3年目の本気(新生蝶 2017-No.9-11)

 
 夜来の雨は一時的に強くなりましたが、時間雨量は昨日の午後9時-10時の12mmが最高で、本日午前4時までの12時間の雨量累計は50mmでした。

 朝方は雨が上がりの16℃、予報とは異なり今にも降りそうなお天気で、午前10時頃にはパラつきました。
 午後になっても曇ったり晴れたりのスカッとしないお天気で、最高気温は19℃にとどまりました。



 曇り空でも雨の後だからチョウがわんさかかと期待したら、見渡しても翔んでいるチョウをほとんど見かけない状態でした。
 それでもと歩き回ると、足元から翔び立つものがいたりして、それなりに収獲がありました。


 ずっと下の表では時系列で並べていますが、まずはこれです。
 
ミヤマセセリ(♂ セセリチョウ科チャマダラセセリ亜科)
ミヤマセセリ
 枝垂桜に黒いものがとりついていると見つめると、黄斑が目に入りました。
 ミヤマセセリがサクラで吸蜜しているのを見たのはこれが初めてです。
 
ミヤマセセリ
 ミヤマセセリは開翅したまま吸蜜するハズと思ってたら、ちゃんと開翅してくれました。
 
ミヤマセセリ
 逃げられたのでしつこく追いすがると、地面に降りてモデルになってくれました。

 ミヤマセセリを見かけたのは実に3季ぶりで、ゆっくり遊んでもらおうと思ってたら見失いました。
 2013までの出現時期は全て5月中で、2014だけは3月に見かけています。我が家周辺での個体数が少ないため、出現時期の幅が大きいものと思われます。
 
 
ヤマトシジミ #1(♂ シジミチョウ科ヒメシジミ亜科)
ヤマトシジミ
ヤマトシジミ
 裏の畑で見かけました。
 とまってくれないので証拠だけでもと飛翔撮影に取り組んだら、ゴミの山にはたまたま見られるものもありました。
 折角の飛翔写真だったのに、とまって開翅のクローズアップまで撮影させてくれました。
 
ヤマトシジミ #2・#3(♂)
ヤマトシジミ
ヤマトシジミ
 どちらも裏の畑の続きのお隣の畑で見かけましたが、多分別個体と思われます。
 #3は前翅表の青色の斑紋が濃く、一瞬だけ別種?と思いました。
 
上:ヤマトシジミ #4(♂)・下:イオウイロハシリグモ(キシダグモ科)?
ヤマトシジミ
 こちらは裏の畑のチャノキで見かけました。
 羽化不全でしょうか、ヤマトシジミの翅はしわくちゃです。
 下のクモは徘徊性で、オレンジ色のものをよく見かけますが、同じイオウイロハシリグモではないかと思われます。

 どちらも相手に気がついている様子がないので見守っていようとも思ったのですが、羽化不全ならとヤマトシジミに指を差し出すと逃げられました。
 
ヤマトシジミ
 やはり遠くへは翔べず、すぐ近くで開翅してくれました。
 毛を見る限りは羽化間もないように見えますが、これだけ傷みが激しいと長くは生きられないと思われます。

 ヤマトシジミの出現時期はこれまでの7季では遅い部類ですが、時期も出現順もそれなりでしょうか。
 
 
スジグロシロチョウ(♂ シロチョウ科シロチョウ亜科)
スジグロシロチョウ
 裏の畑の続きのお隣の畑で見かけました。
 イノシシ除けの柵と鉄条網を巡らしているのでこれ以上近づけず、その割に敏感でした。

 スジグロシロチョウの出現時期は、今季のチョウでは珍しく、遅れているという感じはしません。


[2017 新生蝶初見(初撮)日一覧表]

