目立たなくなり、まだ緑色も残ってはいますが蛹の出来上がりでしょうか。


 たまたま前蛹を見つけた日に蛹化ショーを繰り広げてもらい、こんな嬉しいことはありません。

 蛹化場所が場所ですから匍匐スタイルで撮影したので、水平がとれていないことがあります。しかも、今日になっても首筋から脇の下、背中まで張りが残っています。^^;
 
 
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あんなにたくさん(チョウ幼虫編)

 
 朝方の気温は昨日に続き16℃、今秋の最低気温を更新中です。


 アゲハ、クロアゲハの幼虫が気になりながらも、本日はお出かけの日でした。
 
 
クロアゲハ(終齢幼虫×3 アゲハチョウ科アゲハチョウ亜科 16:36)
20140913-ageha-you-01.jpg
 帰宅して確認すると、中央やや左上の一番大きい個体(#1)もまだ居残っていました。
 アゲハの終齢幼虫は2頭でした。

 この後、庭から戻った家内から開口一番「あんなにたくさんいたんやね」と言われました。さわらぬ神に祟りなしですから黙っていましたが、こっそり確認したところ駆除した様子はありませんでした。^^;
 
 
クロアゲハ(終齢幼虫 #3 2014/9/10 12:33)
20140910-ageha-you-02.jpg
 脱皮の後、殻はもう残っていません。
 この段階で、クロアゲハの終齢幼虫は3頭になりました。
 
クロアゲハ(終齢幼虫 #1 2014/9/11 9:48)
20140911-ageha-you-03.jpg
 この日は何度も旅立ちの様子を見せていましたが、ここでももう行けないと引き返していました。
 
クロアゲハ(終齢幼虫 #1 2014/9/11 16:24)
20140911-ageha-you-04.jpg
 同じパターンでしたが、あれに見ゆるは・・・
 
アゲハ(終齢幼虫 #1 アゲハチョウ科アゲハチョウ亜科 2014/9/11 16:25)
20140911-ageha-you-05.jpg
 落ちたのか降りたのかは不明ですが、慌てたように実を伝って戻っていきました。
 
アゲハ(終齢幼虫 #2 2014/9/11 17:04)
20140911-ageha-you-06.jpg
 脱皮を終えたところです。
 この段階で、アゲハの終齢幼虫は2頭になりました。
 
左上:アゲハ(終齢幼虫 #1)
クロアゲハ(終齢幼虫×3 2014/9/11 17:52)
20140911-ageha-you-07.jpg
 この段階が、アゲハ終齢幼虫 #1の最後の確認でした。
 翌12日にはずい分探しましたが、どうしても見つかりませんでした。無事に蛹化したのか、痕跡は残っていませんでしたが何かに襲われたのか、いずれとも分かりません。


 昨日のクロアゲハ終齢幼虫 #1は、一時葉を摂食していましたがほとんど動きを見せず、どうしたのか不思議です。
 アゲハ終齢幼虫は#3も脱皮したようですが、小さいのが2頭になっていたので分かったという有様です。(^^ゞ
 
 
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タグ: アゲハチョウ科  幼虫  脱皮  果樹 

フェイント

 
 昨夜はエライ寒いなと思ったら、案の定朝方は17℃、今秋一番の冷え込みです。
 気温はグングン上昇し30℃に達しましたが、夏と異なるのは風がヒンヤリしていて、気温が下がるのも早いことです。
 昨日ほどではないにしても、今夜も冷え込んでいます。


 パトロールをしなかったので見かけるチョウも少なめの一日でしたが、
 
 
ミヤマカラスアゲハ(♀ アゲハチョウ科アゲハチョウ亜科)
ミヤマカラスアゲハ ♀
ミヤマカラスアゲハ ♀
ミヤマカラスアゲハ ♀
 新鮮そうに見えたのですが、尾状突起は左右とも傷んでいます。
 主として一重のペンタスで吸蜜していましたが、本日は珍しモミジアオイタチアオイ、ゼラニウム、八重のペンタスなどでも吸蜜していました。
 お陰で庭を東奔西走?、いい運動になりました。(^^ゞ
 
