キアゲハ蛹化まとめ

 
 本日の最低気温は、珍しく未明でなく午前3時頃の17℃でした。日中は午前中に一時陽射しもありましたが総じて雨時々曇り、最高気温は26℃どまりでひんやりした一日でした。

 台風は午後9時最接近のようですが、これまでの累計雨量は1mmと極めて少なく、強風や雷の注意報は出ていますが、大雨の注意報は免れています。
 当地は既に強風圏に入っていますが風も弱く、このまま何事もなく通り過ぎてくれるのを願うばかりです。



 キアゲハの蛹化についてまとめてみました。
 
 
キアゲハ蛹化まとめ
蛹化まとめ
 と言っても、前蛹になった瞬間を撮影できたのが1個体だけで、蛹化は見逃しました。どうしても長期戦になりますので、是が非でも見たいとの決意で挑まなければ難しいですね。
 
 
キアゲハ #7(蛹 アゲハチョウ科アゲハチョウ亜科 2016/10/2 11:02)
キアゲハ #7
キアゲハ #7
キアゲハ #7
 南側の里道から上がってくる玄関先の通路の一段下のステップにとりついていました。

 キアゲハかどうかも確かではなく、いつからあったのか気がつきませんでしたが、一連のものと考えています。
 他の大部分の蛹と色合いが異なるのは、つかまっている場所がコンクリートで周囲が明るいからだろうと思われます。
 
 
 
キアゲハ #5(蛹 2016/10/2 7:36)
キアゲハ #5
 他の蛹より色合いが薄いのは、生きている木につかまっていて、周囲に緑の葉が多いからではないかと推測しています。
 
 
 
キアゲハ #6(蛹 2016/10/4 7:23)
キアゲハ #6
 10/2の夕方蛹化したのを確認しましたが、撮影が遅くなりました。
 
 
 
キアゲハ(幼虫-2 2016/10/2 7:39)
キアゲハ幼虫-2
 フェンネルで居残りしていた1個体ですが、ムシがついていないかと念のため撮影しました。注意していたハズなのに、PCに落とすと★になった幼虫と同じハチ?がついていました。
 この幼虫は翌日には姿が見えなくなり、蛹化できたのか不明です。
 
キアゲハ(幼虫-1 ★ 2016/10/4 7:18)
キアゲハ幼虫-1
 茶色になった幼虫が白無垢を着ています。
 これまでに見た★になった幼虫は緑黒のまま食い散らかされたものだけで、★になればこうなるのか、ハチ?の毒液でこうなったのか、また新たな疑問が生じました。
 
 
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タグ: 自然・季節    幼虫   

仕事が早い?

 
 朝方は雨模様の20℃、午前9時過ぎには上がり、陽も射す時間帯もありましたが、おおむね曇りの一日で、最高気温は26℃でした。
 
 
 
キアゲハ #1(蛹 アゲハチョウ科アゲハチョウ亜科 2016/9/29 21:03)
キアゲハ #1
 気をつけていたのに、蛹化を見逃しました。
 下のものは脱皮殻で、栄養豊富だから幼虫の時代なら摂食しているのですが、蛹には口がありません。
 フラッシュを焚いたら緑がかって見えたので、緑色型なら茶色型と比較できると楽しみにしていました。
 
キアゲハ #1(蛹 2016/9/30 7:20)
キアゲハ #1
 白と黒のストライプになってしまい、二重にガックリしました。
 明るい場所での脱皮殻の別写真を載せておきますね。
 
 
フェンネル(セリ科ウイキョウ属 11:18)
フェンネル
 昨日フェンネルの残っていたのは8頭、本日は4頭、小鳥も鳴いているので、いなくなった4頭のうちどれだけが脱走できたのか分かりません。

 残っている4頭のうち1頭は頭部と腹端から茶色っぽくなっていて、全く動きません。フィールドでは気がつきませんでしたが、小さなハチらしいものがたかっています。
 
フェンネル(14:15)
フェンネル
 全体が茶色になっていて、★になったものと思われます。ハチらしいものは見当たりません。
 ただ、ハチらしいものが寄生バチであるなら、宿主を殺しては産みつけた幼虫が育たないのでどんなものでしょうか。
 
