違いが分かる

 
 朝方は20℃、一時陽の射したこともありましたがほぼ一日中曇り空で、最高気温は27℃でした。




 昨日の今日ですから、朝パトに出て、当然一番にムラシ・ポイント付近でゴイシシジミを探しましたが見つかりません。
 
ヤマトシジミ(♀ シジミチョウ科ヒメシジミ亜科)
ヤマトシジミ
 ムラシ・ポイント付近でコウゾリナ?、ヤクシソウ?、ノゲシ?にとまっていました。
 斑紋がクッキリしていて、前後翅外縁の黒線枠も見えなかったので、何だろうと撮影しましたが、写真を確認すると緑毛部分がスレた、何の変哲もないヤマトシジミでした。(^^ゞ

 ただ、腹端に丸いものがくっついていて卵のように見えますが、ヤマトシジミの卵は白っぽくて網目があり、球状でなく幾分扁平で中央部が窪んでいます。
 腹端から出る段階はこんな色と形状かも知れませんが、卵だとすると産卵しようとして食草のカタバミにくっつかず、腹端に残ったものかも知れません。
 いずれにしても怪我の功名でしょうか。(^^ゞ
 
 
キタキチョウ(夏型 ♂ シロチョウ科モンキチョウ亜科)
キタキチョウ
 ムラシ・ポイント付近で翔んでいたので、もう夏秋中間型や秋型が出現しているかとパシャパシャやってみました。
 キタキチョウの季節は、まだ夏のようです。
 
 
ダイミョウセセリ(♂ セセリチョウ科チャマダラセセリ亜科)
ダイミョウセセリ
 ジャノメ・ポイント付近のワラビ畑で見かけました。
 もう1個体見かけましたが、こちらは後翅の白斑が比較的明瞭だった個体です。
 
 
ヒメアカタテハ(タテハチョウ科タテハチョウ亜科)
ヒメアカタテハ
 進入路沿いのキバナコスモス畑?で見かけました。
 
アカタテハ(タテハチョウ科タテハチョウ亜科 2017/9/10)
アカタテハ
 これは昨日、庭のブッドレアで吸蜜中です。
 比較用です。近縁ではあるでしょうけれど、後翅の翅表が全然違いますよね。



 お蔵入りしそうなものを少し載せておきます。
 
 
クロアゲハ(♂ アゲハチョウ科アゲハチョウ亜科 2017/9/10)
クロアゲハ
 庭のブッドレアから翔び立つ瞬間です。
 吸蜜の際翅を開閉しますが、ここまで平開してくれません。
 
クロアゲハ
 同一個体です。
 目一杯近づいてみました。クロアゲハは見慣れているので、それほど緊張せず翔ばれてもいいやのスタンスですが、逆に相手方も危険を感じないのかもしれません。(逃げられたとしても、苦情は受け付けません。)
 
 
モンキアゲハ(♂ アゲハチョウ科アゲハチョウ亜科 2017/9/7)
モンキアゲハ
 花壇のニチニチソウの上を翔んでいます。
 折角の飛翔写真ですが、ここまで傷んでいると・・・^^;



 「違いが分かる男」はネスカフェ・ゴールドブレンドのキャッチ・コピーですが、当然のように芦田伸介が浮かびました。
 「あれはクリープを入れないコーヒーなんて」だったのですね。記憶の方は違いが分かっていません。(^^ゞ
 
 
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クロアゲハ誤産卵の環境

 
 クロアゲハの誤産卵について、執念深くその3です。
 昨日は雨だったので、クロアゲハ(アゲハチョウ科アゲハチョウ亜科)が誤産卵した環境を載せそびれました。
 
産卵場所全景
ウンシュウミカン
 気持ち右寄り中央がウンシュウミカンの成木で、この木辺りから下へカラムシが広がっている敷地が下隣りの元畑、右から写真奥に広がっているのが西隣の敷地、石垣上に見えるのが我が家です。(^^ゞ

