虻蜂撮った(5月の虫たち アブ・ハチ・その他編)

 
 朝方はヒンヤリの11℃、陽射しが強く最高気温は26℃になりました。



 チョウ以外の昆虫などでも、特定の種のほか形の面白いもの、色合いの変わったものなどは撮影するようにしています。あくまで主観的なものですから、何やと思われる向きもあるやも知れませんがご容赦くださいね。
 なお、同定できていないもの、極端な場合は目(もく)さえ怪しいものがありますので、ご承知の方は是非お教えください。(再掲)
 
 
マガリケムシヒキ(♂ ムシヒキアブ科ムシヒキアブ亜科 2017/5/17)
マガリケムシヒキ
 ワラビ畑で見かけました。今季の初ムシヒキです。
 ムシヒキアブは形態などが特徴的で、特に捕食シーンを興味深く思っています。マガリケムシヒキは、シオヤアブと並んでムシヒキアブの中でよく見かける種です。
 
マガリケムシヒキ(♀ 2017/5/17)
マガリケムシヒキ
 ムラシ・ポイントで見かけました。同日に♂♀揃いました。
 
 
シロスジヒメバチ(♂ ヒメバチ科ヒメバチ亜科 2017/5/6)
シロスジヒメバチ
 ムラサキ・ポイント付近で見かけました。体長は15mm程度でしょうか。

 ヒメバチ科だけでなくハチは同定が難しいので撮影しないことにしていますが、胸背の白点や腹端、脚の白黒のストライプなどが特徴的なので、撮影しました。
 寄生蜂の一種で、中型のガに寄生するそうです。
 
サクラセグロハバチ(ハバチ科 2017/5/14)
サクラセグロハバチ
 ワラビ畑で見かけました。体長は10mm程度だったでしょうか。
 スズメバチ顔でドキッとしましたが、胸背は黄色だし、太もも?は黄緑色のきれいなハチだったので、撮影しました。
 すぐ逃げられましたが、じっくり撮影したいと思わされました。
 
 
ベッコウガガンボ(上:♂・下:♀? ガガンボ科クシヒゲガガンボ亜科 2017/5/27)
ベッコウガガンボ交尾
 ムラシ・ポイントで、細身のアブともハチともつかないものが翔んでいたので、慌ててカメラを取りに戻ったら、葉の近くでかき消すように姿が見えなくなりました。
 クモに捕まえられたと思ってのぞき込むと、くんずほずれつ状態でどうなっているのかよく分かりませんでした。
 
(交尾 左:♂・右:♀)
ベッコウガガンボ交尾
 落ち着いたら交尾だったので、ホッと一安心です。

 さて、これは何、目(もく)から???でしたが、写真で触覚が櫛歯だったのでスカシバガの仲間ではと探しても見つかりません。仕方がないから、アブ、ハチを探し始めて、待てよどこかでと怪しい記憶を呼び起こし、シリアゲムシだったかなぁ、ガガンボだったかなぁ、と一応確認すると、ピンポ~~~ンでした。

 ガガンボだったら、足もシッカリ過ぎ、重量感あり過ぎでしょ、とツッコミを入れておきました。(^^ゞ
 
 
ヤマトシリアゲ(シリアゲムシ科 2017/5/21)
ヤマトシリアゲ
 ムラサキ・ポイント付近で見かけました。
 名のとおり腹端を反らすポーズをするシリアゲムシの代表種で、見慣れた種類です。
 年1回は撮影し、5/6に見かけましたが、腹端を反らすポーズをとってくれませんでした。
 
 
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晴蝶雨虫(5月の虫たち 甲虫編)

 
 薄曇りの朝方は17℃、午前10時前後にピッピッ、午後遅くに雨になりました。
 最高気温は23℃、6日続きの夏日が途切れました。



 チョウ以外の昆虫などでも、特定の種のほか形の面白いもの、色合いの変わったものなどは撮影するようにしています。あくまで主観的なものですから、何やと思われる向きもあるやも知れませんがご容赦くださいね。
 なお、同定が不十分(いい加減)なもの、極端な場合は目(もく)さえ怪しいものがありますので、ご承知の方は是非お教えください。(再掲)
 
 
シロコブゾウムシ(ゾウムシ科クチブトゾウムシ亜科 2017/5/5)
クワゾウムシ
クワゾウムシ
 庭の通路上を歩いていました。体長は15mm程度でしょうか。
 ゾウムシは面白い形をしているものが多いので、見たいと思っている種なのですが、我が家周辺ではほとんど見かけません。