 
アゲハ(5齢(終齢)幼虫 アゲハチョウ科アゲハチョウ亜科 9:34)
アゲハ終齢幼虫
 幹を降り始めたので君々まだ早いのじゃないのと言ったら、鉢土を一舐めしてからUターンしました。
 もう少し太ってから蛹化するのだろうと思いますが、どんなものでしょうか。
 
 
クロアゲハ(5齢(終齢)幼虫 アゲハチョウ科アゲハチョウ亜科 14:11)
クロアゲハ終齢幼虫
 朝から鉢の縁にもたれかかっている枝の先でジッとしたままで、この先は行けないなぁと思案中に思えました。
 この時間に降り始めたのでそうだろうそうだろうと見ていると、この方も引き返しました。ただ、こちらは大きさなどを考えると、明日にでも逃亡しそうです。

 夜8時過ぎに見回ったところ、双方とも居残りでした。
 
 
クロアゲハ(5齢(終齢)幼虫 9:30)
クロアゲハ終齢幼虫 脱皮
 昨日の大きいほうの4齢幼虫が脱皮し終わったところです。
 
(9:36)
クロアゲハ終齢幼虫 脱皮
 脱皮殻をほぼ食べ終わっています。
 
(9:43)
クロアゲハ終齢幼虫 脱皮
 脱皮殻は欠片も残っていません。こういうのを何食わぬ顔と言うのでしょうか。^O^
 このまま長時間ジッとしていましたが、お昼過ぎから猛然と食べ始めました。


 終齢幼虫の数は、これでアゲハ1頭、クロアゲハ2頭となりました。
 
 
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お色直し

 
 熱帯夜続きで朝から蒸し暑く、最高気温は30℃どまりでも2日続きでエアコンのお世話になりました。
 京都市内では豪雨で嵐山ではまた浸水したようですが、当地では午後夕立があった程度で、その後の雨模様でも24時間雨量は15mm程度(22:00現在)と大したことはありませんでした。



 こんなお天気でもクロアゲハの幼虫に動きがあるかも知れないと注意していると、
 
 
クロアゲハ(5齢(終齢)幼虫 アゲハチョウ科アゲハチョウ亜科 17:53)
クロアゲハ終齢幼虫
クロアゲハ終齢幼虫
 脱皮途中は見逃しましたが、後方に殻が残った状態で脱皮直後と思われます。右側のものは糞でなく体液のように見えます。
 終齢幼虫になると、アゲハとそっくりですね。

 21:00に確認したところ脱皮殻は残っておらず、全部食べたようです。
 明日、改めて確認したいと思っています。
 
 
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タグ: アゲハチョウ科  幼虫  脱皮 

マスプロ

 
 朝方は23℃と涼し目でした。
 15年ほど前なら、熱帯夜は一夏に3度くらいだった当地でも、最近は2日に一度ほど熱帯夜となり、ねを上げています。


 この暑さでチョウもほとんど見かけず、ネタ切れの夏休みをしていました。身体もこの暑さに慣れてきたのか、体調を崩していた訳ではありません。
 ただ、日中は引きこもりがち、ただでさえ少ないチョウに出会う機会が激減して当然です。(^^ゞ


 そんな中ですが、25日パセリでキアゲハの幼虫を9頭見つけました。いつ産卵したのか気づきませんでしたが、3齢以上でないとどうも私には見つけられないようです。
 26日には11頭、27日には13頭、本日は14頭になっていました。(^^ゞ
 
 
キアゲハ(5齢幼虫 アゲハチョウ科アゲハチョウ亜科)
キアゲハ 5齢幼虫
 5齢が5頭、4齢が7頭、3齢が2頭、この個体が一番大きいようです。ただ逃げ出すまでには、もう少し食べる必要がありそうです。


