村八分?

 
  本日2コマ目です。
 
 
キアゲハ(幼虫 アゲハチョウ科アゲハチョウ亜科 7:55)
キアゲハ幼虫
 昨日、信州産のキアゲハ4齢幼虫をフェンネル苗から庭の薹立ちしたパセリに移したのですが、撮影し忘れて本日撮影に行くと終齢(5齢)幼虫になっているように見えました。
 我が家産より小さいのは当然ですが、少し緑色が薄いような気がしました。
 
キアゲハ(幼虫 9:05)
キアゲハ幼虫
 後方の3齢幼虫が、信州産終齢幼虫をつついているように見えました。

 この時の思考過程を振り返ると、

① よそ者だからといって、そんなにいじめるなよ。だけど、昨日探したの
 に、3齢幼虫君どこにいたの?
② 乗り越えて上に行きたいのだろうけれど、それにしては小刻みに体を動
 かしていて、まるでつついているように見えるなぁ。
③ (時間が経過して)あれ、3齢幼虫君またいない。信州産が怒って突き
 落としたのかな?

という具合でした。

 写真を見て、後方のものは脱皮殻だと気づきました。
 とすると、7:55 の段階は脱皮前の外皮が緩んでいた状態で、3齢幼虫(=脱皮殻)が小刻みに動いていたのは脱ぎ終えようとする動き、脱皮殻は食べてしまったものと思い至りました。

 キアゲハの幼虫なんてこれまで数え切れないほど観察しているのに、一旦思い込むとそこから抜けられないものですね。(^^ゞ
 
 
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タグ:   幼虫  脱皮 

ホッと一息(越冬蝶 2017-No.8)

  
 
 朝方は23℃、曇り空の上涼しい風も吹いて最高気温は29℃どまり、7月1日から続いていた真夏日がやっと途切れました。
 夕方、一時パラパラと小雨になりました。



 暑さに参ってパトロールもサボり気味だったからか、朝のうちに庭に珍しく訪問者がありました。
 
ヒメアカタテハ(タテハチョウ科タテハチョウ亜科)
ヒメアカタテハ
 庭に広がっているバーベナがお好みのようです。
 初めは敏感で証拠写真にしかならないかと思っていましたが、だんだん慣れてきて、かなり長い時間滞在していました。
 
ヒメアカタテハ
ヒメアカタテハ
 吸蜜中は翅を忙しく開閉させますが、通路にとまってしっかりポーズをとってくれました。

 ヒメアカタテハの越冬態は成虫または幼虫とされていますが、当地での一番早い出現時期は6/13で、春には越冬明け個体を見かけたことがありません。一応越冬蝶に区分していますが、当地では成虫で越冬できないのではないかと思われます。


[越冬蝶出現(初撮)日一覧表]
 20172016201520142013
 月日 順 月日 順 月日 順 月日 順 月日 順
ムラサキシジミ 3/27 1 3/31 6 4/24 6 3/17 3 3/9 4
アカタテハ 3/29 2 3/21 4 3/22 4 3/12 1 3/9 4
キタキチョウ 3/30 3 3/5 2 3/17 1 3/17 3 3/7 3
キタテハ 4/4 4 3/5 2 3/22 4 3/17 3 3/6 2
ルリタテハ 4/5 5 7/3 8 6/3 9 5/17 7 10/5 9
テングチョウ 4/13 6 3/4 1 3/17 1 3/12 1 2/28 1
ウラギンシジミ 6/16 7 3/29 5 3/21 3 3/28 6 8/26 6
ヒメアカタテハ 7/14 8 10/14 9 8/14 11 6/13 9 8/27 7
ヒオドシチョウ   4/15 7 5/30 8 6/4 8  
ムラサキツバメ   10/19 10 8/16 12 10/7 10 
イシガケチョウ     4/27 7    
クロコノマチョウ     7/11 10    
※ 我が家周辺で過去5年間に見かけた成虫で越冬するチョウを、今季の初撮日順
 に整理しています。
  今季まだ見かけていない場合は、原則として昨季の初撮日順です。


 これに味を占めてパトロールに出たのですが、
 
ムラサキシジミ(♀ シジミチョウ科ミドリシジミ亜科)
ムラサキシジミ
 ムラシ・ポイントで見かけました。
 目ぼしいとは言えませんが、よく見かけていた一化個体もほとんど見かけなくなった時期ですから、おお久しぶりだねという具合です。



