越冬シジミ

 
    ヒュルリ ヒュルリララ
    ききわけのよい チョウチョです ♪

 あれは越冬つばめかぁ。(^^ゞ



 朝方は6℃、朝からよく晴れていましたが、昨日の冷たい空気が残っている感じで、なかなか気温が上がりませんでした。
 お昼前後から暖かくなり、最高気温は何とか20℃に達しました。




 気温が15℃前後になった午前10時半頃出動しました。アサギマダラの姿は見ませんでしたが、
 
 
樹液酒場
樹液酒場
 大クヌギの樹液酒場です。
 一時のように20頭以上のスズメバチが集まるようなことはありませんが、それでも7頭のオオスズメバチがいます。近くは通れませんので、向こう側のジャノメ・ポイントへ行く場合は大きく遠回りします。
 
 
ベニシジミ(シジミチョウ科ベニシジミ亜科)
ベニシジミ
 裏の畑の生育の芳しくないサワフジバカマで吸蜜中です。
 今日あたりベニシジミをぼつぼつ見かけるようになりましたが、この時期よく見かけるヤマトシジミ、ウラナミシジミ、モンシロチョウ、キタキチョウ、モンキチョウと比較すると、まだまだ僅かの個体数です。



 さて、シジミチョウ科のチョウで成虫越冬するものは、ムラサキツバメ、ムラサキシジミ及びウラギンシジミの3種のみで、この時期残り少ない生を謳歌しているほかのチョウとは違って、冬支度のため活動が活発なようです。
 
 
ムラサキツバメ(♀-#1 シジミチョウ科ミドリンシジミ亜科)
ムラサキツバメ ♀
 この個体だけは、東の畑の崖上の里道付近で見かけました。
 この場所では数年前ムラサキシジミの越冬シーンを見かけたことがあり、ムラサキツバメも見たことのある場所ですが、家内がカシ類も含めてバッサバッサとやったのでそれ以降は見たことがありません。
 
ムラサキツバメ(♀-#2)
ムラサキツバメ ♀
 これ以降は全てムラサキ・ポイントで見かけました。
 
ムラサキツバメ(♀-#3)
ムラサキツバメ ♀
 高い場所で平開しています。
 フィールドでは#2とは別個体と受け止めましたが、写真では個体識別が困難ですから確かとは言えません。
 
 
ムラサキツバメ(♂-#1)
ムラサキツバメ ♂
 高い場所で開翅するでもなく長い時間ジッとしていたので、テリ張りしているのかと思いましたが・・・
 開翅もしないのに何故この個体が♂と分かったかというと・・・
 
ムラサキツバメ(♂-#2)
ムラサキツバメ ♂
 高い場所で平開しています。
 かなりスレているのか、光の当たり加減か、それほど美しいとは感じません。

 #2が瞬間的に#1に接触し、アッとレンズを向けたときには離れていました。こりゃ♂だと判断したようです。
 #1がテリ張りしているのだったらバトルが始まって#2を追い払うハズですが、その後も#1は平然とこの場所でジッとしていました。一体何なのでしょうか。
 
 
ムラサキシジミ #1(♂ シジミチョウ科ミドリンシジミ亜科)
ムラサキシジミ ♂
 低い場所で平開してくれました。
 かなりスレていて欠けや破れも目立ちますが、青鱗粉はしっかり残っています。
 
ムラサキシジミ #2
ムラサキシジミ
 特に前翅はヨレヨレ以下、鱗粉も異なった色に見えます。
 
ムラサキシジミ #3
ムラサキシジミ
 傷みの一番少ない個体です。
 
ムラサキシジミ #3・#4
ムラサキシジミ W
 お待ちかね?のウォーリーです。ソッポを向かれたので、ちょっと難問でしょうか。
 本日の2ショットはこの程度です。
 