 
キアゲハ #4(蛹 15:47)
キアゲハ #4
キアゲハ #4
 ほかのものを観察していて、ふと眼をそらしたら見つかりました。
 右側の#3のブロックの裏側の枯草の軸で、白と黒のストライプの蛹になっていました。
 
キアゲハ #4
 寄生バチの1種、アシブトコバチの仲間?に見つかりました。こうなると卵を産みつけられ、残念ながら羽化することができません。
 
 
キアゲハ #5(幼虫 11:21)
キアゲハ #5
 #3のブロックの反対側の端を歩いていて、結局内側に落ちました。
 
キアゲハ #5(前蛹 11:28)
キアゲハ #5
 追いかけて一旦見失ったのですが、再度見つけたのは低いヤマハゼの幹?、その間1分でしたが、ヤマハゼはウルシを採る木でかぶれるから困るなぁとの思いが先に立ちました。
 写真をみるとすでに帯糸を張っていて、それでもまだ仕事が早いなぁと感心していました。記事タイトルも決まりましたが、藤本義一が出演した「福屋工務店、仕事が早い」のCMは関西では流行っても、多分全国区ではなかったのでしょうね。(^^ゞ
 
キアゲハ #5(前蛹 12:39)
キアゲハ #5
 頭部側から緑色が抜けてきて、やっとアレッと気づきました。
 
キアゲハ #5(蛹 14:15)
キアゲハ #5
 昼食を終えてゆっくり目に確認すると、案の定蛹になっていました。
 いくら仕事が早いといっても、これはスピード違反です。この近くで幼虫を見失ったので、入れ替わったのでしょうね。
 
キアゲハ #5(蛹 16:46)
キアゲハ #5
 やぶ蚊の襲来に音を上げて、これが#5の観察の本日最終分です。
 希望的観測も混じっていますが、緑色型になりそうです。(^^ゞ
 
 
キアゲハ #6(幼虫 14:27)
キアゲハ #6
 フェンネルから2mほど離れた枯れ枝などを寄せてある場所で、水平に近くなって固まっていました。草の葉上のものは、少し多めに思いますが幼虫の糞のようです。
 
キアゲハ #6(幼虫 15:06)
キアゲハ #6
 反対を向いて糸座を作り始めました。
 
キアゲハ #6(幼虫 16:23)
キアゲハ #6
 また元に戻り、帯糸を作りました。輪になっているのがよく分かりますね。
 
キアゲハ #6(幼虫 16:33-16:34)
キアゲハ #6
キアゲハ #6
キアゲハ #6
キアゲハ #6
 頭部を反らしたりして、帯糸にくぐらせることに成功しました。うまいものです。

 一連の観察の中で帯糸をくぐらせるシーンを撮影したいとの課題だけは何とかクリアできした。
 
 
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タグ:   草花  幼虫  前蛹   

緑と黒、白、白と黒、脱走、迷走、前蛹、蛹化

 
 朝方は21℃、ほぼ一日中降り詰めで最高気温は24℃、本日の最低気温は深夜になりそうです。



 以下は昨日のことが中心で、本日の様子を追加しました。

 今季まだキアゲハの産卵シーンを見かけていないのですが、庭のフェンネルにキアゲハの幼虫が鈴なりなのを数日前に気づきました。
 
フェンネル(セリ科ウイキョウ属 2016/9/28 11:16)
フェンネル
 そろそろ脱走の時期かと確認すると、終齢(5齢)幼虫が10頭ほど見つかり、中には十分大きくなっているものも数頭見かけました。
 写真には目印をつけませんので、興味のある方はお探しください。^O^
 
 
キアゲハ #1(幼虫 アゲハチョウ科アゲハチョウ亜科
左上から13:01・13:18・13:36・13:49 2016/9/28)
キアゲハ #1
 昼食を終えて玄関を出るとポーチを歩いていて、危うく踏みそうになりました。ここはフェンネルから20m近く離れていますが、歩き出すとかなり早いので、お昼前の確認後に脱走したものと思われます。
 玄関前に置いてあるプランターの台に上りました。プランターにも登ろうとしたのですが、滑り落ちました。
 今度は離れのモルタル壁を登り始め、玄関庇の軒下に回って右往左往していましたが、また落ちました。
 
キアゲハ #1(幼虫 2016/9/28 15:33)
キアゲハ #1
 落下の衝撃は感じさせずさらに歩き、花台の鉢で停止しました。身を縮めたり伸ばしたり、頭部を左右に曲げたりし、ここを蛹化場所に決めたようです。
 私が確認してからだけでもこの間4時間余り、大変な運動量です。
 