 20172016201520142013
月日 順月日 順月日 順月日 順月日 順
モンキチョウ 3/22 1 4/6 6 4/24 3/28 3/25
ルリシジミ 3/23 2 3/21 3 3/20 3/28 3/17
モンシロチョウ 3/23 2 3/8 1 3/20 3/16 3/16
ベニシジミ 4/2 4 3/17 2 4/15 3/25 3/16
アゲハ 4/9 5 4/9 7 4/16 3/29 3/30
ツマキチョウ 4/13 6 4/9 7 4/17 4/10 4/2
ツバメシジミ 4/16 7 4/9 7 4/24 4/12 10 4/1
ヒメウラナミジ
ャノメ
 4/16 7 4/10 10 4/24 4/26 12 4/15 10
ヤマトシジミ 4/18 9 4/4 4 4/26 12 4/9 4/10
ミヤマセセリ 4/18 9     3/31 5/8 13
スジグロシロチ
ョウ
 4/18 9 4/20 12 4/25 11 4/27 13 4/15 10
コツバメ   4/5 5 3/22 4/3 3/19
トラフシジミ   4/12 11 4/12 4/14 11 4/16 12
キアゲハ   4/20 12 5/6 16 5/6 15 6/9 16
ツマグロヒョウ
モン
   4/20 12 5/4 14 5/11 17 5/13 14
クロアゲハ   4/26 15 5/5 15 5/6 15 5/13 14
コチャバネセセ
   5/12 16 4/26 12 4/27 13 6/27 17
※ 我が家周辺で2011年からの各季の4月末までに見かけた新生蝶を、今季の初見日
 順で5箇年分を整理しています。
  今季まだ見かけていない場合は昨季の初見日順です。
  ただし、初見が5月以降の場合、この17種内での相対的順位を表示していること
 があります。
 
 
モンシロチョウ(産卵 シロチョウ科シロチョウ亜科)
モンシロチョウ産卵
 庭のアブラナで産卵中です。
 モンシロチョウの産卵はよく見かけますが、シーズンに最低一度は撮影するようにしています。
 
 
写真をクリックいただくと、大きくしてご覧いただけます。
 

タグ:   羽化不全  その他生き物  産卵 

ひと目会ったその日から(新生蝶 2017-No.7-8)

 
 朝方は10℃と高めで始まり、最高気温は26℃と今季初めての夏日となりました。




 お初のチョウは増えましたが、何と言っても本日はコレです。
 
ニホンアナグマ(イタチ科アナグマ属)
ニホンアナグマ
 真昼間、開渠の排水溝から上がってきて、庭を横切って東の花壇で何かを嗅いでいました。
 目が合ったので一目散かと思ってたら、しばらくの間見つめ合ってしまいました。
 庭を掘り返したり、ため糞したり、いろいろ悪さをしてくれますから、恋の花が咲くことはまぁありません。(^^ゞ




 では、本業です。
 
 
モンシロチョウ(♀ シロチョウ科シロチョウ亜科 07:05)
モンシロチョウ
 昨夕、庭の育ち過ぎたアブラナの葉上にとまっていたので、ここが寝室かなと思っていました。
 葉には朝露がとどまっていても、モンシロチョウには水玉の一つも見えません。
 
モンシロチョウ
 ちゃんと庇のあるところを選んでいるようです。
 
 
ツバメシジミ(♀ シジミチョウ科ヒメシジミ亜科)
ツバメシジミ
 これは幸先がいいと次の寝床探しに出ましたが、寝ている方は誰も見つからず、裏の畑の続きのお隣の畑で早起きのツバメシジミが翔び出してきました。
 何回かのパトでも、この1頭しか見かけませんでした。

 ツバメシジミの出現時期は幅があっても全て4月中なので、それなりの時期でしょうか。
 
 
ヒメウラナミジャノメ(♂ ジャノメチョウ科ジャノメチョウ亜科)
ヒメウラナミジャノメ
 夕方近くになって、東の畑でこの1頭だけ見かけました。

 ヒメウラナミジャノメの出現時期は、ツバメシジミより幅が小さいながらこれも全て4月中なので、こちらもそれなりの時期でしょうか。


[2017 新生蝶初見(初撮)日一覧表]

 20172016201520142013
月日 順月日 順月日 順月日 順月日 順
モンキチョウ 3/22 1 4/6 6 4/24 3/28 3/25
ルリシジミ 3/23 2 3/21 3 3/20 3/28 3/17
モンシロチョウ 3/23 2 3/8 1 3/20 3/16 3/16
ベニシジミ 4/2 4 3/17 2 4/15 3/25 3/16
アゲハ 4/9 5 4/9 7 4/16 3/29 3/30
ツマキチョウ 4/13 6 4/9 7 4/17 4/10 4/2
ツバメシジミ 4/16 7 4/9 7 4/24 4/12 10 4/1
ヒメウラナミジャノメ 4/16 7 4/10 10 4/24 4/26 12 4/15 10
ヤマトシジミ   4/4 4 4/26 12 4/9 4/10
コツバメ   4/5 5 3/22 4/3 3/19
トラフシジミ   4/12 11 4/12 4/14 11 4/16 12
キアゲハ   4/20 12 5/6 16 5/6 15 6/9 16
スジグロシロチョウ   4/20 12 4/25 11 4/27 13 4/15 10
ツマグロヒョウモン   4/20 12 5/4 14 5/11 17 5/13 14
クロアゲハ   4/26 15 5/5 15 5/6 15 5/13 14
コチャバネセセリ   5/12 16 4/26 12 4/27 13 6/27 17
ミヤマセセリ       3/31 5/8 13
※ 我が家周辺で2011年からの各季の4月末までに見かけた新生蝶を、今季の初見日
 順で5箇年分を整理しています。
  今季まだ見かけていない場合は昨季の初見日順です。
  ただし、初見が5月以降の場合、この17種内での相対的順位を表示していること
 があります。
 