 子どもの頃、米びつに入り込むコクゾウムシが米食い虫と言われ、大害虫扱いされていましたが、実物は見たことがありませんでした。最近では、名前すら聞きません。
 
 
ツマグロハナカミキリ(カミキリムシ科ハナカミキリ亜科 2017/5/7)
ツマグロハナカミキリ
 ムラサキ・ポイントのカシ類の葉上で見かけました。
 今季の初カミキリで、ツマグロハナカミキリそのものも初見なのですが、多分余り気にかけていなかったからでしょうか。
 横顔は、いかにも悪さをしそうに見えます。
 
ラミーカミキリ(カミキリムシ科フトカミキリ亜科 2017/5/17)
ラミーカミキリ
 東の畑のカラムシの葉上で見かけました。カミキリムシとしては少し小さめでしょうか。

 ろくろく調べもしないでラミーとは命名者の名前かなと考えていたのですが、カラムシ(イラクサ科)の亜種であるラミーを摂食するからラミーカミキリと名づけられたと知って納得しました。

 カラムシ(当地ではマオ)は大きくなる雑草として嫌われていますが、アカタテハ、ヒメアカタテハの食草ですから、我が家では家内が除去しない限りあちこちで残っています。(^^ゞ
 
ベニカミキリ(カミキリムシ科カミキリ亜科 2017/5/12)
ベニカミキリ
 鉢植えのクレマチスで見かけました。
 赤いカミキリムシらしいものをよく見かけますが、胸背に黒斑があるのが目印です。
 
 
ジョウカイボン(ジョウカイボン科ジョウカイボン亜科 2017/5/17)
ジョウカイボン
 ムラサキ・ポイントのカシ類の葉上で見かけました。大きさはカミキリムシ並みですね。
 横顔(2017/5/21撮影)は、↑のツマグロハナカミキリとソックリの悪役顔ですね。

 カミキリムシの一種だと思っていましたが、昨季カミキリムシとは別科と知りました。触ったことがありませんが、甲虫にしては柔らかいそうです。
 
 
ナナホシテントウ(蛹 テントウムシ科テントウムシ亜科 2017/5/9)
ナナホシテントウ蛹
 撮影経験はありませんが、過去にちょこちょこ見かけた記憶があります。大きさはナナホシテントウと同じ程度です。
 これが蛹だとは思いもしませんでした。

 そもそも甲虫が完全変態とは考えもせず、何となく不完全変態だろうと思っていました。よく考えると、小さなバッタ類は見たことがあっても、小さなカブトムシは写真すら見たこともありませんねぇ。(^^ゞ
 
 
マイマイカブリ(オサムシ科オサムシ亜科 2017/5/22)
マイマイカブリ
 ジャノメ・ポイント内の樹液酒場No.1で、樹液を吸汁しているようでした。
 サトキマダラヒカゲと並んだ写真でお分かりのように、大きくて体長は50mm以上です。

 カタツムリ(マイマイ)の殻に胸まで潜り込んで食べるのでこの名になったそうですが、後翅は退化していて飛べないようです。
 
 
アカヒゲヒラタコメツキ(コメツキムシ科 2017/5/9)?
アカヒゲヒラタコメツキ
 ジャノメ・ポイント南外側のワラビ畑で見かけました。体長は15mm程度でしょうか。
 コメツキムシを知ってはいても、科があることまでは知りませんでした。(^^ゞ
 
 
コアオハナムグリ(交尾 コガネムシ科ハナムグリ亜科 2017/5/3)?
コアオハナムグリ交尾
 花壇のイベリスの上で励んでいました。
 花弁を齧ることも多いので、あまり増えて欲しくありません。


 晴蝶雨虫と言っても、雨の日はついでの虫パトもできません。撮りためた段階である程度までは仕分けをしていますが、調べるのにチョウよりずい分時間を要します。
 
 
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クロアゲハ産卵(新生蝶 2017-No.26-27)

 
 朝方は15℃、少し風があって最高気温は29℃でした。
 昨日は30℃-、当地は今季まだ真夏日になっていません。



 とは言うものの、日中はチョウもほとんど翔んでおらず、日陰で涼んでいるようですから、早朝に出てみました。
 いたのはカシ類の葉上で寝ていたスズメバチくらいで、うっかりポイントも歩けません。
 