キアゲハ #1(幼虫 2016/9/28 15:50)
キアゲハ #1
 糸座を作るため逆さまになりました。
  糸座(いとざ):口から吐いた糸を固め、腹端を固定するための台座
 
キアゲハ #1(幼虫 2016/9/28 17:09)
キアゲハ #1
 頭部を上にして静止したまま動きません。
 玄関先は玄関灯に集まってくる虫を捕食するためヤモリが3頭ほど常駐していて、パクリの危険性が大きいので、鉢を屋内に入れました。
 
キアゲハ #1(幼虫 2016/9/28 19:56)
キアゲハ #1
 吐糸を2本?重ねて帯糸を作りましたが、まだ前蛹になっていません。
  帯糸(たいし):輪状でこれに体を通し、寄りかかってハンモック状態になる。
     背中部分では糸が体にくっつくので、一方が切れても落ちることはない。
  前蛹(ぜんよう):蛹になるまでに姿勢を安定させ、その後脱皮して蛹になる。
 
キアゲハ #1(前蛹 7:21)
キアゲハ #1
 これは今朝です。明るいうちは屋外に出てもらいました。
 やはり夜のうちに前蛹になったようです。一向に蛹化する気配がないので、これもやはり夜のことでしょうか。
 
 
 
キアゲハ #2(幼虫 2016/9/28 13:16)
キアゲハ #2
 以前の観察の際は、例外なく食草の株元まで下りてから脱走していたのですが、この個体は横着者のようで花茎の先から隣のヤマボウシに移り、枝込みで見失いました。
 後刻フェンネルの株元付近を歩いていたのが同一の個体と思われますが、それも見失いました。
 
 
 
キアゲハ #3(前蛹 2016/9/28 14:53)
キアゲハ #3
 庭の外れの土止めのブロックで前蛹になっていました。時間的には前夜か昨日の早朝に前蛹となったと思われます。
 
キアゲハ #3(前蛹 2016/9/28 15:16・16:09)
キアゲハ #3
キアゲハ #3
 緑色部分が頭部からだんだん白くなり始め、体全体が白と黒のシマシマになりました。
 脱皮して蛹になる準備で、これまで観察したことないキアゲハの蛹化が観察できると期待したのですが、雨が降り出しここで水入りです。
 
キアゲハ #3(蛹 2016/9/28 17:10)
キアゲハ #3
 雨の中で蛹化したようですが、これまでこんなに白っぽい蛹は見たことがなく、蛹化直後ではないかと思われます。
 
キアゲハ #3(蛹 10:30)
キアゲハ #3
キアゲハ #3
 本日午前中のやみ間に確認すると、白と黒のストライプになっていました。
 この色は、前蛹の段階で蛹化場所の色や質感などを感じとって、頭部からホルモンを出すことにより変化させるそうです。アゲハチョウ科の場合蛹の色は緑か茶ですので、この個体も茶色になるのかも知れません。


 キアゲハについては、2013年に3個体(その1その2その3)の脱走から羽化まで観察したことありますが、それでも気づかなかったことの発見がありますね。
 この蛹が今季羽化するのであれば、蛹化から羽化までに10日前後かかりますが、越冬態は蛹ですから羽化は来季になるかも知れません。
 
 
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ムラサキツバメ(越冬蝶(2015-No.12))

 
 朝方は22℃、少しの間晴れていましたがすぐ雲が多くなりました。
 雨の前兆か風はあっても生暖かく、最高気温は31℃でも蒸し暑い日中でした。予報どおり夕方雨が降り出すと、気温もグッと下がって過ごしやすくなりました。



 朝のうち一仕事してからパトロールに出てみました。
 
 
ミヤマカラスアゲハ(夏型 ♀ アゲハチョウ科アゲハチョウ亜科)
ミヤマカラスアゲハ夏型 ♀
ミヤマカラスアゲハ夏型 ♀
ミヤマカラスアゲハ夏型 ♀
 東の畑のヒャクニチソウで吸蜜中です。
 右の尾状突起は欠けていて左後翅にも破れが見えるなど傷みが目立ちますが、青い鱗粉は比較的によく残っています。
 夏型の♀では、後翅裏の橙斑の内側の白斑列は「明瞭~不明瞭(稀になし)」だそうですが、この個体は全くありませんので稀の部類でしょうか。