 
ルリシジミ(シジミチョウ科ヒメシジミ亜科)
ルリシジミ
 アセビや枝垂桜では相変わらずチョウの姿が見えず、枝垂桜で唯一見かけたのがルリシジミです。
 
ルリシジミ(上:♂・下:♀)
ルリシジミ交尾
ルリシジミ交尾
 ムラサキ・ポイントではムラサキシジミなどの姿が見えず、翔び回っているのはルリシジミばかりでしたが、一回り大きなチョウが翔んできて葉上にとまりました。
 交尾飛翔形式は、←♂+♀でした。
 一昨日に続いての交尾シーンで、今回は近づかせてくれました。
 
 
モンシロチョウ
モンシロチョウ
モンシロチョウ
 朝と同じ庭のアブラナで、ここを寝室に定めたらしい♀に♂がアタックしていました。
 ♀は腹部を立てて交尾を拒否し、結局は♂♀ともにいなくなってしまいました。
 
 
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タグ: その他生き物    寝相  交尾 

秋の虫たち(3の4(最終) トンボ・その他編)

 
 朝方は雨の9℃、一旦上がったものの午前10時ころから再度降り始め、降ったりやんだりの不安定なお天気で、最高気温は13℃どまりでした。




 こんな日でしたので、もうお忘れでしょうけれど、1の42の4の続編です。
 写真はかなり残っているのですが、鮮度がずい分落ちたので、3の4でも今回が最終です。


 まずはトンボからです。
 
ウスバキトンボ(♂ トンボ科 2016/9/28)
ウスバキトンボ
 この日の前後には20~30頭単位で群れて翔んでいましたが、庭のフェンネルのとまってくれたのでやっと撮影できました。
 
 
ネキトンボ(♂ トンボ科 2016/10/9)
ネキトンボ
 裏の畑で、翅のつけ根がオレンジ色の余り見かけたことないトンボだと思って撮影しました。
 
 
ノシメトンボ?(交尾 上:♂・下:♀ トンボ科 2016/10/19)
ノシメトンボ交尾
 裏の畑で接写していたら逃げられ、背景に空が入る場所でモデルになってくれました。




 続いては、雑多ですが目ぼしいと思ったものです。
 
 
ミカドトックリバチ?(交尾 スズメバチ科ドロバチ亜科 2016/9/27)
ミカドトックリバチ交尾
 裏の畑のジャノメ・ポイント付近で見かけました。
 このハチも刺す仲間とは思いながら、交尾中だから大丈夫だろうと更に近づいたら逃げられました。
 
 
スズキクサカゲロウ?(クサカゲロウ科 2016/10/20・2016/11/1)
スズキクサカゲロウ
スズキクサカゲロウ
 別の日なのに、どちらもムラサキ・ポイントでムラサキシジミに近づいて開翅を待っていると脇に翔んできて、撮影しようとしたらムラサキシジミともども逃げられて接写できませんでした。(^^ゞ
 
 
トゲナナフシ(ナナフシ科 2016/10/21)
トゲナナフシ
 我が家のモルタル壁に張り付いていました。
 体長70mm程度で、褐色型のショウリョウバッタの仲間かと思ったのですが、流石に違うと調べてナナフシの仲間と気づきました。

 実は、これまでナナフシの仲間を見たことがなく、やっと初見です。ナナフシはそんなに珍しいものではないハズなのに、これだけフィールドを歩き回っても見かけないことが不思議です。
 