 この間見かけたチョウたちです。
 
 
ウラギンシジミ(♀ シジミチョウ科ウラギンシジミ亜科 2017/7/9)
ウラギンシジミ
 ムラサキ・ポイントで翔び出したと思ったら、また葉裏に潜り込みました。
 
ウラギンシジミ(♂ 2017/7/11)
ウラギンシジミ
 庭に姿を見せてくれました。
 あちこちに翔び移っても開翅してくれませんでしたが、かなり傷んでいて翅の欠けた部分から翅表のオレンジ色がのぞいています。
 
 
ジャノメチョウ(♂ タテハチョウ科ジャノメチョウ亜科 2017/7/8)
ジャノメチョウ
 ムラサキ・ポイント近くのアカメガシワの葉上で見かけました。
 ずい分傷んでいて、眼状紋はどこに状態です。
 
ジャノメチョウ(♀ 2017/7/8)
ジャノメチョウ
 ほぼ同じ時間帯に、ジャノメ・ポイントで見かけました。
 毛もフサフサの新鮮な個体ですが、ほぼ全開翅してくれても草込みで葉陰が映り込みました。
 
 
キマダラセセリ(セセリチョウ科セセリチョウ亜科 2017/7/7)
キマダラセセリ
 ジャノメ・ポイントで見かけました。
 
 
 
キアゲハ(4齢幼虫 アゲハチョウ科アゲハチョウ亜科)
キアゲハ幼虫
 「いつもiらしく」の信州のみさとさんから、5色のうち我が家に欠けているピンクのブッドレア苗を送っていただきました。その際、我が家のフェンネルが枯れたことを覚えておられて、フェンネルの苗が同梱されていました。
 みさとさん、ありがとうございました。

 ただ、みさとさんもお気づきではなかったようですが、そのフェンネルにキアゲハの幼虫が1頭くっついていました。
 輸送のトラックの荷台はかなり高温になると思うのですが、開封した際は3齢幼虫がフェンネルの葉をもりもり食べていて、いつのまにか4齢になりました。

 気が早いのですが、この個体が羽化するとDNAの異なる個体を人為的に放蝶したことになるのかななどと心配しながら見守っている状態です。(^^ゞ
 ただ、フェンネルは苗ですから、この幼虫の食欲に耐えるのか思案しています。
 
キアゲハ(終齢(5齢)幼虫)
キアゲハ幼虫
 そう思って、庭の薹立ちしたパセリを確認すると、いつ産卵したのかこちらにも幼虫がいました。
 
 
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タグ:   幼虫 

七分の一の温情(新生蝶 2017-No.33)

 
 昨日の激しい雷雨の余波か朝方は18℃と暖かめで、陽射しは強くムシムシしたのですが、風があり最高気温は28℃どまりでした。




 鉢植えのシークワーサーでは、例年アゲハの仲間の産卵を観察しているのですが、今季はアゲハの幼虫が育っていました。
 
アゲハ(4齢?幼虫 アゲハチョウ科アゲハチョウ亜科 2017/5/26)
アゲハ幼虫
 幼虫が7頭いたのですが、開花し始めたので家内がシークワーサーに防虫網をかけ、そのついでに除去したようです。

 体長約20mmの一番大きいのが残っていたので、見落としたのではなく残してくれたようです。ただ、見落とした可能性もあるので恐くて聞けません。
 逆に、小鳥などの天敵から守られていると思えば・・・^^;
 
アゲハ(5齢(終齢)?幼虫)
アゲハ幼虫
 昨日脱皮して緑色になり、本日はもう30mm程度と大きくなっていました。
 アゲハの幼虫には終齢が5齢と6齢の場合があるようで、この個体がいずれかは不明です。
 
アゲハ(産卵)
アゲハ産卵
 本日もシークワーサーに産卵に来たのですが、防虫網に遮られて果たせず、下隣りのウンシュウミカンで産卵していました。
 
 
ヒメジャノメ(♂ タテハチョウ科ジャノメチョウ亜科)
ヒメジャノメ
ヒメジャノメ
 夕方、ジャノメ・ポイントで見かけました。

 我が家周辺では、ヒメジャノメは見慣れたチョウですが、よく似たコジャノメは見たことがありません。生息範囲内だし、食草は一部共通しているし、コジャノメはそれほど珍しい種ではないので、その理由はよく分かりません。

 ヒメジャノメは、2016/8/26、2015/5/27、2014/8/31、2013/5/30、2012/6/6、2011/6/6がそれぞれ初撮で、5~6月の一化(第一世代)個体を撮影し損ねると、7~8月の二化になり、その点で変動幅の理由は明解です。(^^ゞ
 
 
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タグ:   幼虫  産卵 

落し物拾い物(新生蝶 2017-No.16)