 
クロヒカゲ(♂ タテハチョウ科ジャノメチョウ亜科)
クロヒカゲ
 恐る恐るジャノメ・ポイント内の樹液酒場(No.1)をのぞくと、すぐに翔ばれたサトキマダラヒカゲ1頭と、別にチョウ1頭を見かけました。
 薄暗いところですから目視では斑紋がよく見えず、フィールドでは我が家周辺で先行して出現するヒカゲチョウだと思い込んでいました。
 PCに落としてクロヒカゲと分かりました。青紫色のラインが鮮やかで、傷みも見えない個体でした。

 クロヒカゲは、2016/6/15、2015/6/7、2014/8/12、2013/6/24、2012/6/10、2011/9/25がそれぞれお初で、これまでで初めて5月中に見かけることになりました。
 まぁこれで世間並みで、我が家周辺では一化(第一世代)の個体数が少ないため時代遅れになっていたものが、今季はたまたま早く見られたのではないかと思っています。
 
樹液酒場No.1
樹液酒場
 午後になるとオオスズメバチが居座って樹皮を齧っていて、サトキマダラヒカゲは遠慮がちのようでした。
 
樹液酒場No.4
樹液酒場
 大クヌギの樹液酒場も本日オープンしたようで、ここではスズメバチの姿が見えず、サトキマダラヒカゲが腰をすえて樹液を吸汁中でした。
 潜っているのは、ヒメオビオオキノコのようです。
 
 
ヒメキマダラセセリ(♂ セセリチョウ科セセリチョウ亜科)
ヒメキマダラセセリ
ヒメキマダラセセリ
 ジャノメ・ポイントで見かけました。

 フィールドでは、てっきり我が家周辺でポピュラーなキマダラセセリかと思い、早いなぁと翅表がこんなにオレンジ色の範囲が広かったかなという印象でした。
 翅裏の斑紋が異なっているのでキマダラセセリとは違うと思いましたが、似たようなものは多いので、PCに落としてからやっとヒメキマダラセセリと分かりました。

 ヒメキマダラセセリは2015/5/24、2013/6/8(初見)がそれぞれお初で、そう珍しいチョウではないのに我が家周辺では比較稀少種になっています。
 
 
クロアゲハ(♀ アゲハチョウ科アゲハチョウ亜科)
クロアゲハ産卵
 産卵に来たハズなのに、鉢植えのシークワーサーの周りを翔び回って一向にとまりません。
 
クロアゲハ産卵
 数瞬の間でしたので、ピントが大甘です。
  
クロアゲハ(卵)
クロアゲハ卵
 1個しか卵を見つけられませんでした。
 
アゲハ(3齢?幼虫 アゲハチョウ科アゲハチョウ亜科)
アゲハ幼虫
 アゲハの幼虫が何頭かいますが、中で一番大きくて体長は15mm程度です。
 クロアゲハが産卵にきたので驚いたのか、慌てて全員が移動し始めました。

 もっと大きくなったのもいたのですが、この木には徘徊性のクモもいるし、まだ葉が展開し始めた段階で素通しですからトンボなどに捕食されたのか、家内が見つけて排除したのか、とにかくリスク満載です。^^;
 
 
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樹液酒場開店(新生蝶 2017-No.24-25)

 
 朝方は10℃-、久方ぶりに陽射しが強く、最高気温は夏日の25℃+になりました。パトロールするだけでも暑いくらいでした。
 
 
 
樹液酒場No.1(2017/5/17)
樹液酒場
 昨日、ジャノメ・ポイント内の樹液酒場が開店しました。
 サトキマダラヒカゲが2頭(1頭はつるの下)いましたが、ヨツボシオオキスイ(オオキスイムシ科)も何頭か見かけました。
 こういう方が出てくると酒場を広げることになるので、先が楽しみになります。
 
樹液酒場
 これは本日、チョウの世界も5月場所なのか、仕切り中です。
 気になるのは行司の方で、特徴ある腹部の色合いと縞々の翅ですからミバエの仲間かと思いましたが見つからず、アブも併せて調べましたが同定できませんでした。(トリミング部分は別の写真からです。)
 
 
アサマイチモンジ(タテハチョウ科イチモンジチョウ亜科)
アサマイチモンジ
 庭先下に里道を隔てて柿の木があり、朝、滑空しながらチョウが翔んでいました。
 ここ数日来よく見かけていて撮影し損ねているコミスジに違いないと思ったのですが、写真を見ると一筋しかありません。