 毎日のように庭の上空を黒系のアゲハが翔んでいます。そんな季節になったようですね。
 
 
ムラサキツバメ(シジミチョウ科ミドリシジミ亜科)
ムラサキツバメ
ムラサキツバメ
 ジャノメ・ポイント付近で見かけました。ムラサキシジミ?ちょっと雰囲気が違うなと思っていると、尾状突起が目に入りました。
 口吻を伸ばして葉の表裏を舐めているようです。甘いのでしょうか。
 残念ながら、日陰のため開翅してくれませんでした。

 ムラサキツバメは昨季10/7が初見で、そんなに珍しいチョウでないハズなのに、我が家周辺ではまだまだ希少種です。


[越冬蝶出現(初撮)日一覧表]
 20152014201320122011
 月日 順 月日 順 月日 順 月日 順 月日 順
キタキチョウ 3/17 1 3/17 3 3/7 3 3/29 3 3/31 3
テングチョウ 3/17 1 3/12 1 2/28 1 4/24 7 5/14 7
ウラギンシジミ 3/21 3 3/28 6 8/26 6 6/14 9 6/17 8
キタテハ 3/22 4 3/17 3 3/6 2 3/3 1 2/27 1
アカタテハ 3/22 4 3/12 1 3/9 4 3/7 2 3/19 2
ムラサキシジミ 4/24 6 3/17 3 3/9 4 4/15 5 4/28 4
イシガケチョウ 4/27 7 5/5 8
ヒオドシチョウ 5/30 8 6/4 8 4/17 6
ルリタテハ 6/3 9 5/17 7 10/5 8 4/5 4 5/2 5
クロコノマチョウ 7/11 10 5/2 5
ヒメアカタテハ 8/14 11 6/13 9 8/27 7 9/6 10 9/5 9
ムラサキツバメ 8/16 12 10/7 10
※ 我が家周辺で見かけた成虫で越冬するチョウを、今季の初撮日順で整理して
 います。


 これまで我が家周辺で見かけたことのある越冬蝶全12種を、ここ5年間で初めてコンプできました。今季は、ジャノメ・ポイントを中心に、例年以上にしつこくパトロールした結果でしょうか。
 今後このリストが増えるチョウの心当たりがありませんので、今季の掲載は今回が最後になる見込みです。


 とにもかくにも、これで新生蝶48種越冬蝶12種計60種の大台到達です。我が家周辺でこれまで見かけた全66種のうち残りは6種となりました。
 シジミチョウ科でアオバセセリ、ホソバセセリ、ミヤマセセリの3種、タテハチョウ科でコムラサキ、ヤマキマダラヒカゲ、アサギマダラの3種で、今季見られる見込みのないものもありそうです。
 
 
ヒメジャノメ(♂ タテハチョウ科ジャノメチョウ亜科)
ヒメジャノメ ♂
 ジャノメ・ポイントはサトキマダラヒカゲとヒカゲチョウが最盛期で、それぞれ10個体近く見かけました。
 その中にヒメジャノメが2個体混じっていたので、写真を載せておきますね。
 
 
ルリタテハ(タテハチョウ科タテハチョウ亜科)
ルリタテハ
 ジャノメ・ポイント内の樹液酒場 #1のすぐ奥側の樹液酒場 #4で久しぶりに見かけました。
 今までほかのチョウを見かけたことのない箇所で、ここでは甲虫類も皆無でした。
 
 
クロアゲハ(4齢幼虫? アゲハチョウ科アゲハチョウ亜科)
クロアゲハ4齢幼虫
 鉢植えのシークヮーサで家内が見つけました。
 体長3cm余りで4齢と思われますが、この段階ではモンキアゲハの幼虫もよく似ています。5齢(終齢)になると相違点が明確になります。

 昨季、ウンシュウミカンがアゲハとクロアゲハの幼虫に丸坊主にされ、結局枯れたことに懲りた家内がこのシークヮーサに防鳥網をかけていたのですが、それでも産みつけられたようです。
 裾は開いているので逃亡は可能ですが、見つけたのが家内なので風前の灯です。1個体だけだからとの私の願いも、昨季の例から聞いてくれそうもありません。^^;
 