 
 朝方は12℃、最高気温は夏日に届かない25℃でした。



 黒系アゲハやコチャバネセセリ、時期のダイミョウセセリなど昨日の雨の翌日だからと期待してパトロールしましたが、風が強くアゲハとヒメウラナミジャノメが多く翔んでいた以外は蝶影の薄い一日でした。
 ベニシジミなどのシジミチョウやシロチョウも数えるほどで、端境期を迎えているように思えました。
 
 
ダイミョウセセリ(♂ セセリチョウ科チャマダラセセリ亜科)
ダイミョウセセリ
 ジャノメ・ポイントの南側のワラビ畑?で見かけました。翅を閉じてテリ張りしていました。
 ダイミョウセセリは開翅したままとまるのが通例で、翅を閉じるのは♂だけとされています。ただ、逆は必ずしも真ならずで、翅を閉じなかったからといって♀とはなりません。

 とりあえずの証拠写真でしたが、ヒメウラナミジャノメにアタックされて見えなくなってしまいました。強そうに構えてるのに、ヒメウラナミジャノメなんぞに負けるなよといった感想でした。(^^ゞ
 同じ場所に戻ってくるだろうと粘ったのですが、なかなか戻ってこないため一回りして再確認すると、
 
ダイミョウセセリ
 15分後のことでした。
 
ダイミョウセセリ
 小飛して、開翅したままカラスノエンドウで吸蜜し始めました。
 傷みの全く見えない新鮮な個体で、羽化間もないものと思われます。

 ダイミョウセセリには、後翅表の白斑列が腹部も含めてクッキリと帯状につながっている関西型と、白斑が全くないか極めて薄い関東型に区分されていますが、当地ではそのどちらでもない中間型とも定義される個体を多く見ています。
 この個体は、毛に覆われているとはいうものの白斑列がかなり薄く、関東型に近い中間型と思われます。
 
(↑のトリミング)
ダイミョウセセリの後翅表拡大図
 clossiana さんのコメントに応じて、ダイミョウセセリの後翅表拡大図を追加しました。
 毛を分けると白斑が見えると思っていましたが、拡大図を見ると、白斑があってもせいぜい一対だけで関東型のようです。(2017/5/8追記)

 ダイミョウセセリは、2016/5/72015/5/102014/5/072013/5/122012/5/132011/5/10がそれぞれお初ですから、出現時期の変動幅が1週間以内におさまっているという珍しいケースです。


 ほかに、裏の畑の尾根付近の蝶道ルートを翔んでいる黒系アゲハを見かけましたが、撮影できませんでした。
 
 
アゲハ(一齢幼虫 アゲハチョウ科アゲハチョウ亜科)
アゲハ一齢幼虫
 鉢植えのシークァーサーに産みつけられた卵が孵化したようで、新葉が開きかけた同じ枝で2頭見かけました。
 体長は3mm前後でAFもなかなか合焦せず、私の腕と機材ではクッキリと撮影できませんでした。^^;
 
 
ルリタテハ(秋型 タテハチョウ科タテハチョウ亜科 2017/5/6)
ルリタテハ
 ムラサキ・ポイント付近のチャノキの列の間の地面に、白っぽい円マークのようなものが落ちていました。
 
ルリタテハ
 逃げられてもそれほど遠くへは翔ばず、また地面に降りました。秋型ですから越冬明け個体なのですが、鱗粉も割によく残っています。
 4/5のお初の際は情けない写真でしたから、やっとまとも撮影できたという気分です。
 
 
アカタテハ(タテハチョウ科タテハチョウ亜科)
アカタテハ
 これは本日、越冬明けヨレヨレ個体が、デッキ前の花壇でタイムの海をたゆたっているの図です。
 
 
ヤマトシジミ(♂ シジミチョウ科ヒメシジミ亜科 2017/5/6)
ヤマトシジミ
ヤマトシジミ
ヤマトシジミ
 気をつけていると、ヤマトシジミの羽化不全をよく見かけます。個体数が飛び抜けて多いからそう思えるだけでしょうか。
 
 
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タグ:   幼虫  蝶(越冬)  草花  羽化不全 

キアゲハ蛹化まとめ

 
 本日の最低気温は、珍しく未明でなく午前3時頃の17℃でした。日中は午前中に一時陽射しもありましたが総じて雨時々曇り、最高気温は26℃どまりでひんやりした一日でした。

 台風は午後9時最接近のようですが、これまでの累計雨量は1mmと極めて少なく、強風や雷の注意報は出ていますが、大雨の注意報は免れています。
 当地は既に強風圏に入っていますが風も弱く、このまま何事もなく通り過ぎてくれるのを願うばかりです。



 キアゲハの蛹化についてまとめてみました。
 
 
キアゲハ蛹化まとめ
蛹化まとめ
 と言っても、前蛹になった瞬間を撮影できたのが1個体だけで、蛹化は見逃しました。どうしても長期戦になりますので、是が非でも見たいとの決意で挑まなければ難しいですね。
 