 我が家周辺のイチモンジ系は、ソックリさんのイチモンジチョウとアサマイチモンジがいるので、識別点を確認するためほかの写真を寄せ集め、前翅表の肩部分に白斑がクッキリ見えること(青○:イチモンジチョウは、ないかぼんやりしている。)、後翅裏つけ根にVマークがあること(赤○:イチモンジチョウは、この部分が平行になっている。)からアサマイチモンジと同定しました。

 頭の中で合成すると、ほら、アサマイチモンジになりましたね。(^^ゞ
 
アサマイチモンジ
 探しても姿を見せてくれなかったのですが、午後遅くにムラシ・ポイントで見かけました。
 敏感で回り込もうとしたら逃げられ、裏の畑の方向に消えました。

 アサマイチモンジは、2016/5/10、2015/6/15、2014/8/29、2012/5/28、2011/5/13がそれぞれお初で、2013年は見かけないままでした。
 我が家周辺では、2012年以前にはイチモンジ系のチョウと言えばほとんどがアサマイチモンジだったのに、2013年以降は珍しい部類になりました。
 その原因は何か、未だにさっぱり分かりません。
 
 
イチモンジセセリ(セセリチョウ科セセリチョウ亜科)
イチモンジセセリ
 お隣の裏のツツジに集まる黒系アゲハを崖上の元畑待っていると、その元畑に咲いているツツジにセセリチョウが飛来しました。
 先日、遠くからしか撮影できなかったコチャバネセセリの口直しかと思ったら、翅に一文字の白斑が見えました。

 イチモンジセセリは、2016/6/30、2015/5/13、2014/6/4、2013/5/24、2012/5/26、2011/6/15がそれぞれお初ですから、待ちくたびれた昨季とは大違いです。

 イチモンジセセリは幼虫で越冬した世代が北へ広がり、世代を重ねて北海道の中部まで見られるようですが、当地はぎりぎりで越冬可能範囲に含まれています。
 実際問題として当地の冬の寒さは厳しいので、越冬できた年には5月に一化個体が見られ、できなかった年には飛来した二化個体個体が6月中旬以降に見られることになるのではないかと推測していますが、確かではありません。
 
 
ジャコウアゲハ(♀ アゲハチョウ科アゲハチョウ亜科)
ジャコウアゲハ
ジャコウアゲハ
 アサマイチモンジを追いかけて裏の畑を回っていると、ムラサキ・ポイント近くで見つけました。
 黒っぽいのでてっきりアサマイチモンジと思いましたが、ファインダーをのぞくと黒系アゲハで、前翅表が白っぽく見えたのでジャコウアゲハの♀と分かりました。
 先日♂を見かけましたが、♀は今季お初です。

 とまってくれないので、得意の?飛翔撮影でちょいちょいと・・・(^^ゞ

 庭に御用達のウマノスズクサがあるのに、庭ではまだ姿を見たことがありません。
 
 
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タグ:   昆虫(蝶以外)  樹液酒場 

まだ頑張りますか(新生蝶 2017-No.20-21)

 
 朝方は15℃、陽射しは弱めで最高気温は24℃どまり、午後遅くには薄曇りになりました。



 裏の畑の尾根のムラサキ・ポイント付近には、アゲハの仲間が通過する蝶道があるので、パトロールごとに空を見上げています。
 狙いは黒系アゲハです。
 
 
カラスアゲハ(♂ アゲハチョウ科アゲハチョウ亜科)
カラスアゲハ
カラスアゲハ
 林縁をかなりのスピードで通過するので、離れないとフレームに入らず、しかも前方を待ち受けて狙うと途中で引き返したりと悪戦苦闘しました。

 カラスアゲハは、2016/6/10、2015/5/17、2014/6/15、2013/9/13、2012/6/10、2011/5/16がそれぞれお初です。我が家周辺ではカラスアゲハよりミヤマカラスアゲハのほうが個体数が多く、出現時期にはかなりバラつきが見られます。



 今朝、家内から、庭で白い丸のある黒いアゲハがいると呼ばれました。
 丸くはないけど、一にモンキアゲハ、二にナガサキアゲハくらいかなと思いながら庭に出たのですが、仏の顔も二度までだったのか、姿も見ないまま翔び去っていました。