 
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タグ:   幼虫 

キタキチョウ交尾(夏型♂×秋型♀)

 
 朝から一日雨模様でしたが本降りにはならず、逆に寒々しく感じました。
 台風18号の影響か、風はやや強めでした。



 え~~~園芸のブログだったハズですから、我が家のヒガンバナ2題です。(^^ゞ
 
 
キルタンサス(ヒガンバナ科)
キルタンサス
 テッポウユリのように花の全部が咲き揃ってくれると迫力があるのですが、左の花は既に2花目が萎れています。右側は草姿の丈が小さめで、咲くのは数花のようです。
 白花のシュウメイギクが背景なら映えると思ったのですが、ガチャガチャし過ぎているでしょうか。
 
 
ハエマンサス・アルビフロス(マユハケオモト ヒガンバナ科)
マユハケオモト
 昨季初花を見た一番大きい個体が花茎を伸ばし始めています。
 花茎のすぐ下の葉は、春先の陽射しで葉焼けして哀れな姿になっています。開花を半分諦めていたので、数日前花茎が顔を出した際は大喜びしました。
 この個体から分球した2個体も、今季か来季には咲いてくれるのではないかと期待しています。



 で、余技のチョウ観察ですが・・・(^^ゞ
 やみ間を縫ってアサギパトに出かけましたが、通りがかりにキタキチョウが寝ているかとハギを探してみると、
 
 
キタキチョウ(シロチョウ科モンキチョウ亜科)
キタキチョウ交尾
 添い寝組とひざ小僧を抱えた計3頭を見かけました。ひざ小僧にはすぐ翔ばれましたが、添い寝は珍しいと回り込んでみると、
 
(交尾 左:夏型 ♂・右:秋型 ♀)
キタキチョウ交尾
 なんと、雨模様なのに交尾しています。しかも、夏型♂×秋型♀の交尾です。上の写真でも、つながっているように見えないこともないですが、気づきもしませんでした。
 キタキチョウの交尾を見たのは今季2回目ですが、初見の前回(9/2)は夏型同士の交尾でした。


 キタキチョウ(だけではないですが)の生態は分かっていないことが多いのですが、この時期の交尾もその一つだそうです。
 それは、夏型♂×秋型♀の交尾に限られていることです。

 何故そうなるのかの理由は、受け売りですが、
① 羽化する♀は日長の加減で全て秋型になる(光周反応)が、♂は光周反応に鈍いため夏型になるものが多いこと。
② 秋型♂はDNAの指令により、羽化してすぐ越冬態勢に入るものが多いこと。
によるそうです。

 更に、この交尾の結果はどうなるのかというと
① 速やかに産卵し、羽化した個体は即越冬態勢に入る。(可能性は0に近い。)
② ♀が精子を保存し、越冬明けに産卵。(交尾嚢が発達していない上、精子も越冬できない。)
 したがって、この交尾は無駄になるのだそうです。

 人間以外の生物は基本的に無駄なことをしないと思っていますので、この考え方には大いに疑問を持っていますが、私なりの意見(妄説?)形成には至っていません。
 
 
キタキチョウ(幼虫)
キタキチョウ幼虫
 ハギで蛹を探しましたが見つからず、幼虫を2頭見つけました。
 アゲハチョウ科の幼虫と違って見慣れていないので何齢か分かりませんが、体長は20mm余り、4齢幼虫ではないかと思っています。



 当地でも21:23に暴風警報が発令されました。大雨は注意報レベルで、現在(23:30)のところ雨はやんでいますが、何もなく通り過ぎて欲しいものです。
 各地でも大きな被害がないことを願うばかりです。
 
 
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タグ: 草花    交尾  幼虫  自然・季節 

そして誰もいなくなった のか?(1/2)

 
 朝方は13℃と今秋一番の冷え込みでしたが、そんなに寒いとは感じませんでした。
 陽射しは強く、最高気温は28℃どまりでしたが、陽の下で寝そべっている?と熱中症になりそうでした。



 さて、アゲハ・クロアゲハの幼虫の件です。
 9月16日の段階でアゲハ幼虫6頭、クロアゲハ幼虫2頭となっていたのですが、
 
 
クロアゲハ #2(終齢幼虫 アゲハチョウ科アゲハチョウ亜科 2014/9/18 19:03)
クロアゲハ幼虫
 #2が見えなくなっていたので、てっきりまたやられたと思いました。
 