こちら
ウォーリー解答編
 出題者が難問と思うものは、往々にして正解が多いですね。
 
 
ウラギンシジミ(♀ シジミチョウ科ウラギンシジミ亜科)
ウラギンシジミ ♀
 いつものように低い場所で平開してくれましたが、一部影になってるのが難点です。
 
ウラギンシジミ(♂)
ウラギンシジミ ♂
 ムラサキ・ポイントから翔び出して、チャノキの葉上です。


 ムラサキ・ポイントでは、もし越冬場所が見つからなくても、陽射しの当たる午前中で15℃程度以上の暖かい日であれば、自ら足を固定してぶら下がっているウラギンシジミを除いて、真冬でも日向ぼっこが見られそうです。
 
 
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タグ: 蝶(越冬)  樹液酒場 

チョウいろいろ(2の1)

 
 本日2コマ目です。

 昨日、今日とチョウの生態をいろいろ見かけたので、不良在庫にならないようまず本日分です。
 
 
キタテハ(夏型 ♀? タテハチョウ科タテハチョウ亜科)
キタテハ
 裏の畑で見かけました。
 先日、キタテハの秋型を見かけたばかりですが、呼ぶより謗れでしょうか、その際今季夏型を見ていないと書いたので姿を見せてくれたのかもしれません。
 
 
ルリタテハ(秋型 タテハチョウ科タテハチョウ亜科)
ルリタテハ
ルリタテハ
 裏の畑の尾根のムラサキ・ポイントのカシ類の葉上で、翅をゆっくり開閉しながらとまっていました。
 秋型のルリタテハはこの秋お初で、我が家周辺ではむしろ越冬明けの春に見かけることが格段に多いですね。
 
ルリタテハ
 逃げられてから、大クヌギの樹液酒場にとまっている個体に気づきました。スズメバチが少なかったからでしょうか。
 翅裏の斑紋などから消去法でルリタテハの秋型♀と思われ、確かではないですが同一個体のようです。
 
 
ムラサキシジミ #1(♂ シジミチョウ科ミドリシジミ亜科)
ムラサキシジミ ♂
 朝、これもムラサキ・ポイントのカシ類の葉上で見かけました。
 全開翅もしてくれましたが、高いところなので半開翅程度が撮影しやすいですね。
 
 
上:ムラサキシジミ #2(♂)
下:ウラギンシジミ #2(♀ シジミチョウ科ウラギンシジミ亜科)
2ショット
 お昼過ぎのムラサキ・ポイント、滅多に見られない(かな?)2ショットです。 ウラギン嬢がもう少し開翅してくれていると言うことなしなんですが。
 ムラシくんは、青鱗粉の範囲やスレの状態から↑とは別個体のようです。
 
 
ウラギンシジミ #1(♂)
ウラギンシジミ ♂
 朝、ムラサキ・ポイントで見かけました。
 
ウラギンシジミ #2(♀)
ウラギンシジミ ♀
 お昼過ぎのムラサキ・ポイント、↑の2ショットと同一個体です。
 
ウラギンシジミ #3(13:00)
ウラギンシジミ
 葉上をあちこち探していると、ふと目に入ってきました。#2とは同時に見かけていますが、#1の場合がないとは言い切れません。

 こんな時刻なのにもうおねむなのと近寄って見てみると、10/11のぶら下がり個体が葉の縁に爪を引っ掛けていたのに対し、葉の中央部で爪を突き立ててぶら下がっていて、完全に越冬態勢です。
 
ウラギンシジミ
 ちょっと眼を離すとすぐ見失うので、心覚えの写真です。どこにぶら下がっているのかお分かりでしょうか。^O^
 
ここここ
ウラギンシジミ
 場所を明示した写真を追加しました。(2016/10/15)


 ところで、ウラギンシジミ越冬観察のバイブル、高柳芳恵さんの「葉の裏で冬を生きぬくチョウ-ウラギンシジミ10年の観察-」(偕成社 1999)によれば、冬越しに入るのは早くても11月下旬とされていますが、主として観察された川崎市とは気象条件に差があるとしても1箇月以上早くなります。
 ウラギンシジミは、今季の冬が早いと感じとっているのでしょうか。
 