 #1:  クロアゲハが1回目に葉裏に誤産卵をしたカラムシの葉
 #2:  クロアゲハが2回目に葉表に誤産卵をしたカラムシの葉
 #3#4: 本日、卵を2個見つけたウンシュウミカンの部分
 
ウンシュウミカン
ウンシュウミカン
 ↑の青で囲んだウンシュウミカンの部分の詳細図。
 
クロアゲハの卵 #1
クロアゲハ卵
 クロアゲハが1回目に誤産卵をしたカラムシの葉裏の卵で、部分的に黒っぽくなっています。
 
クロアゲハの卵 #2
クロアゲハ卵
 クロアゲハが2回目に誤産卵をしたカラムシの葉表の卵で、ほとんど変化がありません。
 #1と#2が同時に孵化するかどうか分かりませんが、進行度合いが異なる(ように見える)のは日照の関係でしょうか。
 
アゲハチョウ科の卵 #3
卵
 木星のような模様になっています。
 
アゲハチョウ科の卵 #4
卵
 余り変化は見えませんが、ひしゃげたようになっていて、とても真球とは言えませんね。

 本日ウンシュウミカンの葉表で見つけた#3、#4はアゲハチョウ科の卵であることは確実ですが、これがクロアゲハものかどうかは識別できません。
 ただ、状況から判断してクロアゲハのものと考えてよさそうです。


 周辺のカラムシについて、葉表だけを一とおり探しましたが卵は見つけられませんでした。
 クロアゲハはカラムシをカラムシとして認識して産卵したものであれば、周辺のカラムシでも卵が見つかるハズですが、産卵したカラムシは食草のウンシュウミカンのすぐ近くのものだけであり、当たり前のことではありますが、クロアゲハはカラムシを食草のミカン科と誤認識して産卵したものと推測されます。
 
 
草刈り(この写真だけは大きくなりません。(^^ゞ)
草刈り
 石垣下のカラムシ畑が半分ほどになりました。(^^ゞ
 
 
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クロアゲハの誤産卵

 
 朝方は薄曇りの16℃、9月に入ってずっと20℃割れ、それで当たり前になってきたような気がします。
 陽射しはそれほど強くなく、最高気温は27℃でした。
 午後2時過ぎからは薄暗くなり始め、午後4時前から雨になりました。



 パトロールに出そびれたのですが、午前10時頃、庭でクロアゲハにしては大きいなと思える黒系アゲハが翔んでいました。
 若しかするとレビューの日に見なかったナガサキか、まだ見たことのないオナガかもと、空振り承知で追いかけてみました。(^^ゞ
 
クロアゲハ(♀ アゲハチョウ科アゲハチョウ亜科)
クロアゲハ
 夏場だから大きかったのかやはり空振りでクロアゲハしたが、下隣りのウンシュウミカンの周囲を翔び始めたので、産卵するのかもしれないと気を取り直して待ち構えました。
 
(産卵 10:17)
クロアゲハ誤産卵
 葉裏に産卵し始めました。
 ん?とは感じたのですが、頭からウンシュウミカン、ウンシュウミカンと思い込んでいますから、疑問は右から左でした。(^^ゞ
 
クロアゲハの卵
クロアゲハの卵
 後刻写真を確認して産卵したのはカラムシ(マオ)と気づいたので、その辺りの葉の裏側をのぞいて卵を見つけました。
 
(産卵 10:18)
クロアゲハ誤産卵
クロアゲハ誤産卵
 次の産卵シーンを確認すると、やはりカラムシの今度は葉上に産卵していて、連続写真では卵が見えています。
 
クロアゲハの卵
クロアゲハの卵
 クロアゲハの卵は真球で黄色味がかっているので、食草のミカン類ではそれほど目立たなくても濃い緑色のカラムシでは簡単に見つけられます。


 アゲハチョウ科の♀は、前脚の先端部分(ふ節)にある感覚子で化学物質を感知します。
 産卵の前に植物の葉の表面を前脚で叩く(ドラミング)ことにより産卵刺激物質を感じ取って食草と認識し産卵するそうです。
(注:JT生命誌研究館の研究成果を自分流に翻訳しました。)