 
キアゲハ #7(蛹 アゲハチョウ科アゲハチョウ亜科 2016/10/2 11:02)
キアゲハ #7
キアゲハ #7
キアゲハ #7
 南側の里道から上がってくる玄関先の通路の一段下のステップにとりついていました。

 キアゲハかどうかも確かではなく、いつからあったのか気がつきませんでしたが、一連のものと考えています。
 他の大部分の蛹と色合いが異なるのは、つかまっている場所がコンクリートで周囲が明るいからだろうと思われます。
 
 
 
キアゲハ #5(蛹 2016/10/2 7:36)
キアゲハ #5
 他の蛹より色合いが薄いのは、生きている木につかまっていて、周囲に緑の葉が多いからではないかと推測しています。
 
 
 
キアゲハ #6(蛹 2016/10/4 7:23)
キアゲハ #6
 10/2の夕方蛹化したのを確認しましたが、撮影が遅くなりました。
 
 
 
キアゲハ(幼虫-2 2016/10/2 7:39)
キアゲハ幼虫-2
 フェンネルで居残りしていた1個体ですが、ムシがついていないかと念のため撮影しました。注意していたハズなのに、PCに落とすと★になった幼虫と同じハチ?がついていました。
 この幼虫は翌日には姿が見えなくなり、蛹化できたのか不明です。
 
キアゲハ(幼虫-1 ★ 2016/10/4 7:18)
キアゲハ幼虫-1
 茶色になった幼虫が白無垢を着ています。
 これまでに見た★になった幼虫は緑黒のまま食い散らかされたものだけで、★になればこうなるのか、ハチ?の毒液でこうなったのか、また新たな疑問が生じました。
 
 
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タグ: 自然・季節    幼虫   

仕事が早い?

 
 朝方は雨模様の20℃、午前9時過ぎには上がり、陽も射す時間帯もありましたが、おおむね曇りの一日で、最高気温は26℃でした。
 
 
 
キアゲハ #1(蛹 アゲハチョウ科アゲハチョウ亜科 2016/9/29 21:03)
キアゲハ #1
 気をつけていたのに、蛹化を見逃しました。
 下のものは脱皮殻で、栄養豊富だから幼虫の時代なら摂食しているのですが、蛹には口がありません。
 フラッシュを焚いたら緑がかって見えたので、緑色型なら茶色型と比較できると楽しみにしていました。
 
キアゲハ #1(蛹 2016/9/30 7:20)
キアゲハ #1
 白と黒のストライプになってしまい、二重にガックリしました。
 明るい場所での脱皮殻の別写真を載せておきますね。
 
 
フェンネル(セリ科ウイキョウ属 11:18)
フェンネル
 昨日フェンネルの残っていたのは8頭、本日は4頭、小鳥も鳴いているので、いなくなった4頭のうちどれだけが脱走できたのか分かりません。

 残っている4頭のうち1頭は頭部と腹端から茶色っぽくなっていて、全く動きません。フィールドでは気がつきませんでしたが、小さなハチらしいものがたかっています。
 
フェンネル(14:15)
フェンネル
 全体が茶色になっていて、★になったものと思われます。ハチらしいものは見当たりません。
 ただ、ハチらしいものが寄生バチであるなら、宿主を殺しては産みつけた幼虫が育たないのでどんなものでしょうか。
 
 
キアゲハ #4(蛹 15:47)
キアゲハ #4
キアゲハ #4
 ほかのものを観察していて、ふと眼をそらしたら見つかりました。
 右側の#3のブロックの裏側の枯草の軸で、白と黒のストライプの蛹になっていました。
 
キアゲハ #4
 寄生バチの1種、アシブトコバチの仲間?に見つかりました。こうなると卵を産みつけられ、残念ながら羽化することができません。
 
 
キアゲハ #5(幼虫 11:21)
キアゲハ #5
 #3のブロックの反対側の端を歩いていて、結局内側に落ちました。
 
キアゲハ #5(前蛹 11:28)
キアゲハ #5
 追いかけて一旦見失ったのですが、再度見つけたのは低いヤマハゼの幹?、その間1分でしたが、ヤマハゼはウルシを採る木でかぶれるから困るなぁとの思いが先に立ちました。
 写真をみるとすでに帯糸を張っていて、それでもまだ仕事が早いなぁと感心していました。記事タイトルも決まりましたが、藤本義一が出演した「福屋工務店、仕事が早い」のCMは関西では流行っても、多分全国区ではなかったのでしょうね。(^^ゞ
 