 
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タグ:   樹液酒場  蝶(越冬) 

ヒメジャノメ(新生蝶(2016-No.41))

 
 朝方はかなりヒンヤリしていて、気温がかなり下がったように感じましたが、最低気温は22℃でエッ!という気持ちです。
 一方で日中は35℃超えの猛暑日、ジリジリと焼けつくような暑さでした。

 雨は相変わらず降らず、昨日の朝方にピッ、本日夕方パラにすらならないパ、適当な雨が欲しいです。



 早起きしたので、久しぶりにパトロールに出ました。
 
 
ヒヨドリバナ(キク科フジバカマ属)
ヒヨドリバナ
 ヤマトシジミがベッドにしていたようで、そろそろお目覚めのようです。
 朝日の加減でヒヨドリバナの蕾がピンクがかっていますが、フィールドでは白一色に見えました。

 この株は剪定していませんが、10月中下旬のアサギマダラ様御用達のため例年同様ほとんどをバッサリとカットしています。ただ、この旱で大部分が枯れてしまいました。
 
 
大クヌギの樹液酒場
樹液酒場
 上と左はサトキマダラヒカゲ、右はヒカゲチョウのようです。
 少し暑くなると皆日陰に避難するようです。
 
 
ヒメジャノメ(♂ タテハチョウ科ジャノメチョウ亜科)
ヒメジャノメ ♂
ヒメジャノメ ♂
 ジャノメ・ポイントで見かけました。
 反対側はかなり傷んでいるようですが、モデルさんのこだわりか、翔び移っても左側しか見せてくれませんでした。後翅中央つけ根よりにナイキマークのような毛が盛り上がった箇所がありますが、これが♂の性標です。

 ヒメジャノメは、2015/5/27、2014/8/31、2013/5/30、2012/6/6、2011/6/6がそれぞれお初で、5月の一化(第一世代)を逃すと二化のこんな時期になります。6/11に一化を撮り逃したのが悔やまれます。
 
 
イチモンジセセリ(セセリチョウ科セセリチョウ亜科)
イチモンジセセリ
イチモンジセセリ
 庭で久しぶりに見かけました。暑さは厳しいですが、やはり秋めいてきているのでしょうか。
 右側は鱗粉の一部も剥落し、複眼の上側が奇妙な状態になっていますが、左側はキレイです。離れのタイルを拭き掃除した覚えはないのですが、影が落ちています。
 
 
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タグ: 野草  樹液酒場   

7月のムシ干し(1/2)

 
 朝方は22℃の曇り空ですぐ雨が降り出し、量は多くないものの一日雨模様でした。
 最高気温は夏日には届かない25℃、気温が上がらないため湿度が高く、昨日までとは一転して快適とはいえないお天気でした。



 チョウ以外の昆虫などでも特定の種のほか形の面白いもの、色合いの変わったものなどは撮影するようにしています。あくまで主観的なものですから、何やと思われる向きもあるやも知れませんがご容赦くださいね。
 なお、同定できていないもの、極端な場合は目(もく)さえ怪しいものがありますので、ご承知の方は是非お教えください。(再掲)



[一騎打ち編]
 
 
オオカマキリ(幼虫 カマキリ科 2017/7/21)?
オオカマキリ
 大クヌギの樹液酒場に珍しくオオカマキリの幼虫が姿を見せ、常連のコガネムシの仲間とにらみ合っていました。
 そんな堅いものに鎌で勝てるのと見守っていると、オオカマキリが飛びかかり双方とも落下してしまいました。結局は喰いっぱぐれたようです。
 
 
ベッコウクモバチ(クモバチ科)
イオウイロハシリグモ(キシダグモ科 2016/7/11)??
ベッコウクモバチ
ベッコウクモバチ
 離れの玄関前で見かけました。
 ハッケヨイ!と声を掛けたくなるようなシーンだと思いましたが、実はベッコウクモバチがクモを捕まえたシーンのようです。