 このクロアゲハはウンシュウミカンの枝込みでも産卵していましたから、そうだとすると、ウンシュウミカンの産卵刺激物質が脚に付着したままカラムシの葉をドラミングしたため、食草と誤認して産卵したのではないかと思われます。(これは私見です。)


 なお、食草でない植物に卵が産みつけられた場合、孵化できても摂食するものがないので幼虫は死滅してしまいます。
 ウンシュウミカンに移動できれば生き延びることもできそうですが、カラムシが目立ってきたので近いうちに刈り払われる可能性大です。
 
 
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タグ: アゲハチョウ科  産卵    野草 

クロアゲハ産卵(新生蝶 2017-No.26-27)

 
 朝方は15℃、少し風があって最高気温は29℃でした。
 昨日は30℃-、当地は今季まだ真夏日になっていません。



 とは言うものの、日中はチョウもほとんど翔んでおらず、日陰で涼んでいるようですから、早朝に出てみました。
 いたのはカシ類の葉上で寝ていたスズメバチくらいで、うっかりポイントも歩けません。
 
 
クロヒカゲ(♂ タテハチョウ科ジャノメチョウ亜科)
クロヒカゲ
 恐る恐るジャノメ・ポイント内の樹液酒場(No.1)をのぞくと、すぐに翔ばれたサトキマダラヒカゲ1頭と、別にチョウ1頭を見かけました。
 薄暗いところですから目視では斑紋がよく見えず、フィールドでは我が家周辺で先行して出現するヒカゲチョウだと思い込んでいました。
 PCに落としてクロヒカゲと分かりました。青紫色のラインが鮮やかで、傷みも見えない個体でした。

 クロヒカゲは、2016/6/15、2015/6/7、2014/8/12、2013/6/24、2012/6/10、2011/9/25がそれぞれお初で、これまでで初めて5月中に見かけることになりました。
 まぁこれで世間並みで、我が家周辺では一化(第一世代)の個体数が少ないため時代遅れになっていたものが、今季はたまたま早く見られたのではないかと思っています。
 
樹液酒場No.1
樹液酒場
 午後になるとオオスズメバチが居座って樹皮を齧っていて、サトキマダラヒカゲは遠慮がちのようでした。
 
樹液酒場No.4
樹液酒場
 大クヌギの樹液酒場も本日オープンしたようで、ここではスズメバチの姿が見えず、サトキマダラヒカゲが腰をすえて樹液を吸汁中でした。
 潜っているのは、ヒメオビオオキノコのようです。
 
 
ヒメキマダラセセリ(♂ セセリチョウ科セセリチョウ亜科)
ヒメキマダラセセリ
ヒメキマダラセセリ
 ジャノメ・ポイントで見かけました。

 フィールドでは、てっきり我が家周辺でポピュラーなキマダラセセリかと思い、早いなぁと翅表がこんなにオレンジ色の範囲が広かったかなという印象でした。
 翅裏の斑紋が異なっているのでキマダラセセリとは違うと思いましたが、似たようなものは多いので、PCに落としてからやっとヒメキマダラセセリと分かりました。

 ヒメキマダラセセリは2015/5/24、2013/6/8(初見)がそれぞれお初で、そう珍しいチョウではないのに我が家周辺では比較稀少種になっています。
 
 
クロアゲハ(♀ アゲハチョウ科アゲハチョウ亜科)
クロアゲハ産卵
 産卵に来たハズなのに、鉢植えのシークワーサーの周りを翔び回って一向にとまりません。
 
クロアゲハ産卵
 数瞬の間でしたので、ピントが大甘です。
  
クロアゲハ(卵)
クロアゲハ卵
 1個しか卵を見つけられませんでした。
 
アゲハ(3齢?幼虫 アゲハチョウ科アゲハチョウ亜科)
アゲハ幼虫
 アゲハの幼虫が何頭かいますが、中で一番大きくて体長は15mm程度です。
 クロアゲハが産卵にきたので驚いたのか、慌てて全員が移動し始めました。