キアゲハ #5(前蛹 12:39)
キアゲハ #5
 頭部側から緑色が抜けてきて、やっとアレッと気づきました。
 
キアゲハ #5(蛹 14:15)
キアゲハ #5
 昼食を終えてゆっくり目に確認すると、案の定蛹になっていました。
 いくら仕事が早いといっても、これはスピード違反です。この近くで幼虫を見失ったので、入れ替わったのでしょうね。
 
キアゲハ #5(蛹 16:46)
キアゲハ #5
 やぶ蚊の襲来に音を上げて、これが#5の観察の本日最終分です。
 希望的観測も混じっていますが、緑色型になりそうです。(^^ゞ
 
 
キアゲハ #6(幼虫 14:27)
キアゲハ #6
 フェンネルから2mほど離れた枯れ枝などを寄せてある場所で、水平に近くなって固まっていました。草の葉上のものは、少し多めに思いますが幼虫の糞のようです。
 
キアゲハ #6(幼虫 15:06)
キアゲハ #6
 反対を向いて糸座を作り始めました。
 
キアゲハ #6(幼虫 16:23)
キアゲハ #6
 また元に戻り、帯糸を作りました。輪になっているのがよく分かりますね。
 
キアゲハ #6(幼虫 16:33-16:34)
キアゲハ #6
キアゲハ #6
キアゲハ #6
キアゲハ #6
 頭部を反らしたりして、帯糸にくぐらせることに成功しました。うまいものです。

 一連の観察の中で帯糸をくぐらせるシーンを撮影したいとの課題だけは何とかクリアできした。
 
 
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タグ:   草花  幼虫  前蛹   

緑と黒、白、白と黒、脱走、迷走、前蛹、蛹化

 
 朝方は21℃、ほぼ一日中降り詰めで最高気温は24℃、本日の最低気温は深夜になりそうです。



 以下は昨日のことが中心で、本日の様子を追加しました。

 今季まだキアゲハの産卵シーンを見かけていないのですが、庭のフェンネルにキアゲハの幼虫が鈴なりなのを数日前に気づきました。
 
フェンネル(セリ科ウイキョウ属 2016/9/28 11:16)
フェンネル
 そろそろ脱走の時期かと確認すると、終齢(5齢)幼虫が10頭ほど見つかり、中には十分大きくなっているものも数頭見かけました。
 写真には目印をつけませんので、興味のある方はお探しください。^O^
 
 
キアゲハ #1(幼虫 アゲハチョウ科アゲハチョウ亜科
左上から13:01・13:18・13:36・13:49 2016/9/28)
キアゲハ #1
 昼食を終えて玄関を出るとポーチを歩いていて、危うく踏みそうになりました。ここはフェンネルから20m近く離れていますが、歩き出すとかなり早いので、お昼前の確認後に脱走したものと思われます。
 玄関前に置いてあるプランターの台に上りました。プランターにも登ろうとしたのですが、滑り落ちました。
 今度は離れのモルタル壁を登り始め、玄関庇の軒下に回って右往左往していましたが、また落ちました。
 
キアゲハ #1(幼虫 2016/9/28 15:33)
キアゲハ #1
 落下の衝撃は感じさせずさらに歩き、花台の鉢で停止しました。身を縮めたり伸ばしたり、頭部を左右に曲げたりし、ここを蛹化場所に決めたようです。
 私が確認してからだけでもこの間4時間余り、大変な運動量です。
 
キアゲハ #1(幼虫 2016/9/28 15:50)
キアゲハ #1
 糸座を作るため逆さまになりました。
  糸座(いとざ):口から吐いた糸を固め、腹端を固定するための台座
 
キアゲハ #1(幼虫 2016/9/28 17:09)
キアゲハ #1
 頭部を上にして静止したまま動きません。
 玄関先は玄関灯に集まってくる虫を捕食するためヤモリが3頭ほど常駐していて、パクリの危険性が大きいので、鉢を屋内に入れました。
 
キアゲハ #1(幼虫 2016/9/28 19:56)
キアゲハ #1
 吐糸を2本?重ねて帯糸を作りましたが、まだ前蛹になっていません。
  帯糸(たいし):輪状でこれに体を通し、寄りかかってハンモック状態になる。
     背中部分では糸が体にくっつくので、一方が切れても落ちることはない。
  前蛹(ぜんよう):蛹になるまでに姿勢を安定させ、その後脱皮して蛹になる。
 
キアゲハ #1(前蛹 7:21)
キアゲハ #1
 これは今朝です。明るいうちは屋外に出てもらいました。
 やはり夜のうちに前蛹になったようです。一向に蛹化する気配がないので、これもやはり夜のことでしょうか。
 
 
 