 ベッコウクモバチは、元キバネオオベッコウと言われ、ベッコウバチ科に分類されていましたが、現在はクモバチ科に名称が変更されました。名前のとおりクモ専門のハンターで、このシーンも★になったクモを後ろ向きに引っ張っているところでした。

 ベッコウクモバチは刺すことによりクモを麻痺させていて、クモは★になってはいないようです。
 コロポックル讃歌」のclossiana さんから教えていただきました。ありがとうございます。(2016/7/28追記)
 
 
ムモンホソアシナガバチ(スズメバチ科アシナガバチ亜科)?
ムモンホソアシナガバチ
 ジャノメ・ポイントで見かけました。
 薄暗い場所なので上部のものは巣かと思ったのですが、写真で見るとニイニイゼミのようです。このハチが捕まえたものか、何らかの理由で★になって落下したものを摂食しているのかは分かりません。




[まったり編]
 
 
トノサマガエル(アカガエル科 2016/7/10)
トノサマガエル
トノサマガエル
 庭の花壇には花の終わったイベリスやタイムが茂っているのですが、草陰にこのトノサマガエルが住みついているようです。
 この日は特に暑かったのか、凹みで鎮座して凌いでいました。
 
 
シュレーゲルアオガエル(アオガエル科 2016/7/4)
シュレーゲルアオガエル
 こちらは鉢植えのジゴベタラム(ラン科)にはまっていました。
 手入れが悪くて、花茎は2本がいいとこですし花数も少ないのですが、こういうことがあると栽培のし甲斐もありますね。(^^ゞ
 
 
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タグ: 昆虫(蝶以外)  樹液酒場  その他生き物 

暑い時期のチョウ

 
 朝方は21℃、晴れ時々曇りで秋のようなヒンヤリした風が吹き、最高気温は29℃どまりでした。
 梅雨が明けてからは、陽射しは強いもののカラッとしていて、エアコンのお世話にはなっていません。



 オオムラサキを見て以来、暑くても連日パトロールに出ているのですが、目ぼしいものには出会えません。
 
 
ダイミョウセセリ(セセリチョウ科チャマダラセセリ亜科)
ダイミョウセセリ
 ジャノメ・ポイントで久しぶりに見かけました。二化個体と思われますが、かなりスレています。
 後翅の白斑は白帯とまでは行きませんが比較的クッキリしていて、関西型に近い個体です。
 
 
メスグロヒョウモン(♀ タテハチョウ科ドクチョウ亜科 2016/7/19)
メスグロヒョウモン ♀
 花壇のブッドレアで吸蜜中です。
 この時期、ヒョウモンの仲間は山の上に登るなり夏眠中のはずなのですが、この個体は暑さに強いのでしょうか。この翌日も来ていました。
 
 
ルリタテハ 左:#1・右:#2(夏型 タテハチョウ科タテハチョウ亜科 2016/7/20)
ルリタテハ夏型
 オオムラサキのいたクヌギで見かけました。2頭並びはお初かも知れません。
 
ルリタテハ 左:#2・右:#1
ルリタテハ夏型
 暑苦しいと思ったのか、#2が移動しました。
 両方が翅を開閉し始めたのですが、ピッタリとはシンクロしませんでした。
 当地は年二化(暖地では年三化)だと思っていますが、同じ一化の夏型でもスレ具合がずい分異なっています。
 
ルリタテハ(夏型 2016/7/21)
ルリタテハ夏型
 これはその翌日です。
 翅裏の評判がよくなかったのですが、明るいところでならいかがでしょう。(^^ゞ
 
 
ヒメウラナミジャノメ(タテハチョウ科ジャノメチョウ亜科 2016/7/21)
ヒメウラナミジャノメ
 玄関ポーチのハエマンサス・アルビフロス(マユハケオモト ヒガンバナ科)にとまっていました。夏にはずい分小さくなり、この個体はベニシジミ程度の大きさです。
 マユハケオモトは夏に休眠するので完全断水していて、葉色が悪いのはホコリ+そのせいです。(^^ゞ
 