クロアゲハ #2(2014/9/18 19:03)
クロアゲハ幼虫
 地面ばかり探していましたが、ふと見ると鉢の縁を歩いていました。

 葉の塊のようなものは、蛹化の準備行動として体内の未消化のものなどを排泄したものと思われます。
 とすると、排泄物の量が多い点が気になるものの、8/23~24のクロアゲハ幼虫の失踪も同様で、どこかで蛹化したのかも知れませんね。

 この時間帯に見たいTV番組があったので、20:00頃になって再確認すると#2は行方知れずとなっていて、翌朝も探しましたが見つかりませんでした。

 この日、アゲハが更に1頭脱皮し、終齢幼虫はアゲハ7頭、クロアゲハ1頭となりました。


 9月20日、家内から「ウンシュウミカンにもう葉がないので移してやったら」と言われました。どこへと聞くとフェンネルだそうでこれは笑い話ですが、それにしてもここまでよく辛抱してくれたものだと思いました。
 基本的に干渉しないことを原則としていますのでどうしようか思案していたところ、みさとさんからも同日にコメントをいただいたので移すことに決めました。

 9月20日夕方、裏の畑のキンカンにこの間も増えていたアゲハ幼虫8頭を移しました。
 素直に応じてくれたヒト、手袋にしがみつき移るのを拒否するヒト、臭角を逆立てて?怒るヒト、様々でした。臭角の名のとおり、手袋が臭くなって困りました。
 同じミカン科とはいえ、異なる果樹で大丈夫か心配しました。

 クロアゲハ幼虫 #3はその日か翌日にも出発しそうだったので残ってもらいました。
 
 
アゲハ(終齢幼虫 2014/9/21 07:37)
アゲハ幼虫
 翌朝キンカンの様子を見に行くと、葉を食べているようで一安心です。
 ただ、折に触れて様子を観察することはできても、畑では逃亡されると見つけることが困難となり、羽化観察はほぼ不可能となりました。


 一方、残ったクロアゲハ幼虫 #3は、
 
クロアゲハ #3(終齢幼虫 2014/9/21 19:34)
クロアゲハ幼虫
 鉢の縁をウロウロし、出発しかねているようです。
 
クロアゲハ #3(2014/9/21 21:21)
クロアゲハ幼虫
 影も形もなく、やはり排泄物が残されていました。
 翌朝も見つからず、これで幼虫観察はピリオドを打ったと思いましたが・・・
 
To be continued.
 
 
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タグ:   幼虫  果樹 

続続 お目覚め

 
 朝方は20℃と暖かかったのですが、最高気温は29℃どまりでした。
 夜になると、昨日とは異なりずい分ヒンヤリしてきました。
 
 
ヒガンバナ(ヒガンバナ科)
ヒガンバナ
 ところどころに群生している中で、各1花だけが咲いていました。例年とどうかと言っても、こちらは記録を残していません。
 
 
 
オオウラギンスジヒョウモン(♂ タテハチョウ科ドクチョウ亜科)
オオウラギンスジヒョウモン ♂
 ずい分寂しくなった庭のブッドレアで吸蜜中です。ほかのヒョウモンはみな東の畑のオミナエシでの吸蜜でしたが、この方だけ庭に出てきてくれました。
 夏眠明けのオオウラギンスジヒョウモンは、2013/9/30、2012/9/27(2011は秋に見かけていない。)がそれぞれお初で、例年よりかなり早めです。
 
 
左:キアゲハ(夏型 ♀ アゲハチョウ科アゲハチョウ亜科)
右:アゲハ(夏型 ♂ アゲハチョウ科アゲハチョウ亜科)
キアゲハ・アゲハ
 フェンネルに来ていたので産卵しようとしていると思ってたら、すぐアゲハが絡んできました。
 ヒャクニチソウに移っても、翅表を見せて求愛します。多分、キアゲハはそんなもの見せられてもなぁ、とでも思っていたのでしょう。
 
キアゲハ・アゲハ
キアゲハ・アゲハ
 いい加減に気がつけよと思っても、アゲハは一向に諦めません。
 10分以上(誤認)求愛飛翔を続け、双方とも藪に消えました。熱心さに負けて受け入れないかなぁと思わないでもありませんでした。(^^ゞ