キアゲハ #2(幼虫 2016/9/28 13:16)
キアゲハ #2
 以前の観察の際は、例外なく食草の株元まで下りてから脱走していたのですが、この個体は横着者のようで花茎の先から隣のヤマボウシに移り、枝込みで見失いました。
 後刻フェンネルの株元付近を歩いていたのが同一の個体と思われますが、それも見失いました。
 
 
 
キアゲハ #3(前蛹 2016/9/28 14:53)
キアゲハ #3
 庭の外れの土止めのブロックで前蛹になっていました。時間的には前夜か昨日の早朝に前蛹となったと思われます。
 
キアゲハ #3(前蛹 2016/9/28 15:16・16:09)
キアゲハ #3
キアゲハ #3
 緑色部分が頭部からだんだん白くなり始め、体全体が白と黒のシマシマになりました。
 脱皮して蛹になる準備で、これまで観察したことないキアゲハの蛹化が観察できると期待したのですが、雨が降り出しここで水入りです。
 
キアゲハ #3(蛹 2016/9/28 17:10)
キアゲハ #3
 雨の中で蛹化したようですが、これまでこんなに白っぽい蛹は見たことがなく、蛹化直後ではないかと思われます。
 
キアゲハ #3(蛹 10:30)
キアゲハ #3
キアゲハ #3
 本日午前中のやみ間に確認すると、白と黒のストライプになっていました。
 この色は、前蛹の段階で蛹化場所の色や質感などを感じとって、頭部からホルモンを出すことにより変化させるそうです。アゲハチョウ科の場合蛹の色は緑か茶ですので、この個体も茶色になるのかも知れません。


 キアゲハについては、2013年に3個体(その1その2その3)の脱走から羽化まで観察したことありますが、それでも気づかなかったことの発見がありますね。
 この蛹が今季羽化するのであれば、蛹化から羽化までに10日前後かかりますが、越冬態は蛹ですから羽化は来季になるかも知れません。
 
 
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タグ: 草花    幼虫  前蛹   

ムラサキツバメ(越冬蝶(2015-No.12))

 
 朝方は22℃、少しの間晴れていましたがすぐ雲が多くなりました。
 雨の前兆か風はあっても生暖かく、最高気温は31℃でも蒸し暑い日中でした。予報どおり夕方雨が降り出すと、気温もグッと下がって過ごしやすくなりました。



 朝のうち一仕事してからパトロールに出てみました。
 
 
ミヤマカラスアゲハ(夏型 ♀ アゲハチョウ科アゲハチョウ亜科)
ミヤマカラスアゲハ夏型 ♀
ミヤマカラスアゲハ夏型 ♀
ミヤマカラスアゲハ夏型 ♀
 東の畑のヒャクニチソウで吸蜜中です。
 右の尾状突起は欠けていて左後翅にも破れが見えるなど傷みが目立ちますが、青い鱗粉は比較的によく残っています。
 夏型の♀では、後翅裏の橙斑の内側の白斑列は「明瞭~不明瞭(稀になし)」だそうですが、この個体は全くありませんので稀の部類でしょうか。

 毎日のように庭の上空を黒系のアゲハが翔んでいます。そんな季節になったようですね。
 
 
ムラサキツバメ(シジミチョウ科ミドリシジミ亜科)
ムラサキツバメ
ムラサキツバメ
 ジャノメ・ポイント付近で見かけました。ムラサキシジミ?ちょっと雰囲気が違うなと思っていると、尾状突起が目に入りました。
 口吻を伸ばして葉の表裏を舐めているようです。甘いのでしょうか。
 残念ながら、日陰のため開翅してくれませんでした。

 ムラサキツバメは昨季10/7が初見で、そんなに珍しいチョウでないハズなのに、我が家周辺ではまだまだ希少種です。


[越冬蝶出現(初撮)日一覧表]
 20152014201320122011
 月日 順 月日 順 月日 順 月日 順 月日 順
キタキチョウ 3/17 1 3/17 3 3/7 3 3/29 3 3/31 3
テングチョウ 3/17 1 3/12 1 2/28 1 4/24 7 5/14 7
ウラギンシジミ 3/21 3 3/28 6 8/26 6 6/14 9 6/17 8
キタテハ 3/22 4 3/17 3 3/6 2 3/3 1 2/27 1
アカタテハ 3/22 4 3/12 1 3/9 4 3/7 2 3/19 2
ムラサキシジミ 4/24 6 3/17 3 3/9 4 4/15 5 4/28 4
イシガケチョウ 4/27 7 5/5 8
ヒオドシチョウ 5/30 8 6/4 8 4/17 6
ルリタテハ 6/3 9 5/17 7 10/5 8 4/5 4 5/2 5
クロコノマチョウ 7/11 10 5/2 5
ヒメアカタテハ 8/14 11 6/13 9 8/27 7 9/6 10 9/5 9
ムラサキツバメ 8/16 12 10/7 10
※ 我が家周辺で見かけた成虫で越冬するチョウを、今季の初撮日順で整理して
 います。