ヒメウラナミジャノメ
 在来種(だろうと思う。)のフウラン(ラン科)に移動しました。吸蜜する気配はありませんでした。
 おかげで花のレビューができました。(^^ゞ
 
 
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タグ:   草花  花木  樹液酒場 

抱卵?(新生蝶(2016-No.32))

 
 朝方は19℃、晴れたり曇ったりで最高気温は28℃でした。明日の雨の前触れか夕方から湿度が高めになりました。



 ジャノメ・ポイント付近を中心にパトロールし、ムラシ・ポイントは数回見に行きました。


 ジャノメ・ポイント内の樹液酒場では、
 
クロヒカゲ(タテハチョウ科ジャノメチョウ亜科)
クロヒカゲ
 樹液酒場で、ヒカゲチョウより黒っぽいものを見かけたので、スズメバチが留守なのを確認して近寄りました。
 カナブン、アオカナブンに通せんぼされていますが、口吻を伸ばしているようには見えませんでした。

 クロヒカゲは、2015/6/7、2014/8/12、2013/6/24、2012/6/10、2011/9/25がそれぞれお初です。
 我が家周辺では一化(第一世代)の個体数が少ないため、この時期に見過ごすと二化の時期まで見られないからではないかと思われます。
 
 
ヒカゲチョウ(タテハチョウ科ジャノメチョウ亜科)
ヒカゲチョウ
 こちらは今の時期サトキマダラヒカゲより多く見かけます。

 この個体は、後翅基部に赤いものが付着しています。まさか卵を温めている訳ではないでしょうし、木の実としてもこんなものを口吻で吸いとると詰まりそうです。
 以前にも多分ヒカゲチョウでこのようなものを見た記憶がありますが、いつだったか、何のチョウにだったか、見つけられませんでした。

 セミやクモに寄生するカベアナタカラダニだそうです。原則的に人には無害だそうですが、こんな宝はいりませんね。(2016/6/25追記)



 ムラシ・ポイントでは、
 
ウラギンシジミ(♀ シジミチョウ科ウラギンシジミ亜科)
ウラギンシジミ ♀
 カシ類やツバキなどの葉表を翔び移ってはいかにも産卵するような雰囲気でしたが、食草はマメ科でそんなものは近くには見当たりませんでした。

 ウラギンシジミは、3/29、3/31、4/6に越冬明けの♀各1個体を見かけて以来ですが、この個体はかなり傷んでいても時期から見て一化と思われます。
 
 
ムラサキシジミ(産卵 シジミチョウ科ミドリシジミ亜科)
ムラサキシジミ産卵
 枝込みで産卵しているようですが、かなり敏感でドンピシャのタイミングでは撮影させてもらえませんでした。

 ムラサキシジミは、4/6以降に越冬個体の産卵を何回か見かけていますが、一化個体の産卵は今季お初です。


 本日までに新生蝶は32種、昨季同日には40種、春には早かったのに天候不順が大きな要因でしょうか。
 
 
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タグ:   樹液酒場  産卵 

樹液酒場は大賑わい(新生蝶(2016-No.22-24))

 
 朝方は15℃、最高気温は26℃、夏日は3日連続です。
 
 
 
モンキアゲハ(アゲハチョウ科アゲハチョウ亜科)
モンキアゲハ
 お隣のワラビ畑のアザミでワンタッチ吸蜜でした。

 モンキアゲハは、2015/5/14、2014/6/3、2013/5/21、2012/5/27、2011/5/26がそれぞれお初ですから、時期としてはまぁこんなものでしょうか。
 撮影はできませんでしたが今季は5/12と5/19にも見かけています。三度目の正直の写真がこれかと思うと情けなく感じます。
 
 
 