 まぁ、これだけの数だと、いろいろのシーンが見られます。
 
(4齢幼虫)
キアゲハ 4齢幼虫
 脱皮殻を摂食中です。
 どこが眼の跡か定かではありませんが、残さず食べていたみたいですよ。
 
コガネグモ(コガネグモ科)
コガネグモ 捕食
 コガネグモが巣を張ってたことは幼虫を見つける前から承知していましたが、自然の摂理にまかせました。
 コガネグモはハシリグモのように巣を作らず移動する種類ではないので、キアゲハの幼虫が捕まることはないと思っていましたが、どのような経緯か5齢幼虫?がかかっていました。


 タイトルはアンテナでなく mass production、2巡目が全滅だったことを知ってか知らずか、3巡目は数で勝負のようです。
 
 
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タグ: アゲハチョウ科  幼虫  脱皮  クモ  捕食 

待ちくたびれた日曜日 ♪

 
 昨日の雨の影響で朝方は22℃、ヒンヤリして半袖では寒いくらいでした。本日も天候は不安定でした。

 キアゲハ#4、#5の蛹化は#3の翌日と翌々日、それからすると羽化予定日は昨日と今日になります。午前6時頃に確認したところでは、双方とも今すぐどうこうなりそうには見えません。
 
 
キアゲハ #4(蛹 アゲハチョウ科アゲハチョウ亜科 07:03)
キアゲハ #4 蛹
 背中側からは撮影しにくい場所のため、初めてのショットになります。
 羽化した際の#3の色合いからすれば、まだのように見えます。背中の白や黒の斑点は、触ってはいませんが、昨日の雨で土が跳ね上がったもののようです。
 向こうに見えるのが元納屋の車庫、サッシ窓が最近効果のないチョウ・トラップです。(^^ゞ
 
#4(7:18)
キアゲハ #4 蛹
 腹側は、昨日までと違って、裃姿がクッキリしています。このラインの外側が翅ではないかと思われます。
 
#4(7:24)
撮影準備
 奥が高くなっていて撮影しにくいのですが、一応準備しました。
 ところが、午前7時半頃雷鳴が聞こえ、同43分には雨粒が落ちてきて、慌てて一旦撤収です。午前8時半過ぎには強くなりましたが、午前9時過ぎには上がって陽も射したので、再セッティングです。ただ、時おり遠雷が聞こえました。
 
#4(11:03)
キアゲハ #4 蛹
 ほとんど変化なく、陽射しも強かったので午前11時半諦めて撤収しました。
 もちろんその後も確認はしていましたが特筆する変化はなく、午後3時半には夕立、その後は雨模様になりました。


 一方、#5には、
 
キアゲハ #5(蛹)・スグリゾウムシ(ゾウムシ科 9:44)?
スグリゾウムシ ?
スグリゾウムシ ?
 ゾウムシはさっぱり判別できませんが、大きさは5mm程度、似たようなものをあげておきました。
 草食性だから悪さはしないだろうと放置しましたが、悪さをする可能性のあるものでも自然の習い、追い払うかどうかは半々でしょうか。
 #5には変化が見られません。(^^ゞ


 ところで、後発の幼虫と言えば、
 
キアゲハ(脱皮~5齢幼虫 15:21)
キアゲハ 脱皮
 4齢から5齢への脱皮がほぼ終わりました。
 
(15:32)
キアゲハ 脱皮
 脱皮殻を食べています。
 先発組の幼虫時代には、脱皮も脱皮殻の摂食もハッキリ確認できていませんので、その意味でも価値があります。
 フェンネルの残り2頭はすでに5齢になっていて、この個体が多分一番若いと思われます。
 
キアゲハ(3齢幼虫 15:21)
キアゲハ 3齢幼虫
 ↑の脱皮殻の摂食を家内に説明していて、ニンジンで更に1頭を見つけてしまいました。
 結局この幼虫の生殺与奪権は、家内に握られました。^^;


 で、タイトルはと言うと、三田明の「ごめんねチコちゃん」のつもりだったのですが、

   待ちくたびれて日暮れ路
   知らんふりしていたっけね ♪

ヴィッキーの「待ちくたびれた日曜日」と混同していました。その歌詞が

   あなたの好きな あの歌も
   みんな覚えて おいたのに
   待ちくたびれた 日曜日 ♪

とは皮肉でした。(^^ゞ
 
 
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