 これまで我が家周辺で見かけたことのある越冬蝶全12種を、ここ5年間で初めてコンプできました。今季は、ジャノメ・ポイントを中心に、例年以上にしつこくパトロールした結果でしょうか。
 今後このリストが増えるチョウの心当たりがありませんので、今季の掲載は今回が最後になる見込みです。


 とにもかくにも、これで新生蝶48種越冬蝶12種計60種の大台到達です。我が家周辺でこれまで見かけた全66種のうち残りは6種となりました。
 シジミチョウ科でアオバセセリ、ホソバセセリ、ミヤマセセリの3種、タテハチョウ科でコムラサキ、ヤマキマダラヒカゲ、アサギマダラの3種で、今季見られる見込みのないものもありそうです。
 
 
ヒメジャノメ(♂ タテハチョウ科ジャノメチョウ亜科)
ヒメジャノメ ♂
 ジャノメ・ポイントはサトキマダラヒカゲとヒカゲチョウが最盛期で、それぞれ10個体近く見かけました。
 その中にヒメジャノメが2個体混じっていたので、写真を載せておきますね。
 
 
ルリタテハ(タテハチョウ科タテハチョウ亜科)
ルリタテハ
 ジャノメ・ポイント内の樹液酒場 #1のすぐ奥側の樹液酒場 #4で久しぶりに見かけました。
 今までほかのチョウを見かけたことのない箇所で、ここでは甲虫類も皆無でした。
 
 
クロアゲハ(4齢幼虫? アゲハチョウ科アゲハチョウ亜科)
クロアゲハ4齢幼虫
 鉢植えのシークヮーサで家内が見つけました。
 体長3cm余りで4齢と思われますが、この段階ではモンキアゲハの幼虫もよく似ています。5齢(終齢)になると相違点が明確になります。

 昨季、ウンシュウミカンがアゲハとクロアゲハの幼虫に丸坊主にされ、結局枯れたことに懲りた家内がこのシークヮーサに防鳥網をかけていたのですが、それでも産みつけられたようです。
 裾は開いているので逃亡は可能ですが、見つけたのが家内なので風前の灯です。1個体だけだからとの私の願いも、昨季の例から聞いてくれそうもありません。^^;
 
 
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キタキチョウ交尾(夏型♂×秋型♀)

 
 朝から一日雨模様でしたが本降りにはならず、逆に寒々しく感じました。
 台風18号の影響か、風はやや強めでした。



 え~~~園芸のブログだったハズですから、我が家のヒガンバナ2題です。(^^ゞ
 
 
キルタンサス(ヒガンバナ科)
キルタンサス
 テッポウユリのように花の全部が咲き揃ってくれると迫力があるのですが、左の花は既に2花目が萎れています。右側は草姿の丈が小さめで、咲くのは数花のようです。
 白花のシュウメイギクが背景なら映えると思ったのですが、ガチャガチャし過ぎているでしょうか。
 
 
ハエマンサス・アルビフロス(マユハケオモト ヒガンバナ科)
マユハケオモト
 昨季初花を見た一番大きい個体が花茎を伸ばし始めています。
 花茎のすぐ下の葉は、春先の陽射しで葉焼けして哀れな姿になっています。開花を半分諦めていたので、数日前花茎が顔を出した際は大喜びしました。
 この個体から分球した2個体も、今季か来季には咲いてくれるのではないかと期待しています。



 で、余技のチョウ観察ですが・・・(^^ゞ
 やみ間を縫ってアサギパトに出かけましたが、通りがかりにキタキチョウが寝ているかとハギを探してみると、
 
 
キタキチョウ(シロチョウ科モンキチョウ亜科)
キタキチョウ交尾
 添い寝組とひざ小僧を抱えた計3頭を見かけました。ひざ小僧にはすぐ翔ばれましたが、添い寝は珍しいと回り込んでみると、
 
(交尾 左:夏型 ♂・右:秋型 ♀)
キタキチョウ交尾
 なんと、雨模様なのに交尾しています。しかも、夏型♂×秋型♀の交尾です。上の写真でも、つながっているように見えないこともないですが、気づきもしませんでした。
 キタキチョウの交尾を見たのは今季2回目ですが、初見の前回(9/2)は夏型同士の交尾でした。


 キタキチョウ(だけではないですが)の生態は分かっていないことが多いのですが、この時期の交尾もその一つだそうです。
 それは、夏型♂×秋型♀の交尾に限られていることです。