樹液酒場:上からゴ・オ・サ
樹液酒場
 ジャノメ・ポイント内の樹液酒場です。オオスズメバチが木肌を齧るのに熱心なため、いつもよりは近づけました。

 そうこうしているうちに、サトキマダラヒカゲが翔び交うようになり、中に翅表が茶色のものが混じっていました。
 
樹液酒場:上からゴ・オ・サ×3・ヒ
樹液酒場

  ゴ:ゴマダラチョウ(春型 ♂ タテハチョウ科コムラサキ亜科)
  オ:オオスズメバチ(スズメバチ科)
  サ:サトキマダラヒカゲ(タテハチョウ科ジャノメチョウ亜科)
  ヒ:ヒカゲチョウ(タテハチョウ科ジャノメチョウ亜科)


 新参者はヒカゲチョウでした。

 四者の挙動を見ていると、力関係はゴ>オ>サ>ヒのようでした。ゴマダラチョウはオオムラサキの仲間で、この系統はスズメバチにも遠慮がないようです。

 この樹液酒場は5/12に一定賑わっていて、それ以降はスズメバチすら見かけませんでした。思うに、スズメバチが木肌を齧ることにより樹液がしみ出し、チョウは不労所得を得ているようです。
 
 
ゴマダラチョウ
ゴマダラチョウ 春型 ♂
ゴマダラチョウ 春型 ♂
ゴマダラチョウ 春型 ♂
ゴマダラチョウ 春型 ♂
 オオスズメバチがいなくなったので、思い切って近づきました。4枚目は、コガタスズメバチが立ち寄った距離です。

 橙色の複眼と黄色い口吻を初めて見たときは異様に映りましたが、見慣れるとこれを見ないとと思えるようになりました。

 ゴマダラチョウは、2015/8/15、2014/6/13、2013/6/2 2012/5/23(初見)がそれぞれお初で、バラつきが大きいのは個体数が少ないからと思われます。
 
 
ヒカゲチョウ
ヒカゲチョウ
 オオスズメバチがいなくなるとヒカゲチョウもいなくなって、こんな写真しかありません。

 ヒカゲチョウは、2015/5/24、2014/5/27、2013/6/9、2012/6/7、2011/6/9がそれぞれお初です。少しずつ早くなってきているのは、樹液酒場を中心にパトロールしている成果でしょうか。
 
 
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タグ:   野草  樹液酒場  昆虫(蝶以外) 

アザミ嬢のララバイ(新生蝶(2016-No.20-21))

 
 朝方は10℃でしたが、朝から陽が射してそう寒くは感じませんでした。
 最高気温は25℃と久しぶりに夏日となり、強い陽射しで気温以上に暑く感じました。



 こんな日なので、お昼前にパトロールに出ると、暑さで立ちくらみしそうになりました。
 夜お風呂に入ると、上半身がピリピリします。陽の下で庭作業もしたので、長袖でも日焼けしたためとしか思えません。
 
 
コミスジ(タテハチョウ科イチモンジチョウ亜科)
コミスジ
 裏の畑の尾根、ムラサキ・ポイントのカシ類の葉上で見かけました。
 近づく間もなく翔び立たれました。

 コミスジは、2015/5/6、2014/10/18、2013/5/14、2012/5/27、2011/5/18がそれぞれお初で、何度か撮影し損ねた2014年を除くと出現時期としては例年並みでしょうか。

 ところで、ムラサキ・ポイントはムラサキシジミ、ムラサキツバメをよく見かけるからそう名づけ、今季ずっとパトロールしているのに、この場所ではムラサキシジミすらさっぱり見かけません。
 
 
クロアゲハ(♀ アゲハチョウ科アゲハチョウ亜科)
クロアゲハ ♀
クロアゲハ ♀
 ジャノメ・ポイント南外側のワラビ畑になりつつある場所のアザミで吸蜜中です。
 クロアゲハ♀の後翅表に、このような青鱗粉が乗ってるとは知りませんでした。光の加減で見えることがあるようです。