 
ベッコウハゴロモ(ハゴロモ科 2016/10/26)
ベッコウハゴロモ
 ムラサキ・ポイントで見かけました。
 もうガとは思わなくなりましたが、ベッコウハゴロモはバリエーションが豊富で、以前見た個体(2016/7/282013/8/26)と比べるとそれぞれ別種としか見えません。
 
 
ニホンアマガエル(アマガエル科 2016/10/1)
ニホンアマガエル
 玄関先に置いてある水差しに張りついて、なかなか出てくれませんでした。
 
 
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タグ: 昆虫(蝶以外)  交尾  その他生き物 

蛙の面に水

 
 朝方は23℃、最高気温は34℃、雷注意報は出ずっぱり、一時は大雨洪水注意報も出ていましたがピッもありません。
 8月に入って以来雨は一度だけ、雨量累計は確か15mm程度、庭に水やりしても到底追いつきません。
 
 
 
シュレーゲルアオガエル(アオガエル科 2016/8/23)
シュレーゲルアオガエル
 鉢植えのクレマチスでうずくまっていました。
 シャワーしても屁の河童でした。
 
 
トノサマガエル(アカガエル科 2016/8/23)
トノサマガエル
 こちらも別のクレマチスの鉢にいましたが、シャワーすると逃げ出し、敷いてある砂利に落ち着きました。 
 この鉢の隣の花壇にも一回り小さいトノサマガエルが住み着いていますが、これもシャワーは嫌いなようです。蛙の面に水も種類差があると認識しました。^O^
 
 
ニホンアマガエル(アマガエル科 2016/8/23)
ニホンアマガエル
 玄関の明りとりの桟にうずくまって朝から夕方までジッとしていました。玄関戸を開け閉てしても気にもならないようでした。
 夜にはいなくなっていて、玄関灯に寄ってくる虫のハンティングに出たものでしょうか。


 以前チョウの楽園とおっしゃった方がありましたが、いつのまにかカエルの楽園になったみたいです。
 ただ、以前見かけたことのあるニホンアカガエルは見ることがなくなりました。
 
 
 
???(2016/8/16)
???
 裏の畑のナンコウウメにとまっていました。スズメより気持ち大きめだったでしょうか。
 以前は冬に探鳥していたこともあって冬の鳥にはある程度知識があるのですが、夏の鳥はさっぱりです。
 
 
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タグ: その他生き物  野鳥 

7月のムシ干し(1/2)

 
 朝方は22℃の曇り空ですぐ雨が降り出し、量は多くないものの一日雨模様でした。
 最高気温は夏日には届かない25℃、気温が上がらないため湿度が高く、昨日までとは一転して快適とはいえないお天気でした。



 チョウ以外の昆虫などでも特定の種のほか形の面白いもの、色合いの変わったものなどは撮影するようにしています。あくまで主観的なものですから、何やと思われる向きもあるやも知れませんがご容赦くださいね。
 なお、同定できていないもの、極端な場合は目(もく)さえ怪しいものがありますので、ご承知の方は是非お教えください。(再掲)



[一騎打ち編]
 
 
オオカマキリ(幼虫 カマキリ科 2017/7/21)?
オオカマキリ
 大クヌギの樹液酒場に珍しくオオカマキリの幼虫が姿を見せ、常連のコガネムシの仲間とにらみ合っていました。
 そんな堅いものに鎌で勝てるのと見守っていると、オオカマキリが飛びかかり双方とも落下してしまいました。結局は喰いっぱぐれたようです。
 
 
ベッコウクモバチ(クモバチ科)
イオウイロハシリグモ(キシダグモ科 2016/7/11)??
ベッコウクモバチ
ベッコウクモバチ
 離れの玄関前で見かけました。
 ハッケヨイ!と声を掛けたくなるようなシーンだと思いましたが、実はベッコウクモバチがクモを捕まえたシーンのようです。

 ベッコウクモバチは、元キバネオオベッコウと言われ、ベッコウバチ科に分類されていましたが、現在はクモバチ科に名称が変更されました。名前のとおりクモ専門のハンターで、このシーンも★になったクモを後ろ向きに引っ張っているところでした。

 ベッコウクモバチは刺すことによりクモを麻痺させていて、クモは★になってはいないようです。
 コロポックル讃歌」のclossiana さんから教えていただきました。ありがとうございます。(2016/7/28追記)
 