 午後、庭から見える下隣りの元畑で、ウンシュウミカンの周りを黒いアゲハが翔び交っていました。
 
ナガサキアゲハ(♀ アゲハチョウ科アゲハチョウ亜科)
ナガサキアゲハ
ナガサキアゲハ
 まだ蕾が膨らんだ段階のウンシュウミカンやキンカンの周囲を翔び回って産卵しているようでしたが、とまっても向こう側の枝込みですぐ翔び立ち、産卵は確認できませんでした。

 ナガサキアゲハは、2016/8/3、2015/5/25、2014/9/3、2013/5/20、2012/7/25(初見)がそれぞれお初で、時期にバラつきが大きいのは我が家周辺で個体数が極端に少ないからだと思われます。


 我が家周辺でこれまでに見かけた黒系アゲハは、多い順にクロアゲハ>モンキアゲハ>ミヤマカラスアゲハ>カラスアゲハ>アオスジアゲハ>ナガサキアゲハ>ジャコウアゲハだろうと推定しています。
 ただ、今季はまだクロアゲハを見ておらず、カラスアゲハやナガサキアゲハがそれより早くなったのはこれまでで初めてです。



 さて、タイトルですが、西の方のことでは決してありません。(楽屋落ち)(^^ゞ
 
ムラサキシジミ(シジミチョウ科ミドリシジミ亜科)
ムラサキシジミ
 ムラシ・ポイントで見かけました。傷み具合から、昨日と同一個体と思われます。
 開翅してくれても、どこが紫なんやねんとツッコミたくなるような姿です。
 
(産卵 13:11~13:51)
ムラサキシジミ産卵
 何と産卵し始めました。
 
ムラサキシジミ産卵
 芽のつけ根右側に↑で産卵した卵が見えます。
 
ムラサキシジミ産卵
 葉裏にも産卵していました。

 ムラサキシジミ越冬個体の産卵は4/14に見かけているので、今回のものが別個体にしてもちょうど1箇月の差があります。気温差があるので、一化個体の羽化がそのまま1箇月遅れるわけではないにしても、かなりの幅があることになりますね。
 
 
サトキマダラヒカゲ(春型 タテハチョウ科ジャノメチョウ亜科)
サトキマダラヒカゲ
 ムラサキ・ポイントの木の下闇で、幹に2頭が奇妙な並びでとまっていました。
 右の♂が左の♀に愛をささやいているのではないかと思われましたが、振られたのか結局右の個体が翔び去りました。

 なお、↓の記事の個体は、やはりサトキマダラヒカゲでした。
 今度こそ割り切りました。^^;
 
 
樹液酒場 No.1
樹液酒場
 ジャノメ・ポイント内の樹液酒場で、オオスズメバチが作業中でした。
 例年5月中旬から下旬に樹液酒場が開店するので、その準備に来ているようです。

 この方やお仲間には近づかないようにしながらも、パトロールが楽しみです。
 
 
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タグ:   蝶(越冬)  産卵  樹液酒場  昆虫(蝶以外) 

4月の虫たち

 
 朝方は6℃、最高気温は26℃に達し、今季お初の夏日となりました。
 ただ、風が強く、チョウも見慣れたものしか姿を見ませんでした。



 困った時のムシ頼みで、春先の虫たちの続きみたいなものです。
 
 
オオスズメバチ(スズメバチ科)
オオスズメバチ
 ジャノメ・ポイントの南側外のシキビで見かけました。
 本日の目玉です。^^;

 毎季の出現時期は記録していませんが、もうそんな時期なの、勘弁してよという感想です。
 チョウ観察にとっては一番の天敵で、場合によっては命に関わることもあるので、見かけたら引き返すことにしています。
 
 
クロハネシロヒゲナガ(ヒゲナガガ科 2017/4/28)
クロハネシロヒゲナガ
 2頭が絡み合って翔んでいることもあったので、♂♀かと思ったら、どちらも白い触角が長いので♂のようです。
 どなたかのブログで見かけていて、こんなのを撮影したいと思っていました。

 この同定には泣かされました。ハムシと思ったのが運のつき、ハチやアブ、ハエなどなどを調べても全然見つかりませんでした。仕方がないから、触角、白い、長いでググってみると、この名前、やっとガだと気づきました。