 もっと大きくなったのもいたのですが、この木には徘徊性のクモもいるし、まだ葉が展開し始めた段階で素通しですからトンボなどに捕食されたのか、家内が見つけて排除したのか、とにかくリスク満載です。^^;
 
 
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寝相三題、アカシジミ産卵スリスリ

 
 朝方は17℃、一日陽射しがあり最高気温は26℃、久しぶりの夏日となりました。
 風が強く、洗濯物がよく乾きました。




 さて、寝相の件ですが、
 
 
モンシロチョウ(夏型 ♂ シロチョウ科シロチョウ亜科 7:18)
モンシロチョウ夏型 ♂
 昨日のお昼前から雨が降り出しましたが、庭のコクタンで吸蜜していたモンシロチョウが狼狽してロウバイの葉裏で雨宿り、ここで夜を過ごしたようです。
 
 
テングチョウ(タテハチョウ科テングチョウ亜科 8:01)
テングチョウ
 ロウバイの隣のアセビでしどけない格好をしています。背景の木がコクタンです。
 昨夜からかどうかは確認できていません。
 
 
ウラナミシジミ(シジミチョウ科ヒメシジミ亜科 17:09)
ウラナミシジミ
 今夕、花壇のブッドレアで見かけました。この後、前翅を後翅の間に更に格納しておねむ態勢です。
 暗くなってもこのままだったので、今夜の寝室はここのようです。

 それにしても寝相は三者三様ですね。


 ところで、このブッドレアは昨季挿し木苗4色2組いただいて3色をポットから地植えしたものですが、どんどん大きくなってもう私の背丈ほどになっています。こんなに大きくなるとは思わず、早く芯止めするのだったと後悔しきりです。
 もう1組はポットから鉢上げしたのですが、こちらはほとんど成長せず、5月に入ってから裏の畑に地植えしました。生長具合の余りの違いに驚くばかりです。

 一方、同時にいただいたウマノスズクサ3ポットのうち、鉢上げした2株はそれなりに生長していますが、花壇に地植えした1株はさっぱり大きくなりません。

 この逆の現象ともいうべきものは、どういうことでしょうね。首を傾げるばかりです。(以上業務連絡)(^^ゞ



 ムラシ・ポイントでは、
 
 
アカシジミ(シジミチョウ科ミドリシジミ亜科)
20160608-akashi-11.jpg
 ムラシ・ポイントの我が家の車庫前の続きで見かけました。
 腹端に赤いものが見えますが、初めて見ました。産卵管にしては細すぎるようで、さて何でしょうか。

 同じ写真ですが、腹端のトリミング画像を入れた写真に差し替えました。(2016/6/9追記)
 
アカシジミ(産卵 15:37)
アカシジミ産卵
アカシジミ産卵
 カシ類の葉のつけ根に産卵しています。
 写真が悪いですが、この段階ではなるほど卵です。
 
アカシジミ(15:40)
アカシジミ産卵
アカシジミ産卵
アカシジミ卵
 卵の辺りを腹端で何度もスリスリを繰り返しています。
 スリスリが終わると糸状のもので卵がカバーされ、卵らしくは見えなくなりました。落下防止兼カムフラージュでしょうか。
 卵付近には糸状のものがたくさんついていて、命中精度はかなり低そうです。

 とすると、腹端の赤いものは吐糸のための器官でしょうか。
 
(2016/6/9追加 #1)
アカシジミ
 ↑の15:37の写真の続きです。
 そう思って見ると、先端に糸状のものが残っているように見えます。(^^ゞ
 
(2016/6/9追加 #2)
アカシジミ
 一連の動作を終えた後です。
 こちらも先端に糸くずが・・・(^^ゞ

 
 
ムラサキシジミ(シジミチョウ科ミドリシジミ亜科)
ムラサキシジミ
 ムラシ・ポイントの進入路沿い一番上側の続きで見かけました。
 開翅を待ってかなり辛抱したのですが、陽が陰っていた場所で叶えてくれませんでした。以前のことを思い出してフラッシュを焚いたのですが、ピクリともしませんでした。
 