 黒系のアゲハは、最近裏の畑の尾根や庭を通過するのですがなかなか撮影できず、本日は目視でモンキアゲハを確認しました。
 
 
コチャバネセセリ(♂? セセリチョウ科セセリチョウ亜科)
コチャバネセセリ
コチャバネセセリ
 昼過ぎのパトロールの際、同じアザミで逆光撮影したのですが、手ごたえが感じられなかったので順光側で待ち構えてみました。

 コチャバネセセリは、4/24に村内の他の場所で見かけたし、5日ほど前の風の強い日に庭でも見かけたのにすぐ吹き飛ばされてしまい、我が家周辺ではこれが最初の撮影になりました。


[新生蝶初見(初撮)日一覧表]
 20162015201420132012
月日 順月日 順月日 順月日 順月日 順
モンシロチョウ 3/8 1 3/20 3/16 3/16 3/27
ベニシジミ 3/17 2 4/15 3/25 3/16 4/8
ルリシジミ 3/21 3 3/20 3/28 3/17 3/31
ヤマトシジミ 4/4 4 4/26 12 4/9 4/10 4/15
コツバメ 4/5 5 3/22 4/3 3/19 4/13
モンキチョウ 4/6 6 4/24 3/28 3/25 4/14
アゲハ 4/9 7 4/16 3/29 3/30 4/17
ツバメシジミ 4/9 7 4/24 4/12 10 4/1 4/17
ツマキチョウ 4/9 7 4/17 4/10 4/2 4/27 11
ヒメウラナミジャ
ノメ
 4/10 10 4/24 4/26 12 4/15 10 4/27 11
トラフシジミ 4/12 11 4/12 4/14 11 4/16 12 4/15
キアゲハ 4/20 12 5/6 16 5/6 15 6/9 16 9/22 17
スジグロシロチョ
 4/20 12 4/25 11 4/27 13 4/15 10 4/12
ツマグロヒョウモ
 4/20 12 5/4 14 5/11 17 5/13 14 4/29 13
クロアゲハ 4/26 15 5/5 15 5/6 15 5/13 14 5/7 16
コチャバネセセリ 5/12 16 4/26 12 4/27 13 6/27 17 5/5 14
ミヤマセセリ     3/31 5/8 13 5/5 14
※ 我が家周辺で2011年からの各季の4月末までに見かけた新生蝶を、今季の初
 見日順で5箇年分を整理しています。今季まだ見かけていない場合は昨季の初
 見日順です。
  ただし、初見が5月以降の場合、この17種内での相対的順位を表示している
 ことがあります。

 ところで、アザミは裏の畑の日当たりにもあり、この後回ったらすっかりお眠りでした。家内が刈り倒したようです。(^^ゞ
 
 
樹液酒場
樹液酒場
 お昼前にはコガタスズメバチがでんと構えていて、サトキマダラヒカゲが開翅して威嚇しても気にもしないようです。
 翅裏ではヤマキマダラヒカゲとの識別は困難ですが、開翅してくれるとサトキマダラヒカゲと確認できます。
 
樹液酒場
樹液酒場
 サトキマダラヒカゲが次々と翔んできて都合5頭を見かけたのですが、連係が悪く、コガタスズメバチを取り囲んでも効果が上がりません。
 
樹液酒場
 昼過ぎのパトロールではコガタスズメバチが2頭になっていましたが、特等席(と思う。)はサトキマダラヒカゲ2頭が二人占め?していました。
 
 
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タグ:   野草  樹液酒場  昆虫(蝶以外) 

横好き(新生蝶(2016-No.17))