 
ムモンホソアシナガバチ(スズメバチ科アシナガバチ亜科)?
ムモンホソアシナガバチ
 ジャノメ・ポイントで見かけました。
 薄暗い場所なので上部のものは巣かと思ったのですが、写真で見るとニイニイゼミのようです。このハチが捕まえたものか、何らかの理由で★になって落下したものを摂食しているのかは分かりません。




[まったり編]
 
 
トノサマガエル(アカガエル科 2016/7/10)
トノサマガエル
トノサマガエル
 庭の花壇には花の終わったイベリスやタイムが茂っているのですが、草陰にこのトノサマガエルが住みついているようです。
 この日は特に暑かったのか、凹みで鎮座して凌いでいました。
 
 
シュレーゲルアオガエル(アオガエル科 2016/7/4)
シュレーゲルアオガエル
 こちらは鉢植えのジゴベタラム(ラン科)にはまっていました。
 手入れが悪くて、花茎は2本がいいとこですし花数も少ないのですが、こういうことがあると栽培のし甲斐もありますね。(^^ゞ
 
 
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タグ: 昆虫(蝶以外)  樹液酒場  その他生き物 

初夏の虫たち(3/3 カマキリ、バッタほか編)

 
 朝方は21℃、朝から陽射しが強く、3日続きで最高気温33~34℃だったので今日も暑いのだろうと思っていると、とうとう35℃超え猛暑日になってしまいました。
 今晩は今季初の熱帯夜かと覚悟していると、午後7時を回ってごく短時間の夕立がありました。



 チョウ以外の昆虫などでも特定の種のほか形の面白いもの、色合いの変わったものなどは撮影するようにしています。あくまで主観的なものですから、何やと思われる向きもあるやも知れませんがご容赦くださいね。
 なお、同定できていないもの、極端な場合は目(もく)さえ怪しいものがありますので、ご承知の方は是非お教えください。(再掲)



 さて、カマキリですが、出たての頃や成虫のお初とともに交尾や捕食シーンなどについて撮影することにしています。
 
オオカマキリ?(幼虫 カマキリ科 2016/6/11)
カマキリ幼虫
 裏の畑で見かけました。
 これが今季の初カマです。
 
オオカマキリ?(幼虫 カマキリ科 2016/7/3)
カマキリ幼虫 捕食
 庭で見かけました。↑より大きくなってオオカマキリらしく見えますが、まだ翅は見えません。

 気づかないうちにアリらしきものを捕まえました。鎌を振り下ろしたのかと思ったら両前脚で挟み込んでいます。おいおい、それは反則でしょ、とツッコミを入れておきました。
 
カマキリ幼虫 捕食
カマキリ幼虫 捕食
 右の鎌で獲物をホールドし、トタン張りを登って反転して食べ始めました。
 よく見ると左の鎌がありません。ツッコミを謝っておきました。(^^ゞ



 さて、バッタですが、特に基準はありません。見かけた際の気持ち次第、行き当たりばったりです。(^^ゞ
 
ツチイナゴ(交尾 バッタ科ツチイナゴ亜科 2016/6/26)
ツチイナゴ交尾
 裏の畑で見かけました。
 国内のバッタの仲間では成虫で越冬する唯一の種ですが、冬くらいしか撮影したことがありません。

 交尾するため♂が♀を捕まえたようですが、向きが逆でどうするのだろうと見守っていました。
 かなり思案していたようですが、そのうち腹端を♀の前でフリフリし始めました。よく分かりませんが、♂のフェロモン(あるのか!)で交尾を促していたように見えました。
 
ツチイナゴ交尾
ツチイナゴ交尾
 ♂が♀の上で回転し始め、やっとマウント状態になれました。
 この間16分、草込みで腹端が見えず、交尾が成立しているかどうか確認できませんでした。一回りして、30分余り後で成立を確認しました。(^^ゞ
 
 
ヒメギス(幼虫 ♀ キリギリス科キリギリス亜科 2016/6/29)
ヒメギス ♀
 庭で草引きをしていると、手箕(てみ)の縁に乗ってきました。ご褒美だったのでしょうか。
 翅が伸びきっていないので、幼虫と思われます。

 ヒメギスの♀は黒い甲冑と太刀(産卵管)が精悍さをかもし出していて、見かけると必ず撮影するのですが滅多に見かけません。
 
 
ヒシバッタ(ヒシバッタ科 2016/6/26)
ヒシバッタ
 裏の畑で見かけました。
 10mm程度の小さなバッタですが、体型が菱形なのでこの名前がついています。背中の模様はバリュエーションがあり、ハデ目なものもあるそうですが、地味なものしか見たことがありません。