 
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メスグロヒョウモンの産卵とフジバカマ群生地

 
 朝方は17℃、日中の最高気温は22℃、晴れてはいましたが雲が多く、陽射しはそれほど厳しいと感じませんでした。



 待ち人来たらずの日が続いていますので、ヒカゲランドやフジバカマ群生地の様子を見に出かけました。


 まずはヒカゲランドですが、この時期には樹液も出なくなるそうで、ジャノメチョウ亜科だけでなくチョウをほとんど見かけませんでした。
 そりゃ木もそろそろ冬支度の時期、生長も緩慢になったり停止しかけているのですから考えれば分かるハズなのですが、それを聞いた際はへぇでしたよ。
 
 
メスグロヒョウモン(産卵 タテハチョウ科ドクチョウ亜科 12:13)
メスグロヒョウモン産卵
 アンタも樹液を吸うのかい?、もう樹液も出ないハズだけどと思いながら、まぁ一応と撮影しました。
 腰が曲がっていることには気づきませんでした。(^^ゞ
 
(12:14)
メスグロヒョウモン産卵
メスグロヒョウモン産卵
 近くの木に来たので、産卵に気づきました。
 以前、ヒョウモンの仲間が木に産卵することを知らない段階で、たまたまメスグロヒョウモンの産卵シーンを撮影し、産卵しているとのご指摘いただいたにもかかわらず、またまた同じことを繰り返しました。

 メスグロヒョウモンの食草はスミレ科ですから、木に産卵することに違和感があります。越冬態は卵か幼虫ですから遅かれ早かれ降りなければならないのですが、木に産卵するほうが生き延びる確率が高いのでしょうか。

 脚に卵がついていますが、こんなところにも産卵するとは知りませんでした。(^^ゞ
 産卵中に脚を動かすので、たまたま脚についたと思われます。
 腹端を木肌に押しつけるので卵が出ている途中は撮影できませんでしたが、離すと卵が増えていました。
 
(12:15)
メスグロヒョウモン産卵
 少し昇ってまた産卵しています。
 しかし、脚の卵は邪魔ですね。
 
(卵 12:21)
メスグロヒョウモン卵
 何とか凹凸が見えると思いますが、薄暗いこともあって、いろいろやってみても私の機材ではここまでです。
 風はある程度強かったのですが、この木が揺れていたからとの理屈には無理がありますよね。(^^ゞ



 一仕事終えた気持ちにはなりましたが、改めて出かけるとなると億劫にもなりかねないので、フジバカマ群生地に回ってみました。
 
 
フジバカマ(キク科)
フジバカマ
フジバカマ
 耕作放棄田のあちこちに咲いていますが、もう盛りを過ぎています。
 以前はある程度手が入っていたのですが、セイタカアワダチソウだけでなくアシも増えていて先行きが心配です。

 キタテハと多分ミドリヒョウモンの♀を見かけた程度で、やはりアサギマダラの南下時期と開花時期が一致しないのではないかと思われます。
 
 
サワフジバカマ(キク科)
サワフジバカマ
 我が家のものはこれから開花ですから、やはりサワフジバカマのようです。
 
 
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ムラサキシジミ・ベニシジミの産卵

 
 一昨日は夏日、昨日は午前中雨のいいお湿りながら寒い日と、季節柄とは言っても天候は不順です。
 本日は朝方9℃、最高気温は19℃、風が強い一日でした。


 午前中出かけていたので、午後パトロールしました。
 ヒメウラナミジャノメを数瞬見かけたような気がしたのですが、確認できませんでした。モンシロチョウの中からスジグロシロチョウのより分けもさっぱり進まず、ツマキチョウが翔んでいるのを見かけただけでした。
 
 
ムラサキシジミ #1(産卵 シジミチョウ科ミドリシジミ亜科 13:33)
ムラサキシジミ 産卵
ムラサキシジミ 産卵
 ムラシ・ポイントと名づけている庭のはずれから進入路に沿った生垣で、開翅しているのを見つけました。
 この場所には、ツバキ、ネズミモチ、アラカシなどが雑然と植わっており、アカシジミなども見かけたことがあります。
 アラカシ(だと思う。)の高い場所で葉裏に産卵していて、何とか産卵と分かる程度です。
 