 
 朝方は8℃と低めでしたが、陽射しがあって最高気温は夏日手前四捨五入の25℃、玄関を出るとムッとするくらいでした。



 成果が出なくても懲りずにパトロールをしていると、2回目には
 
 
サトキマダラヒカゲ(春型 ♂? タテハチョウ科ジャノメチョウ亜科)
サトキマダラヒカゲ
 ジャノメ・ポイント(裏の畑西隣のお隣の畑の尾根)の樹液酒場が開店したようで、サトキマダラヒカゲが吸汁していました。お相伴はヨツボシケシキスイのようです。
 
サトキマダラヒカゲ
 水平になったまま一向に姿勢を変えないので、ノイバラをかき分け、足元が悪いのでしゃがんで撮影しました。
 ピントは甘いし、中腰で足が震えてブレるし、散々です。

 タイトルの横好きとは、私のことでは決してありませんよ。(^^ゞ
 
サトキマダラヒカゲ
サトキマダラヒカゲ
 ワラビやシキビの葉上にやっと移動し、接写させてくれました。一応完品のようですが、羽化間もない個体とは感じられませんでした。

 サトキマダラヒカゲは2015/5/10、2014/5/13、2013/5/15、2012/5/19、2011/5/20がそれぞれお初で、出現時期は例年より少し早いようです。
 
 
 
アゲハ(産卵 アゲハチョウ科アゲハチョウ亜科 12:28)
アゲハ産卵
アゲハ産卵
アゲハ産卵
 昨日の出来事に懲りず、鉢植えの防虫網つきシークワァサーに産卵に来ました。まぁアゲハの♀ということが同じだけで、同一個体との保証はありません。

 熱心に入り口を探していましたが諦めたようで、網目を隔てて器用な姿勢で産卵していました。
 
 
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オオムラサキ(新生蝶(2015-No.47))

 
 台風11号では注意報どまりで被害は皆無でしたが、台風の中心が中国地方を抜けた午後2時過ぎ大雨警報が発令されました。京都市桂では24時間累計雨量が200mmを超えていたようですが、幸いなことに当地では全くの空振りでした。

 本日朝方はどんよりした曇り空で22℃、午後には陽射しが戻って最高気温は29℃、風もなく蒸し暑い一日でした。



 雨の日の翌日、風がなく曇り空の蒸し暑い日には樹液酒場が賑わうと聞いたので、勇んでパトロールに出かけました。
 
 
オオムラサキ(♂ タテハチョウ科コムラサキ亜科)
オオムラサキ ♂
オオムラサキ ♂
 ジャノメ・ポイントの樹液酒場 #1で樹液を吸汁中です。
 スズメバチがウロウロしたり飛んだりしていて、とても近寄れません。
 
オオムラサキ ♂
 開翅もここまでです。
 
オオムラサキ ♂
オオムラサキ ♂
 スズメバチが出かけたので近寄ってみました。下側は内蔵フラッシュを使用しています。
 邪魔者を追い払うため翅を開閉しているようで、邪魔者がいなくなると開翅する気配すらありません。

 オオムラサキは2014/7/5 2013/7/20(初見)がそれぞれお初で、いずれもこの樹若しくはすぐ近くの樹の樹液酒場で見かけていますので、それ相応の時期でしょうか。
 明るい場所で開翅姿を見たいものです。
 
 
オオヒカゲ(♀ タテハチョウ科ジャノメチョウ亜科)
オオヒカゲ ♀
 樹液酒場 #1の根元の草むらで、葉先にしがみついています。
 この個体の後翅上から3番目の眼状紋は痕跡のみです。♀でこのような個体は初めてです。
 
 
ダイミョウセセリ(セセリチョウ科チャマダラセセリ亜科)
ダイミョウセセリ
 ジャノメ・ポイント付近の元ワラビ畑で見かけました。後翅の白斑列の薄い中間型です。
 ダイミョウセセリを見かけるのは久し振りですが、二化(第二世代)にしてはスレが激しく、左後翅にも欠けが見られます。


 ジャノメ・ポイント付近ではほかにジャノメチョウを1頭見かけましたが、あれだけ多かったヒカゲチョウは端境期なのか姿を見せませんでした。
 
 
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