 そのほかには、
 
 
クワゾウムシ(ゾウムシ科 2016/6/11)
クワゾウムシ
 庭の通路上を歩いていました。
 ゾウムシは体型に妙があり見かけたら撮影しますが、近縁のオトシブミやチョッキリなどとともにほとんど見かけない種です。
 
 
シマサシガメ(サシガメ科モンシロサシガメ亜科 2016/6/20)
シマサシガメ
 裏の畑で見かけました。
 カメムシ亜目は余程のことがない限り交尾でも撮影しませんが、サシガメは何故か別格です。
 肉食性だそうですが、捕食シーンを見たことがありません。
 
 
アズチグモ??(カニグモ科 2016/6/30)
アズチグモ捕食
 裏の畑のヒメジョオンに、ベニシジミが奇妙な格好でとまっていました。目を凝らして、やっと小さなクモが見えました。
 体長3mmほど、この大きさでよくベニシジミを捕まえたものです。



 3回続いた初夏の虫たちにおつき合いいただいて、ありがとうございました。
 明日以降ネタ切れの見込みですが、こう暑くて陽射しが強いとパトロールもままなりません。^^;
 
 
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タグ: 昆虫(蝶以外)  捕食  交尾  その他生き物 

ムラシ・ポイント半壊

 
 朝方は13℃、最高気温は23℃、午前中は陽射しもありましたが、午後から雲って夕方には雨になりました。
 近畿も梅雨入りです。



 下隣の方が進入路沿いの生垣の枝を払っていました。進入路にも枝が垂れかかってきていてそれはありがたいのですが、この時期ゼフや確認はできていないですがムラサキシジミの幼虫などがいると思われ、咲き掛けていたネズミモチも低い箇所はバッサリ、残念な側面もあります。
 木そのものは隣の敷地ですからやむを得ません。

 多分その影響だろうと思われますが、庭にオレンジや水色のチョウが出てきて裏の畑の方向に翔んで行きました。

 そしてもう一つは、お昼過ぎ排水溝(グレーチング)の上でタヌキとバッタリ、一瞬見詰め合って、首から提げたカメラを向けようとしたら土管に潜られてしまいました。
 庭を荒らしたのはこの方ではないかと思われます。



 ムラシ・ポイントを改めて探しても虫一匹見つからなかったので、空中に前方に注意を払いながら、ジャノメ・ポイントとムラサキ・ポイントを回ってみました。
 
 
20160604-neko-01.jpg
 これがタヌキだったらなぁ。(^^ゞ

 オオスズメバチの巣が近くにあるのかどうか分かりませんが、この場所は草刈りをしないようにしています。
 
 
アカシジミ(シジミチョウ科ミドリシジミ亜科)
アカシジミ
 結局見かけたのはこの1個体だけでした。
 とまったら葉裏に回り込むので産卵するのかと見守っていたのですが、オオスズメバチが出てきたので撤退しました。

 ニホンマムシは見かけませんでした。



 庭では、
 
ウラナミシジミ(交尾 シジミチョウ科ヒメシジミ亜科)
ウラナミシジミ交尾
ウラナミシジミ交尾
 スイトピーから翔び立ち、タチアオイの葉上にとまりました。左が♂と思われます。

 ウラナミシジミの交尾は秋にしか見かけたことがありませんが、昨季からスイトピーに花が多くつき、この時期にウラナミシジミを見かけるようになったので、当然と言えば当然ですね。
 
ウラナミシジミ交尾
 お約束ですね。
 尾状突起が絡まっています。ウラナミシジミの場合、赤い糸じゃないのですね。
 
ウラナミシジミ交尾
 タチアオイに戻したら気に入らなかったのか、支柱にとまりました。
 もう糸はほどけています。
 
 
テングチョウ(タテハチョウ科テングチョウ亜科)
テングチョウ
 網戸掃除人第2号です。^O^


 チョウは変わっても、昨日の焼き直しのような記事になりました。
 コクタンにはチョウの姿がさっぱり見えません。
 
 
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タグ: その他生き物    ゼフ  交尾  手乗り 

前門後門

 
 朝方は16℃、時おりパラパラの曇り空で最高気温は22℃、庭作業をしやすい日でした。
 
 
 