ムラサキシジミ #2(産卵 14:26)
ムラサキシジミ 産卵
ムラサキシジミ 産卵
ムラサキシジミ 産卵
ムラサキシジミ 産卵
 スレが激しく、後翅には欠けが見えますので、別個体ですね。
 こちらの個体は、アラカシの比較的低い場所で、新芽や葉裏に産卵しては開翅するパターンを繰り返し、かなり近づかせてくれました。
 
ムラサキシジミの卵
ムラサキシジミの卵
ムラサキシジミの卵
 目を皿のようにしてやっと2個を見つけました。直径1mmほど、半球に規則的な凹凸がご覧いただけるでしょうか。
 午後4時前なのに薄暗くて、フラッシュを使用しました。風が強く、どうしてもクッキリとはいきません。
 下の卵はクモ(ダニ?)の糸が張られていますので、本日産卵したものでないのかも知れません。
 
ベニシジミ(産卵 シジミチョウ科ベニシジミ亜科 13:57)
ベニシジミ 産卵
 裏の畑の上がり口で、スイバ(ギシギシ)に産卵しています。
 スイバの葉は立ち性ではなく、葉の間に潜り込み横になったりして産卵するので、顔が見える産卵シーンは撮影できませんでした。
 
 
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冬支度(産卵・越冬)

 
 朝方は15℃と高め、日中の最高気温は19℃でしたが、午後2時前から暗くなって風が急に強くなり、その後は雨模様になりました。
 近畿では木枯らし1号が吹いたそうですが、当地ではそれほど風が強くはありませんでした。吹いてないよと騒ぐ必要もないので、そうしておきますね。^O^



 日中のパトロールは、相変わらず交尾体と越冬態勢に入ったチョウ探しですが、挙動不審者約2名発見。
 
 
モンキチョウ(産卵 シロチョウ科モンキチョウ亜科 11:40)
モンキチョウ 産卵
 裏の畑のあちこちで、産卵しています。食草はマメ科なので、カラスノエンドウではないかと思われます。
 地面スレスレなので、腹部端までの撮影は苦心します。
 
(産卵・卵 11:40)
モンキチョウ 産卵・卵
 
(↑のトリミング)
モンキチョウ 産卵・卵
 同一個体です。
 腹部端の先に見える米粒状の白いものが卵と思われます。モンキチョウの卵は初見です。
 モンキチョウの越冬態は幼虫ですので、この卵が孵化して冬を越すのでしょうか。
 
 
ヒメアカタテハ(産卵・卵 タテハチョウ科タテハチョウ亜科 12:56)
ヒメアカタテハ 産卵・卵
 
(↑のトリミング)
ヒメアカタテハ 産卵・卵
 裏の畑にいっぱいあるこの草で産卵しています。花でも咲いていれば別ですが、それらしいものに当たってみても分からずじまいです。

 団塊夫婦・山野草に魅せられて」のhitori-shizuka さんから、チチコグサモドキ(キク科)と教えていただきました。いつもいつもありがとうございます。
 ヒメアカタテハの食草としてよく例示されている同属のハハコグサは調べたのですが、チチコグサやチチコグサモドキは名前すら知りませんでした。
 花が咲いているともご指摘いただきました。この花は見たことがありますが、名前も知らない植物では花が咲いていても調べられませんので、前言は「こともある」を追加して読んでくださいね。(^^ゞ(2013/11/6追記)

 ヒメアカタテハの産卵は初見です。ピン甘ですが、腹部端の先に見える緑色のものが卵と思われます。
 ヒメアカタテハの越冬態は成虫または幼虫なので、この卵が孵化し、親とともに冬を越すのでしょうか。

 ヒメアカタテハの越冬態は、最近では不定とされているようです。私の短い観察経験によれば、春先に越冬明けのヨレヨレさんすら見たことがなく、完全に秋のチョウですので、当地では少なくとも成虫で越冬していないのではないかという疑問を持っています。(2013/11/6追記)
 