 で、幼虫はというと、
 
クロアゲハ(終齢幼虫 左:#2・右:#3 アゲハチョウ科アゲハチョウ亜科)
クロアゲハ幼虫
 朝確認すると#1が消えていて、辺りを見回しても見つかりませんでした。行方も気にはなりますが、正直なところは肩の荷を一つ降ろしたような気持ちです。
 この2頭は#1の噂をしていたのだろうと思いますが、幼虫語は理解できませんでした。(^^ゞ

 アゲハが更に1頭脱皮し、終齢幼虫はアゲハ6頭、クロアゲハ2頭となりました。ウンシュウミカンの葉はほとんど残っていません。^^;
 
 
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タグ: 草花    幼虫 

続 お目覚め

 
 朝方は16℃、ほぼ一日曇り空だったので最高気温は27℃どまりでした。
 ここ数日とは違って、夜になってもそれほどヒンヤリという感じではありません。
 
 
フジバカマ(キク科ヒヨドリバナ属)?
フジバカマ?
 ちょっと前なら覚えちゃいるが、蕾の影さえ見えなかったのにもうこんなになっています。

 前記事のコメントで、それホントにフジバカマ?とのご疑問が呈されましたので、載せてみました。というのはウソで、ヒヨドリバナの対比でコメントをいただく前に撮影していました。^O^

 フジバカマには園芸種でサワフジバカマというそっくりさんがあり、この株はフジバカマとして家内が購入したものですが、販売されているのはほとんどがサワフジバカマだとのことです。
 識別点はサワフジバカマなら茎が赤いということで、この株では現段階で少し赤味を帯びている程度ですが、昨季10/21の開花中にアサギマダラが吸蜜してる際は茎に緑の部分が残っているもののかなり赤味が強くなっていました。

 我が家周辺でのアサギマダラ誘因植物はこれまでヒヨドリバナの一手引き受けでしたが、昨季この株でアサギマダラが吸蜜していたので、この株を増やすことによりバリエーションができることになります。
 そうなると、フジバカマの開花時期は8~9月、サワフジバカマは8~10月(関東平野部)ですから、当地のアサギマダラ南下時期は10月なのでこれがどちらかが問題になります。
 これまでフジバカマかサワフジバカマか気にかけたことがなかったのですが、フジバカマ群生地に行った際注意してみます。
 
 
 
ミドリヒョウモン(♂ タテハチョウ科ドクチョウ亜科)
ミドリヒョウモン ♂
ミドリヒョウモン ♂
 オミナエシで吸蜜中です。左後翅が大きく欠けています。
 夏眠明けのミドリヒョウモンは、2013/9/20、2012/9/25、2011/10/7がそれぞれお初で、まぁまぁ例年並みというところでしょうか。
 
 
メスグロヒョウモン(♂ タテハチョウ科ドクチョウ亜科)
メスグロヒョウモン ♂
 右後翅や左触角の欠け具合から昨日と同一個体のようです。開翅姿の追加ですが、右後翅はないも同然、ここまでひどいとは思いませんでした。



 で、幼虫はというと、
 
クロアゲハ(終齢幼虫 #1 アゲハチョウ科アゲハチョウ亜科 10:27)
クロアゲハ幼虫 #1
 鉢の内側を降り、鉢土を舐め調べてUターンしました。
 
(15:15)
クロアゲハ幼虫 #1
 ずっとこんな状態でしたからここで蛹化するのと心配しましたが、19時過ぎの段階では木に戻っていました。
 どないやねん!(^^ゞ

 アゲハ1頭が脱皮し、終齢幼虫はアゲハ5頭、クロアゲハ3頭となりました。
 撮影はできませんでしたが、こんなに込みあった中でもクロアゲハが産卵に来てたようです。^^;
 
 
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ヒョウモンお目覚め

 
 朝方は14℃、またまた最低気温を更新です。
 久しぶりの抜けるような青空で、最高気温は29℃に達しましたが、比較的さわやかでした。
 
 
ヒヨドリバナ(キク科ヒヨドリバナ属)
ヒヨドリバナ
 こんな空でした。
 ヒヨドリバナも早いものではここまで生長しており、来月のアサギマダラお迎えの態勢は整いつつあります。まだまだこれからというものもあり、フジバカマも蕾が見えてきた段階ですので、来訪時期が多少前後しても大丈夫そうです。
 