 何故そうなるのかの理由は、受け売りですが、
① 羽化する♀は日長の加減で全て秋型になる(光周反応)が、♂は光周反応に鈍いため夏型になるものが多いこと。
② 秋型♂はDNAの指令により、羽化してすぐ越冬態勢に入るものが多いこと。
によるそうです。

 更に、この交尾の結果はどうなるのかというと
① 速やかに産卵し、羽化した個体は即越冬態勢に入る。(可能性は0に近い。)
② ♀が精子を保存し、越冬明けに産卵。(交尾嚢が発達していない上、精子も越冬できない。)
 したがって、この交尾は無駄になるのだそうです。

 人間以外の生物は基本的に無駄なことをしないと思っていますので、この考え方には大いに疑問を持っていますが、私なりの意見(妄説?)形成には至っていません。
 
 
キタキチョウ(幼虫)
キタキチョウ幼虫
 ハギで蛹を探しましたが見つからず、幼虫を2頭見つけました。
 アゲハチョウ科の幼虫と違って見慣れていないので何齢か分かりませんが、体長は20mm余り、4齢幼虫ではないかと思っています。



 当地でも21:23に暴風警報が発令されました。大雨は注意報レベルで、現在(23:30)のところ雨はやんでいますが、何もなく通り過ぎて欲しいものです。
 各地でも大きな被害がないことを願うばかりです。
 
 
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タグ: 草花    交尾  幼虫  自然・季節 

そして誰もいなくなった のか?(1/2)

 
 朝方は13℃と今秋一番の冷え込みでしたが、そんなに寒いとは感じませんでした。
 陽射しは強く、最高気温は28℃どまりでしたが、陽の下で寝そべっている?と熱中症になりそうでした。



 さて、アゲハ・クロアゲハの幼虫の件です。
 9月16日の段階でアゲハ幼虫6頭、クロアゲハ幼虫2頭となっていたのですが、
 
 
クロアゲハ #2(終齢幼虫 アゲハチョウ科アゲハチョウ亜科 2014/9/18 19:03)
クロアゲハ幼虫
 #2が見えなくなっていたので、てっきりまたやられたと思いました。
 
クロアゲハ #2(2014/9/18 19:03)
クロアゲハ幼虫
 地面ばかり探していましたが、ふと見ると鉢の縁を歩いていました。

 葉の塊のようなものは、蛹化の準備行動として体内の未消化のものなどを排泄したものと思われます。
 とすると、排泄物の量が多い点が気になるものの、8/23~24のクロアゲハ幼虫の失踪も同様で、どこかで蛹化したのかも知れませんね。

 この時間帯に見たいTV番組があったので、20:00頃になって再確認すると#2は行方知れずとなっていて、翌朝も探しましたが見つかりませんでした。

 この日、アゲハが更に1頭脱皮し、終齢幼虫はアゲハ7頭、クロアゲハ1頭となりました。


 9月20日、家内から「ウンシュウミカンにもう葉がないので移してやったら」と言われました。どこへと聞くとフェンネルだそうでこれは笑い話ですが、それにしてもここまでよく辛抱してくれたものだと思いました。
 基本的に干渉しないことを原則としていますのでどうしようか思案していたところ、みさとさんからも同日にコメントをいただいたので移すことに決めました。

 9月20日夕方、裏の畑のキンカンにこの間も増えていたアゲハ幼虫8頭を移しました。
 素直に応じてくれたヒト、手袋にしがみつき移るのを拒否するヒト、臭角を逆立てて?怒るヒト、様々でした。臭角の名のとおり、手袋が臭くなって困りました。
 同じミカン科とはいえ、異なる果樹で大丈夫か心配しました。

 クロアゲハ幼虫 #3はその日か翌日にも出発しそうだったので残ってもらいました。
 
 
アゲハ(終齢幼虫 2014/9/21 07:37)
アゲハ幼虫
 翌朝キンカンの様子を見に行くと、葉を食べているようで一安心です。
 ただ、折に触れて様子を観察することはできても、畑では逃亡されると見つけることが困難となり、羽化観察はほぼ不可能となりました。


 一方、残ったクロアゲハ幼虫 #3は、
 
クロアゲハ #3(終齢幼虫 2014/9/21 19:34)
クロアゲハ幼虫
 鉢の縁をウロウロし、出発しかねているようです。
 
クロアゲハ #3(2014/9/21 21:21)
クロアゲハ幼虫
 影も形もなく、やはり排泄物が残されていました。
 翌朝も見つからず、これで幼虫観察はピリオドを打ったと思いましたが・・・
 
To be continued.
 
 
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