 体に似合わない長い触角を持ち、ゆらゆら翔ぶので、その筋?では春の風物として珍重されているみたいです。
 
クロハネシロヒゲナガ
クロハネシロヒゲナガ
 背中は金メタリック、腰は暗紫メタリック、やはり長いひげがユニークですね。
 
 
ハンミョウ(ハンミョウ科ハンミョウ亜科 2017/4/27)
ハンミョウ
ハンミョウ
 歩いていると翔んで進入路にとまりました。
 今回は、ずい分近づかせてもらいました。
 
 
セアカケバエ(ケバエ科 2017/4/27)?
セアカケバエ交尾
セアカケバエ交尾
 裏の畑で、トンボのように♂が♀の首根っこを後脚で捕まえて飛来し、反転したかと思うと交尾していました。
 草むらに潜り込み、草をよけると更に潜り込むので、ろくな写真になりませんでした。
 
 
キイロホソガガンボ(ガガンボ科 2017/4/25)
キイロホソガガンボ
 ムラサキ・ポイントでチョウ探しをしていると飛来しました。
 黒いVの中央にIがある背中が特徴的で、「愛は勝つ」ということでしょうか。(^^ゞ
 
 
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不都合な真実(春先の虫たち)

 
 朝方は10℃、10℃超えは久しぶりです。
 風が強く、お昼前から曇りがちとなり、一時はパラついて、最高気温は21℃でした。



 パトロールしても翔んでいるチョウは少なく、強い風で枝も大揺れ、チョウ観察には不向きな一日でした。
 昨日のお約束のとおり、ムシたちのレビューです。
 
 
ハンミョウ(ハンミョウ科ハンミョウ亜科 2017/4/24)
ハンミョウ
 昨日の収穫です。
 庭の通路上にいたのに気づかずに逃げられ、追いかけても敏感で、許容範囲はこの距離みたいです。

 ハンミョウは、2016/4/17、2015/5/25、2013/5/15、2011/5/5、2010/9/26がそれぞれお初で、いずれも庭の通路上で見かけています。毎年のように見かけている印象ですが、年数回ほどのこともあれば、全く見かけない年もあります。

 どこを探していいのか分からず、相手さんのお気持ち次第ですが、今季は姿を現わすのが早い部類です。
 
 
ツチイナゴ(イナゴ科ツチイナゴ亜科 2017/4/23)
ツチイナゴ
 裏の畑で見かけました。

 ツチイナゴは眼から黒い涙を流したように見えるのが特徴ですが、この個体の涙は緑だし、成虫で越冬したのに翅の黒斑がエライくっきりしているので別種かと思いました。
 図鑑サイトを見てみると緑の涙もかなりあって、やはりツチイナゴでした。

 ツチイナゴは真冬でも見かけるし、バッタの仲間で成虫越冬するのはこれだけと思っていましたが、調べた過程でクビキリギスなどもそうだと知りました。
 これまで、掲載のたびに間違った記述をしていました。^^;
 
 
クロフオオシロエダシャク(シャクガ科エダシャク亜科 2017/4/18)
クロフオオシロエダシャク
 ジャノメ・ポイントの南側外でシキビの葉にとりついていました。
 よく似たガをよく見かけますが、こちらは開翅長が50mm前後と大きく、大き目のモンシロチョウを一回り大きくした感じです。

 後でシキビが食草と知ったのですが、若しかすると産卵してたのではと残念に思いました。ただ、横からのぞいても腹部の様子は見えませんでしたし、♂♀も不明です。(^^ゞ
 
 
マドガガンボ(ガガンボ科ガガンボ亜科 2017/4/22)
マドガガンボ
 庭のロウバイで脚を広げていました。
 こちらは翅の模様が特徴的で、同定は容易でした。
 
上:ハエトリグモの仲間?・下:ガガンボの仲間?(2017/4/24)
クモ捕食
 コツバメにすっぽかされた鉢植えのアセビの葉上で、クモがガガンボを捕まえていました。
  どちらも同定するほどの知識はありませんが、クモはカトリグモだろうなんてオヤジギャクは受け付けません。^O^
 そういえば、子どもの頃はガガンボなどは知らず、エライ大きなカと思っていましたね。もちろんドラキュラではありません。
 
 
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もしかして もしかして ♪(越冬蝶 2017-No.4)

  
 
 朝方は3℃でしたが、陽光燦々気温がグングン上昇し、最高気温は今季初?の20℃に達しました。
 
 
 
アセビ(ツツジ科アセビ属)
アセビ
 ジャノメ・ポイントから西へ50mほどのところに、立派なアセビがあります。
 以前探鳥の際はこの前を何度も通ったはずですが、花の時期ではなかったためか気にもかかりませんでした。