(産卵・卵 13:14)
ヒメアカタテハ 産卵・卵
 
(↑のトリミング)
ヒメアカタテハ 産卵・卵
 ほかにも挙動不審の個体がいたので、同一個体かどうかは不明です。
 
 
キタキチョウ #1(♀? シロチョウ科モンキチョウ亜科 13:23)
キタキチョウ #1
キタキチョウ #1
 まだ陽射しのある時間帯に、我が家裏の崖の窪地のシダにぶら下がっています。触角は格納しないままです。崖は南に向いていますが、この場所はほぼ東向きです。
 角度がとれないため間近でガサゴソしましたが目覚める様子はなく、雨の上がった夕方もこのままでした。

 日中、チャの木の脇を通ると、よくキタキチョウが翔び出してきます。危険を感じてのようですが、何もなければそのまま休止しているのではないかと思われます。
 個体差はあっても、越冬態勢に入っている個体もいるようなので、崖はもちろんたくさんあるチャの木もぼつぼつ確認する必要がありますね。気が遠くなりそうです。^^;
 
 
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タグ: シロチョウ科  タテハチョウ科  産卵    蝶(越冬) 

コツバメの卵

 
 朝方は8℃、風も弱く、穏やかな一日の始まりでした。
 最高気温は21℃に達しましたが、お昼前から急に風が強くなり、時おり突風が吹くなど、撮影には不向きな日中となりました。


 それでもパトロールするとちらほらとチョウが翔び交っていて、ここ数日のネタ枯れがウソのよう、できれば2コマにしようと考えています。


 まずは、すっかり我が家の家族となったコツバメからです。
 鉢植えのビオラやアリッサムなどアセビ桃花を行ったり来たり、落ち着きのない様子です。
 
 
コツバメ(産卵 シジミチョウ科ミドリシジミ亜科 13:36)
コツバメ 産卵
 
(15:25)
コツバメ 産卵
 花の盛りを過ぎた鉢植えのアケビ赤花で産卵です。
 白花、桃花、赤花の全部で産卵してくれましたので、長期計画が1年早まって、来季は表翅の青を我がものとできそうです。(^^ゞ
 
(卵)
コツバメ 卵
コツバメ 卵
 やっと見つけられました。下側の写真では、奥側にもう1個あるようです。私のカメラ(ウデ?)では、これが精一杯です。^^;
 白花や桃花でも探したのですが、花と比べるとその小ささが分かりますね。白花もや桃花も花穂の軸は緑色ですが、赤花は焦げ茶色のため見つけやすかったようです。
 それでも、慣れない三脚をひっぱり出してさぁ撮影となると、どこだったかなぁと改めて探しました。(^^ゞ
 
 
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優曇華の花

 
 朝方は5℃、日中は13℃に達し、風もなく、久しぶりに過ごしやすい一日でした。
 もしかするとと畑などをパトロールしましたが、チョウの姿は見かけませんでした。
 
 
クサカゲロウ(卵 クサカゲロウ科)
クサカゲロウ 卵
クサカゲロウ 卵
 玄関ドアの枠に産みつけられていました。写真左は外壁の白タイル、右はガラス、黒い枠の上に白い卵と白い柄、しかも陽光さんさん、どう撮影しても私のウデではこんなものです。^^;

 盲亀の浮木、優曇華の花、ここで会ったが百年目、いざ尋常に勝負、勝負!

の優曇華の花に見立てられますが、3000年に1回しか咲かない花とは別物ですね。^O^
 
 
キタキチョウ #8(♀ 8:49)
キタキチョウ #8 ♀
キタキチョウ #8 ♀
 雨や風にも負けずがんばっていて、私と一緒に年を越すのはどうもこのヒトだけのようです。
 暖かかった今日の昼過ぎでも、じっとしたままでした。


 特に事件のない限り、年内はこれが最後の記事です。

 何かとお教えいただいたり、激励、ツッコミその他もろもろ、本当にありがとうございました。
 よいお年をお迎えください。
 
 
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タグ: カゲロウ    シロチョウ科  蝶(越冬)