 
ウラギンヒョウモン(♀ タテハチョウ科ドクチョウ亜科)
ウラギンヒョウモン ♀
 時期ですねぇ。夏休みは明けたようです。
 夏眠明けのウラギンヒョウモンとの出会いは、2013/9/17、2012/9/25がそれぞれお初(2011は秋に見かけていない。)で、まぁ例年並みというところでしょうか。

 性標が見えないので♀のようですが、いろいろあったのでしょうね、右後翅に欠けがあります。
 
 
メスグロヒョウモン(♂ タテハチョウ科ドクチョウ亜科)
メスグロヒョウモン ♂
 こちらは右後翅が半分ほど欠けていて、左の触角も大部分がありません。翅表もひどくスレています。
 
メスグロヒョウモン ♂
メスグロヒョウモン ♂
 目の前を横切りそおっと反対側に回り込みましたが、逃げようともせず、時おり少し翅を開く程度でした。

 夏眠明けのメスグロヒョウモンとの出会いは、2013/9/17、2012/9/24、2011/9/29がそれぞれお初で、これもまぁ例年並みというところでしょうか。



 一方幼虫はというと、
 
アゲハ(終齢幼虫 #4 アゲハチョウ科アゲハチョウ亜科 11:18)
アゲハ終齢幼虫
 こんな可愛らしいのが脱皮していました。ウンシュウミカンが小さいので、込みあって餌が少なく成長が遅れたのか、これで大きくなれるのでしょうか。

 終齢幼虫はアゲハ4頭、クロアゲハ3頭となり、クロアゲハ#1はドテッとしたままほとんど動きません。
 
 
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あんなにたくさん(チョウ幼虫編)

 
 朝方の気温は昨日に続き16℃、今秋の最低気温を更新中です。


 アゲハ、クロアゲハの幼虫が気になりながらも、本日はお出かけの日でした。
 
 
クロアゲハ(終齢幼虫×3 アゲハチョウ科アゲハチョウ亜科 16:36)
20140913-ageha-you-01.jpg
 帰宅して確認すると、中央やや左上の一番大きい個体(#1)もまだ居残っていました。
 アゲハの終齢幼虫は2頭でした。

 この後、庭から戻った家内から開口一番「あんなにたくさんいたんやね」と言われました。さわらぬ神に祟りなしですから黙っていましたが、こっそり確認したところ駆除した様子はありませんでした。^^;
 
 
クロアゲハ(終齢幼虫 #3 2014/9/10 12:33)
20140910-ageha-you-02.jpg
 脱皮の後、殻はもう残っていません。
 この段階で、クロアゲハの終齢幼虫は3頭になりました。
 
クロアゲハ(終齢幼虫 #1 2014/9/11 9:48)
20140911-ageha-you-03.jpg
 この日は何度も旅立ちの様子を見せていましたが、ここでももう行けないと引き返していました。
 
クロアゲハ(終齢幼虫 #1 2014/9/11 16:24)
20140911-ageha-you-04.jpg
 同じパターンでしたが、あれに見ゆるは・・・
 
アゲハ(終齢幼虫 #1 アゲハチョウ科アゲハチョウ亜科 2014/9/11 16:25)
20140911-ageha-you-05.jpg
 落ちたのか降りたのかは不明ですが、慌てたように実を伝って戻っていきました。
 
アゲハ(終齢幼虫 #2 2014/9/11 17:04)
20140911-ageha-you-06.jpg
 脱皮を終えたところです。
 この段階で、アゲハの終齢幼虫は2頭になりました。
 
左上:アゲハ(終齢幼虫 #1)
クロアゲハ(終齢幼虫×3 2014/9/11 17:52)
20140911-ageha-you-07.jpg
 この段階が、アゲハ終齢幼虫 #1の最後の確認でした。
 翌12日にはずい分探しましたが、どうしても見つかりませんでした。無事に蛹化したのか、痕跡は残っていませんでしたが何かに襲われたのか、いずれとも分かりません。


 昨日のクロアゲハ終齢幼虫 #1は、一時葉を摂食していましたがほとんど動きを見せず、どうしたのか不思議です。
 アゲハ終齢幼虫は#3も脱皮したようですが、小さいのが2頭になっていたので分かったという有様です。(^^ゞ
 
 
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