 この写真は午後のものですが、朝のうち陽が当たっても午後には陰ります。三方を高木に囲まれているため、夏の強い光は避けられるようです。
 日照を好む植物と思っていましたが、暑さや乾燥は苦手なようで、半日陰で育てるほうがよさそうです。

 我が家の地植えと鉢植えのいずれもが生育順調でなく、待てども待てどもコツバメは姿を見せないので、昨日あたりからパトロールのルートに入れています。
 
ビロウドツリアブ
 1回目のパトロールでは、ビロウドツリアブしか見かけませんでした。
 ホバリングしてくれても向こう向きのままで、ちょっと失礼しました。
 
ムラサキシジミ
 2回目に茶色のチョウらしきもの、いた!と思いましたよ。
 
ムラサキシジミ #2(シジミチョウ科ミドリシジミ亜科)
ムラサキシジミ
 色が薄いとは思ったのですが、ムラサキシジミでした。それでも、ムラサキシジミがアセビで吸蜜するシーンは初めて見かけました。

 #2?と思われた方は鋭いですね。以下はおおむね時系列で載せます。
 
 
ムラサキシジミ #1
ムラサキシジミ
 こんな日ですから、朝早めにムラサキ・ポイントを回ったら、カシ類から翔び出したムラサキシジミがチャノキの葉上で日向ぼっこをしていました。ずい分粘ったのですが、気温が12℃ほどの時間帯だったからか、開翅してくれませんでした。
 左後翅に裂け目が見えます。
 
 
ムラサキシジミ #3(13:02)
ムラサキシジミ
 越冬中のムラサキシジミです。
 こんな日にどうやいねい(どこの言葉?関西弁もどきか?)とツッコミを入れましたが、午後1時過ぎまではこのままでした。
 
#3(13:11)
ムラサキシジミ
 再度確認すると越冬場所からいなくなっていて、キョロキョロ探すとすぐ上の葉上にとまっていました。
 左右前翅の外縁が切れたようになっていて右が大きいので、越冬個体に間違いありません。
 
ムラサキシジミ
 高いところでしたが開翅してくれました。
 
#3(14:47)
ムラサキシジミ
 次のパトロールの際葉上に見当たらなかったので、念のため越冬場所の枯葉をのぞき込んでみると、ちゃんと元どおりになっていました。
 この写真では分かりにくいですが、前翅外縁も同じように切れています。

 ちょっと待ってよ。越冬は完了して今夜の寝室にしてるだけなの、それともまだ越冬は続いているの、どう整理しようかなぁ。^^;
 
 
ムラサキシジミ #4
ムラサキシジミ
 この個体はヨレヨレです。高いところでしたが、青鱗粉もほとんど落ちているようです。
 
 
ムラサキシジミ #5
ムラサキシジミ
 #3の越冬場所出戻りを確認した後の時間帯に、チャノキの葉上から葉裏をなめていました。
 開翅はしてくれませんでしたが、外見上は傷みが少ないように見え、#1~#4とは別個体のようです。

 何かムラサキシジミに翻弄されたような一日でした。
 
 
キタテハ(タテハチョウ科タテハチョウ亜科)
キタテハ
キタテハ
キタテハ
 東の畑のハナニラで吸蜜していました。

 過去6季、キタテハは全て3月末までに見かけていて中には2月中という例もあったのですか、今季初めて4月にずれ込みました。


[越冬蝶出現(初撮)日一覧表]
 20172016201520142013
 月日 順 月日 順 月日 順 月日 順 月日 順
ムラサキシジミ 3/27 1 3/31 6 4/24 6 3/17 3 3/9 4
アカタテハ 3/29 2 3/21 4 3/22 4 3/12 1 3/9 4
キタキチョウ 3/30 3 3/5 2 3/17 1 3/17 3 3/7 3
キタテハ 4/4 5 3/5 2 3/22 4 3/17 3 3/6 2
テングチョウ   3/4 1 3/17 1 3/12 1 2/28 1
ウラギンシジミ   3/29 5 3/21 3 3/28 6 8/26 6
ヒオドシチョウ   4/15 7 5/30 8 6/4 8  
ルリタテハ   7/3 8 6/3 9 5/17 7 10/5 9
ヒメアカタテハ   10/14 9 8/14 11 6/13 9 8/27 7
ムラサキツバメ   10/19 10 8/16 12 10/7 10 
イシガケチョウ     4/27 7    
クロコノマチョウ     7/11 10    
※ 我が家周辺で過去5年間に見かけた成虫で越冬するチョウを、今季の初撮日順
 に整理しています。
  今季まだ見かけていない場合は、原則として昨季の初撮日順です。
 