コクタン(カキノキ科)
コクタン
 玄関先のコクタンがもう開花し始めました。昨季より10日余り早いペースです。

 写真にはモンシロチョウがとまっていますが、ホシミスジが近くを翔んだだけで、おもてなし相手のヒョウモンはさて間に合うのでしょうか。
 昨冬から花ガラ摘み、古葉取り、枝透かしなど例年になく手入れ(ちょっとおこがましい?)したので、今季は花がたくさんつきました。

 一方の雄であるネズミモチもそろそろ咲きそうなので、それも合わせてどんなチョウが集まるのか楽しみです。
 
 
 
ヤセバチの仲間(2016/5/27)?
ヤセバチの仲間
ヤセバチの仲間
ヤセバチの仲間
 ムラサキ・ポイントでカシ類の葉の付近をウロウロしていて、奇妙な形なので撮影しました。短いながら産卵管らしいものも見えるので、♀ではないかと思われます。
 翔び方はゆらりゆらりなのですが、この胴体の細さですから飛翔撮影も今一つです。

 以前、オオコンボウヤセバチを撮影したことがあり、雰囲気が似ていることからご親戚ではないかと思われますが、同定し切れませんでした。
 ツリアブの仲間にはスズキハラボソツリアブなんてのもいますが、複眼の様子や腹部のくびれなどを見てもハチ目のように思えます。
 
 
 
ヘリグロベニカミキリ(交尾 上が♂ カミキリムシ科 2016/5/24)
ヘリグロベニカミキリ交尾
ヘリグロベニカミキリ交尾
 ジャノメ・ポイント付近で見かけました。
 よく見かけるベニカミキリは前翅(上側の翅)後部に一対の黒斑がないのですが、交尾中でもないとそんな違いは気にもなりません。(^^ゞ
 
 
 
ギンツバメ(ツバメガ科 2016/5/20)
ギンツバメ
 ジャノメ・ポイント内で見かけました。
 薄暗い中では黒線が目立たず白一色に見え、翅もペラペラそうなので、ハクモクレンのような大振りの花びらが落ちているようでした。



 さてタイトルの件ですが、昨日いつものパトロールルートの裏の畑の尾根、ムラサキポイント付近のチャノキの間を通ろうとすると、オオスズメバチが浮上してきました。
 チャノキの根元辺りに営巣しようという様子で、威嚇はされませんでしたが確認する気にはなれず、大回りしました。

 更に、
 
ニホンマムシ(クサリヘビ科 2016/5/27)
ニホンマムシ
 ジャノメ・ポイント南側のお隣のワラビ畑に潜んでいて、私の気配に逃げ出したので気づきました。

 当地でも水田などにはニホンマムシが多いようですが、水辺もない我がフィールドでは、滅多にいないヤマカガシ以外には毒蛇を見かけたことがありません。
 しかも、本日はワラビが刈り倒されてそこら中にうっすら積もっていて、どこにニホンマムシがいるのか余計に分からなくなっているし、ジャノメ・ポイントに逃げ込んだことも考えられるので、この辺のパトロールは当分お預けです。
 
 
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子孫繁栄

 
 朝方は2℃と冷え込みましたが、陽射しにあふれ、最高気温は23℃になりました。
 ただ、相変わらず風が強く、チョウの出は少し寂しく感じました。
 
 
 
ムラサキシジミ(産卵 シジミチョウ科ミドリシジミ亜科 14:36)
ムラサキシジミ産卵
ムラサキシジミ産卵
 ムラシ・ポイントでまた産卵していました。
 葉を見ると、確かではありませんがマテバシイのようです。

 越冬個体の産卵は今季3回目、こんなに産卵するのだからムラサキシジミが見慣れたチョウになってもいいのにと思いますが、増えているという印象は全くありません。
 
 
 
テングチョウ(秋型 産卵 タテハチョウ科テングチョウ亜科 14:37)
テングチョウ産卵
 ↓と同じムクノキでまた産卵していました。
 ムラサキシジミと同時刻でしかも1mほどしか離れておらず、まるで競っているようでした。
 更にテングチョウがもう1頭産卵に来ましたが、撮影できませんでした。

 我が家周辺ではテングチョウは比較的少ない種でしたが、産卵を見かけるようになった頃から見慣れたチョウになってきています。



 本日は、ユズの周りでクロアゲハを見かけたのですが撮影は叶わず、ほかには目ぼしいものを見かけなかったのですが、この間初撮の記録写真を接写版にしようと心がけてきたので載せておきますね。
 