 
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春告虫

 
 朝方は-2℃、睡蓮鉢の氷を久しぶりに見ました。
 午前中は青空が広がり、気温がグングン上昇するのかと思ったら、お昼前から雲が増えて陽射しを遮ることが多くなり、最高気温は13℃どまりでした。
 夕方からは雨になりました。



 午前10時には珍しく10℃になったので、勇んでパトロールに出ましたが・・・
 
 
ビロウドツリアブ(ツリアブ科)
ビロウドツリアブ
 裏の畑の上がり口で見かけました。
 
ビロウドツリアブ
 これは午後、ハナニラで吸蜜中です。
 翅を忙しく動かしていますが、ホバリングしないで花弁に脚をかけています。

 ビロウドツリアブは春先に姿を現わし、ずんぐりむっくりの姿がユニークなので、この時期には毎年追いかけています。
 出現時期は、2016/3/21、2015/3/21、2014/3/24、2013/3/25、2012/3/29、2011/3/28がそれぞれお初で、変動の幅が小さく今季もそれなりの時期になりました。
 
 
ルリシジミ(♂ シジミチョウ科ヒメシジミ亜科)
ルリシジミ
 午前中は暖かかったので期待しましたが、東の畑の崖上の里道沿いでルリシジミを1頭見かけただけでした。
 午後には、翔んでいるチョウを全く見かけませんでした。
 
 
ムラサキシジミ(シジミチョウ科ミドリシジミ亜科)
ムラサキシジミ集団越冬
 のぞき込んだら1頭しか見えなかったので、もう1頭は翔び出したと思いました。
 見上げると、2枚の枯葉の間につぶらな?複眼がのぞいていました。
 
 
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抱き枕

 
 朝方は大霜の-4℃、晴れていたのは朝のうちだけで午後には雨になり、最高気温は5℃どまりの寒い日でした。
 
 
ウスタビガ(1/29~ 繭 ヤママユガ科ヤママユガ亜科 7:55)
ウスタビガ 繭
 こんな空でした。
 この青を見て、今日はこんないい日かと思ったのに看板倒れでした。(^^ゞ

 梅が咲いたとか蕾が緩んだと聞こえてきたので、1/29に裏の畑のナンコウウメを見に行くと、黄緑色の枯葉が目に入りました。角度を変えると厚みがあったので、ウスタビガの繭と分かりました。

 本日はトゲの花観察でした。
 
ウスタビガ 繭
ウスタビガ 繭
 陽の当たる側は既に融けたようで、逆光側だけトゲトゲでした。

 ウスタビガは10~11月に羽化するそうですから、繭は空じゃないかと思いましたが、どこにも開いた箇所はないし、触ってみると持ちおもりする気がしました。
 繭を開いて中の蛹を見てみたい誘惑に駆られましたが、何とか思いとどまりました。(^^ゞ
 
 
キアゲハ #3(蛹 アゲハチョウ科アゲハチョウ亜科 7:25)
キアゲハ 蛹
 庭のブロックで蛹化した個体です。
 トゲの花どころか霜の影響は全く見当たりません。
 
キアゲハ #3(2017/1/16 7:27)
キアゲハ 蛹
 世間では大雪、当地ではうっすらの日には、少量の雪を抱えていました。
 
 
キアゲハ #4(7:25)
キアゲハ 蛹
 庭の枯れ茎で蛹化した個体です。
 水平近くになっているので、殻や帯糸にも小さいながらトゲが見えます。
 1/16には、うっすら雪でも隠されていました。
 
 
キアゲハ #7(7:24)
キアゲハ 蛹
 玄関先の通路のステップで蛹化した個体です。
 #3は東に面した場所、こちらは西に面した場所なので霜の影響は大きいと思ったのですが、こちらでも霜は全く見当たりません。
 
キアゲハ #7(2017/1/16 7:25)
キアゲハ 蛹
 雪に関しては、西に面したこちらが多いですね。


 屋内の#1は健在ですが、庭の枯れ茎で蛹化した#6は見失ってしまいました。
 この結果、継続観察中のキアゲハの蛹は4個体です。
 
 
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