 
ツバメシジミ(♂ シジミチョウ科ヒメシジミ亜科 2016/4/14)
ツバメシジミ ♂
 
 
ツバメシジミ(♀ 2016/4/14)
ツバメシジミ ♀
 どちらも青鱗粉が少し剥落しているようです。
 交尾シーンは見かけたのに、開翅写真がその後となったことはこれまで経験がありません。
 
 
 
ツマキチョウ(♀ シロチョウ科シロチョウ亜科 2016/4/15)
ツマキチョウ ♀
 やっと静止した写真になりましたがやはり♀、翅表頂角付近が黄色い♂に会いたいものです。
 
 
ヒメウラナミジャノメ(タテハチョウ科ジャノメチョウ亜科 2016/4/15)
ヒメウラナミジャノメ
 個体数が増えて求愛シーンも見かけるようになりましたが、無闇に翔び回って探し物には逆にジャマと感じます。(^^ゞ
 それなのに相変わらず敏感で、開翅しても半開翅程度ですぐ閉じてしまいます。




 チョウ以外に見かけたものでは、
 
 
オツネントンボ(♀ アオイトトンボ科オツネントンボ亜科 2016/4/15)
オツネントンボ ♀
 何かを捕食中ですが、トリミングしたその後の写真では吐き戻しています。大きすぎて噛み切れなかったのかも知れません。
 獲物は、大きさから考えるとアブラムシでしょうか。

 前日には青色が乗ったホソミオツネントンボを見かけたのですが、細すぎたのかAFではジーコジーコで合焦しませんでした。
 
 
ニホンアマガエル(アマガエル科 2016/4/14)
ニホンアマガエル
 今季お初のアマガエル、断食していたと思うのですがメタボ気味です。
 
 
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山のあな、あな

 
 明けましておめでとうございます。
 いろいろあってカメラにを触りもしない日が続いていました。
 更新も間遠になりそうですが、本年もよろしくお願いします。



 朝方は3℃、最高気温は当地で1月にありえない(と思う)15℃になりました。
 ぽかぽか陽気で過ごしやすい一日でした。
 
 
 
崖の穴
崖の穴
 昨年12月中旬、我が家裏の崖の擁壁のすぐ上側で見つけました。アナグマの巣穴の出入口ではないかと思いました。

 大きい穴は、横約15cm、縦約23cm、奥行き約24cmの大きさで、坑道のようになっていると思いましたがそんな様子はありませんでした。
 小さいほうは、横約8cm、縦約7cmで、掘りかけてやめたもののように見えます。

 本日新しそうな糞を見つけたのですが、アナグマは冬眠するハズですし、さて何でしょうか。


 タイトルは三遊亭歌奴(現圓歌)師匠の「授業中」からで、今なら流行語大賞になっていたのではないでしょうか。
 落語中にも出てくるカール・ブッセの詩を上田敏が訳した「山のあなた」が、高校?の現代国語の教科書に載っていたので強く印象に残っています。


     山のあなた(海潮音 1905)

   山のあなたの空遠く
   幸住むと人のいふ。
   噫、われひとと尋めゆきて、
   涙さしぐみ、かへりきぬ。
   山のあなたになほ遠く
   幸住むと人のいふ。



 さて越冬蝶と言えば、
 
 
キタキチョウ #01(♀ シロチョウ科モンキチョウ亜科)
キタキチョウ
キタキチョウ
 我が家裏の崖の東端(南南東向き)の木の根元でコシダにぶら下がっています。
 
 
キタキチョウ 右から#02、#03、#04
キタキチョウ
 日中の空はこんなに青かったですよ。
 #01の続きの崖の西側、↑の巣穴の上部でそれぞれコシダにぶら下がっています。
 
キタキチョウ 右:#02・左:#03
キタキチョウ
 同じコシダの軸にぶら下がっているようで、こんなに近づかなくてもと思います。
 
キタキチョウ #04(♀)
キタキチョウ
 風に吹かれてゆらゆら揺れていました。
 
 
キタキチョウ(★ ♂?)
キタキチョウ
 同じ崖の#01と#02、#03の中間の辺りで、こんなものも見つけました。
 一部残った複眼が黒くなっていたので、★になって時間を経過しているように思われます。


 裏の畑の尾根付近のカシ類の林でウラギンシジミやムラサキシジミなどを探しましたが、さっぱり見つけられませんでした。
 したがって、当面キタキチョウ4個体を継続観察することになりました。
 
 
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